藤木稟のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バチカン奇跡調査官シリーズ7巻(ただし、6巻との間に番外編1あり)。コンクラーヴェのため身動きがとれぬサウロらの代打で式典での挨拶をすべくメキシコに向かった平賀とロベルト。しかし、式典中に天からの声が聞こえ、十字架が宙に浮かび続ける事態が発生し、奇跡調査が開始される。
広い知識と抜群のコミュニケーション能力で情報収集をし、推論を組み立てるロベルトと、深い知識と集中力、飽くなき探求心で科学的に説明をつける平賀は、探偵(ではないが。)としてのベストな組合わせである。しかし、今回の話はさすがにぶっ飛びすぎており、ミステリというよりSF。でも、どこかで同じような話を読んだ記憶があるので、一部オカルト界