今井むつみのレビュー一覧

  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    内田洋行さんのプロモーション案件。というのは冗談だけれど、小学生の保護者向けというより学校向けの内容でした。今井むつみ先生の開発した『達人テスト』はぜひ我が子に受けさせてみたい〜と思ったけれど、個人利用は想定されていないようでちょっと残念でした。(いくつか例題は載っているので参考にさせてもらっています)

    「(子供たちがどう間違えているか、どういうスキーマを形成しているか、を観察することなく)わかりやすく問題解説しただけで満足していないか」という指摘には親としてドキッとしました。これからの家庭学習(宿題の丸付け)に活かせそうです(^o^)

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    2025年11月30日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    悩みの尽きないコミュニケーションを認知科学の視点から。
    分かりやすかった。
    当たり前のことなんだけど、だからこそ難しい内容。
    私は専門家でも大した立場でもないけれど、たまに思い出して過ごしてみたい。
    悩みすぎない程度に。

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    2025年11月26日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    やっぱりまだAIは人間とは遠いんだなと思った。もちろん、とっても便利。
    だけど人間の身体や脳や勘を通すってすごいことなんだなぁ。

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    2025年11月23日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    子どもがどのように言語獲得をするのか関心があり、読んでみた。
    非常に明快で読み応えがあった。
    対称性推論の有無がヒトとそれ以外をわけている、ヒトは対象性推論が先天的にできる、というところが面白かった。

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    2025年11月18日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ネタバレ

    学びを深めるために読んだ。

    普段当たり前に使っている言葉、そしてオノマトペ。オノマトペは言語か否かという問いから、まさかの言語はオノマトペから始まったという考察に至る。言われてみればと思いつつ、全く考えに至らなかったことだなと思った。

    多様な実験結果をもとに言語の本質に迫る本書を見て、かなりの学びがあった。さらに学びを深めたい。

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    2025年11月11日
  • 英語独習法

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    多読多聴に行き詰まりを感じていた時に出会った本。
    認知科学の視点による英語独習法。英語のスキームをいかに構築するか。そのためには語彙を増やす。動詞と前置詞をセットで覚える、文例ごと覚える、類義語の違いを意識する等。そして熟読熟見の勧めであった。
    でも自分は英語のプロになる訳ではないから、正直ここまではやってられない。第一、楽しくないと続けられない。
    先に述べた通り、動詞+前置詞、名詞の冠詞、用例に着目したい。類義語辞典の活用も考えていきたい。

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    2025年11月04日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    ・相互排他の推論 「Aではないから、Bだ」と考える。→アブダクション推論
    ・アナロジーの推論 「関係の同じ」を見つけ出す。→アブダクション推論
    ・帰納推論 数ある事例を参考にして考える。

    ◆思考をコントロールする能力実行機能
    もうひとつ、「考える力」に含まれる大事な能力に、「思考をコントロールする力」があります。これは「実行機能」と呼ばれるものです。「思考のコントロール」には次のようなステップが必要です。
    1 | 必要な情報に注意を向け、情報を取り入れる。
    2 | 複数の情報を一時的な記憶の貯蔵庫にためておき、取り出せるようにする。
    3 | 不必要な情報に注意が向かないようにする。


    詰め

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    2025年11月01日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    アスリートの為末大と言語学者の今井むつみによる、身体感覚の言語化についての対談集。

    身体感覚も言語化もどちらも興味ある自分にとっては、とても面白かった。

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    2025年10月25日
  • 英語独習法

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    自然な英語を書くには日本語の名詞のことを忘れて、文全体で何を伝えたいのかを考えることがとても重要
    そのためにはまず動詞を考えるべき
    (日本語字幕と英語字幕の比較などで気づける)
    また読みたい

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    2025年10月22日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    ネタバレ

    中高生向けなのでサクサク読める。AIの時代において「考える力」の大切さ。そもそも人は、幼いころから「推論する」ことによってことばを獲得してきている。ところが生成AIなどの外部装置に頼ることで、その「考える力」が失われるのではないかということ。「直観」を磨くことが大切。生成AIは教育の場にもどんどん取り入れられているけれど、その付き合い方については一度整理しておきたいなぁ。

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    2025年10月09日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    ノリと雰囲気で語られがちな、「学力が追いつかないとはどういうことか?」を、構造的に言語化してくれた良書。という意味で、学校教育にかぎらず、むしろ仕事における「日々学んでいくために何をどうすべきか?」の補助線を示してくれる一冊でもある。

    ただ、AIと人間の差分についての語りが、既に古びて見えてやしないか?それこそ「AIは自ら思考できない」というスキーマに入れ過ぎじゃないか?と思える主張が目立った点は気になった。

