藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ロベルト編に出てくるヨゼフの言葉が好きです。
    月影先生も演じることで千も万もの人生を生きられるとおっしゃってましたが、本を読むことも同じですよね。
    ヨゼフの場合は彼の置かれている境遇のこともあって、この言葉の重みがより一層伝わってきます。

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    2015年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    舞台は日本、天草。隠れキリシタンに天草四郎に、怪談に妖怪に色んな要素が絡み合って面白かった。
    今回は日本語のできないロベルトに代わって平賀が現地の人とのコミュニケーション役をつとめていて新鮮だった。

    キリシタン信仰というと、単純に日本におけるキリスト教信仰というイメージしかなかったけれど、日本の土着の信仰と混ざりあって本来のキリスト教とは違った内容になっていたというのが興味深かった。

    氷狼事件のこともあったからシン博士も少しは心を開いてくれたかなーと思っていたら前にもましてツンツンしてて焦った。
    と、思ったらロベルト直伝の魔法の言葉にしっかり動揺してくれてて一安心でした。

    それにしても黒

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    2015年06月02日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    平賀さんが興味深かったので続きを読んでみた。
    宗教的にこんなものなんだぁ、という感想。
    適当に読み飛ばしています。

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    2015年05月01日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    不思議系か?
    登場人物が重なると、読み切りじゃなくなるので
    どうかなぁ。
    でも、私にとっては急いて読む種類ではないな。

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    2015年05月01日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    今更ながら、本当に奇跡調査官っているのかしら?
    でもこのシリーズは、日本が舞台より異国情緒が溢れる感じの方がいいかも。

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    2015年04月20日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    読書録「バチカン奇跡調査官4千年王国のしらべ」4

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p92より引用
    “火山から分泌される凝灰岩と石灰を混ぜて
    水で練ると、現在使われているコンクリート
    のような物質となる。
     この技術を使って、ローマはパンテオンや
    カラカラ浴場を造り、さらに道路の舗装や港
    の建設などにもこのセメントを用いて、すぐ
    れた文明を築き上げたのである。”

    目次から抜粋引用
    “イエズス会からの申し出
     永遠の平和村
     奇跡と狂気の日曜日
     主は、不信心者に怒りをたまう
     閉ざされた扉の向こうに”

     天才科学者と古文書・暗号解読のスペシャ
    リストの神父二人を主人公とした、長編ミス

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    2015年03月18日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    読書録「バチカン奇跡調査官3闇の黄金」4

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p43より引用
    “ともかく平賀は、精緻な思考の持ち主であ
    りながら、日常的なことには非常に疎い男で
    ある。複雑な計算式はすらすらと解くという
    のに、生活環境を整えることは無理そうで
    あった。”

    目次から抜粋引用
    “不可思議な暗号
     乳のように白く、血のように、赤き死体
     つららの死と悪魔の森
     悪魔の在所地
     我、主とともに響かん”

     天才科学者と古文書・暗号解読のスペシャ
    リストの神父二人を主人公とした、長編ミス
    テリー小説。
     イタリア・トスカーナ地方の小さな村で、
    二組のカップルがちょっとした冒険に出か

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    2015年03月15日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ネタバレ

    FBIのビル・サスキンスは昇進とは名ばかりの閑職に回される。たった一人の事務方の部下、ミシェルと2人きりの部署で雑用ばかりの日々。ある日、依頼していたソフトウェアを受け取りにノルウェーに向かうが、その町で不可解な事件に遭遇する。着いた日の夜は祭だったが、突然月が消えて停電が起こり、ある家の塀が大破して主人が部屋の中でわずかな時間の間に凍死していた。

    いつも通り奇想天外な事件が起こるのですが、今回は北欧神話と聖杯・ロンギヌスの槍についてでしたね。
    お話としてとっても面白かったです。殺人のトリックについては、科学的に本当にできるのかどうかはよくわからないけれど……。
    シン博士のことが今回はよくわ

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    2015年02月18日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    もうね、しょっぱなから平賀死んじゃってどうしようかと思った…。もうオワタ…ってなった事が印象深いです。あとはアントニウス司祭が結局謎のままだったし、敵は強過ぎるしで…二人の敵が新たに増えちゃったよ。どうすんの…この先…と思ったら心配で仕方ないよ。 途中、アベサダ事件起きちゃって、読みながら「あ!あ!あああ!!!痛いよおお…!!!」ってなってたからね。痛い…股間は痛いわ…。 全てが終わった後に日常と同じようにおいしいごはんを食べに行こうっていうロベルトにほっとした。

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    2015年02月07日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    難事件、すっきり解決!難しい苦手分野の話は、かるーく読んで、ココ大事!をう~んと楽しむ。続きがとても楽しみです。

