今井むつみのレビュー一覧

  • 人はなぜ言葉を話すのか? 「言語の起源」をめぐる人類の物語

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    なかなか難しくて読み応えある本。最後のサマライズがあったおかげで「あぁ、大体理解できてた…(ほっ)」となる。表紙や娘さんとの会話から始まるところに凄く惹かれて読んだ本。言語の起源に関する説についてはなるほどなぁと思う。人である以上、信頼とかそういうものをやっぱり大事にせにゃいかんのだなぁ、とつくづく思わさせられた。

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    2026年07月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    ゆる言語学ラジオファンであるということもあり、読みました。子どもの発想は間違いとは言えないものですね。話のネタとしても大いに受けます!

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    2026年07月19日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    【内容】
    本書は、発達心理学者と言語学者がそれぞれの専門的視点から、人間はいかにして言語を獲得するのかを考察した共著である。

    著者らは、オノマトペ(擬音語・擬態語)を、身体性の高いジェスチャーと、恣意的で体系化された言語との橋渡しを担う存在として位置づける。子どもはオノマトペを足掛かりに、身体的な経験と抽象的な言語を結び付けながら言語を習得していく。
    その過程では、人間特有のアブダクション(仮説形成)によって既存の知識から新たな知識を生み出し、それを足場として知識体系を自己拡張していく「ブーストラッピング」が重要な役割を果たす。こうした学習を通じて、身体性への依存が比較的低く、高い拡張性を備

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    2026年07月14日
  • 人はなぜ言葉を話すのか? 「言語の起源」をめぐる人類の物語

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    ①言語以前の能力
    群れの信頼関係、助け合いの本能
    他の個体を模倣する能力
    発声器の獲得
     音を真似る能力
    広める欲求
     気づいたことはなんでも共有したい
    創意工夫

    ②プロト言語の発生
     先に行動が変わりその後に遺伝的適応が起こる
     言語とジェスチャーの混合
     100万年前
     なんとなくこの辺で音楽が生まれてそうな感じある
     ホモエレクトゥスのあたり


    ③人間の言語への適応と、言語自体のブラッシュアップ
     ネアンデルタール人→3万年前絶滅
     デニソワ人
     20万年前くらいから急速に進む
     このへんからホモサピ
     社会、文明の発展もこの頃から
     コミュニケーション(音声、ジェスチャー、リズム

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    2026年07月11日
  • アブダクション英語学習法 認知科学者がAI時代に伝えたい独学の技法

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    第二言語である英語のスキーマを身につけるのは、英語ではこう言うのが普通、と言う感覚を身につける、ということだから、たくさん聞いて使って慣れるしかない、ってことだと考えると時間がかかる。それをいかに効率よく進めるか、をAIを活用することで楽にできると教えてくれる。それでも考えなくても口から出てくるまでになるには時間がかかるので継続が大事、というのは変わらない。

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    2026年07月11日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    子どもは何度転んでも立ち上がる。自転車も箸の持ち方も、誰かの説明を聞いただけで身につくことはない。転び、迷い、身体で覚えるうちに、いつの間にかできるようになる。「その当たり前の事実を改めて教えてくれる一冊だ。学びとは知識を詰め込むことではなく、言葉で考え、身体で試し、失敗を重ねながら自分の世界を書き換えていく営みなのである。効率や正解ばかりを追い求める時代だからこそ、遠回りに見える経験の積み重ねが人を育てる。できるようになるとは、知識が身体に根を下ろし、自分自身の力へと変わる瞬間なのだ。

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    2026年07月07日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    SFCの教授が最終講義として行った授業。
    「人間を知る」が本書のテーマ

    前半はすらすら読みやすい。
    世界を客観的に見ることができるのか?というテーマで、人間には
    ・バイアスがあること
    ・記憶が脆弱なこと
    ・論理的な思考が苦手なこと
    ・確率よりも感情で考えてミスすることなどが書かれている

    それを踏まえて後半ではAIとの違いを説明。
    人間は
    ・スキーマがあるから、高度な思考が成り立つこと
    ・アブダクションという人間の特有の推理方法があること
    ・AIは超一流の達人の再現ができないことを述べている

    ・自分の見ている世界≠隣の人が見ている世界

    ・見落とすことはある

    ・人は期待し、予測しながら

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    2026年06月30日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    下記メモが参考になったところ。良書でした。

    人間は最初に直感で好きを決め、後から理由づけしている

    コピーの割り込み、理由を言うだけで成功確率が上がる。

    報告して欲しいなら、なぜ報告して欲しいのか?

    「あのグループのせいで遅れている」
    「あのグループのために、できることはないだろうか」プロジェクトを俯瞰できる人

    伝わる話しは抽象と具体を行ったり来たりしている。

    長期予想はできない。それより自由度を優先する。長期を予想すると自由に動けなくなる
    部下がバカなことをしたと思って指導してはいけない。コンテキストの伝え方が悪かったと反省すること

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    2026年06月16日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    「頭がいい」と感じる人に、言語化の上手いアスリートが多いとずっと思ってきました。為末さんもだけど、岡田監督⚽️とかも。
    それは言葉が身体にぴったり接地していて、それを引き出すように話すからなのかなと考えました。
    普段からいろいろなことを言葉を使って考えているから、ちょっと違う質問をされても自分の身体に引き付けて取り出せるのかな。

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    2026年06月07日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    言語の本質ってのを読んで以来、ちょくちょく読んでる先生の本

