今井むつみのレビュー一覧

  • ことばと思考

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    面白すぎる。言語で世の中は区切られている!(と自分は感じたが、言語に拘らず普遍的に通ずる概念もある、と本書では書かれていた。)左右がない世界、色が2種類しかない世界、10進法ではない世界は私には信じられないが、それで成り立っている社会が実際に存在することに衝撃を受けた。こんなに面白い本を1000円(自分は借りたので0円)で読んでいいのだろうか…。申し訳ないのでせめて自費で購入しようと思う。

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    2024年07月24日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    コロナがあって、人の顔や口や表情を見ながら話す機会が少なくなった。zoomやskypでは比較的一方通行の会話になりがちで、会話のキャッチボールがしにくい。画面越しで話を聞く際に、本質的に「耳を傾ける」動作が減った。家族の食事の時間がバラバラで、食事を摂りながらの会話が少なくなった。文字でのコミュニケーションは増えても、語彙は少ない。短文、単調、絵文字。空気を読む、正しいかの答え合わせは無い。もしくは間違えていた場合は、全て終わる。空気を読むのは、行間を読んだり行間を埋めたりする事とイコールでない。
    読書から得られる文章能力の個人差が顕著になっている?ネットニュースは、興味がある事ばかり出てくる

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    2024年06月07日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    為末さんは言わずと知れた元陸上選手。
    今井さんは言語心理学専門の教授。
    この2人の対談を元にした本。

    この本を読んだあとだと自分の言語化能力、具体化能力の低さにがっかりするのですが、とても面白かったです。
    もともと、具体と抽象の行き来には興味があったのですが、それに加えて為末さんが体の動きを言語化してくれるのがずっとスポーツ(バレーボール、テニス、ランニング、今はフィットネス系キックボクシング)をやってきた私には体感的に腑に落ちる表現がたくさんありました。

    教える時に情報量の多い映像を見せると処理しきれないけれど、熱いフライパンの上を走るように、というとできるようになる、とか、すごくわかる

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    2024年02月22日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    分けて分けて、統合
    ことばことば、からだ
    からだことばからだ
    からだからだ
    ことばからだ
    鶏と玉子

    面白くって一気読み

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    2024年02月10日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    本書を読んで、言葉の力を改めて実感することができました。言語になっていることで、思考や行動に変化を生み出せることや、言葉の使い方次第で体の挙動を理想の形に近づけることができることがすごく良く分かります。
    このお二人の会話は、とても興味深く、私はいつまでも聞いていたい。
    為末さんは、みなさんご存知の陸上ハードル競技で日本の代表選手として活躍した方です。アスリートの多くは専属のコーチをつけて、自らの技をより高みに押し上げるスタイルをとってますが、為末さんはコーチをつけずにセルフコーチングで自らの体を鍛錬してきた人です。言葉の選び方、使い方を意識して活用することの大切さを語ってくれています。運動ので

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    2023年12月09日
  • ことばと思考

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    ゆる言語学ラジオを聴いて興味を持ち手に取った今井むつみ先生本。ラジオ内で語られていた内容がちょくちょく出てきて、相乗効果で楽しめた。
    言語によって認識の仕方や思考に影響が出るという話は、非常に興味深い。言語によって世界にそれまで無かった線を引く、ってこととかすごく腑に落ちる。いやー、おもしろいわ。高校生がこれ読んだら言語心理学とか認知科学とかの道に進みたいって思ったりするんじゃなかろうか。文系学問もおもしろいなって改めて思えた1冊。

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    2023年12月05日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    動きを描写する方法でいちばんいいのはことばなのです。

    気になるのは、以下です。

    ■ことば
    ・同じことばでも、学習者のレベルによって有効である場合と、ない場合があります。
    ・コーチングのうまい人は、学習者のレベルによってどのようなことばが的確かを直観的に判断し、巧みにことばを使う人が多い。
    ・映像では情報量が多く正確すぎ、人間の処理できる能力を超えてしまっている。ことばは、いちばん大事なところをスポットライトを当てることができるので、表現方法としては、いちばん適しているのではないか。
    ・人間の認識や認知にはくせがあり、同じものを見たり、同じアドバイスを受けても、受け取り方が人によって異なると

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    2023年11月16日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    それぞれの『言語の本質』と『熟達論』への読みやすいガイドになっている。為末さんの時々のちょっと間抜け目な返しが効果的でもある。学習とか向上ということに興味がある人はぜひ。

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    2023年10月03日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    ことばによって身体は作られる。
    身体によってことばは作られる。
    深遠な内容で非常に興味深かった。
    理論や理屈と身体の感覚が調和していくとものすごく研ぎ澄まされた感覚になるんだろうなと想像できる。
    自分は見えない世界が見えているのだろう。

    人間の身体とことばは深く深く繋がっていることを感じさせられる一冊。

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    2023年10月03日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    「ことば」の持つ力。
    「ことば」の使い方。

