今井むつみのレビュー一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    我々人間がなぜ言語という高度なシステムを操っているのかをオノマトペから読み解く名著。人間にできて、AIにできないことを読み解くヒントになりました。

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    2026年02月19日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    オノマトペを基点として、アイコンによる補助理解がシンボルグラウンディング問題のもつ身体性に紐付き、人間の知識拡張:ブートストラッピング・サイクルは推論様式のアブダクション推論によると結ぶ。これを人間の言語の本質として落としこんだ名著。記号接地せずに記号間を漂うだけのAIが成立するディープラーニングの可能性も感じた。読んでよかった。

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    2026年02月18日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    認知心理学のエッセンスを凝縮した本だと感じた。特に、「記号接地」、「アブダクション」、「システム1とシステム2の思考の違い」について知ることができてよかった。人間が何かを経験するということの意味や、人間が存在していることの意味も伝わってくるような気がした。生成AIで出てくる回答を読むことだけではわからないことがあるな、と知った。
    本のページ数はそこまで長くないので、何度も読んで立ち返りたい。

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    2026年02月15日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    「人間は学びの過程で、考え、間違え、それを自ら修正することで、技を身に付けると同時に、直感を磨きます。」

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    2026年02月06日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    母語としての日本語や読書の大切さ、親の声かけの大切さを様々な事例と共に伝えてくれます。英語教育よりも、国語力を高めたいと、絵本の読み聞かせやいろんな声かけをしてきた自分の育児が肯定されたようで読んでいて嬉しかった。また、英語の学び方も分かった気がした。これからも親子の会話を大切にしていきたいと、子育てに前向きになれる本です。
    著者の他の本も読みたいと思います。

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    2026年01月31日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    子どもの学力回復への道筋になればと思い読みました。

    内容は、著者が作成した「たつじんテスト」を基に進められ、現在ある学力テストとは、違い、学力テストだけではいけない理由、勉強で躓く理由(主に国語、算数)が書かれています。

    この本で気付かされたことは、子どもが分からないところというのは、大人が想定するところとズレがあるところでした。

    例えば、2分の1とは?
    子ども回答 2つに分ける
    大人回答  2つに均等に分ける
    この均等が伝わらないと分数は伝わりません。

    しかし、こんなの当たり前だろうと思うところに、子どもの誤ったオリジナルルールが設定されており話が伝わらないのです。

    本を読むという

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    2026年01月18日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    いかに自分が己のスキーマ・価値観のもとで ものごとを判断してきたか そしてそれでいかに失敗してきたか はたまた傲慢だったか ということを省みることのできた一冊。という意味で星5つ〜!!!(正章ヴォイス)具体的にじゃあどう伝えればええねん!てのは、この己の反省のもとに日々さらに反省を積み重ねて培われていくのであろう。今後の自分に期待。答えが絶対どっかにあるとか思ってたことそれも己のスキーマよ(詠嘆)。日々の生活で早速実践あるのみ。お、なんか感想書いてるうちに前向きなってきた。自身の価値観スクラップアンドビルドで死ぬまで成長、成長街道まっしぐら。(満31歳)

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    2026年01月17日
  • ことばの発達の謎を解く

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    理論的に書かれており、非常にわかりやすかった。
    どのように赤ちゃんが言語を習得するかが詳しくまとめられている。
    実験の話も非常に興味深く、積極的に子供に話しかけることの重要性を再確認した。

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    2026年01月07日
  • ことばの発達の謎を解く

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    私たちが普段何気なく使っている言葉は、なんと複雑なのだろうと再認識させられた。赤ちゃんが言語を習得する過程を考えていくことで、成長した私たちが未知の単語にであったときに、その言葉をどのようにして知識体系に組み込んでいるかを知ることができる。

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    2026年01月05日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    復習とまとめという感じだが、大学の退職最終講義ということで、教職者としての総括感がすごい。なので、泣ける。また、この本に出てくる実験についての情報は、他の新書でのそれのようにノイズではない(私にとって)。講義がベースだからだろうか。大学っていいね。

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    2026年01月04日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    思考バイアスはずっと悪いものだと思っていたけど、それは私たちの営みに不可欠で正しく付き合っていく必要があること、私がいつも仕事でやっている仮説を立てること(アブダクション)にも必要だったことは、なるほどと思った!システム1の精度を上げるために、システム2を使った振り返りが大切というのも、振り返りやフィードバックを継続し続ける理由になると感じた。

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    2026年01月02日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    人がが言葉をどう覚えていくのか
    推論とはなにか
    イラストが可愛くてわかりやすく教えてくれます。

    3歳の子どもを育てる私にとって
    「今、こんな事を考えながら言葉を覚えているのか」と子どもをみる目線が1つ増えました。

    私自身もきちんとした日本語を身に付けないとなと思いました。

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    2025年12月28日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    『ずばり練習です。ただの練習ではありません。「真剣で考え抜いた訓練」を少なくとも、1万時間続けることです・』

