藤木稟のレビュー一覧

  • 陀吉尼の紡ぐ糸 探偵・朱雀十五の事件簿1

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    ノベルスで買ってたのになあ。
    THORES 柴本さんの表紙は反則…今後、新刊も文庫なら、
    最初からまた揃えるしかないわ…orz

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    2012年11月02日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    ネタバレ

    「バチカン奇跡調査官」シリーズなのに、当の2人は今回も「奇跡調査」してない(笑)

    今作も面白かったです。ハズレは4巻だけだったな。

    前半であからさまに「この人重要人物ですよー」という書き方をしてあったので、何故こんなに見え見えな伏線の張り方なんだろうと疑問だったんですが、まさかの「両親は敵」というオチが来て、なるほどと思いました。
    あの展開があるなら出し惜しみする必要なんてないもんな(笑)

    ブラックホールの説明あたりは高校の地学で少し習ったなぁと思いつつ、あまりに高度すぎてチンプンカンプン。物理は分からん。

    平仮名で書かれた「魔法の言葉」はどう見ても(読んでも?)数式だったので、脳内で

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    2013年08月15日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    おもしろいです。確かにおもしろいんだけど、科学的にそれ違うから!てのが多くて信憑性に乏しい。そんなんで、科学的な表現だけでなく全体に疑心暗鬼になってしまう。

    相変わらず鞄から電顕取り出すし、何かの溶液に浸けておくだけで成分分析できちゃうし、トンデモな内容。

    表紙絵があの人だったとは。

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    2018年12月01日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

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    ネタバレ

    最初は普通に読み始めたんだけど、途中からは???の連続で、平賀は?ロベルトは?どこで話は繋がるのかわからん〜ってなってるうちに、ローレンが名前だけ出てきたけど、やっぱりわからなくて……
    最後の最後でようやく過去の話であることがわかって、話の流れが掴めた。
    今までで一番理解が難しかったかも?
    このフィオナたちは今後も登場するような気がする。

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    2025年12月03日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    理屈は事実よりも必ず遅れてやってくるものです

    【2025年146冊目】
    次期大統領候補であった議員が協会での礼拝中に倒れ死亡した。どうやら彼は数日前に謎多きゴーストハウスでの降霊術に参加していたらしい。FBIのビルは、二人の奇跡調査官ロベルトと平賀と共に降霊術に参加するが――。バチカン奇跡調査官第6弾。

    途中から(主に真相を暴いていく段階から)訳がわからなくなって、私もビルと共に「???」となってましたが、「まぁなんかそういうことやねんな!」と納得しました。

    因縁の相手が出てきたり、絶体絶命に陥ったりする状況よりも、味方だと思っていた奴が怪しいとわかる方が怖い。うっすら覚えてましたが、

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    2025年12月03日
  • バチカン奇跡調査官5

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    ネタバレ

    神父で奇跡調査官の二人が、世界中の奇跡を調査し事件を解決していくお話。
    途中で出てくる敵キャラがいい感じでした。
    原作読むともっと面白いかも。

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    2025年11月19日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    奇跡と呼ばれる事象を科学的に解明する小説。科学的に解明できない本当の奇跡を求めてるけど、結局説明がついてしまうというオチなので、読み進めていくといつか解明できない奇跡が出てくるのか期待。

    宗教も絡むのでちょっと読むのがしんどい部分はあるんだけど、めちゃくちゃ入りこまずにサクッと流しながら読むには楽しい感じ

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    2025年09月01日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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     ようやく積読解消、本棚に埋もれて行方不明になっていた本。

     面白かった。今回は真夏のオーストラリアで、噴水の葡萄酒と空に浮かぶキリスト像と三重の虹の奇跡調査。

     シン博士の苦労が偲ばれる。平賀の無邪気さは、自分と同じ姿勢を相手にも求めてしまい、どんなに大変な頼み事をしようと、おかまいなし。また、受けて立っちゃうんだな、シン博士は。 

     しかし、どこまで続くのかこのシリーズ。昔の巻は読み返さないと覚えていない物も多数。まぁ話としては独立性が高いので、大丈夫ではあるが。
     次巻も楽しみ。

    追記 
     アボリジナルの現状が、ショーン・タンの絵本『うさぎ』に重なった。本を読んでいると、たまに起

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    2025年08月22日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    ネタバレ

    面白かった。いやはや、
    今回の奇跡調査は最後の最後まで
    ほんまに奇跡なんか?と思わせられながら読み進むんだが、
    なんとなく、違和感も匂わせられるっちゅうのが
    うまいねぇ、とはいえ、もう終始オチを考えさせられまくったが、
    最後は驚きのアリスオチ!!
    逆にめっちゃ怖い方向に振れてるアリスオチ
    最後の最後でめちゃくちゃホラー、怖かった。
    冷戦ネタてやっぱりテッパンやねぇ。
    おもしろかった。

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    2025年08月16日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    面白かった!
    微妙に前作から続いているので、やっぱり1巻からよまんとあかんシリーズだと認識。
    今回は、バチカンから車でモンテ村の奇跡を調査しぃに行く。
    ハーメルン系道化伝説と絡んだ奇跡で、殺人鬼道化、
    あっちっちの井戸、突然鳴り響く角笛、色と光の祝福(?)。
    いつものごとく、信心深いが、きっちりと科学的に解明していく、
    ホラーアピールしているものの、怖さがない、面白いミステリ。
    今回、なんちゅうてもロベルトの秘密が明かされるところが山場かも。
    そして、ガルドウネとあの美形がまた出てくる。
    シャラマンの「ヴィレッジ」やら、ルパンのカリオストロの城とか、
    なんか脳みそが自動連想してしまうのが多い。

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    2025年08月16日
  • 暗闇神事 猿神の舞 探偵・朱雀十五の事件簿6

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    久しぶりのシリーズだったけど、朱雀は後方って感じで今までの傲慢な?振る舞いは弱いなぁと思ってしまったんだけど、こんなもんだったかな?(←肯定はしていない)
    間接的であったし、新聞社の面々が前面だったから、そう見えてしまっただけかな?

