今井むつみのレビュー一覧

  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    頭では分かっていたことを上手に
    言語化してくれていて分かりやすかった。
    自分の思う"つもり"を疑う必要性があるよね◎

    0
    2025年12月28日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    「スキーマ」ってIT用語かと思ってたけど、心理学の用語でもあるんですね。伝わらない理由がスキーマを使って分かりやすく説明されています。
    その他、様々なバイアス、直感による意思決定、記憶における具体と抽象など興味深い内容が続き、いろいろと納得できました。

    一人ひとりスキーマが異なるから伝わらないんですね。でも日本のようなハイコンテクストな世界だと、そのことを常に意識していないと、「話せばわかる」とつい期待しちゃいますよね。

    ラスト50ページくらいはちょっとハウツー本のようになってしまうけど、主題はそれまでの分析部分だと思います。面白かったです。

    0
    2025年12月14日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

    Posted by ブクログ

    2000年以上前にユリウス・カエサルはすでに「人は自分の見たいものしか見ない」ということを知っていて、その知見は現在まで残っています。が、この人間の性向についての研究である認知科学が活発になってきたのはつい最近。ようやく多くの人にシステム1とシステム2の存在が届くようになってきました。個人間ではお互いがどちらのシステムで今思考しているかを確認した上で、意見や価値観の擦り合わせができるようになれば、もう少し世界は平和になるのかもしれません。
    自分の例を言わせてもらえれば、先ほど開戦の日、ということで聴いた太宰治の「十二月八日」というあの日の日記を太宰の奥さんが書いたという体裁の短編が、戦後の発表

    0
    2025年12月08日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

    Posted by ブクログ

    スキーマとは言語化できない直感的な理解。暗黙の知識。今までの経験から学習者が無意識のうちに作り上げた「知識の塊」これがスキーマ。概念を理解するための枠組みとなる知識。
    スキーマは情報を選択する。スキーマに合わない情報はすぐ目の前にあっても、丁寧に説明されても頭に入ってくることはない。学び手のスキーマと合致していなければ、内容はスルーされるか捻じ曲げられてしまう。誤ったスキーマを持っている場合、それを修正するところから始めないと、理解に結びつかない。

    読解の中身
    ①文字の認識→単語の認識→単語の音声変換
    ②脳内の意味貯蔵庫にアクセスし、言語の意味を想起
    ③文法の知識と単語の知識を組み合わせ、文

    0
    2025年12月07日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

    Posted by ブクログ

    内田洋行さんのプロモーション案件。というのは冗談だけれど、小学生の保護者向けというより学校向けの内容でした。今井むつみ先生の開発した『達人テスト』はぜひ我が子に受けさせてみたい〜と思ったけれど、個人利用は想定されていないようでちょっと残念でした。(いくつか例題は載っているので参考にさせてもらっています)

    「(子供たちがどう間違えているか、どういうスキーマを形成しているか、を観察することなく)わかりやすく問題解説しただけで満足していないか」という指摘には親としてドキッとしました。これからの家庭学習(宿題の丸付け)に活かせそうです(^o^)

    0
    2025年11月30日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

    Posted by ブクログ

    基礎の基礎をわかりやすく説明してくださっています。
    知ってるけど忘れてしまうようなことが多いです。

    この知識を日々どう活かしていくかが問われています。
    知ってるだけで終わらせてはいけない内容の本。

    0
    2025年11月27日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    悩みの尽きないコミュニケーションを認知科学の視点から。
    分かりやすかった。
    当たり前のことなんだけど、だからこそ難しい内容。
    私は専門家でも大した立場でもないけれど、たまに思い出して過ごしてみたい。
    悩みすぎない程度に。

    0
    2025年11月26日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    直観を磨くために日々研鑽していかなければならないなぁと思わされました。

    そしてやっかいなことに、ねじ曲げられた記憶に関して話しているときには、真実を述べていないにもかかわらず、本人に嘘をついているという自覚はありません。その記憶は本人にとっては「真実」なのです。

    この部分、その通りですね。

    0
    2025年11月25日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    「うまく伝わらない」というコミュニケーションの悩みに対して、認知科学の観点からなぜそのようなことが起こるのか、どのようにすればより良いコミュニケーションが取れるのかが書かれている。
    「結論から先に伝えましょう」みたいな説明の仕方を解説したものとは、また違う気づきがあった。「うまく伝わらない」のが当たり前だという意識を持って、今後はコミュニケーションを試みてみたいと思う。

    0
    2025年11月24日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    ビジネス書のようなタイトルだけど、認知科学の本。
    こうしたら伝わるという蘊蓄より、「伝わらないのは、どうしようもないことだから」ということが強調されている。

    0
    2025年11月23日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    Posted by ブクログ

    子どもがどのように言語獲得をするのか関心があり、読んでみた。
    非常に明快で読み応えがあった。
    対称性推論の有無がヒトとそれ以外をわけている、ヒトは対象性推論が先天的にできる、というところが面白かった。

