今井むつみのレビュー一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    対称性推論の実験。赤ちゃんとチンパンジーの違い、さらにチンパンジーの天才の話が面白い。
    アブダクション推論は論理的には正しくないが、新しい知識を創造する。

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    2026年03月13日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    スキーマの話。読後になんかゆる言語学ラジオで聴いたなーとおもったら今井先生でしたか。ゆっくり読み直したいと思います。

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    2026年03月08日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    知識詰め込み型教育の終焉は、もはや議論の余地がない。そこで今問われるのはスキームの確立とその修正能力だ。生成AIの台頭で、よりこれらの力が人間の強みであることが明白となった。
    分数の概念的な理解がこれほどまでにできていない実態に、正直目を疑った。低位層と中高位層にこれほどまでの差があると、社会のルールは頭のいい奴の都合の良いように作られているという、ドラゴン桜の作中のセリフがより説得力を持つ。
    低位層で行われる思考は速い思考、いわゆるヒューリスティックしか用いられない。遅い思考を利かすことができない。

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    2026年03月08日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    今井むつみ先生のあとがきを読んで、もう一度初めから読み返したくなった。
    「人間は、子どもの時から、自由に想像力を羽ばたかせて言葉を拡張する能力を持っています。」
    大人はコミュニケーションを円滑にするために、その能力に制限をかけている。
    言葉で表現しきれなそうなことを、言葉の使い方を工夫することで伝えようとする。子供の言い間違いは、まさに文学のような営みなのだと思った。

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    2026年03月07日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    人間は、何かの言話情報に触れると、必ず意味を理解しての意味を記憶する。意味がわからなければ、記憶もできない。
    なるほどたしかにって思った。

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    2026年03月07日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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     とはいえ、何がしかの「仮説」(というより「見通し」)がなければテスト作成に着手することもできない。筆者たちは、 「思考力とは、知識を使って問題解決をする力」と定義し、 認知科学の知見をもとに、それを形づくるための鍵概念として、以下の三つの能力を設定した。

    ①知識を拡張し、創造するアブダクション推論能力
    ②推論過程を制御するための認知・情報処理機能
    ③思考を振り返り、知識の誤りを修正するためのメタ認知能力

     これらのうち「アブダクション推論」については、なじみのない読者も多いと思う。簡単にいえば、アブダクション推論とは、演繹推論のように結論が一義的にきまる、 ず正しい答えが得られる推論では

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    2026年03月05日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    達人テスト気になった!どんなんやろ…
    AIは二分の一と三分の一は大きさ判定できないのか〜とかとても楽しく読めました!

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    2026年03月03日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    アブダクション。人の認知の癖。少ない情報で決めつけてしまう。しばしば視野を偏らせ誤解や間違いを生む思い込み。でも、それは単なる排除すべき悪い癖ではなく、数多くの情報「点」から、因果関係を解明して、意味「面」を見出すために、人間に不可欠なツール。これによってAIにはできない五感を使った実体験から、新しい「知識」を創造することが可能。逆に言えば、アブダクションによる思考バイアスにとらわれやすいことを理解した上で、「好きを突き詰める」ことで、AIには辿り着けない「超一流の達人」になれる。

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    2026年02月28日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    言語学で有名な今井先生の著書。
    自分自身や他者を変える、ということではなく、人ってそういうものだよ、と教えてもらった感じ。
    読み終えたとき、人に優しくなれる気がしました。(一時的に)

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    2026年02月19日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    ビジネスの基本は「コミュニケーション」である、よくある「話せば分かってもらえる」「言えば伝わる」は人それぞれの認知や記憶の仕組みを理解することで達成できる、と言う。それには、まず相手を知るなどの良い人間関係を構築する事であり、相手のスキーマ(経験の差・察する力の有無・世代間ギャップ)を考慮し、相手がどうしたいのか、何を大切にしているかを知ることで「話せば伝わる」良いコミュニケーションが可能となる、と言う事だ。良いコミュニケーションには自分も知ってもらうための時間を持つことだ。ビジネスでは、上司も含めて相手がどうしたいのか、何を考えているのかを「事前の段取り」を構築し、報告などは的確な結論を先出

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    2026年02月13日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    何回説明しても伝わらない…もううんざりする。
    誰にでも起こることだし、私と話す他の人にも起こっていると気付かされる。
    スキーマという、世界に対する理解の仕方が人によって違うこと。
    言葉は、私たちの考えそのものを伝えるのではなく、相手のスキーマに沿って解釈され、理解されること。
    だから、話し相手の「わかった」はこちらが思う「わかった」ではない。

    ということは、分かりあうということは無いのか?
    と諦めるわけにもいかない。
    必要な範囲で共通の情報を備えないと、共同作業ができない。
    そのためにはどうすれば良いかというと…結論をもう一度読み返したいと思う。
    何度もスキーマについては読み返して、折に触れ

