今井むつみのレビュー一覧

  • アブダクション英語学習法 認知科学者がAI時代に伝えたい独学の技法

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    第二言語である英語のスキーマを身につけるのは、英語ではこう言うのが普通、と言う感覚を身につける、ということだから、たくさん聞いて使って慣れるしかない、ってことだと考えると時間がかかる。それをいかに効率よく進めるか、をAIを活用することで楽にできると教えてくれる。それでも考えなくても口から出てくるまでになるには時間がかかるので継続が大事、というのは変わらない。

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    2026年07月11日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    子どもは何度転んでも立ち上がる。自転車も箸の持ち方も、誰かの説明を聞いただけで身につくことはない。転び、迷い、身体で覚えるうちに、いつの間にかできるようになる。「その当たり前の事実を改めて教えてくれる一冊だ。学びとは知識を詰め込むことではなく、言葉で考え、身体で試し、失敗を重ねながら自分の世界を書き換えていく営みなのである。効率や正解ばかりを追い求める時代だからこそ、遠回りに見える経験の積み重ねが人を育てる。できるようになるとは、知識が身体に根を下ろし、自分自身の力へと変わる瞬間なのだ。

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    2026年07月07日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    SFCの教授が最終講義として行った授業。
    「人間を知る」が本書のテーマ

    前半はすらすら読みやすい。
    世界を客観的に見ることができるのか?というテーマで、人間には
    ・バイアスがあること
    ・記憶が脆弱なこと
    ・論理的な思考が苦手なこと
    ・確率よりも感情で考えてミスすることなどが書かれている

    それを踏まえて後半ではAIとの違いを説明。
    人間は
    ・スキーマがあるから、高度な思考が成り立つこと
    ・アブダクションという人間の特有の推理方法があること
    ・AIは超一流の達人の再現ができないことを述べている

    ・自分の見ている世界≠隣の人が見ている世界

    ・見落とすことはある

    ・人は期待し、予測しながらものを見ている。
    だから文脈により見え方が変わる

    ・文字列を見ると、人は意味を解釈する。
    その解釈した意味しか記憶できない


    ・必要条件と十分条件の取り違えや因果と相関の混同のような基本的な間違えも頻繁に起こってる

    ・人間は確率思考が苦手。
    ちょっとしたことで、論理性や合理性を失ってしまう。


    ・バイアス=悪 ではない
    世界には情報が多すぎるため、バイアスがいっさいなくなったら、困る


    ・確証バイアス…都合のいい情報ばかり集める


    ・スキーマは「思い込み」の塊。
    人間はスキーマに基づいて情報収集や論理的思考を行っている。
    会話が成り立つのもスキーマに従って行間を埋め、理解し記憶しているから


    ・スキーマに頼ったアブダクション推理(正解が一義的に決まらない、論理の飛躍を伴う推論)が人間の非常に特徴的な推論のしかた
    …論理に飛躍があるためら思い込みな偏見の源にもなりがち
    しかし、人間的な推論のしかたである

    普段から私たちは
    「実はこうなのではないか?」
    の考えて、欠けている情報を補い、推論している。


    ・アブダクションによって、人は知識を拡張し、因果関係を解明し、新たな知識を創造している


    ・アブダクション推理の精度を上げるには

    システム1の直感的な思考は普通に生きていく上で不可欠だが、時に致命的な間違いを犯す

    システム2はよりよい判断のために不可欠だが、時間はかかる
    システム1の思考をシステム2で振り返り、自分時間の思考の特徴や傾向を知る訓練を通して、よ理質の高いシステム1の思考ができる



    ・AIはアブダクションをしない
    AIが行っているのは確率計算
    身体感覚で感じることはできない


    ・人はアブダクションを通して、自分で外界をサンプリングし、いくつかの点だけで、面の知識を創る


    ・練習することで、知識が創られる
    推論して、さらに新しい知識を創り、さまざまな場で使う練習を重ね、体の一部にする
    その過程で自分の知覚能力、認知能力、推論能力もどんどん向上させてきた


    ・AIは超一流の達人の再現ができない
    理由
    AIには感情がない
    効率のよい学習はできてもら突き詰めることはできない
    「好き」という気持ちが超一流の達人になるためには必要


    ・得手に帆を揚げろ

    苦労がない人生は絶対無理
    好きなことをやっていても苦労が必ずある。
    だなら、迷ったときは、それぞれ自分な得意技や好きなことに目を向ける

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    2026年06月30日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    下記メモが参考になったところ。良書でした。

    人間は最初に直感で好きを決め、後から理由づけしている

    コピーの割り込み、理由を言うだけで成功確率が上がる。

    報告して欲しいなら、なぜ報告して欲しいのか?