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    2015年01月22日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    シリーズも最高潮という気がします。ビルにシン博士にジュリア司祭にローレン、と全キャラあますところなく活躍、といった印象。だけどまだまだ解けない謎は残されていて、今後の展開もますます気にかかるところです。
    そしてとんでもなく不可解で壮絶な事件。その地にまつわる北欧神話、と道具立ても非常に魅力的。今回のは「奇跡」ではないのだけれど、いったいどうやって解決するの? できるの? って思ってしまうのはいつも通り。科学的アプローチも見事です。
    前作で謎めいていたシン博士の目的が明らかになったのも大きな進展かな。かなり好感のもてるキャラクターになりました。

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    2014年11月25日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ローレンんんんんんん!!表紙!!ひょうし!!嬉しすぎて暫く眺めて本文読めなかった

    ミシェルくんも今のところいいキャラだけど彼は信用してもいいものなのか...
    ビルの周囲も超不穏になってきてて彼は大丈夫なのだろうか

    冒頭の平賀とロベルトのやり取りはなんだよもう殺す気か...!!いいぞもっとやれ...!!
    ロベルトも自分の過去を綺麗に片付ける前にシン博士と平賀に挟まれて彼もほんと心労で倒れそうで心配。誰か胃薬持ってきて。
    シン博士もなかなかな過去をお持ちで泣いた。でも彼が二頭の巨狼に囲まれてたら萌える。狼たちは彼に懐くといいなー

    ローレンも思ったより早く出てきて嬉しい。どういう意図があっての

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    2014年11月12日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    南アメリカの文明もお勉強しておけばよかった。
    洋の東西を問わず古代文明には意外な共通点があり、人類の発祥は1つだったんだなあ、どう拡散したのかなあなんて思ったりもする。
    神経細胞について初めて知った時は、人間の感情なんて電気が行き来してるだけなんだと随分がっかりしたものだけれど、平賀のような捉え方も面白いなあ。
    ところで、水の分子構造はH2Oだったよね?古代の海水は違う構造だったんだろうか??
    相変わらず垂涎もののロベルトお料理シーン、料理しない人には臨場感が半減なんだろうか…料理好きで得した気分。

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    2014年09月14日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    奇跡調査官シリーズ初の短編集。登場人物の知られざる過去が書かれていてなかなかおもしろかったです。特にローレン!前巻で意外な真実が明らかになったわけですが、いやっていうかこの本天才がいすぎだろとも思ったり。

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    2014年07月03日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    ネタバレ

    ローレンの件が思ったよりも引っ張られてまだ答えがでない。今回は化学てきなアプローチが多く正直理解しきれない箇所もあったけど内容的には面白かった。

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    2014年06月08日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    そういえば新刊が出る度に買ってるシリーズ。
    各地で起こる「奇跡」が本当の奇跡なのかどうかを調べる話。テーマが好みのど真ん中ストライクですので、もう…。
    ジュリアとか出てくる辺りネタ切れなんじゃないかと心配してましたが、なんのなんの。中南米です。いいねいいね。次はどんな「奇跡」に挑んでくれるのか。楽しみです。
    ちなみにホラー要素はどこにもない。最近の角川ホラーはどうなってんだ?

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    2014年05月07日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    空中に浮かぶ十字架と光り輝く道の奇跡認定のために調査を開始する平賀とロベルト。
    メソアメリカのざっくりとした歴史と神話に苦戦し、平賀の宇宙語ともつかぬ科学的考察に放り出したくなる話でした。いやいや今回もバチ官らしかった。
    新キャラのチャンドラ・シン博士は話し方やメールの印象から冷静な人だと思ったけど、モニタ越しに泣き出したのには驚いた。
    けれどこれミステリー小説ですよね、ホラーって印象がもうないです。

    帯にあったプレゼント企画当選。
    まさかの宇宙人登場。朱雀とローレンの関係は本編には関係なさそうだけどドキドキ。十六でTOROとか読めないってとツッコミつつローレンとロベルトが対峙するのが楽しみ

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    2014年04月22日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    番外編の短編集。

    こういう番外編ってあんまり面白くなかったりするので期待はしてなかったのですが、これは面白かった!
    毎回登場のサブキャラ達の過去も分かって、次に読む時にはまた違った感じで見れそうです。

    続きも楽しみです♪

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    2014年03月28日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    ネタバレ

    シリーズ第7弾。今回は初の短編集。メインキャラ絡みの過去話。
    「日だまりのある所」「天使と悪魔のゲーム」「サウロ、闇を祓う手」「ファンダンゴ」
    前回の続きがすごく気になるここで過去話を挟む策略。
    それに見事にやられてますが、確かにキャラのことを掘り下げて知りたくなってくるタイミングなので絶妙ですw
    個人的には平賀の学生時代とか出てほしかったなぁ。
    今回は謎の解明とかはなく、キャラに重きを置いたお話でした。これからの展開を前に一息な感じ?
    ファンダンゴだけ酷く悪徳なお話の印象が強い。

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    2014年03月19日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    ネタバレ

    シリーズ5作目。いつもの派遣されての奇跡調査ではないですが、これはこれで「ホラー文庫」な感じが出てました。
    表紙も吸血鬼さんですし。

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    2014年03月15日