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    2026年02月11日
  • ことばと思考

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    人は話す言語によって思考が変わるのか?について科学的に検証した本。
    私はウォーフ仮説がなんか好きなんだけど、ウォーフ仮説は正しいのか?についても書かれていて面白かった。
    要はウォーフ仮説は言い過ぎなんだけど、思考は言語によって確実に影響されてるってことで、なんかニヤッとした。それとバイリンガルの人は言語によって思考が切り替わってるわけじゃないってこともわかって好奇心も満たされた。ことばって物事を全てちゃんと正確に言い表してるとは言い難いと感じて、なんか「シッダールタ」も思い出されて、いい読書時間だった。

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    2026年02月09日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子どもの学力(学ぶ力)を引き出す教育とはどのようなものか。語彙の少なさや間違ったスキーマではすぐに壁に当たってしまう。抽象的な概念を記号接地し、生きた知識を得ることが大切。わかった!という経験をすることでこの先自分の学びを進める力がつく。

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    2026年02月09日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    AIが人間の能力を淘汰しかねない世の中で、AIの限界を説き、人間にしかできないアブダクション推論でクリエイティブに意味をデザインする重要さ。
    この本を読んでアブダクションして気づいた。

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    2026年02月08日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    「人間とAIの違いは?」「人間はAIよりも劣るのか?」という疑問に対して、人間特有の認知方法(アブダクション)について解説するとともに、その認知手段をうまく活用することで、既存の枠組みからの「逸脱」が発生し、AIでは実現できない発見や創造がなされるとのこと。
    そして、いつか「逸脱」を実現するために、自分の得意分野や興味あることに力を注いでほしいとの力強いメッセージで締めくくられる。

    ヒトが「思考バイアス」に捉われてしまい、客観よりも主観(文脈やその時の感情)で動いてしまうことは納得。また、アブダクションの仕組みについて、幼児が言語を習得する過程の解説や、名著『100万回死んだねこ』の紹介はと

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    2026年02月08日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    今井むつみ入門書的な。
    読みやすかったー

    以下マーカー

    ●この世の中に、因果関係が断言できるものは、実はとても少ないかもしれない。そう知っておくだけでも、擬似相関を因果関係だと勘違いしてしまう危険性を下げることができる

    ●思い込みなしに世界と対峙できれば素晴らしいこと。でもそれは、できない。思い込みなしで世界に取り込まれたら、情報の海から溺れるしかないから。

    ●自分と他人の違いを認められない、物事を多角的に捉えることの必要性さえ感じない人が増殖してしまった社会は、とても危険

    ●人は「世界の誰かが持っている知識=私の知識」という認知バイアスを持つ傾向があることに、まずは気づくこと。

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    2026年02月01日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    人は世界をどう見ているか
    ・同じ写真を見ていても、人によって色の見え方が違うことがある。
    ・人は期待し予測しながらものを見ているため、 文脈によって見え方が変わる。
    ・「見落とすはずがない」と誰もが思う劇的な変化すら、他のことに注意を向けていると人は簡単に見落としてしまう。


    人は世界をどう記憶しているか
    ・人間の記憶はあまりに脆弱で、ビデオカメラのように記憶することはできない。対象に名前がついただけで、そのモノ、コトの記憶が書き換わってしまうこともある。
    ・文字列を見ると人は意味を解釈してしまい、その解釈した意味しか記憶できない。


    人はどのように思考しているか
    ・私たちは「自分は論理的

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    2026年01月31日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    「思いは伝わらない」を前提にしたコミュニケーション術

    人は相手の言葉を聞き逃し、都合よく解釈し、誤解し、忘れるものである。しかも、意識されずに使われる思考の枠組みがある。その前提で、伝え合える様に考えることがいいコミュニケーションだ。ビジネスの、社会生活の本質はコミュニケーションである。「話してもわからない」、「言っても伝わらない」そんなありきたりだが切実な悩みを認知科学の視点から解決していく本書は、すべての人に役立つ必読の書だ。

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    2026年01月25日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    AIか生み出すのは、一般人の平均値。
    唯一無二のパフォーマンスを生み出せるのは、
    人間である。

    認知心理学である、筆者の言葉である。

    AIが急速に、社会全体に浸透する現在。
    AIに仕事が奪われる、AIで何ができるのか、疑心暗鬼という方も多いと思われる。

    AIの特徴として
    ・AIが真似できるのは、超一流でない熟達者
    ・AIは、過去のパフォーマンスの再現

    そして、意味がある逸脱ができるのは人間だけ、と述べている。

    さらには、
    ・突き詰めること、好きという気持ちが、超一流の達人になるのに必要
    ・好きのある人間には、超一流の扉が開かれる
    ・迷ったときは、自分の好きや得意に目を向ける

    と述べ

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    2026年01月23日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    例がたくさん出てくるので、関心を持って最後まで読めたが、そこそこ難しい話も多かった印象。

    ポケモンの名前について、進化を重ねると濁音が増えると言う話や、ぱおんの真面目な分析などは普通に面白かった。

    途中で異国の言語を見せられ、意味を推測するクイズがあったのだが、正答率8割くらいを出してしまって震えた。

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    2026年01月17日