今井むつみのレビュー一覧

  • ことばと思考

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    私たちの思考は言語の枠組みの影響を受けている。だから異なる言語の話者同士は世界の認識や思考様式がまったく異なるのかもしれない、というある意味有名な仮説に対して最近の言語学がどこまでアプローチしているのかをわかりやすく解説する本。異言語間の差異と共通点だけでなく乳児幼児がどのように言語を習得していくのか、言語習得以前の認識のあり方に対して言語はどのように影響しているのかなど基本的な事柄を初心者向けに丁寧に解説していて良かった。さすが岩波新書と言うべきかとても新書らしい新書で安心して読めました。

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    2022年12月04日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    ネタバレ

    なんでみんな文章題が解けないのか…?いや、解かないんだ…!と気づいた今日このごろ。
    解かない理由は5年生までにあらわれる「学習性無気力」。どうアプローチしたらいいんでしょうか、続編に期待。
    さらに、幸い解いてくれても正解できないのは、実行機能、作業記憶、メタ認知能力などなどの欠如とのこと。
    …どうしたらいいんでしょうか。読書量に関連するらしい、認知負荷を下げる方法を教えるといいらしいが…
    さらなる情報が欲しいです、続編に期待。

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    2022年11月16日
  • 算数文章題が解けない子どもたち ことば・思考の力と学力不振

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    小学生を対象に学力とは何かを科学的に統計的に調べている。
    「ことばのたつじん」「かんがえるたつじん」というテストで調査して学力テストとも比較しながら問題点を示していて、なるほどと思い興味深かった。
    最後にほんものの学力を育む家庭環境に、本を読むことと子ども自らが興味を持つように環境を整えることとあって、深く納得した。

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    2022年09月28日
  • 言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

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    現在私たちは当たり前のように言葉を使いコミュニケーションを取るが、もともと言葉についての知識があった訳ではなく1から覚えていく必要があった。
    単語と意味を結びつけながら言葉を知っていくようにも思えるが、一つ一つの物に言葉がついているという仕組みすら知らない状態である子供が何故言葉を使えるようになっていくのかということを詳しく解説している本
    人間の脳の発達度合いや他の哺乳類の脳との違いなど面白く知ることが出来る本。

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    2022年07月16日
  • ことばの発達の謎を解く

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    ことばって不思議、ということ、そして、その不思議な言葉を子どもがどうして習得していくのか、それもさらに不思議。それがシステムとして言葉を習得していくという観点だと思うのだが、この観点は、外国語学習にも活かせそうだと思った。

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    2022年07月07日
  • ことばの発達の謎を解く

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    ことばはどう獲得されていくのかを探った本。

    子どもの言葉の言い間違いは、複雑な言葉の仕組みを子どもが一生懸命理解しようと奮闘している過程の表出であることがわかって感激。言葉を獲得する過程ってすごいなあ。言葉ってやっぱすごい。子どもすごい。子どもたちの言い間違いにもっと着目しよう。

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    2022年06月11日
  • ことばと思考

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    "われわれは、生まれつき身につけた言語の規定する線にそって自然を分割する"
    "世界が自分自身を分割し、名前をつけられるべく待っている"
    先達のことばを引きつつ、ご自身の研究も紹介しながら、どうヒトは思考しているかを考えさせられる、良い本でした。

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    2022年06月04日
  • ことばと思考

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    母国語が、ものの見方にいかに影響を与えるものであるか。衝撃的でした。一方で、異言語使用者間でも、共通する見方があるとのこと。非常に興味深いテーマでした。

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    2022年05月07日
  • ことばと思考

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    英語独修法で、筆者の考えに興味を持ち、本書を手に取った。

    言葉によって、人間の思考がどのような影響を受けているのか、その一端を理解する事が出来た。

    言葉によって、思考が進み、色々な概念を作り上げる事ができ、それを伝える事が出来るようになる。
    一方、言葉によって思考の方向性が制限を受ける事がある。

    その事を意識しながら、自分の思考を進めたり、他の言語の人々とコミュニケーションしていこうと思う。

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    2021年06月13日
  • ことばと思考

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    言葉によって思考は違うとも言えますし,
    大きな違いはないとも言えます。

    そもそも「言葉によって思考は違う。YesかNoか。」という問い自体が
    いまはもはや意味のない問いになっており,

    どこがどのように違って,どこがどのように共通しているのか,
    そこを明らかにする必要があるところにまで来ているようです。

    「ことば」について深く考えたことはなかったのですが,
    じっくり,しっかり考えなければならないほどの奥深さを感じさせてもらいました。

    人間にしか「ことば」がないことを踏まえると,人間を考えるときに「ことば」について考えることは切っても切り離せないものです。

    少しずつ考えてみたいと思いました。

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    2021年04月30日
  • ことばの発達の謎を解く

