藤木稟のレビュー一覧

  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

    Posted by ブクログ

    面白くないわけではないけど、進み方がゆっくりで、盛り上がる場面でイマイチ盛り上がり切らない印象。
    建物の描写は緻密で素敵だなと思うけれど、あんまりその方面に興味がないと流して読みがちになる。題材は面白いし、もう少しキャラクターが生き生きしていたら違っていたかなと思った。

    0
    2020年11月23日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

    Posted by ブクログ

    シリーズ20作目。
    安定の二人の活躍だが、調査官は何人もいるはずなのにどうしていつもこの二人がコンビを組むことになるのか?と気になりだすと、キリがないが設定の無理を感じたりもする。
    さて、話の流れは面白いのだが、そろそろ途中に入ってくるウンチクが食傷気味。無駄に長くて、枚数を稼ぐために入れているのでは?とも思ってしまう。
    相変わらず新たな奇跡の調査に向かう二人の話だが、今回はさほどの広がりを見せることもなく解決。あれ?前とかに出てきていた宿敵は?謎は?まだ引っ張るの?と少し残念。次回に期待。

    0
    2020年11月22日
  • バチカン奇跡調査官 二十七頭の象

    Posted by ブクログ

    一冊飛ばして読んだコトに読み終わってから気づいた……

    平賀神父もロベルト神父もあんまり出て来ない。
    おかしいな、と思ってたらそういうことか!!

    0
    2020年11月08日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

    Posted by ブクログ

    オランダ、ユトレヒト。今回は普通の奇跡調査で、シン博士を嫌がらせるような写真を送ったりすることはなく、アメリカのエピソードもなく…という感じ。なんというか、平和だなと感じた。そう言えばいつも読み飛ばしてしまう長い詩も今回は無かった。

    0
    2020年10月22日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

    Posted by ブクログ

    最近のバチカンシリーズのなかでは面白かった。
    まあ、解決は全部ローレンなんだけど。
    やっぱり、平賀とロベルトはいいコンビ。これにビル捜査官がからむとナイス。といっても、ビルとロベルトたちはほぼ顔を合わせてないけども。今回はエリザベートちゃんが頑張った!
    解決が科学的なネタなのがよかった。フェロモンは新発見が多く目覚ましい分野なので、あんな化け物みたいなウツボカズラはともかく、製薬会社が狙って人体実験するのも納得。
    でも、まあ、いちばん楽しかったのは、ビルが可愛かった❗
    結婚ネタに悩み、みんなからからかわれたら困ったり照れたり。で、急にエリザベートちゃんがステキに思えてプロポーズしたり、愛ある生

    0
    2020年10月08日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

    Posted by ブクログ

    最近このシリーズは冗長な感じなので、短編集のほうがおもしろかった。さくさく話が進んで気持ちいい。
    魔女のスープとか、オカルトぽくなく明るくて好きです。
    どなたかも感想に書かれていたけれど、平賀は弟の研究するべきだよね。弟クンこそ、奇跡の子では?

    0
    2020年09月16日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

    ネタバレ 購入済み

    オランダが素敵

    大立ち回りなどは無く 至って平和な今回の調査。ド天然の平賀と料理人ロベルトに癒されます。オランダの風景、歴史。ミッフィ博物館など見どころも満載で大満足でした。ドキドキする調査も良いのですが、こう言った展開の調査も好きです。

    0
    2020年08月31日
  • バチカン奇跡調査官 王の中の王

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    プロローグ 光あれ
    1
    2
    第一章 信仰と人と
    1
    2
    3
    4
    5
    第二章 大いなる奇跡の証言
    1
    2
    3
    4
    5
    第三章 聖遺物とアムステルダム
    1
    2
    3
    4
    5
    第四章 アーブラハム・フォルデマンを訪ねて
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    第五章 教会の秘密
    1
    2
    3
    4
    5
    6
    第六章 残された謎
    1
    2
    3
    4
    エピローグ 調査を終えて

    0
    2020年08月30日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    今回は豪華客船。
    久々に読んだバチカン奇跡調査官ですが、面白かった。
    いつも話の最初にある料理の紹介が無かったですが、
    まさかこんなところで来たか!!という感じw
    小さな謎も最終的には全部回収されてましま。

    0
    2020年05月31日
  • バチカン奇跡調査官 黒の学院

    Posted by ブクログ

    まだキャラが固まっていないためロベルトがちょっと賢い凡人過ぎる。
    スケールはとても大きいので最終的にまとまらなかったし、投げっぱなしが多かった。

    0
    2020年05月29日
  • バチカン奇跡調査官 楽園の十字架

    Posted by ブクログ

    「バチカン奇跡調査官 楽園の十字架」再読。今度は神父二人が豪華客船に乗る。水上ルイと藤木稟は友人なのだろうかね?水上ルイにバチカン~とそっくりな連続殺人があるのでちょっと気になった。あ、それはこの本ではない。どれだっけか?