    記号接地問題。その概念は身体に設置しているか。

    「ことば」の余白。映像では情報量が多すぎるので、ことばで焦点化すること。大事なところにスポットライトを当てること。

    言葉に関するお2人の会話が胸熱!でした。
    明確で、具体的で、イメージが浮かびやすかったです。

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    2023年09月21日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    人として成長していくために大切なこととは何なのかが述べられている。
    情報が錯綜する現代において、学びを得るためにはどういったアプローチが必要であるか、本当に学んでいるとはいったい何なのかを考えさせられた。

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    2023年09月20日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    先日読んだ広瀬有紀さんの『ことばと算数』で取り上げられていたこともあり、こちらも読んでみることにした。
    子どもが誤ったスキーマを身につけてしまうこと、それを修正するメタ認知が働かないことなどが印象に残っている。
    ではどうするのか、についてはあまり具体的なことが書かれていなかったので、そういったことが分かればと思い、少し専門的ではあるけれど、この本も読んでみることにした。
    (思いがけない自分の向学心?に自分で驚くよ。)

    小学生のつまずきの原因をさぐるために、アセスメントとなるテストを開発し、その結果を分析したもの。
    だから、本書でいう学力は、受験でいい学校へ受かるための学力とは少し違う。

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    2023年02月12日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    ゆる言語学ラジオから今井むつみ先生の魅力に触れ、書作初挑戦。
    最近の子供たちは読解力が不足している、学力低下の危機と巷で騒がれ始め久しいが、認知心理学という学問の観点からのアプローチの軌跡を読み知れる。決して〇〇のせい!とは断定せず、複合的な要因があるのだと真摯な姿勢で説いているのが非常にアカデミックで好感が持てる。

    言語能力が学力に深い関わりを持つという一般的な評判に対する金言
    個別でことばを多く知っているのではなく、学力とは組み合わせによる推論力が重要
    P164
    しかし、そこで想定されている「言語能力」は、ほとんどが語彙のサイズ(どれだけ多くのことばを知っているか・・・)であった。しかし

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    2023年01月06日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    とても丁寧に子供達の"学力"について調査がされていて読み応えのある一冊でした。
    文章題が解けなかったりするのは本人の努力不足ではなく数に対する認知、考え方が誤っていることがあるという事を調査から見つけ出されていて、納得感がありました。
    今後指導をしていく上で生徒たち本人が文意を理解できているか、そもそも数の概念の理解は大丈夫かなど、多様な視点を持って指導することに繋がりそうだと感じた一冊です。
    少しの文章ではとても書ききれないので気になった方はぜひ購入することをお勧めします。

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    2022年12月11日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    文章題を間違える子どもの間違い方を分析して、子どもの発達を解き明かしていく本。子どもの間違い方にも論理性があっておもしろい。今井むつみ先生の他の著作も読みたくなる。

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    2022年10月26日
  • ことばと思考

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    今井むつみさんの本はこれで3冊目ですが、この本は分けてもインパクトが大きいものでした。言葉を通じて世界を見たり、ものごとを考えるのですが、言葉が違うと、認識、思考のありようが違うのか、それにより相互理解はできないのかといった問題に認知心理学の成果を踏まえて分け入っていきます。外国語を学ぶことで認識の多様性への気づきといった思考の変容が得られるとか、言語が異なっても相互に分かり合えるとか、ある意味、感動的な知見の連続でした。

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    2022年10月04日
  • ことばと思考

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    これは面白い。最初のうちは「それって必ずしも因果関係と言えないんじゃ?」とモヤモヤしたが、中盤に入って著者の専門分野である子供の言語習得のテーマになると俄然説得力が増して本質を掴むことができる。結論だけを見れば当たり前のことしか書かれていないが、それに至るまでの道筋が良く考えられていて自然と腑に落ちるようになっているのはさすが。

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    2022年03月31日
  • ことばと思考

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    こんなにエキサイティングな本があるだろうか、というくらいに完璧におもしろかった。

    誰もが、ぜひ一度は読んでおくべき内容だと思う。

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    2022年02月27日
  • 英語独習法

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    冒頭に案内があるように興味の高い章をピックアップして読む場合も無理なく読み進めることができる。コーパスの利用にはまだ無理があるレベルの読者も5章、6章をスキップして楽しめる。
    奥の深い話しなので著者の関連図書も併せて読みたい

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    2022年02月27日
  • ことばと思考

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    他言語に習熟しようと数ヶ月続けている英会話に、やや停滞期を感じる原因を探っていたとき、この本に出会う。
    「言語を学ぶことの大半は、その言語の話者グループの考え方とか文化を学ぶこと」と考えていて、まさにそれが難しい日々が続いていたが、まさにそんな考え方を述べた本だった。

    私が期待していたのはどちらかというと社会・文化的要素と言語のつながりだったが、「心理・認知」という視点から言葉を分解するもので、当初の期待を超えて、とても面白かった。
    実験の内容の説明もわかりやすくかった。

    言語による世界の切り分け方は非常に多用で、魅力的だと思った。また、多様性の中にも、何らかの秩序とか、ヒトが母語に染まる

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    2021年01月10日