    これはわかりやすく書かれてるので、誰にでもおすすめできる。

    AI時代、何を鍛えるか。
    これも少しヒントありです。

    ファンダメンタルズとして、コミュニケーションを上げてますが、内部監査においてもそうですね。そして、このコミュニケーションは自分とのコミュニケーションを含むと捉えれば、ますます、最重要なファンダメンタルズと捉えられるのではないかと考えてます。いい刺激でした。

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    2026年05月15日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人間の進化と言語の関係、動物との違い。
    オノパトペは言語なのかから話しが始まり、言語の持つ身体性から、アブダクション推論による言語習得まで、言語の本質をついた興味深い話が満載。
    赤ちゃんのように外国語を学ぶという話は昔からあったと思うが、大人はすでにインストールされた母語OSがあるだけに、自由発想なアブダクション推論がしにくいのかもしれない。
    ニカラグア手話の話が秀逸で、言語の進化の過程を追体験できそうなので、話を詳しく調べたいと思った。

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    2026年05月15日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    学力について書かれている本だが、普段の日常にも大きく関わる話だった。
    学力を通して他者理解の部分について深く触れているため、自己理解にも繋がっていく。
    教育現場以外の職場でも、大いに活用できる話があるように感じた。

    わたし自身、教育現場に少し携わっており、
    子どもから数学の質問を受けたとき、この質問があるということは根本的な核となる部分の理解ができていないな、、、どう教えたらいいのか、とよく悩んでいた。
    その悩みの部分が、明確に記されていたように思う。
    自分が子どもたちにできることの幅が、とても広がる本だった。

    学力以外の部分にも置き換えられる知識がたくさんあったため、非常に役立つ一冊にな

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    2026年05月14日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    学力=テストの点数が取れることではなく、学ぶ力のこと
    やっと私が分数、割合が理解出来ていなかった理由がわかった

    仮説を立て、使ってみる
    上手くいかない、振り返り修正する
    それを繰り返す

    「勉強の出来る人」にこそ読んでもらいたい

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    2026年05月06日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    この手の本 - 心理学であり、人生の大問題と仰々しいタイトルがつけられており啓発本的なイメージのもの。
    こういったものを一気読みしてしまったのは初めてかもしれない。非常に興味深く、面白く、頭の片隅で分からないと思っていることも分かった。
    AI時代も「これでいいんだ」という確証が湧いてくる。経験と想像と確認と検証を繰り返しながら。
    最近、思考の結果としてこんなことをよくやっている気がする。これも人生の大問題と正しく向き合い始めているということかもしれない。

    ワクワクしてくる。

    そんな授業が行われる大学は素敵だなと感じた。

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    2026年05月03日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    人が言語を習得する過程を、オノマトペから始まる「音声記号と世界の経験の接続」から説明し、さらになぜヒトだけがそこから広大無辺な言語の世界を切り開いていけるのかを、ヒトと動物の対照実験で説明している。ヒトだけが持つ不完全な推論こそが新しい気づきをもたらすのであり、それには誤りを犯すことが必要不可欠なのであった。

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    2026年04月27日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    英語をより自分のものにできるようになりたいと改めて感じた。

    ・多言語を学習すると認知能力が向上する
    ・使う言語によってアイデンティティ、考え、世界観が変わる(英語を使用するとより外交的、オープンになるなど)
    ・第二言語を使うときは、より冷静に理論的で合理的な判断を下すことができる。

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    2026年04月24日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    算数ができない、数学がわからない。その理解の妨げになっている理由を、学術的に解説した本。指導法に直接活用できる情報は少ないが、教員(特に算数、数学を指導する教員)はベースの知識として読んで損はしない。

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    2026年04月24日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    とても私にとっておもしろい本でした。

    日常生活において、話したことが適切に伝わらないことは多々あり、自分の話し方に難ありなのだろうと思いこの本を手に取りました。

    そうか、人は話を聞いている間に考えているのか。そして人それぞれにバイアスがあって、異なるスキーマで聞いているから伝わらないことがあるのかと腑に落ちました。自分の考えていることは、思っている以上に相手に伝わっていないものだとまず考える必要があったんだとわかりました。

    話し方は具体的かつ抽象的に。つまり、話の枠組みを話して全体を定義させてから、具体例を言うといいのかなとそう捉えました。

    他の方の感想を見て、著者の他の本はおもしろか

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    2026年04月23日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    本書を読んで、子どもに読み聞かせをする時間が増えた。理由は、認知科学の知見として「読める」ようになるには、「文字を読めるようになる前に、どれだけ耳から聞いた単語がたくさんあるかが大事」という情報があったから。下の子も2026年12月までには文字を読み始めるだろう。もう時間がない。

    算数の文章題が解けない子どもたちの状況は衝撃的。その原因として、教える側の大人に知識に対する誤解があること、子どもたちのスキーマが誤っていることが挙げられている。「知識は「覚えるもの」ではなく「学び手が創り上げていくもの」」という指摘は実感にも沿う。

    子どもは、誤った推論を自分で正していく力を身につけなければなら

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    2026年04月19日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    ネタバレ

    最高に面白い。めちゃ笑えました。こういう子供の言い間違いって本当にかわいらしい。

    表題にもある、「きょう、ゴリラを植えたよ」は、パンジーのこと。他にも「ヒミツのライバル」→鬼滅の刃とか、「おなかのなかがはるになった」→温かいものを食べた時のひとこと、とか、「ぜひお電話ください」「でんわもってないの?」とか、「ぜんしゅうちゅう、虫の息」→「蟲の呼吸(胡蝶しのぶ)」とか本当好き。

    軽い内容でスラスラ読めるけど、解説は言語学的な視点で書かれているので、なるほど〜となる。

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    2026年04月15日