    「あのグループのせいで遅れている」
    「あのグループのために、できることはないだろうか」プロジェクトを俯瞰できる人

    伝わる話しは抽象と具体を行ったり来たりしている。

    長期予想はできない。それより自由度を優先する。長期を予想すると自由に動けなくなる
    部下がバカなことをしたと思って指導してはいけない。コンテキストの伝え方が悪かったと反省すること

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    2026年06月16日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    「頭がいい」と感じる人に、言語化の上手いアスリートが多いとずっと思ってきました。為末さんもだけど、岡田監督⚽️とかも。
    それは言葉が身体にぴったり接地していて、それを引き出すように話すからなのかなと考えました。
    普段からいろいろなことを言葉を使って考えているから、ちょっと違う質問をされても自分の身体に引き付けて取り出せるのかな。

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    2026年06月07日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    言語の本質ってのを読んで以来、ちょくちょく読んでる先生の本

    これはわかりやすく書かれてるので、誰にでもおすすめできる。

    AI時代、何を鍛えるか。
    これも少しヒントありです。

    ファンダメンタルズとして、コミュニケーションを上げてますが、内部監査においてもそうですね。そして、このコミュニケーションは自分とのコミュニケーションを含むと捉えれば、ますます、最重要なファンダメンタルズと捉えられるのではないかと考えてます。いい刺激でした。

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    2026年05月15日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人間の進化と言語の関係、動物との違い。
    オノパトペは言語なのかから話しが始まり、言語の持つ身体性から、アブダクション推論による言語習得まで、言語の本質をついた興味深い話が満載。
    赤ちゃんのように外国語を学ぶという話は昔からあったと思うが、大人はすでにインストールされた母語OSがあるだけに、自由発想なアブダクション推論がしにくいのかもしれない。
    ニカラグア手話の話が秀逸で、言語の進化の過程を追体験できそうなので、話を詳しく調べたいと思った。

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    2026年05月15日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    学力について書かれている本だが、普段の日常にも大きく関わる話だった。
    学力を通して他者理解の部分について深く触れているため、自己理解にも繋がっていく。
    教育現場以外の職場でも、大いに活用できる話があるように感じた。

    わたし自身、教育現場に少し携わっており、
    子どもから数学の質問を受けたとき、この質問があるということは根本的な核となる部分の理解ができていないな、、、どう教えたらいいのか、とよく悩んでいた。
    その悩みの部分が、明確に記されていたように思う。
    自分が子どもたちにできることの幅が、とても広がる本だった。

    学力以外の部分にも置き換えられる知識がたくさんあったため、非常に役立つ一冊になった。

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    2026年05月14日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    学力=テストの点数が取れることではなく、学ぶ力のこと
    やっと私が分数、割合が理解出来ていなかった理由がわかった

    仮説を立て、使ってみる
    上手くいかない、振り返り修正する
    それを繰り返す

    「勉強の出来る人」にこそ読んでもらいたい

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    2026年05月06日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    この手の本 - 心理学であり、人生の大問題と仰々しいタイトルがつけられており啓発本的なイメージのもの。
    こういったものを一気読みしてしまったのは初めてかもしれない。非常に興味深く、面白く、頭の片隅で分からないと思っていることも分かった。
    AI時代も「これでいいんだ」という確証が湧いてくる。経験と想像と確認と検証を繰り返しながら。
    最近、思考の結果としてこんなことをよくやっている気がする。これも人生の大問題と正しく向き合い始めているということかもしれない。

    ワクワクしてくる。

    そんな授業が行われる大学は素敵だなと感じた。

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    2026年05月03日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人が言語を習得する過程を、オノマトペから始まる「音声記号と世界の経験の接続」から説明し、さらになぜヒトだけがそこから広大無辺な言語の世界を切り開いていけるのかを、ヒトと動物の対照実験で説明している。ヒトだけが持つ不完全な推論こそが新しい気づきをもたらすのであり、それには誤りを犯すことが必要不可欠なのであった。

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    2026年04月27日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    英語をより自分のものにできるようになりたいと改めて感じた。

    ・多言語を学習すると認知能力が向上する
    ・使う言語によってアイデンティティ、考え、世界観が変わる(英語を使用するとより外交的、オープンになるなど)
    ・第二言語を使うときは、より冷静に理論的で合理的な判断を下すことができる。

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    2026年04月24日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    算数ができない、数学がわからない。その理解の妨げになっている理由を、学術的に解説した本。指導法に直接活用できる情報は少ないが、教員(特に算数、数学を指導する教員)はベースの知識として読んで損はしない。

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    2026年04月24日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    とても私にとっておもしろい本でした。

    日常生活において、話したことが適切に伝わらないことは多々あり、自分の話し方に難ありなのだろうと思いこの本を手に取りました。

    そうか、人は話を聞いている間に考えているのか。そして人それぞれにバイアスがあって、異なるスキーマで聞いているから伝わらないことがあるのかと腑に落ちました。自分の考えていることは、思っている以上に相手に伝わっていないものだとまず考える必要があったんだとわかりました。

    話し方は具体的かつ抽象的に。つまり、話の枠組みを話して全体を定義させてから、具体例を言うといいのかなとそう捉えました。

    他の方の感想を見て、著者の他の本はおもしろかったと書いてありましたので、著者の別の本も読んでみたいと思います。

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    2026年04月23日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    本書を読んで、子どもに読み聞かせをする時間が増えた。理由は、認知科学の知見として「読める」ようになるには、「文字を読めるようになる前に、どれだけ耳から聞いた単語がたくさんあるかが大事」という情報があったから。下の子も2026年12月までには文字を読み始めるだろう。もう時間がない。

