今井むつみのレビュー一覧

  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    アスリートの為末大と言語学者の今井むつみによる、身体感覚の言語化についての対談集。

    身体感覚も言語化もどちらも興味ある自分にとっては、とても面白かった。

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    2025年10月25日
  • 英語独習法

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    自然な英語を書くには日本語の名詞のことを忘れて、文全体で何を伝えたいのかを考えることがとても重要
    そのためにはまず動詞を考えるべき
    (日本語字幕と英語字幕の比較などで気づける)
    また読みたい

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    2025年10月22日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    中高生向けなのでサクサク読める。AIの時代において「考える力」の大切さ。そもそも人は、幼いころから「推論する」ことによってことばを獲得してきている。ところが生成AIなどの外部装置に頼ることで、その「考える力」が失われるのではないかということ。「直観」を磨くことが大切。生成AIは教育の場にもどんどん取り入れられているけれど、その付き合い方については一度整理しておきたいなぁ。

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    2025年10月09日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    ノリと雰囲気で語られがちな、「学力が追いつかないとはどういうことか?」を、構造的に言語化してくれた良書。という意味で、学校教育にかぎらず、むしろ仕事における「日々学んでいくために何をどうすべきか?」の補助線を示してくれる一冊でもある。

    ただ、AIと人間の差分についての語りが、既に古びて見えてやしないか?それこそ「AIは自ら思考できない」というスキーマに入れ過ぎじゃないか?と思える主張が目立った点は気になった。

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    2025年10月07日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    この本を読んで、Chat-GPを使う時に、これも教えましょうか?と言うような展開になる事が多いけれど、何の抵抗も無く、お願いしますと、利用していた事に気がついた。

    おっと、危ない。
    これは思考が奪われていることを発見したよ。自分で考えること、直感力が大切だ。頼りきらないこと。読書が一番だね。

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    2025年10月06日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    子供の言い間違いって、言語を習得している最中だからこそのもので本当に面白い。
    一個だけ!「むかしむかしおじさん」は何のことだったの!?解説も、反復表現は程度を強調する効果があるって話にすぐ入ってしまっていて、何をさした言い間違いだったのかが分からなかった……。

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    2025年09月30日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    発達心理学者の今井むつみ先生が、言葉の力を育てるために保護者向けに書き下ろした本。私は発達支援の仕事の参考とするために読みましたが、行間も広く、読みやすかったです。著者の他の著作も読みたくなりました。

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    2025年09月26日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    「学習においてなぜ身体性がなぜ大切なのか」という問いのヒントになるかと思い本書を手に取った。読み終えて振り返ると、答えは大きく2つに整理できると思われる。

    ひとつは記号接地。抽象的な概念を生活や経験と結びつけ、実感を伴って理解することで、初めてその概念を自由に操作できるようになるという視点である。
    もうひとつは熟達のあり方。熟達とは多様な状況にほぼ無意識に対応できる力であり、熟達するためには、言語的な学びだけでなく、身体化していく必要があるからだろう。
    どちらも結局は「身体で学ぶこと」が、学びを柔軟に応用できる土台になる、という話なのかもしれない。

    今井むつみさんの著作はこれまでも読んでき

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    2025年09月23日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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     3章まではこれまでの著作で読んだ記憶があって、スムーズに読めた。『第4章AI時代の「考える力」』が初めて触れる知見だった。

     特に、『記号接地問題』は初耳だった。ChatGPTを使ったときに感じるグルグル感…あれは確かにメリーゴーラウンドだ‼︎

     AIをどのように使っていくのか、AIの時代にひとはなにをするのか、考えていくひとつの大きなヒントを得た。

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    2025年09月22日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    大変興味深く読みました。子どものいい間違えは面白い。というか、もはや言い「間違え」ではない、という理由を、アカデミックな分析と軽快な語り口て伝えてくれます。
    スラスラ読めました。

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    2025年09月22日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    言語を学ぶ、複数の言語を操れるとはどういうことか、いろいろ興味深い考察があった。

    p19
    「高齢者の場合、マルチリンガルであることは、アルツハイマー病やその他の認知症の発症を4年から6年遅らせ「認知予備能」(脳が認知症の状態になっていても、症状が出にくい状態のこと)を強化する」

    p27
    「全世界に暮らす人の過半数がバイリンガルかマルチンガルだ。(略)
    ヨーロッパ、アジア、アフリカ、南アメリカの多くの国では、生まれたときから複数の言語に触れながら育ち、さらに学校で、あるいは大人になってからも新しい言語を習う。ルクセンブルク、ノルウェー、エストニアでは、人口の90%以上がバイリンガルかマルチリ

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    2025年09月14日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    AIの時代に何を学ぶべきか、それは「思考力」である。
    思考力を鍛えるためにどの科目を学ぶべきか、それは「国語」である。
    なぜなら、国語はすべての科目を学ぶのに必要となるからであり、ことばを知っていると、思考が楽になるからである。

    そのことを、私たちがどのようにして母国語を学んできたか、子どもたちの「アブダクション」を見てゆくことで明らかにしてくれる。

    いわゆる『ヤングアダルト』と呼ばれるジャンルであり、新書に比べるとかなり易しく書かれており、正直物足りない。
    しかし、このような本を読むと、今井先生ほどの知性が、中高生に対してどのように語るか、言い換えれば、中高生の知性をどのレベルに設定して

