藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 秘密の花園

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    ネタバレ

    目次
    生霊殺人事件
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    エレイン·シーモアの秘密の花園
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    迷い猫  書き下ろし
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    2023年02月13日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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     奇跡の顕現から聖徒の座の説明、平賀&ロベルトの紹介という、初見さん向けかと思うような丁寧な冒頭に始まり、もはやここまでくると奇跡だろと言いたくなるトンデモ自然現象を最後に畳みかけて収束する、ザ・バチカン奇跡調査官です。いや~……今回もトンデモだった……(笑) 視覚的な奇跡は、登場した瞬間に薬か病か脳の異常を疑うしかなくなりつつあります。
     人死や派手な怪奇現象もなければ、アクションも無く、ローレンやガルドウネに関して大きく展開することもないので、シリーズとしては「ちょっと一息」という印象。

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    2022年09月20日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

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     個人的にビル&エリザベートのコンビが微笑ましくてお気に入りなので、最終的には本当にくっついてほしいと思っているのですが、これは……色々気の毒すぎて……負けないで二人とも……(涙)
     今作は平賀&ロベルトの奇跡調査パートは少なく、捜査パートが大部分を占めているため、全体を通してハリウッド映画的な雰囲気で読みやすいのですが……終盤でこれまで我慢していたものを吐き出すかのような怒涛の蘊蓄語りが(笑) うーん、今回のトンデモトリックもなかなか苦しかった……。
     ローレン&フィオナがいよいよ積極的に乗り出してきて、ジュリアたちとの全面対決も近いか?と思わせる今回の引き。相変わらず、シン博士が最大の癒し

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    2022年08月23日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    ネタバレ

    【2022年38冊目】
    2014/6/21に読んでいたので再読です。その時は評価4でしたが、今回は3で。2冊目にして既に因縁の彼が出てくるのかと最後まで読んでようやく思い至りました。しかし、ロベルトの気がそぞろになった様子が、父親起因にしてはちょっと違和感あったなと…

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    2022年11月27日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    高校生のとき好きだったバチ官シリーズもう一度読んでみようと思い電子書籍で再購入。
    正直に言って宗教もナチスのこともよく分からないため、ずっと説明文は流し読みしてしまいました。
    本当にあのときの自分は面白いと思って読んでたのかな?と疑問に。
    多分2作目以降は読み直さないかな。

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    2022年08月08日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    ネタバレ

     このシリーズの短編集は、普段スポットが当たらないキャラクターの色んな面が見られて楽しいですね。以下、一作ずつ一言感想です。

    <ベアトリーチェの踊り場>
     平賀&ロベルトの得意分野を生かして解決に持っていく構成といい、普段よりは短めの蘊蓄語りといい、一連の現象を全て紫外線のせいにするのはかなり苦しいだろうと思いつつのプチとんでもトリックといい、いつもの長編のぎゅっと凝縮版という印象。色の知覚は奥深くて面白いですね。

    <素敵な上司のお祝いに>
     金融と情報技術とグルメ蘊蓄のちゃんぽん……。「これは悪趣味ですね」のやりとりがお気に入り(笑)

    <マスカレード>
     以前のウォーカー博士の話もそう

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    2022年07月29日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

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    ネタバレ

     今回は話の雰囲気やトリックd、平賀&ロベルトの得意分野を活かした展開や言動がたくさん詰まっていて、このシリーズらしい内容だったなぁと満足です。前回あれだけ匂わせていたローレンたちの影が一切出て来ないので、シリーズの大きなくくりで見れば、小休憩的な話だったりするのかな?
     泥だらけになって山歩きに勤しんだり、こっそり鐘を調べまくったりする平賀が絶好調で可愛い……(笑)
     興奮したロベルトの説明が異常な長さには少々うんざりしたし、隕石や隠し部屋のトリックは相変わらずのトンデモっぷりですが、「妖精」と少女との切ないエピソードが良かったので全部誤魔化されました(笑) 〆も綺麗でしたね。

