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昭和10年9月。上野下町から児童30名が忽然と姿を消し、翌々日遺体となって発見された。そして警視庁宛に「自壊のオベリスク」と書かれた怪文書が送りつけられる。差出人はTとあるのみ。魔都を跳梁するハーメルンの笛吹き男の犯行なのか。さらに笛吹き男の目撃者も、死体で発見され……!? 新聞記者の柏木は、吉原の法律顧問を務める美貌の天才・朱雀十五と共に、再び奇怪な謎に巻き込まれていく。朱雀十五シリーズ、第2弾。
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Posted by ブクログ
読書録「ハーメルンに哭く笛」3
著者 藤木稟
出版 角川ホラー文庫
p437より引用
“ 律院の抱える大勢の聖職者を養い、一年
中繰り広げられる教会の祭典を維持していく
為には膨大な費用がかかるから、庶民から取
れるものは血肉でも搾り取ってよろうという
腹さ。
本来なら慈善を施すべき教会が、これじゃ
あ逆に悪魔だと思わないかい?”
目次から抜粋引用
“魔笛
幻想即興曲
悪魔のトリル
G線上のアリア
魔弾の射手”
美貌で盲目の弁護士と新聞記者を主人公と
した、怪奇長編ミステリー。シリーズ第二弾。
不穏な出来事が続く世の中でも、それほど
姿を変えない浅草寺近くの露店通り。ある男
が何気ない古物屋の一角で、一つだけ目を引
くものに出会った…。
上記の引用は、中世のヨーロッパの一部に
ついての主人公・朱雀の言葉。
今はこんな事は少なくなっているのでしょう
が、形を変えて同じようなことが、分かりに
くく行われているとも思います。ルールを作
る側に立っている人達ばかりが、よい生活を
するのかもしれませんね。
少し長めなので、時間のある時におすすめ
します。
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