今井むつみのレビュー一覧

  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    アブダクションの本領3点
    1.知識の拡張
    2.新たな知識の創造
    3.因果関係の解明
    アブダクションは結果から原因を推測する
    そのため、直接的な経験に限定しない発想が生まれる
    現状AIにはできず人間にできる特徴でもあり、使い所を見極めながら扱う必要がある

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    2026年06月11日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子どもがつまずく原因として、思考力そのものより思考の制御の問題が大きいことを知っておくべきだ。
    自分で埋めた知識が間違っているので結論も間違いになる。自分の常識(スキーマ)から離れ、現実では観察できない過程を受け入れたうえで、思考を進めなければならないことがあるということ。
    抽象的な概念を生活で経験できる具体的な事例に結びつけ、そこから学習者が自分で抽象化をしていく必要がある。子どもたちに必要なのは、頭でなんとなく分かりかけた、接地しかけている概念を何度も使い、身体の一部にすることだ。
    スキーマを広げ、時に言葉や概念を間違えながらも開拓していく作業は、答えを一筋縄では教えない教師側の工夫も必要

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    2026年06月10日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人間が持っている最強のコミニュケーションツールである言語とは何かを知りたくて本書を読んだ。
    まず第一に研究者の探究心に圧倒された。オノマトペをきっかけにした知への渇望が最終的に言語の本質までに辿り着く過程は圧巻だった。
    言語学×認知科学で片方の学問だけでは解き明かせない問題がたくさん紐解かれていき、やはり横断した学びの重要性を感じた。
    普段何気なく使っている言語。時代によって変化したり、文化に依存する部分があったり、あるいは変わらない共通の感覚があったりと色々な発見があって面白かった。
    改めて知識がある人の話は面白いなあと感じたし、学びの良さを感じた。
    これから何気なく使う言葉やオノマトペも今

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    2026年06月08日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    ネタバレ

    私たちにいくら論理的思考や確率的思考ができる能力があるとしても、ちょっとしたことでその思考を無視し、「自分のスキーマに合うか」という一点で何かを判断してしまうことが起こりうる。

    スキーマ…経験を自分で抽象化して、無意識の知識にしたもの。

    アブダクション推論…正解が一義的に決まらない、論理の跳躍を伴う非論理推論。

    アブダクションの本領…知識を拡張する

    AIが行っていることは、帰納推論を大規模なデータで行う統計的な帰納。 ある種のパターンを導出し、そこから未来、まだ起きていないことを予測する。
    答えが一つに定まらない非論理的な推論という点はアダプション推論と共通。しかし、帰納は新しい知識は

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    2026年06月09日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを問うことから始まり、言語の習得と起源・進化の道のりを考察する。AIと人間の大きな違いである記号接地問題を分数が分からない子供に当てはめたところにとても納得感があった。

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    2026年06月05日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ゆる言語学ラジオから今井むつみ先生を知り、友人との縁もあり数年ぶりの読書にチャレンジ。5日程度で読み終わり、音象徴、ガヴァガーイ問題、アブダクション推論など動画で何となく聞きなれているもののあまり理解していなかった言葉たちをより深く理解できた気がする。内容は非常に難解という訳ではなくむしろ面白い実験や事例紹介があり読みやすい本だとは思った。しかし自分の職業柄、発達心理に関心があるため子どもの推論や言語習得の話ではスラスラと読み進め内容も頭に入ってきたが、文法、言語の条件、アイコン性...といった言語学の話になると途端にペースダウンし一文を繰り返し読むこともしばしば...久しぶりの読書というのも

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    2026年06月02日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    「こんなに説明しているのに、どうして伝わらないんだろう」

    仕事でも家庭でも、そんなふうに疲れてしまう日がありますよね。相手が悪いのか、自分の伝え方が悪いのか。つい「正しく伝える技術」を探したくなる。

    でも、この本を読んで驚いたのは、そもそも私たちは“同じ世界を見ていない”という事実でした。

    今井むつみさんの『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』は、認知科学の視点から、人間の「わかり合えなさ」を解き明かしてくれる一冊です。

    本書の中心にあるのは、「スキーマ」という考え方。人はみんな、これまでの経験や育った環境から作られた“自分専用のフィルター”を通して世界を見ています。

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    2026年05月26日
  • アブダクション英語学習法 認知科学者がAI時代に伝えたい独学の技法

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    どちらかというと「英作文 (ライティング)」にフォーカスした、AI を活用した勉強法の本。

    なお、AI活用にフォーカスしているのではなく、あくまで「アブダクション英語学習 (スキーマの構築~推定~改善) をする上ではこう使うと良い」という内容です。

    もちろん「アブダクション英語学習」の解説もあり、考え方はすごく「確かに」と思え、意識して勉強していきたいなーと思った本でした。

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    2026年05月25日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    子どもの認知がどのように発達していくのかを知りたくて手に取った一冊。
    認知心理学の入門書という位置づけで、とてもわかりやすく、一気にさらっと読むことができた。
    人は自分の経験をもとに、物事を一般化・抽象化しながら「スキーマ」と呼ばれる暗黙の知識を形成し、それをもとに判断している。そんな認識はなんとなく持っていた。しかし本書を読んで、誤った理解や思い込みから形成されたスキーマが、その後の認知や判断の誤りにつながること、そして一度できあがったスキーマを修正し、より正確なものへと作り変えることが想像以上に難しいことを知り、こどもの不可解な認知はここから来ているのかと納得した。
    また、人間の認知の不完