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    2022年07月19日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    表紙の奇跡調査官・ロベルトが超イケてる。神父服もいい。第一巻の平賀の美少年ぶりもイケていた。平賀は純真なカトリック信者の天才科学者、ロベルトはちょっと懐疑派だが古文書・暗号解読のエキスパートで、二人の友情溢れるコンビぶりが眩しい。今回は、アフリカの奥地の教会で、死んだ神父の体が腐らないというのを調査しに行く。しかも、この神父は預言者として有名で、ロベルトが死ぬという預言を残していた!土着の宗教の魔術に絡んだ殺人事件が続けて起こるり、ロベルトの身にも魔の手が迫ってくるのだ。まあ、なんか解決はあっけない感じなんだけどね。それにしても、作者のカソリックや古文書などの知識が凄いな。本当にこんな人たちが

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    2022年06月29日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    ネタバレ

    逆さ霧って初めて聞いた。。いつも超常現象としてか言いようのない現象でも必ず最後科学的に解明されていく。内容はよく分からないけど笑、よくネタが尽きないなと感心する。
    語学堪能なロベルトが日本語出来なかったとは。通訳が必要なロベルト。レア。
    ロビンソンを助けた天使が体格の良い村人の男だったのは笑った。
    あと、シン博士と平賀、ロベルト達との距離が少し縮まった気がする。シン博士好き。ツンデレ感がたまらん。
    今回はローレンは出てこず。
    さあ、次は天使と悪魔のゲームを見るかな。

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    2022年06月25日
  • バチカン奇跡調査官 天使の群れの導く処

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    ネタバレ

    舞台はキルギルで突如として現れた天使たちによって人が救われる奇跡が起きる。

    天使の正体は超小型で高性能になった一人用の飛行器具。最新科学と奇跡を結びつけているのが本作の特徴だろう。平賀のいう本当の奇跡は果たして描かれるのか楽しみ。

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    2022年06月22日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

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    ネタバレ

     再登場のフィオナさんと、平賀&ロベルトコンビの邂逅が嬉しい今作。双方が関わる事件は交互に語られ、あたかも並行して起きているように思えますが、実は時代が違っていた、というのは、シリーズの既存作にはなかった新しい試みですね。
     とは言え、今回のトリックは、またなんとも……「ラリって飛んじゃう」とか、このシリーズではお馴染みとはいえ、なんだかなぁという印象。終盤で長々と解説される真相にも少々疲れました;

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    2022年06月17日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ノルウェーの町で、月から血がにじみ出て、月が突然消え失せ、渦巻きの火花が散り、同時にある邸宅の室内では、僅かな時間の間に男が何トンもの氷で凍死するという事件が起こる。これは、連続殺人事件のひとつであり、そこへ北欧神話のハティとスコルという狼が関わっているというのだ。さらに、脳移植手術、クローン人間、無限大数の方程式、多重人格などが絡んできて、不思議なことがてんこ盛りである。解決に当たるのは、何故かバチカン奇跡調査官のロベルトと平賀なのだが、それぞれの持ち味を生かして、事件の真相を解き明かす。最後に、キリストの聖杯と聖槍が出てきて、やっと奇跡調査官らしくはなる。なんだかんだと力技であるが、奇想天

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    2022年06月15日
  • バチカン奇跡調査官 ゾンビ殺人事件

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     バラエティに富んでいて、いつもと違った雰囲気も味わえるので、このシリーズの短編集は好きですねぇ。

    【チャイナタウン・ラプソディ】
     私は……何を読んでいるんだろう……? と遠い目になりながら読んでました。まさか、この淡々とした文章でぶっとびチャイナファンタジーバトルが繰り広げられるとは……ビルの夢オチと信じて疑っていなかったんだけどな……(汗)

    【マギー・ウォーカーは眠らない】
     今巻収録作の中では一番好きでした。スポーツカーをかっとばし、自作の爆薬で悪党どもを殲滅し、シリアルをきっちり計量しちゃうマギーさん、好きだわぁ(笑)

    【絵画の描き方】
     今巻の癒し枠作品。美術史の解説の詳しさ

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    2022年05月25日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    ネタバレ