    0
    2020年05月02日
  • バチカン奇跡調査官 独房の探偵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     このシリーズの短編集、読みやすくて好きですねぇ。話も宗教視点だったり魔術視点だったり蘊蓄語りだったり推理物メインだったりとバリエーション豊富ですし、これまでほとんど人物像が描かれていなかった良太を筆頭に、平賀&ロベルト以外の人物も掘り下げられていて新鮮でした。

     お気に入りは「魔女のスープ」。このシリーズならではのとんでもクッキングで、やっていることは不気味なのに終始呑気な雰囲気が漂っているし、ゴーグル装着で乗り込んできちゃう平賀も絶好調で大好きです(笑) 二人に普通に馴染んでしまっているエリーナさん、ポジティブな良いキャラしてるので、このままレギュラー化してしまえばいいのに(笑)

     い

    0
    2020年04月29日
  • バチカン奇跡調査官 アダムの誘惑

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    20200306
    反イルミナティの工作員で偽装婚約者のエリザベートから結婚を迫られ、結婚式を挙げることになったビル。式で歌ってくれることになっていた世界的スター歌手ゾーイの死を調べるビルだが、式当日に失踪してしまう。
    ビル、男によろめくの巻き。突進型の平賀とフォロー型のロベルトだが、科学的思考を持つのが平賀で、直感や感覚に優れているのがロベルト。ちょっとアンバランスなところが魅力的。ビル、幻惑されていたからやむ無しだが、そこで相談するならロベルトだろ、という。しかし、ビルもどっぷりはまっていたということは、ビルもかなり感覚が鋭いということなのだろうか。中華幽霊?とも戦ってたし、一番オカルト向き

    0
    2020年03月07日
  • バチカン奇跡調査官 原罪無き使徒達

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     ついに日本までが舞台に……外人さんから見た日本を意識しているようでいて、日本独自の文化や単語を注釈なく出してくるなど、なんだかんだ文章は日本人目線なので、何やらちぐはぐな印象は受けました。そしてロベルトが日本語に通じていないことに驚きを禁じ得ない……平賀の母語だから、しっかりマスターしているものだとばかり思いこんでいました(笑)
     奇跡も事件も、今回はこのシリーズにしてはだいぶ大人しいというか、歴史解釈の方に重点が置かれている感じ。そして最後はやっぱりナショナルトレジャーになるのね。
     またも犯人を取り逃してしまっていますが、この先、これまでに逃げおおせた面々が集結して何かやらかすのでは……

    0
    2020年03月03日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

    Posted by ブクログ

    202002
    短編集第4弾。宝石の呪いに立ち向かう平賀&ロベルト、女装ジュリア様のジュリア´sキッチン、ビルの偽装恋人エリザベートの華麗なる活躍、ロベルト相談室の4本。
    冒頭1本はいつものバチカンシリーズ風の話だが、ジュリア(考案の)料理にはかなり引いた。エリザベートといわず、バチカン~に出てくる女性は皆格好いい。シン博士のロベルト相談室は笑えた。

    0
    2020年02月23日
  • バチカン奇跡調査官 月を呑む氷狼

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     今回はトリックも展開も割とシンプルにまとまっていて、歴史宗教やオカルトの蘊蓄も少なめなので、すっきり読みやすい印象。液体窒素を使った仕掛けは、シリーズでこれまでに登場したトンデモトリックの中では、一番すんなり受け入れられたかもしれません。それにしても、北欧神話に登場する単語の、中二心をくすぐられることと言ったら……(笑)

     相変わらずの平賀の空気の読まなさぶりに癒されつつ、前作よりは奇行が目立たないのでちょっと残念。その分、新キャラのミシェルさんの天然ぶりが目立ちますが、彼は本当にあのままのキャラなのか、それとも本性があったりするのか……ちょっと気になる存在です。今後のローレンの動きにも注

    0
    2020年02月16日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

    Posted by ブクログ

    読書録「バチカン奇跡調査官天使と堕天使の
    交差点」3

    著者 藤木稟
    出版 角川ホラー文庫

    p129より引用
    “「それはね、自分と違う異質なものを分か
    ろうとすること。分かろうとし続けること。
    それこそが大切だと思うからさ。”

    目次より抜粋引用
    “ベアトリーチェの踊り場
     素敵な上司のお祝いに
     マスカレード
     シン博士とカルマの物語”

     天才神父二人組みを主人公とした、連作ミ
    ステリ小説短編集。人気シリーズ第15弾。
     仕事場にて、いつものように古文書とにら
    めっこをしていた主人公・ロベルト。急な上
    司からの呼び出しに会議室へ向かうと、上司
    だけでなく警察官も待っており…。(ベアト

    0
    2020年02月10日
  • バチカン奇跡調査官 天使と堕天使の交差点

    Posted by ブクログ

    久々の短編集、それぞれ味があっていい感じです。
    ジュリアはちょっとゾッとしましたけど・・・クリーンな方で良かったです。
    シンさんは・・・いい人でした

    0
    2020年01月27日
  • バチカン奇跡調査官 ジェヴォーダンの鐘

    Posted by ブクログ

    20200115
    バチカン奇跡調査官シリーズ本編14巻。フランスの洞穴でマリアが降臨し、盲目の少女の目が見えるようになったという申請を受け、奇跡調査に向かう平賀とロベルト。ジェヴォーダンの獣や妖精の正体とは。
    比較的あっさりとした印象。平賀がどんどんインディー化してきたかも。体力ない設定だったように思っていたが。これまでサバイバルしまくってきたので鍛えられたのであろうか。ロベズキッチンは相変わらず美味しそうです。

    0
    2020年01月26日
  • バチカン奇跡調査官 終末の聖母

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     古代歴史からSFまで、ミクロから天文まで……このシリーズの話のスケールの拡大縮小率、一体どうなってるの(笑) 毎度ながらのマニアックな蘊蓄も、ジャンルの垣根をブチ壊して絶好調。ラングドンも真っ青な歴史解釈に、ナショナル・トレジャーやインディ・ジョーンズもびっくりな大冒険と、まったくもってボリューミーな一冊でした。その割に死者や過激な内容は少なくて、登場人物も比較的良い人たちが多く、なんとなくほっこりしていて良かったです。

     それにしても今回、水を得た魚のように嬉々として本領発揮しまくる平賀と、メールと電話でしかやりとりしていないのに感情丸出しのシン博士が可愛くて仕方ないのですが(笑) ラス

    0
    2020年01月25日