    今回はホラー色が強く、かつ猟奇的、怪奇的…目を背けたくなるような描写もあり、読破出来るか不安だったし、歌舞伎の演目も読むのにくどくならないかとも思ったけど、良い中和剤になってくれて、何度か今誰の心情を述べているのか分かりづらいところもあったけど、思いの外流れるように読み進められた。

    結果として、これは怨嗟だったのか祟りだったのか、彼らの血筋に起こった不運として

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    2025年08月01日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    や!おもろかった。
    たしかにダンブラウン味あるねぇ、
    しかし、ブラウン本とかほんとニューイングランドの
    真面目なクリスチャンの匂いがするのだが、
    そこらへんのカホリは全く、無い。
    うまく言語化できずもやっとするが、
    宗教家ではないが宗教美術が好き的というか、
    宗教研究してるが信心がないとか、
    そういう匂いを本書に感じるというか、
    とてもフラットに読めるのがそこらへんのニュアンスなのかも?
    特にロベルトの方に共感を感じる。
    で、第2弾の本作、腐らない死体とガルドウネ秘密結社。
    色々と”告白”が多くて、2巻でこんなに出してええんか!とか、ドキドキした。
    昔、カタリ派を調べる機会があって、
    そこから

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    2025年07月26日
  • バチカン奇跡調査官 ウエイブスタンの怪物

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    『貧血の〜』
    自分でも料理するし、注目したけど…個人的には無いなと思った。
    確かに食べられない人にとって何が最善なのか考えることはあっても、ここまで器具を駆使したりするほどやることなのか、他に方法があるんじゃないかと。
    あまりにも奇異過ぎて、そこまでして食事としてみなしたくない。
    彼らだからという方法かなとも思ったけど、賛成とは言えなかった。

    『ウエイブスタンの〜』『受難の〜』
    すごく面白く読めた。
    謎解き加減がこれぞ!という感じでテンポも良かったし、題材も◎
    いつもクールな出で立ちでいるシン博士の人間味溢れる所を見れたし、何だかんだ二人のことが好きなんじゃないか!ってね(笑)

    『番外編』

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    2025年07月24日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    おもろかった。
    2007年にスタートしたホラー文庫のバチカン奇跡調査官シリーズ第1作。
    数年前に完結するという噂を聞いて、手を付けたものの
    なんか終わる気配が??となってきて、
    2冊ぐらい読んでそのまま放置している。
    個人的にはホラー薄め、サスペンス的な作品には思える。
    バチカンの理系と文系の天才2人平賀とロベルトのコンビが、
    奇跡を調査する。
    で、本作ではアメリカのボーディングスクールで起きた
    スティグマが現れる生徒(美形)と、処女受胎など。
    バチカンの闇の部分、マネーロンダリングやらその他もろもろの解明していく。
    逃げ延びたナチの幹部とその技術が第二のヒトラーを作り出そうとする。
    最後の一

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    2025年07月14日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    バチカン奇跡調査官3巻。今回の舞台はバルカン半島の小国・ルノア共和国。
    聖人の生まれ変わりと噂される司祭アントニウス。彼は多くの重病人を奇跡の力で治療し、さらに本人も死から蘇生したという。
    その奇跡の調査に向かった、ロベルトと平賀の前に現れた出来事とは。
    奇跡の影で暗躍する存在とは。

    今回の一連の奇跡を主導した人物との対決がラストにあるのですが、怖気が止まらない。己の力で成したことを語る姿に後悔や罪悪感はなく、かといって達成感による高揚も見受けられないのが、とにかく違和感で得体のしれない恐怖を生み出します。
    自分は世間というか、ロベルトと平賀の属している側からすれば、確実に悪という存在である

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    2025年07月13日
  • バチカン奇跡調査官 精霊に捧げられた大地

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    オーストラリアの教会で、噴水の水が葡萄酒に変わり、空にキリストの姿が現れるという奇跡が起こり、ロベルトと平賀とアルバーノが調査に赴くことに…
    舞台がオーストラリアというのが珍しいし、3人の神父が得意分野でそれぞれ活躍しているのがよかった。奇跡調査と並行してオーストラリアの歴史、原住民アボリジニナルとカソリック教徒の確執なども描かれており、最後のロベルトの演説とともに色々考えさせられた。

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    2025年07月08日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ネタバレ

    ビルとミシェルも加わったイレギュラーな事件捜査。
    スプリンクラーのトリックは実際にも可能なのか気になるところ。
    最後のユリエとロベルトの神託めいた光ある会話が好き。

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    2025年06月25日
  • バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処

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    お久しぶりの『バチカン奇跡審問官』シリーズ。

    今回の奇跡の謎は、かなり凝ってた♪
    これはもしや本物か? いやいや、このシリーズにそれはナイでしょ、などとスレた読み手でさえ、納得のいく解決で、満足

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    2025年05月24日
  • 化身 探偵・朱雀十五の事件簿7

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    最初時系列が分からなくなったけれど検事時代の朱雀のエピソード。探偵・朱雀十五が視力を失った秘密とある人物との出会い。このシリーズ新作は出ないのかな

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    2025年05月21日
  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    短編集。

    ジュリアの周囲のスピンオフ。秘書さんがけっこうなドМで、ドン引きしたw
    ロベルトの手料理はあいかわらず美味しそう♡

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    2025年05月17日