藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 ソロモンの末裔

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    ロベルトが巻を追うごとに逞しくなってるなぁと…。ミステリ部分はさして目新しいことも無く。こんな生き急ぐみたいに新刊出さなくてもいいのに…と。

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    2016年02月27日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    自分にとって全く馴染みのない国やその神、一度も見たことない片仮名の名前などが非常に頻繁に出てきて正直辛かったです。地名や寺院など実在するものの画像を見たりしたのですが全く想像できず、話にのめり込むことができませんでした。平賀が生き生きと楽しそうに話をしているのは大変喜ばしいことですがなんとなく流れを知る程度しか理解できず、このシリーズで毎回楽しみにしているロベルトの薀蓄でさえよくわかりませんでした。
    しかしわかっていない分、とても興味を持ちました。後半の平賀の解説には本当に疲れましたがロマンチックでありまた面白かったです。
    そして平賀の調査にはいかにローレンが欠かせなかったかよくわかります。シ

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    2016年05月28日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    ネタバレ

    【ネタバレ有り】



    バチカン奇跡調査官4作目。
    今回の敵は最強じゃないですか。記憶の改ざんなんて使われたら勝てっこありません。広げまくった風呂敷を催眠術でしたの一言で片づけられてしまって、そこへ行きつくまでの道のりが面白かっただけに、ちょっと残念。このシリーズはミステリというよりはファンタジーとして読んだ方がいいのかも。
    今回もラストには平賀とロベルトの惚気をぶっ込んでくる安定のオチ。

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    2017年07月14日
  • バチカン奇跡調査官 悪魔達の宴

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    今回も難しい内容だった。

    悪魔祓い、エクソシズムの話がもっとメインになるのかと思いきや、そこは『バチカン』シリーズ…最終的には科学的実証で解決してしまう。
    ロベルトがもっと活躍するんだろうと思ったら、そうでもなく、平賀が目立って終わっちゃった感がある。

    このシリーズの常なんだが、中盤の説明部類が巻を追うごとに難しく複雑過ぎて、シリーズが始まった頃のワクワク感が薄れてきてしまったなぁと。
    世界観からすれば宗教などの部分は外せないが、如何せん自分は苦手分野の為、読んでいて折れそうになる。

    次巻発売もまもなくだが、そろそろ敵対側を出して絡めてほしい。
    完結は何処…?

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    2016年01月12日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    最近のやつは後半の科学解説を読み飛ばすことが多いのですが今回も案の定そうなりました。
    けどいつになく平賀神父が嬉しそうだったので良しとします。
    新キャラのチャンドラ・シン博士も結構いいキャラしてそうですね。

    文庫の帯にやたら美しいロジックうんぬんとか、要はミステリとしての賛辞を採用してますがこれは逆効果じゃないかなーと。
    ミステリ期待して読むと肩透かし食らうと思います。

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    2015年11月15日
  • バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム

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    奇跡調査官の初仕事を終えた平賀は、ある少年と面会することに。彼は知能指数測定不能の天才児だが、暇にあかせて独自に生物兵器を開発するなど危険行為を繰り返し、現在はバチカン情報局で軟禁状態にあるという。迷える少年の心を救うため、平賀のとった行動とは…(表題作)ほか、ロベルトの孤独な少年時代と平賀との出会いをえがいた「日だまりのある所」、ジュリアの秘密が明らかになる「ファンダンゴ」など計4編を収録。

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    2015年11月12日
  • バチカン奇跡調査官 ラプラスの悪魔

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    アメリカ次期大統領候補の若き議員が、教会で眩い光に打たれ謎の死をとげた。議員には死霊が憑いていたとの話もあり、事態を重く見た政府はバチカンに調査を依頼。平賀とロベルトは、旧知のFBI捜査官ビル・サスキンスと共に、悪霊を閉じ込めているという噂のゴーストハウスに潜入する。そこでは、政財界の要人しか参加できない秘密の降霊会が開かれていて、さらに驚愕の事件が発生する。

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    2015年11月08日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    舞台が日本なので、これまでよりもはるかに読みやすい。何となく身近に感じられるので、読んでいて気持ちよい。キリスト教という視点から見た歴史は分からないでもないが、どうも歴史認識が中途半端な気もした。隠れキリシタンや日本神話に対する解釈についてはフィクションの部分もあるので、そういう風に持って行くやり方もあるんだなぁと言う感じ。

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    2015年11月07日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    バチカン奇跡調査官3作目。
    最初は読みづらいと思ったけど、巻を追うごとに面白くなってきた。
    ソロモンの忠告をヒントに地下洞窟を探索したりとか、水責めからの危機一髪の大脱出とか、スリルとわくわく感が楽しかった。
    前作は平賀とロベルトの絆を見せつけられて終わったけど、今回はロベルトの惚気で終わった。平賀がロベルトの大天使だということはよくわかった。

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    2016年02月17日
  • バチカン奇跡調査官 血と薔薇と十字架