    算数の文章題が解けない子どもたちの状況は衝撃的。その原因として、教える側の大人に知識に対する誤解があること、子どもたちのスキーマが誤っていることが挙げられている。「知識は「覚えるもの」ではなく「学び手が創り上げていくもの」」という指摘は実感にも沿う。

    子どもは、誤った推論を自分で正していく力を身につけなければならない。客観的な誤りであればいいが、人の視点を獲得して自分の考えを修正するというのは特に。自分のできていないことを指摘されているようだった。

    AI時代に「知識はAIに任せていればいい。人間は勉強しなくて良くなる。」という考えは、記号接地という視点からは明確に誤りだと分かる。身体化されていない知識は、そこにあっても使えない。論理的であれば必ず理解できるわけではない。嘘だと思うならウィキペディアの数学に関する記事を読んでみたらいい。またはタイ語の書写。本書にも「大人でも接地させて身体化するには時間がかかる。」という指摘がある。

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    2026年04月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    最高に面白い。めちゃ笑えました。こういう子供の言い間違いって本当にかわいらしい。

    表題にもある、「きょう、ゴリラを植えたよ」は、パンジーのこと。他にも「ヒミツのライバル」→鬼滅の刃とか、「おなかのなかがはるになった」→温かいものを食べた時のひとこと、とか、「ぜひお電話ください」「でんわもってないの?」とか、「ぜんしゅうちゅう、虫の息」→「蟲の呼吸(胡蝶しのぶ)」とか本当好き。

    軽い内容でスラスラ読めるけど、解説は言語学的な視点で書かれているので、なるほど〜となる。

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    2026年04月15日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    この講義、受けたかった。当時、認知科学がなんだか分かってなかった。先生の講義を受けてたら、きっと進む道が変わっていたかも。
    とても分かり易く、実例を挙げながら説明してくれていて、知っていたことがたくさんだったけど、改めて腹落ちした。
    一番これこれと思ったのは、教育課程は、より精緻なアブダクション推論を行えるようにするためにあるということ。何のために勉強するのか、義務教育は何のためにあるのか、子どもたちにこの観点を分かってほしい。
    人との関係も、認知バイアスを理解できたら、寛容になれるということも。人間関係に悩んでいる人に読んでほしい。

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    2026年04月15日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    教養的な読み物として非常に面白かった。
    認知心理学的にみた普段自分が意識していない人間の不完全だとか偏りを客観的にみるきっかけになった。
    大学生向けの講義がベースになっていることもあり特に若い読者には今後の人生における指針になる金言がたくさん詰まっていると思う。

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    2026年04月10日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    今井むつみ先生の「『何回説明しても伝わらない』はなぜ起こるのか」を読みました。最近、読書メモをさぼっていたので久しぶりです。

    大前提は、話し手と聴き手の知識の枠組み、思考の枠組みが異なること。スキーマという言い方をしているけど、特に母国語が違う人と話をするときはこのスキーマが異なることで、同じ認識ができないということが起こりうるという話。あとは、記憶は理解して蓄積されるということ。逆に、理解の仕方によって記憶がゆがめられることもある。そして、人間はまんべんなくものを見たり認識したりすることができないばかりでなく、目に入ったり認識したりしたごく一部の情報が「すべて」だと思い込んでしまう傾向があるらしい。さらにいうと、人間は、「これが好き」という感情が最初にあって、それをもとに意思決定し、あとからその選択でどうかを理性で検証するという癖があるらしい。こういう前提条件があると、昔から言われていることが理にかなっていることも判る。例えば、「技は盗め」という話。教えてもらうと自分で考えないでしまう。教えてくれずに、自分で技を習得したいと思えば、いろいろ試行錯誤して考える、つまり理解が伴っていくので、自然と技が身についてくるという話らしい。「結論を最初に」というのも、話し手の意図が最初に判っていた方が、理解がしやすいということに基づいているらしい。いずれにせよ、相手のスキーマがどうなっているのか、理解することが記憶、認知に強く影響するということがこの本のポイントなのかなと思いました。

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    2026年03月30日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    ネタバレ

    慶應大学今井むつみ先生の最終講義らしい。帯にも書いてあるように、「人はわかっていても間違え、偏った視野をもち、誤解するもの。だからこそ、どう学び、人とつきあい、社会を生き抜いて行くかを考えることが大事」。まさに、その通りと思います。この講義は、その人間の認知の偏りが、AIとは違ったアブダクション推論を可能として、それが「1を聴いて10を知る」と言った人間ならではの認知の仕組みを生み出している一方で、その偏りがとんでもない誤りを生んでしまうこともあるというところが起点。AIは統計処理なので、推論に偏りがない。それと人間は五感を統合して判断するが、AIはマルチモーダルな統計処理は苦手だという。後者は、これから統計的に解決できるような気もするけど、十分なデータが無くてもそれが出来るのが人間の認知の特徴なのだと理解しました。もう少し、整理したい事がたくさん。もっと勉強しなくては

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    2026年03月30日