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    2026年05月25日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    面白かった。言葉が柔らかく中高生向けだけど大人でも充分楽しめた。
    AIを使いすぎている身としては耳の痛い内容だった。

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    2026年05月23日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    言語の使い方は学んでも言語ってどうやってその使い方になったのかまでは考えたことなかった!タイトルは言い過ぎか!?とも思ったけど、言葉を単体で考えるのではなく、学習や脳といった成長の中で捉えてるから、実感に即してわかりやすく読めた!

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    2026年05月22日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    どこにでも書いてある内容を分かりやすく書いてくれている本だと思いました。新しい視点のものはないかもしれませんが確認の意味を込めて読むことをおすすめします。

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    2026年05月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    水野さん最高です。言い間違いに言葉の本質が詰まっているとは…

    40ページ
    パパ、要らなかったよ!

    48ページ
    おじいちゃんの頭、破れてる!!

    56ページ
    (蓋を閉じながら)
    僕が夜にするね。

    102ページ
    首締まり

    116ページ
    「正直に言って!」と叱ったら…。
    (掃除機に謝ってました…)

    118ページ
    また汚れたラーメン食べにこようね。

    120ページ
    ぜひお電話ください!
    電話持ってないの?

    124ページ
    おはげ、なんでわけわからないことを言っているの?

    140ページ
    明日はハッピー注意報が出るといいね

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    2026年05月17日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペから、言語がどのように誕生し、抽象化/一般的な意味を有するようになってきたかを推察している。まずは、ローカルで発音してみて、それが共通認識になり、拡張が生まれ、発音も意味も変わり定着していった。

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    2026年05月16日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    コミュニケーションは様々な認知の力
    ①言語を理解する力
    ②文脈を理解する力
    ③記憶する力
    ④思い出す力
    ⑤想像する力
    などに支えられて行われている。コミュニケーションの前提には「スキーマ」がある。それぞれの頭の中の当たり前(スキーマ)が皆同じではない為に認知の力がうまく働かない。

    「人は何をどう聞き逃し、都合よく理解し、誤解し、忘れるのか」を知ること。それでも伝え合えるように考えることがいいコミュニュケーションの実現には不可欠。

    私たちは話せばわかり合えるものなのでしょうか。何かが伝わらない場合、問題は説明の仕方や表現の仕方の問題であって、それを改善すれば伝わるようになるのでしょうか?

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    2026年05月10日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    著者の今井むつみ氏は、言語習得や認知発達の専門家。
    本書の語り口は非常に優しく、専門用語も平易な言葉で説明されている。
    頭にスッと入ってくるのだが、本書で語られている内容は、私たちの常識を根本から覆すほどに鋭いものだ。
    読み進めるうちに、自分の脳がいかに「偏った見方」をしているかに気付かされてしまう。
    この本能に気付いて、それを意識できるかどうかで、人生は大きく変わると思う。
    これは決して言い過ぎとは言えないだろう。
    とにかく我々は「見たいものしか見ていない」という現象に支配されている。
    自分では世界をありのままに、客観的に見ていると思いがちだが、それは全くの勘違いでしかない。
    認知心理学の世

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    2026年05月03日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    「どうして伝わらないんだろう?」
    そんなモヤモヤの理由を認知科学から紐解いてくれる一冊。

    「何回言ったらわかるの?」の正体は、能力不足ではなくいろんなバイアスだった。
    日本人が大好きな「暗黙知(言わなくてもわかるでしょ)」が、実はコミュニケーションの壁になっている。
    ついつい「これくらいわかるだろう」と期待してしまいがちですが、言葉を尽くして歩み寄る大切さを再確認しました。

    伝わるようにするには相手の立場に立つことがとても重要。
    ビジネスでは、上司にも部下にも役立つと思います。

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    2026年04月29日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    こどもの言い間違いには、言語を習得するまでの経過が見え隠れしている。
    気づかないうちに日本語ペラペラになっていた私すごい。みんなすごい。

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    2026年04月19日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    人は忘れるものだということだけでも記憶にとどめる
    相手がどんな視点からその意見を言っているのか考え、聞き取る
    人間はわかり合えないものであるという前提にたつ
    反省する
    相手を思い通りに動かそうと考えている限り、真のコミュニケーションは成り立たない

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    2026年04月14日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子どもたちの学力低下に関する内容であるが、「学力」の捉え方を改める必要があるということが一番心に残った。テストでいい点を取れば学力が高いのか。それはなんか違うと思いながらも、そう評価するしかない今の教育システム・それに関わる人々の考えを覆すものだと感じた。
    学力低下の多くは前段階での知識の定着が不十分であることが原因だ。ただ知識を与えるのではなく、子どもたちが自分から知識を増やそうと動く活動を行う必要があると感じた。

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    2026年04月10日