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    英国での奇跡調査からの帰り、ホールデングスという田舎町に滞在することになった平賀とロベルト。ファイロン公爵領であるその町には、黒髪に赤い瞳の、美貌の吸血鬼の噂が流れていた。実際にロベルトは、血を吸われて死んだ女性が息を吹き返した現場に遭遇する。屍体は伝説通り、吸血鬼となって蘇ったのか。さらに町では、吸血鬼に襲われた人間が次々と現れて…!?『屍者の王』の謎に2人が挑む

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    2015年11月03日
  • バチカン奇跡調査官 千年王国のしらべ

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    奇跡調査官・平賀とロベルトのもとに、バルカン半島のルノア共和国から調査依頼が舞いこむ。聖人の生まれ変わりと噂される若き司祭・アントニウスが、多くの重病人を奇跡の力で治癒したうえ、みずからも死亡した3日後、蘇ったというのだ!いくら調べても疑いの余地が見当たらない、完璧な奇跡。そんな中、悪魔崇拝グループに拉致された平賀が、毒物により心停止状態に陥った―!

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    2015年11月01日
  • バチカン奇跡調査官 闇の黄金

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    イタリアの小村の教会から申告された『奇跡』の調査に赴いた美貌の天才科学者・平賀と、古文書・暗号解読のエキスパート、ロベルト。彼らがそこで遭遇したのは、教会に角笛が鳴り響き虹色の光に包まれる不可思議な『奇跡』。だが、教会の司祭は何かを隠すような不自然な態度で、2人は不審に思う。やがてこの教会で死体が発見されて―!?『首切り道化師』の伝説が残るこの村に秘められた謎とは!?

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    2015年10月29日
  • バチカン奇跡調査官 サタンの裁き

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    美貌の科学者・平賀と、古文書と暗号解読のエキスパート・ロベルトは、バチカンの『奇跡調査官』。2人が今回挑むのは、1年半前に死んだ預言者の、腐敗しない死体の謎。早速アフリカのソフマ共和国に赴いた2人は、現地の呪術的な儀式で女が殺された現場に遭遇する。不穏な空気の中、さらに亡き預言者が、ロベルトの来訪とその死を預言していたことも分かり!?「私が貴方を死なせなどしません」天才神父コンビの事件簿、第2弾。

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    2015年10月27日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    なんと…書いたのが消えていたorz
    思い出しながら書く。


    短編集。
    一番良かったのは、最初の編。
    平賀の弟・良太の話が良かった!
    平賀の家族関係なども分かったりして、興味深かったな。
    それに、実は意外な人物が関わっていたり、良太の体験(体感)が今後、どのように関わったりするのか?気になるところ。

    サウロ司教の編は、きっちり系なのか優しさも持ち合わせる系なのか、最初の印象はあまり良いイメージを持っていなかったんだけど、善き上司であり、善き方向へ導いてくれる人なのか。
    こちらもこれからの動向に注目…?

    魔女のスープ編は、小休止的なものかな。
    日常にありそうなことも、この二人にかかったら実験

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    2015年09月04日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    いつにも増してSFじみていた…
    いつも結構無理あるなぁと思うのだけれど、今回もかなりでした。
    いっそ映像にしてくれた方がファンタジーっぽさが出て良いのではないかな、と思う。
    シン博士の今後も気になります。

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    2015年08月29日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

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    ネタバレ

    短編集
    サブタイトルにもなっている『独房の探偵』が面白かった。謎解きは面白い!



    それにしてもローレン最強だなぁ…

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    2015年08月14日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

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    相変わらずの凸凹コンビではあるが、分析やら謎解きやらやらせたら天才的な2人の掛け合いは、いつ見ても楽しいというか、それで成り立っているロベルトのカバー力というか、平賀のマイペースさにはハラハラするなぁと。
    今回も日本舞台で平賀の活躍が!と思ったら、やっぱりロベルトできっちり締める辺り流石だなと思った。
    謎解きの部分は、巻を重ねるごとに難しくなってて、理解出来ないこととかあるけど、作品として考えてる著者の藤木先生が凄いわ!

    読み応えはたっぷり!是非!

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    2015年07月03日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    シリーズ9作目は奇跡調査メインでなかったり、カトリック圏ではなかったり、
    北欧神話を前面に出していたりで今までと違ったアプローチに300ページ強まではわくわくしながら読みました。
    物語の完成度としては前作のやや冗長なSF展開とも違い、オカルトというよりはミステリー要素が強くてなかなか良かったと思います。

    前作から登場したキャラと、今回の新キャラが異教徒なので、主要人物との差別化も測られていますし、今まで出てきたキャラも新たな展開を迎えて、人物像により深みが増してきたように思います。

    ただ、残り100ページを切ったあたりからの怒涛の展開が、なんというか打ち切り漫画の最終回前みたいに1.4倍

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    2015年04月14日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

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    チャンドラ・シン博士がいい奴なのか、悪い奴なのか。
    まだまだ、このシリーズの続きが気になります。
    ローレンがいなくなって、平賀が困っているのを見て、ローレンの良さが分かった。

    物語の最後は興奮した。

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    2015年03月21日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

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    ネタバレ

    ノルウェーの怪事件の調査官。

    シン博士とローレンの因縁についてが明らかになった。
    そして北欧神話に絡んだ事件で奇跡調査ではないものの最後にちゃんと奇跡と結びついた。

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    2015年03月18日