藤木稟のレビュー一覧
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ネタバレ「バチカン奇跡調査官」シリーズなのに、当の2人は今回も「奇跡調査」してない(笑)
今作も面白かったです。ハズレは4巻だけだったな。
前半であからさまに「この人重要人物ですよー」という書き方をしてあったので、何故こんなに見え見えな伏線の張り方なんだろうと疑問だったんですが、まさかの「両親は敵」というオチが来て、なるほどと思いました。
あの展開があるなら出し惜しみする必要なんてないもんな(笑)
ブラックホールの説明あたりは高校の地学で少し習ったなぁと思いつつ、あまりに高度すぎてチンプンカンプン。物理は分からん。
平仮名で書かれた「魔法の言葉」はどう見ても(読んでも?)数式だったので、脳内で書き換えてみようと思ったんですが、理系ですらなかった私は、ギリシア文字はともかく「ばー」と「まいなす」や「わん」と「いち」の書き分け方が分からず断念。
もしかして切るところが違うのかなー。気になる。
ネタばらしの解説はいつもにもまして意味不明だったけれど、話としては面白かったです。これぞまさしく「キャラ読み」だわ…。 -
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バチカン奇跡調査官短編集、第7弾。
「貧血の令嬢」
偏食で小食なご令嬢になんとか普通の子供並の食事を、と頼まれてロベルトが腕を振るうお話。偏食な平賀にあの手この手で食事をとらせてきたロベルトの腕の見せ所。科学実験のような料理法に俄然興味津々になる平賀科学馬鹿でかわいい。ロベルトって平賀のお母さんみたいだな。
「ウエイブスタンの怪物」
イギリスで行われた平賀のいとこの結婚式に出席した平賀とロベルト。次の日大きな爪のようなもので引き裂かれ内臓を食い荒らされた参加者の死体が発見される。
短編ながらなかなか面白いミステリーだった。そういえば平賀の病気の弟(良太)って最近出てこないけど元気なんだろうか。
「受難のカーニバル」
チャンドラ・シン博士の大叔母が見た予知夢により平賀とロベルトが刺殺されると思いこんだシン博士により監禁される平賀とロベルト。まさに受難カーニバル。シン博士やることが極端すぎる!!でもなんか憎めなくて不器用でかわいいので好きですシン博士。
「番外編・遭遇者たち」
作者の別シリーズ、朱雀十五とのコラボ。朱雀シリーズは未読の為よくわからなかったけど、ローレンとつながりがあるみたいな、シリーズを超えた設定は面白いなと思った。朱雀シリーズも読んでみようかな。 -
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【2026年111冊目】
奇跡調査の依頼があったことから、エチオピアまで赴いたロベルトと平賀。奇跡が起こった証拠は写真しかなく、現地の司祭と共にキーマンとなる男に会うことになったが、なぜか男は現れず、男が泊まっているというホテルの部屋ももぬけの殻。だがロベルトは部屋の様子から真相を解き明かし――シリーズ史上最大の困難が2人を待ち構える13作目。
これまでとはまた違った毛色のお話だった気がします。シリーズを重ねるごとに意外性が強くなってきており、予測のつかない展開を楽しんで読めました。ただ、後半は一気に関係者が増え、それに付随する宗教団体も増え…といった感じでなかなかついていくのが大変でした。名前がカタカナなので覚えにくい、というのもありますが。
そろそろ相関図が欲しくなってくる今日この頃。引き続き読んでいこうと思っているシリーズです。 -
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【2026年107冊目】
平賀の弟である良太は重い病を患っているとともに、ある秘密を抱えていて――「シンフォニア 天使の囁き」、不祥事に揺れるバチカンと教皇に対してサウロが取った行動とは――「ペテロの椅子、天国の鍵」、ロベルトが禁書で見つけた秘密のスープとは――「魔女のスープ」、天才ローレンは自ら入った独房で退屈しのぎの謎解きに挑む――「独房の探偵」、バチカン奇跡調査官シリーズ第11弾。
ということで、短編集でした。いつものような奇跡調査はなく、毛色の違う4つのお話が詰まっている一作。表題作の「独房の探偵」がミステリーで、面白かったです。真相はいつものごとく、すんなり納得できる感じでもありませんでしたが。
平賀とロベルトの周りのキャラクターにも変化があった短編集でもありました。なんやかんや読んでしまうシリーズです。 -
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【2026年92冊目】
隠れキリシタンが今もなお息づくという天草市に奇跡調査でやってきたロベルトと平賀の二人。崖に浮かんだキリスト像、季節外れの降雪。果たして、奇跡は起こったのか――バチカン奇跡調査官第10弾。
およそ10年ぶりの再読です。舞台は日本の熊本県天草市。初読当時は行ったことのない地域でしたが、10年経って、この間仕事で行ってきました。行く前に読み直しすれば良かったなとちょっと後悔しつつ。資料館なんかも、実際にありそうですね、こちらも行ってみたかった。
話としては、そこまでびっくりネタはなかったので、落ち着いて読める内容でした。ちょっとずつキャラクターのバックグラウンドがわかってくるのが楽しいですね。
初読:2016/7/13
珍しく舞台が日本!実際に行ってみたくなった、現地で綿密に取材されたんだろうなぁ…。