今井むつみのレビュー一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人は如何にして言語を理解し、
    活用できるようになるか?

    身体感覚に立脚していない言語は理解できないという、「記号接地問題」を、出発点として、

    身体と言語の接地点としてのオノマトペを足がかりにして、

    類推や仮説を広げていくアブダクション思考を使って

    段階的に言語理解と活用範囲を広げるブートストラッピングサイクルを回していくことで、

    人は言語を理解して活用していく。


    ということかなと読みました。


    記号接地問題とオノマトペは、AI時代の私の在り方としてとても重要な示唆があると思いました。

    分かるの本質は覚るなのかなとも思いました。
    子どもにはたくさんの身体的経験をさせてあげたい

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    2026年07月24日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    「言語の本質」の著者の最終講義の書籍化。網羅的で読みやすい。全体を通して、若者·後進へのエールというか、特にAIの時代に君たちはどう生きるか的な励ましが語られている。AIの時代の言語学者、認知心理学者の立ち位置はきっと難しいものなんだろう。筆者はAIを記号設置していないと断言しているが、この問題も今や新しい局面を迎えている。一つの時代が終わり、次の時代が始まる。そんなことを思った。

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    2026年07月21日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    人は新しい知識をそのまま受け入れるのではなく、スキーマ(これまでの経験から蓄積された知識)をもとに意味を解釈し理解している。また、読む力は単に文字を音に変換する能力ではない。意味を知っている言葉が蓄積され、それらの処理が自動化されることで認知的負荷が軽減され、内容の理解に認知資源を向けられるようになる力である。そして、学力の差は情報処理の負荷をうまく調整できるかどうかが大きく影響している。子どもは推論そのものができないのではなく、認知負荷が高くなると考え続けることが難しくなってしまう。だからこそ教師は内容をわかりやすく説明するだけで満足せず、子どもがどのように受け止め、どのようなスキーマをもと

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    2026年07月15日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    認知心理学はなかなか難しく、馴染みのない言語に戸惑いながらAI片手に調べ読み進めた。
    人間の思考システム、AIの記号接地などが面白すぎて気付いたら短期間で読破していた。
    多くの、学びがあり背中を押してくれる言葉をいただけて有意義な時間を過ごせた。

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    2026年07月02日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    書いてある内容自体はすごく目新しいものではないけれど、ビジネスの現場における「認知科学」の視点を分かりやすく教えてくれていて、改めて自分の行動を振り返るきっかけになった。

    自分も仕事をしていて、コミュニケーションが上手くいかないことがあり、「自分の伝え方が悪いのではないか」と頭を悩ませることが多かったが、"「話せばわかる」は無理"、
    "自分が意図した通りに伝わっているかどうかは、自分とは関係ないところで決まる"と事実を示してくれて心が軽くなった。
    自分も「伝え方」を工夫しようとしてしまっていたが、「相手を理解すること」にこれからはフォーカスしようと思う

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    2026年06月30日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    中高生向けに書かれた本なので、すっと読み終わることができる。けれど、AIで情報がすぐに入手でき、様々な情報が溢れるなかで私たちに本当に必要となる力は何か、そしてその力をどうすれば身につけることができるか、という大人にとっても重要なことがテーマとなっており、視座に富む内容であった。

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    2026年06月27日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    特に相対主義の罠について興味深かった。例えば現代では、イランとアメリカが戦争をしている。相対主義の立場に立てば、「イランにはイランの正義がある」「アメリカにはアメリカの正義がある」「どちらにも理由があるのだから外部は判断できない」という結論になる。しかし実際には、この態度は判断を保留しているのではなく、判断することそのものを放棄していることになる。侵略にも虐殺にも独裁にも、当事者の側から見れば必ず理由があるが、理由があるから仕方ないということにはならない。事情があるで終わらず、その結果、誰が死に、誰が利益を得て、地域の安定にどう影響し、国際法や人権の観点からどう評価できるのかを検討しなければな

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    2026年06月26日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    ビジネス書ということもあり他の著書より手軽に読めました
    かといって中身が薄いということはなく、今井先生を人に薦めるときに筆頭候補となる良い本だったと思います

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    2026年06月25日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    教育に携る人々に是非、読んでもらいたい本。
    子供の理解が、何処で躓くのか。どうすれば先に進めるのか。
    それを突き止めることは、時間がかかっても必要なのではないか。
    それには授業はビデオでも、捕捉する生身の人間が必要よね。

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    2026年06月22日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    小学校の算数のつまずきなど、問いの文章を理解してないのか!と発見があった。AIにはできていない記号接地を日常生活やゲームの中で理解していくことが学習や人間らしさの追求につながることに納得し、これから子どもの勉強をみていくにあたっての示唆に富んでいた。

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    2026年06月15日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    アブダクションの本領3点
    1.知識の拡張
    2.新たな知識の創造
    3.因果関係の解明
    アブダクションは結果から原因を推測する
    そのため、直接的な経験に限定しない発想が生まれる
    現状AIにはできず人間にできる特徴でもあり、使い所を見極めながら扱う必要がある