    0
    2025年11月18日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

    Posted by ブクログ

    講義をまとめられた書籍であるだけあって、非常に読みやすく、しっかりとまとめられていた。

    前半部分では、人間はどれだけ論理的思考が苦手であるか、どんな風にバイアスをかけて思考をするかを詳しく書かれている。

    そして後半ではアブダクション推論について、著名な経済学者ダニエル・カーネマンの人間の思考システム1、2を用いながら丁寧に説明されている。

    その中でも公正者のお話がとても気に入りました。
    「一流な公正者は、その意味を徹底的に考える」
    「アブダクションによって正しい正しくないを超えた意味の世界に入っていくことができる」

    「精度の高いアブダクション推論ができることが、一流の熟達者の条件」

    0
    2025年11月17日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    学びを深めるために読んだ。

    普段当たり前に使っている言葉、そしてオノマトペ。オノマトペは言語か否かという問いから、まさかの言語はオノマトペから始まったという考察に至る。言われてみればと思いつつ、全く考えに至らなかったことだなと思った。

    多様な実験結果をもとに言語の本質に迫る本書を見て、かなりの学びがあった。さらに学びを深めたい。

    0
    2025年11月11日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

    Posted by ブクログ

    自分と相手が持っている言語や文化、認知の「スキーマ」(枠組み)は異なっていると言うことを前提に生きていこう、と言うお話。
    例えば「丁寧にやろう」と言う発言で、どこまでが丁寧なのか?何が丁寧の定義なのか?曖昧さがあることはもちろん、人によって認識にばらつきが出るのは当然。家族でも認識が異なっており時たまアンジャッシュのコントのようなすれ違いが起きたり、重大なコミュニケーションエラーがおきるのだから、いわんや職場でをや。

    マニュアルからは一切の曖昧さを排除すべきだし、指示を出す時は「これくらいわかるだろう」を取っ払って発信しなければならない。

    また、専門性があるがゆえに発信できる内容が異なって

    0
    2025年11月06日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

    Posted by ブクログ

    認知心理学の分野に関してはほぼ無知だったんだけど、おもしろい!私たちの思考にはいろいろな仕組みが搭載されていて、合理的に判断していると思っていたことが実は合理的でなかったり、感情で決断したと思っていたことが実は経験に基づいた合理的な判断だったりするんだな。「得手に帆をあげる」の話もすごく好きだった。

    【読んだ目的・理由】タイトルが気になったから
    【入手経路】買った
    【詳細評価】☆4.2
    【一番好きな表現】どんなに自分が好きな仕事を選んでも苦労はある。困難はある。しかし好きなことだったら、困難に耐えられる。(本文から引用)

    0
    2025年11月04日
  • 英語独習法

    Posted by ブクログ

    多読多聴に行き詰まりを感じていた時に出会った本。
    認知科学の視点による英語独習法。英語のスキームをいかに構築するか。そのためには語彙を増やす。動詞と前置詞をセットで覚える、文例ごと覚える、類義語の違いを意識する等。そして熟読熟見の勧めであった。
    でも自分は英語のプロになる訳ではないから、正直ここまではやってられない。第一、楽しくないと続けられない。
    先に述べた通り、動詞+前置詞、名詞の冠詞、用例に着目したい。類義語辞典の活用も考えていきたい。

    0
    2025年11月04日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    Posted by ブクログ

    「ケ」とは、「ネバル」の「センムル」である。
    意味の分からない言葉を、意味の分からない言葉で説明しても、いつまでも堂々巡り。ならば、“最初の言葉“はどうやって生まれたのか、というのが本書の主題。記号である言葉が“意味“に接地して結びつき、他者との“意味の共有“が可能となる、いわゆる「記号接地問題」から考えていく。

    と、その前に…
    冒頭の言葉は韓国語で、「犬」とは「四つ足」の「生き物」である、という意味で書いた。余談ついでにだが、以前、南国で田舎道を現地人と歩いていたところ、草木の中を指差して「エロ、エロ!」と言うので、真っ昼間から開放的な国だなと見てみるとそこにいたのは野犬。ビサヤ語では犬を

    0
    2025年10月26日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

    Posted by ブクログ

    アスリートの為末大と言語学者の今井むつみによる、身体感覚の言語化についての対談集。

    身体感覚も言語化もどちらも興味ある自分にとっては、とても面白かった。

    0
    2025年10月25日
  • 英語独習法

    Posted by ブクログ

    自然な英語を書くには日本語の名詞のことを忘れて、文全体で何を伝えたいのかを考えることがとても重要
    そのためにはまず動詞を考えるべき
    (日本語字幕と英語字幕の比較などで気づける)
    また読みたい

    0
    2025年10月22日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

    Posted by ブクログ

    AI隆盛の時代だからこそ、記号設置問題に向き合う意義は大きく、オノマトペを起点に非常に分かりやすく言語の本質(の仮説)をあぶり出していく良書。
    最後、人間だけが対称性推論バイアスを保持している理由のところだけはやや雑な仮説かなぁと思ったので、文化人類学からの回答が欲しいなぁと思った。

    0
    2025年10月21日