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    2025年10月07日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    この本を読んで、Chat-GPを使う時に、これも教えましょうか?と言うような展開になる事が多いけれど、何の抵抗も無く、お願いしますと、利用していた事に気がついた。

    おっと、危ない。
    これは思考が奪われていることを発見したよ。自分で考えること、直感力が大切だ。頼りきらないこと。読書が一番だね。

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    2025年10月06日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    子供の言い間違いって、言語を習得している最中だからこそのもので本当に面白い。
    一個だけ!「むかしむかしおじさん」は何のことだったの!?解説も、反復表現は程度を強調する効果があるって話にすぐ入ってしまっていて、何をさした言い間違いだったのかが分からなかった……。

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    2025年09月30日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    発達心理学者の今井むつみ先生が、言葉の力を育てるために保護者向けに書き下ろした本。私は発達支援の仕事の参考とするために読みましたが、行間も広く、読みやすかったです。著者の他の著作も読みたくなりました。

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    2025年09月26日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    「学習においてなぜ身体性がなぜ大切なのか」という問いのヒントになるかと思い本書を手に取った。読み終えて振り返ると、答えは大きく2つに整理できると思われる。

    ひとつは記号接地。抽象的な概念を生活や経験と結びつけ、実感を伴って理解することで、初めてその概念を自由に操作できるようになるという視点である。
    もうひとつは熟達のあり方。熟達とは多様な状況にほぼ無意識に対応できる力であり、熟達するためには、言語的な学びだけでなく、身体化していく必要があるからだろう。
    どちらも結局は「身体で学ぶこと」が、学びを柔軟に応用できる土台になる、という話なのかもしれない。

    今井むつみさんの著作はこれまでも読んでき

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    2025年09月23日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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     3章まではこれまでの著作で読んだ記憶があって、スムーズに読めた。『第4章AI時代の「考える力」』が初めて触れる知見だった。

     特に、『記号接地問題』は初耳だった。ChatGPTを使ったときに感じるグルグル感…あれは確かにメリーゴーラウンドだ‼︎

     AIをどのように使っていくのか、AIの時代にひとはなにをするのか、考えていくひとつの大きなヒントを得た。

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    2025年09月22日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    大変興味深く読みました。子どものいい間違えは面白い。というか、もはや言い「間違え」ではない、という理由を、アカデミックな分析と軽快な語り口て伝えてくれます。
    スラスラ読めました。

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    2025年09月22日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子供が算数などの義務教育についていけないメカニズムを、認知科学の視点で興味深く解説してくれる本です。一方で、大人になっても物事を理解できずに仕事で困るケースはあるもので、子供の話だけではないな、と感じる面もありました。社会に出て仕事を始めると、いろんな業界用語を使ってかかれた文章を目にすることになります。それらを「記号接地」せずになんとなく使って、なんとなく議論に入ることもできてしまいます。その結果どこかで行き詰まって、最終的に失敗するということが少なくありません。子供の教育の話ですが、大人としても考えさせられる部分が多かったです。


    AIが記号接地できていないこと、算数の問題が解けない子供

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    2025年09月20日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    言語を学ぶ、複数の言語を操れるとはどういうことか、いろいろ興味深い考察があった。

    p19
    「高齢者の場合、マルチリンガルであることは、アルツハイマー病やその他の認知症の発症を4年から6年遅らせ「認知予備能」(脳が認知症の状態になっていても、症状が出にくい状態のこと)を強化する」

    p27
    「全世界に暮らす人の過半数がバイリンガルかマルチンガルだ。(略)
    ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南アメリカの多くの国では、生まれたときから複数の言語に触れながら育ち、さらに学校で、あるいは大人になってからも新しい言語を習う。ルクセンブルク、ノルウェー、エストニアでは、人口の90%以上がバイリンガルかマルチリ

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    2025年09月14日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    ネタバレ

    今井むつみ著『学力喪失―認知科学による回復への道筋』は、子どもたちの学力低下問題を認知科学の視点から深く掘り下げ、その原因と回復の方法を示した重要な教育書です。本書の核心は、単なる知識不足や暗記の問題にとどまらず、「記号接地」と呼ばれる言葉や数式と実際の経験や身体感覚が結びついていないことが、学びの本質的な低迷につながっているという点にあります。

    まず、算数や数学の学習は単純な暗記や計算だけでなく、前の学びが積み重なってできている体系的な構造です。一部分でつまずくと、そのあとに続く学習全体が理解できなくなります。さらに、文章題の理解には文章を正しく読み解く語彙力や時間・空間の理解、論理的な推

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    2025年09月10日