藤木稟のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
読書録「バチカン奇跡調査官天使と悪魔のゲーム」4
著者 藤木稟
出版 角川書店
p45より引用
“僕の実際の人生は短いだろうけれど、読ん
だ本の量のことを考えると、人よりも沢山、
生きたことになるかもしれない」”
目次から抜粋引用
“日だまりのある所
天使と悪魔のゲーム
サウロ、闇を祓う手
ファンダンゴ”
天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説の、主な登場人物の過去につい
ての短編集。全四編。シリーズ第7弾。
バチカンで奇跡調査に携わる主人公・ロベ
ルト、穏やかな春の休日に彼が向かったのは
…。(日だまりのある所)
上記の引用は、子供時代のロベルトの友人
の一 -
Posted by ブクログ
読書録「バチカン奇跡調査官終末の聖母」4
著者 藤木稟
出版 角川書店
p128より引用
“ あらゆることに対して、可能不可能とい
う意識の壁を設けない。
分ることから、こつこつとやっていく。
大切なのは、そういう地道な心がけである。
”
目次から抜粋引用
“黒い聖母の奇跡
聖母達の黙秘
髑髏は語り始める
アステカの冥府
邪神復活”
天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。シリーズ第8弾。
世界最小でありながら世界に多大なる影響
力をもつ独立国家・バチカン市国。そのバチ
カンの長であるローマ法王が例外的な辞任を
することになり、次の法王が決まるまでの代
行を -
Posted by ブクログ
読書録「バチカン奇跡調査官ラプラスの悪魔」4
著者 藤木稟
出版 角川書店
p166より引用
“ だが美食家のロベルトにとって、アメリ
カ料理は恐怖の対象だ。
例えば、ほうれん草のクリーム煮。
煮過ぎて黒茶色に変色した缶詰ほうれん草
を、さらにミルクとチーズでどろりと煮込み、
平皿の上にべったりと投げつけたような料理
で、にょろにょろとした歯ごたえが印象的だ。
”
目次から抜粋引用
“星条旗とペテロの鍵
人体消失
そして奇跡調査が始まる
二つの頭の蛇は卑湿地に棲む
ラプラスの悪魔”
天才神父二人組を主人公とした、ミステ
リー長編小説。シリーズ第6弾。
次期大統領候補が教 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回はロベルトのエクソシストデビュー。なので奇跡調査ではありませんが面白かったです。平賀が少しだけでも家族と過ごしている風景も書かれていてとても良かった。しかし相変わらず平賀がマイペースでロベルトが振り回されつつ…悪魔憑きの事件からテロ事件に発展していく様はとても面白かったです。毎回「なるほどわからん」状態で科学捜査結果を読むのですが、今回はわりかし何となく理解出来る内容でとても楽しめました。エクソシスト系の話も好物なのでなお。
事件は解決したものの、真相は警察に…という終わりだったので若干物足りなさを感じるかもしれません。ただ、平賀とロベルトが考察していた「魔界」についての一説を出した終わり