    とてもわかりやすい認知心理、バイアスについて改めてメタ認知しておかないといけないなと思い出させてもらえる一冊。ただそのバイアスもダメなもの一辺倒だと思わずに必要に応じて助けを借りること、AIとの付き合い方を意識すること、アブダクションを繋げて知識創造を広げていきたい。

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    2025年12月10日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    2021年に始まったpodcast「ゆる言語学ラジオ」を昨年2024年秋から聴き始めた。
    今やっと2024年に入ったところ。
    楽しい回とそうでもない回があるが、
    特に楽しかったのはこの新書の著者今井むつみ教授が出演した回。
    今井教授はタイトル通り「認知心理学」の権威。
    その人が「ゆる言語学ラジオ」で、
    赤ちゃん・こどもがどうやって言葉を獲得していくかをわかりやすく説明してくれた。
    この新書にも随所にゆる言語学ラジオが登場する。たのし。

    アブダクション推論の重要さを語っている。
    人間独自の思考スタイル。
    動物やAIにはないもの。

    帰納法・演繹法の演繹推論とは違う。
    演繹推論は、論理的で、正解

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    2025年12月09日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    認知心理学の名誉教授の最終講義の内容をまとめた本。人がどの様に認知するのか、非常に分かりやすくまとめられている。しつこいが、分かりやすく、読みやすい。人間の認知構造を熟知された方だからこその内容である。
    人間は必ずバイアスを持って判断する生き物であるとの前提を持って関われば、少しでも物事が良い方向に進むのではないかと思う。

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    2025年12月04日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    仕事や家庭でタイトルのとおり何回説明したにもかかわらず伝わらないことがしばしばあり、何か解決策はないかと思い読みました。

    言葉というものは、具体的に思えるが曖昧さも含んでいるため意図がしばしば伝わらないことがおきます。 
    この本を読むことでなぜこの伝わらないことが発生するのか理解できました。

    この本を読んで、相手へ伝える=相手に伝わったという考え方を持たずに相手へ伝える≒相手に伝わっただと認識し、可能な限り=に近づけていけるように、例示、日々のコミュニケーションを意識して、お互いに気持ち良い環境になるように努めたいです。

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    2025年12月01日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    日常でよくある“伝わらなさ問題”を、認知科学の視点から驚くほどクリアに解説してくれる一冊です。

    この本のおもしろさは、単なる「伝え方テクニック本」ではなく、“なぜ人はそもそも理解し合えないのか”という根本原因に切り込んでいる点にあります。
    著者は、私たちの頭の中にはそれぞれ固有の“概念の地図(認知地図)”があり、同じ言葉を使っていても、その地図の違いによって認識がズレる、と説明します。
    つまり「伝わらない」のは能力不足ではなく、脳がそういう仕組みになっているから起こる現象だということ。

    さらに面白いのは、「説明」と「学び」が最初から噛み合わない理由を、言語習得研究や子どもの学習過程の事例を

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    2025年11月30日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    めちゃくちゃ読みやすい。専門用語もまあまあ出てくるが、巧みな例えを使いながら意味を分かりやすく説明してくれるので、最後まで詰まらずに読めた。
    前半は、オノマトペと普通の言語、それ以外の事象とを比較しながら、オノマトペの持つ性質や、子供の言語習得にもたらす影響について迫っていく。
    後半は、アブダクション推論にテーマをおいて、子供の言語習得を促す足掛かりを考えていった。
    基礎知識や既存の研究を提示し、新たな問いを立てていく流れがスムーズで、言語学に触れたことがなくても面白かった。

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    2025年11月25日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    2024年の新書大賞作でもある本書は、慶應義塾大学環境情報学部教授と名古屋大学大学院人文学研究科准教授による共著であり、言語はどのように進化してきたのか、人間はいかように言語を理解するのか、について書かれています。

    共著といっても、章ごとに別分担で書かれたのではなく、全章共同執筆されているのもおもしろいです。

    テーマを解き明かす鍵は、帯に書かれているとおりですが「オノマトペ」と「アブダクション推論」。

    鈴木孝夫『ことばと文化』においても「ことばによることばの「定義」は、教える人の経験と、教わる人の経験の差、および「定義」をする目的などの条件で千差万別の形をとり得」、やもすると循環論法にな

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    2025年11月22日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    複雑な現代を理解するためのライトを渡してくれる一冊。

    ”スキルよりもファンダメンタル(基礎)が大事でなのではないか”

    “では、「ビジネスにおけるファンダメンタル」とは何か。  そう考えたとき、本書でテーマにしている「コミュニケーション」こそが、まさに、「ファンダメンタル」なのではないかと思いました。”

    「うっすらと感じていたこと」が、的確に言語化されている。おそらく読書という行為はメタ認知やスキーマを強化する行為であり、作品をきちんと「鑑賞」することはファンダメンタルの強化につながるのだろう。三宅香帆さんとの読書論とも響き合っていた。

    今井先生のあとがきがめちゃくちゃ沁みた。現代を自分

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    2025年11月19日