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    印象深かったのが、胎児は母国語をリズム(だったか文節だったか)で記憶しているという話。
    だから生まれた後、母国語を一番に理解できるらしい。

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    2021年02月06日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    英語独習法に引用されていたので手にとりました。平易な言葉で簡潔にまとまっており、一気に読めます。
    本の読み聞かせが大事とはよく耳にするところですが、なんで必要なの?という問いに対して、腑に落ちる内容となっておりました。言葉なんて話してれば勝手に覚えるでしょうと漠然と楽観視しておりましたが、抽象的な語彙をイメージできるか否かという点で読み聞かせや大人との対話がとても重要な役割を果たしていく。

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    2021年01月17日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    2020/8/28
    これから子育てをする立場になり、言葉を大事にする子になってほしいと思い購入。
    子どもとは沢山会話をして、成長への足掛かりを作れるような親になりたい。

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    2020年08月28日
  • ことばと思考

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    2020/8/25
    言語に関する興味から手に取りました。
    読み進めるのはけっこう大変…難解ではないですが。
    しかし言語が認識にどのように影響を与えるのか?という疑問を持った私にとっては大変示唆に富む一冊でした。
    今井さんの他の本も読んでみようと思います。

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    2020年08月25日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    ネタバレ


    親子の対話、生活の中で言葉の種まきをする。
    教えるのではなく足場をかけてあげる。

    私が息子と関わるときにやってきたことも書いてあったので、自分がしてきたことは間違ってなかったな、と思いました。現時点では語彙力があるな、と親バカながら思うので、今後も続けていきたいです。
    また、時間言葉、空間言葉も意識して使うなど、仕事上子どもと関わる中でも取り組んでいきたいと思いました。

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    2020年08月21日
  • 言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

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    言語 SF の匂いがそこはかとなくするけれど、立派な研究書。
    目から鱗の考察や、それを裏付ける実験結果満載です。
    新生児、乳幼児を対象にした実験なんかは、微妙にマッドサイエンティストの雰囲気で、ちょっと面白かったですね。

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    2020年02月23日
  • 言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

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    娘が生まれたので、赤ちゃんはどのように言葉をおぼえていくのかな、というところが気になって手にとりました。

    具体的な実験方法からその考察まで書かれており、そういった意味では結構学術研究的な内容ですが、興味深い実験も多く、個人的には面白く読めました。

    名詞の基礎カテゴリーを即時マッピングしていくという能力にすごい!と感心したり、一方で、動詞や形容詞の意味をいろいろなヒントを得ながら学習していくのにもすごい!と感心したり。
    自分もどのように日本語を学習してきたのかもちろん覚えていませんし、今まさに学習している子どもたち自身もその仕組みはもちろん分からないわけで、それを明らかにしようとさまざまな実験を考えて実施・考察している言語学者の方はすごいなぁと思いました。これからさらに解明が進んでいくのが楽しみです。

    外国語学習にとっても示唆に富んだ内容があり参考になりました。「同じ意味領域に属する単語を一度に学習し、母語との違いを学習者が考えること」で学んでいるその外国語の意味領域の全体像をつかめる、と。

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    2019年12月14日
  • 科学が教える、子育て成功への道

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    6Cs 非認知能力全般が大事であることは他の著作でもよくみられるが、本書では認知能力も必要であると書いてある点が納得感は高い。

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    2017年10月29日
  • 言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

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    赤ちゃんが言葉を覚えるとき、効率よく学習するため、生まれ持ったバイアスを適用して、語が表すことの可能性を絞る。単語の種類によってかけるバイアスが異なる。

    名詞の場合、同じような形をしたものは同じ名前を汎用して適用する。
    しかしこれだと粘土などの物質名の学習が妨げられるので、柔らかそうなものには形バイアスは使わないなど、うまく適用している。
    初めてあれはコップだと聞いた時に、コップのことなのか、ガラス製のもののことなのか、そのものの固有名詞なのかは区別できないが、うまくバイアスを使って驚くほど正確に一度で覚えられる。

    動詞の場合、AがBを持つ等、関係する後の数が多いので安易には汎用せず、多くのパターンを覚えてそこから共通の部分を抜き出して学習する。

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    2016年06月15日
  • ことばと思考

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    自分の知っている言語の範囲でしか
    思考は整理できないのだと分かった。

    だからこそ、どんな言葉に出会い
    使っていくかが大切だと思った。

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    2026年10月07日