    シリーズ1作品目。
    カソリック教を舞台としたサスペンスホラー。
    奇跡を調査していくうちに、調査対象の学院の異常さがわかっていき、ナチスが絡んでくる。
    世界観は好き。
    自白剤で喋らせたりもします。
    最後は全部中途半端な印象。
    犯人が分かった理由も読者側からは見えないが、
    主人公たちはすぐにわかったみたいだし、4人目以降の殺人はよくわからなかった。
    都合よく話がポンポン進む。
    宗教や信じるものがある人は強い。

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    2022年05月20日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

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    ネタバレ

     今回は船上でのクローズドミステリ風味と、物語の舞台がだんだんバラエティ豊かになってきましたね。今回はシリーズ名物のトンデモトリックのぶっ飛びぶりが比較的控えめな印象で、そこそこすんなり受け入れた気がします。感覚がマヒしてきただけかもしれませんが(笑)もう暗示やパニック発作くらいじゃ何の疑問も抱かなくなってきた……。
     平賀とシン博士のメールのやりとりに癒されつつ、徐々に大きくなってきたローレンの陰がなんとも不穏ですね。

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    2022年04月24日
  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ネタバレ

     現地の描写からしていつもとは雰囲気も趣向もだいぶ違っており、インディ・ジョーンズのような探検パートや過酷なサバイバルパートなど、新鮮な展開が多くて楽しい今作。もちろん毎度おなじみの膨大な蘊蓄やビックリトリックも健在ですが、その蘊蓄にしても、今回は平賀のサバイバル知識など分かりやすいものも多くて読みやすかったです。
     平賀のコレクションをきっちり化学分析するシン博士に癒されました(笑)

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    2022年03月17日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

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    『ベアトリーチェの踊り場』『素敵な上司のお祝いに』『マスカレード』『シン博士とカルマの物語』
    4編の短編集

    ビル・サスキンス刑事の婚約者も両親のコトもすっかり忘れてたし、ルッジェリのコトもあまりよく覚えていませんが、楽しく読めました

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    2022年03月13日
  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    ネタバレ

     相変わらずの「会話」とは思えない怒涛の蘊蓄語りと、ラストの種明かしの畳みかけるような最新兵器・機器ラッシュに、いっそ安心感を覚えるようになってきました。トリックの実現の可否や無茶っぷりはおいておいて、よくもまあここまでネタを思いつくものだと感心させられます。今回は胃に寄生するミミズトカゲと、ネットと音楽を介した人体への攻撃というトリックが面白かったかな。

     そして相変わらず、平賀が出てきて科学捜査にのめり込み出すとホッとする&シン博士の反応に癒される……。
     新登場のジャンマルコ神父は頼りがいのあるいいキャラですが、はてさて、どこまで信用していいのかな……?

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    2022年02月19日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

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    【2022年13冊目】
    再読本です。登場人物が多いというのはわかっていたので、人物リストを作りながら読みました。よく人が死ぬなおい…文調はもう少しなんとかなるんじゃないかなと思いました。翻訳したみたいな文章て途中から違和感があるなと思いながらも、結末は全く覚えていなかったので新鮮でした。

    (2014年6月20日初読時のレビュー)
    登場人物が多かったため、犯人が判明しても一瞬誰かわからず、?!ってなりましたが大筋としては面白かったです。著者の文の感じも嫌いじゃありません。シリーズで読んで行こうと思います。

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    2022年11月27日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

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    バチカン奇跡調査16。
    今回の舞台はオランダのユトレヒト。礼拝堂にキリストが降臨して黄金の足跡を残し、聖体祭の夜には謎の光の球が出現してその場に居合わせたほとんどの人がそれぞれの奇跡体験をする…というもうそれ奇跡でいいじゃん案件の調査に乗り出すロベルトと平賀。
    毎度おなじみロベズキッチンとドキドキ地下探検シーンあり。あれだけ細かく分析する平賀が黄金の足跡の正体に終盤まで気付かないのはちょっと不自然だったかな。教会に伝わる「王の中の王」の正体を解き明かすところは面白かったです。
    今回はジュリアの影なし。ローレンってどういう立ち位置の人なんだ。もはやただのチートキャラになりつつある。
    毎回言ってる

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    2022年01月30日