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    2026年06月11日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子どもがつまずく原因として、思考力そのものより思考の制御の問題が大きいことを知っておくべきだ。
    自分で埋めた知識が間違っているので結論も間違いになる。自分の常識(スキーマ)から離れ、現実では観察できない過程を受け入れたうえで、思考を進めなければならないことがあるということ。
    抽象的な概念を生活で経験できる具体的な事例に結びつけ、そこから学習者が自分で抽象化をしていく必要がある。子どもたちに必要なのは、頭でなんとなく分かりかけた、接地しかけている概念を何度も使い、身体の一部にすることだ。
    スキーマを広げ、時に言葉や概念を間違えながらも開拓していく作業は、答えを一筋縄では教えない教師側の工夫も必要

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    2026年06月10日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人間が持っている最強のコミニュケーションツールである言語とは何かを知りたくて本書を読んだ。
    まず第一に研究者の探究心に圧倒された。オノマトペをきっかけにした知への渇望が最終的に言語の本質までに辿り着く過程は圧巻だった。
    言語学×認知科学で片方の学問だけでは解き明かせない問題がたくさん紐解かれていき、やはり横断した学びの重要性を感じた。
    普段何気なく使っている言語。時代によって変化したり、文化に依存する部分があったり、あるいは変わらない共通の感覚があったりと色々な発見があって面白かった。
    改めて知識がある人の話は面白いなあと感じたし、学びの良さを感じた。
    これから何気なく使う言葉やオノマトペも今

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    2026年06月08日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    私たちにいくら論理的思考や確率的思考ができる能力があるとしても、ちょっとしたことでその思考を無視し、「自分のスキーマに合うか」という一点で何かを判断してしまうことが起こりうる。

    スキーマ…経験を自分で抽象化して、無意識の知識にしたもの。

    アブダクション推論…正解が一義的に決まらない、論理の跳躍を伴う非論理推論。

    アブダクションの本領…知識を拡張する

    AIが行っていることは、帰納推論を大規模なデータで行う統計的な帰納。 ある種のパターンを導出し、そこから未来、まだ起きていないことを予測する。
    答えが一つに定まらない非論理的な推論という点はアダプション推論と共通。しかし、帰納は新しい知識は

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    2026年06月09日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを問うことから始まり、言語の習得と起源・進化の道のりを考察する。AIと人間の大きな違いである記号接地問題を分数が分からない子供に当てはめたところにとても納得感があった。

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    2026年06月05日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    ゆる言語学ラジオから今井むつみ先生を知り、友人との縁もあり数年ぶりの読書にチャレンジ。5日程度で読み終わり、音象徴、ガヴァガーイ問題、アブダクション推論など動画で何となく聞きなれているもののあまり理解していなかった言葉たちをより深く理解できた気がする。内容は非常に難解という訳ではなくむしろ面白い実験や事例紹介があり読みやすい本だとは思った。しかし自分の職業柄、発達心理に関心があるため子どもの推論や言語習得の話ではスラスラと読み進め内容も頭に入ってきたが、文法、言語の条件、アイコン性...といった言語学の話になると途端にペースダウンし一文を繰り返し読むこともしばしば...久しぶりの読書というのも

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    2026年06月02日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    「こんなに説明しているのに、どうして伝わらないんだろう」

    仕事でも家庭でも、そんなふうに疲れてしまう日がありますよね。相手が悪いのか、自分の伝え方が悪いのか。つい「正しく伝える技術」を探したくなる。

    でも、この本を読んで驚いたのは、そもそも私たちは“同じ世界を見ていない”という事実でした。

    今井むつみさんの『「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか?』は、認知科学の視点から、人間の「わかり合えなさ」を解き明かしてくれる一冊です。

    本書の中心にあるのは、「スキーマ」という考え方。人はみんな、これまでの経験や育った環境から作られた“自分専用のフィルター”を通して世界を見ています。

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    2026年05月26日
  • アブダクション英語学習法 認知科学者がAI時代に伝えたい独学の技法

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    どちらかというと「英作文 (ライティング)」にフォーカスした、AI を活用した勉強法の本。

    なお、AI活用にフォーカスしているのではなく、あくまで「アブダクション英語学習 (スキーマの構築~推定~改善) をする上ではこう使うと良い」という内容です。

    もちろん「アブダクション英語学習」の解説もあり、考え方はすごく「確かに」と思え、意識して勉強していきたいなーと思った本でした。

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    2026年05月25日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    子どもの認知がどのように発達していくのかを知りたくて手に取った一冊。
    認知心理学の入門書という位置づけで、とてもわかりやすく、一気にさらっと読むことができた。
    人は自分の経験をもとに、物事を一般化・抽象化しながら「スキーマ」と呼ばれる暗黙の知識を形成し、それをもとに判断している。そんな認識はなんとなく持っていた。しかし本書を読んで、誤った理解や思い込みから形成されたスキーマが、その後の認知や判断の誤りにつながること、そして一度できあがったスキーマを修正し、より正確なものへと作り変えることが想像以上に難しいことを知り、こどもの不可解な認知はここから来ているのかと納得した。
    また、人間の認知の不完

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    2026年05月25日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    面白かった。言葉が柔らかく中高生向けだけど大人でも充分楽しめた。
    AIを使いすぎている身としては耳の痛い内容だった。

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    2026年05月23日