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    2025年09月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    ゆる言語学ラジオの水野さん著、今井むつみ先生監修の子どもの言い間違いが集められている本。ほっこりしながらも、解説により日本語の面白さを感じさせてくれる。

    自分の知っている数少ない言葉の活用を適用している間違いも多くて、改めて子どもの言語習得能力の高さと、この時期にしか得られない可愛さを大事にしたいと感じた。

    ▼なるほどと思った言い間違い

    ・パパ、いらなかったよ
    居るを使いたいところ、要ると同じ活用をしてしまった
    ゐゐゐるゐるゐれゐよ と らりりるれれの違い…懐かしい

    ・しんぱくない?
    寒い、眠いのような形容詞の否定「〜くない」を適用した

    ・64の前は65
    “前”を過去、ひとつ小さい数

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    2025年08月30日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    読前は、教科の学力や例えば国語では、読む、書く、話す、聞くのように独立した領域があるのが学力のイメージで、何処かに重点を当てて指導にあたると考えていた。読後、基礎学力とは何か?という本書のテーマを考えた。本書の中で教科の内容を「生きた知識」として使うために必要な能力は、実行機能、作業記憶機能、視点変更能力、推論能力、メタ認知能力が必要である。(P10)
    これらを複合的に育てる視点を授業作りで持つには、一度達人テストを解いてみたいと,思った。またこのテストを活用して、授業作りの視点に生かすことは分析する時間はかかるが、必要なことだと感じた。

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    2025年08月28日
  • ことばの発達の謎を解く

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    子どもがどうやって言葉を学ぶかについて。

    言葉の音と意味の両面で「似ているもの」を見つけることで音と意味のまとまりを見つけていく。その似ているもののグループをカテゴリーと呼ぶ。

    子供は最初に聞いた言葉を固有名詞としては認識せず、一般名詞として認識する。そうやってカテゴリーを見つけていく。

    なんとなく言語の仕組みとして分かっていたことでもあるが、実際の実験の話など具体的な例を出しつつ説明してくれるのでとてもわかりやすかった。

    ヘレンケラーが指文字で言葉を覚えた話や、子供が犬・豚・首輪の写真をみて、犬と首輪を同じグループに入れる話など。逆に、大人が持っているカテゴリーの偏りに気付かされる。

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    2025年08月16日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    中高生向けのシリーズながらのおかげで分かりやすい、かつとても示唆に富む良書だ。
    基本は言語の意味と、人間が言語を獲得する過程を説明してくれるものだが、言語を獲得するのと併せて思考力も獲得しているのだと分かる。
    AIの仕組みも説明し、だからこそ思考し類推していくことが大切だと説く。おっしゃる通りだ。

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    2025年08月16日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    タイトル+今アツい著者ということでメルカリで購入+読破。

    懇談でも「うちの子、文章題が苦手で…」という声はよく聞く。全体的に話や出てくる言葉が難しいと感じる部分もあった(今井むつみ先生の本は基本そんな感じする)が、納得・共感できる部分も多くあった。

    つまずきの原因として挙がっている中で、特に共感したのは、原因7「問題を読んで解くこと」に対する認識。この説明の中で、何のために算数を学ぶのか分かっていない、学習性無力感という言葉が出てくるが、自分なりに言い換えると、
    算数のテストなんて適当に答えといたら良い(というか、丁寧に見直しまでしなくて良い)
    という子どもの思いが主原因だという点である。

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    2025年08月15日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    人間が言葉を駆使していろいろな推論をする能力は、AIにはないことを強調しており非常に頼もしい提言だと感じた.
    小生をAIを活用しているが、自分の得意分野での彼らの回答はまずますではあるが、合格点ぎりぎりのレベルだと思っている.未知の分野では彼らの答えが妥当かどうか判断するのは難しいだろう.その観点から「記号接地問題」が紹介されていたのは非常に適切だと感じた.‘’記号から記号へ漂流し、一度も地面に降りることができずに回り続けなければならないメリーゴーランドのようだ‘’はよく吟味された文言だと思った.

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    2025年08月01日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    ☑問題解決に必要な「推論の力」
    1.アダプション推論:仮設を立てる
    2.自分で使ってみる
    3.修正する
    ☑知識を素早く取り出す力→情報処理能力
    ☑思考をコントロールする力→実行機能

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    2025年07月26日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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     普段、知識をどのように使っているかは、意識することはないが、知識を使うとはどういうことで、どのような能力が必要なのかの説明が、とても興味深かった。
     実行機能、作業記憶能力、視点変更能力(他者視点取得能力)、推論能力、メタ認知能力などの認知能力が必要だとのこと。

     実行機能・・・必要な情報にのみ注意を向け、不必要な情報への注意を抑制したり、注意を指示に応じて柔軟にシフトさせたりする能力、いわば注意をコントロールする認知機能。
     作業記憶能力・・・作業記憶の容量や効率性の個人差は生まれつきの要因よりは、訓練による効果が圧倒的に大きいとされる。
     視点変更能力(他者視点取得能力)・・・学力の前

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    2025年07月26日