今井むつみのレビュー一覧

  • ことばの発達の謎を解く

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    赤ちゃんが言語システムを獲得していく過程を様々な実験から明らかにしていく。
    実験の方法がおもしろい。メケ。
    言語システムが物事の考え方を規定してしまうという指摘は重要。

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    2022年08月31日
  • ことばの発達の謎を解く

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    本書は、ちくまプリマー新書シリーズということもあり、中高生向けの本であるから、非常に易しい文章で書かれている。新書を初めて読むような人にもおすすめできる。
    一番おすすめしたいのは、未就学の子どもがいる人だ。自分の子どもがなぜ言い間違いをしたのか、科学的な観点から理解できる。この本を読み終えたあとは、子どもと会話をするのがもっと楽しくなると思う。

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    2022年07月15日
  • ことばの発達の謎を解く

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    自分が大人だから単語と物を結びつけることで新たな言葉を取り入れることが簡単に出来るが、言葉のシステムすら知らない子供がどのように言語を獲得していくのかを詳しく解説してくれている本
    母語毎に文法などが全然違うにも限らず、親や周りと話すことでそれぞれの文化に合わせた言葉を覚えていくのを不思議に思っていたが、赤ん坊の脳がどれほど模索して改善して更新していくのかということを知れてとても良かった
    赤ちゃんに向けてオノマトペを使うことを今まであまり良くないのではと思っていたけれど、きちんとそれにも意味があって納得。

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    2022年06月29日
  • ことばと思考

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    これは面白い。最初のうちは「それって必ずしも因果関係と言えないんじゃ?」とモヤモヤしたが、中盤に入って著者の専門分野である子供の言語習得のテーマになると俄然説得力が増して本質を掴むことができる。結論だけを見れば当たり前のことしか書かれていないが、それに至るまでの道筋が良く考えられていて自然と腑に落ちるようになっているのはさすが。

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    2022年03月31日
  • ことばと思考

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    こんなにエキサイティングな本があるだろうか、というくらいに完璧におもしろかった。

    誰もが、ぜひ一度は読んでおくべき内容だと思う。

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    2022年02月27日
  • ことばの発達の謎を解く

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    娘の語彙から、ひとがどうやって言葉や概念を獲得していくのか……みたいなことが気になって、前にも読んだことのある今井むつみさんの本を手に取ってみました。
    これがめちゃくちゃ面白かった!赤ちゃんが言語を獲得していく過程や、母語と外国語が同じように習得できない理由、語彙と心的辞書のシステムの話から、概念の獲得、思考の道具に至るまで、ぜんぶ興味深いし、心のへぇボタン押しすぎて壊れたぐらい。
    ヘレン・ケラーの「Water」のエピソード、あれによって彼女が何を得たか、という話もめちゃ面白かった。ことばは単なるラベリングではない、とあって、なんかすごく嬉しかったしうかうかしてられないとも思う。
    心的辞書(レ

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    2021年05月16日
  • ことばの発達の謎を解く

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    人は生まれたときから辞書を引きながら言葉を獲得するわけではなく,
    生活の中で言葉を獲得していくのですが,
    そのプロセスがよくわかる本です。
    私には,ちょうど幼稚園に入るころも子供がいるので,
    「なるほど,そう覚えたのか」
    という体験も相まって,
    楽しく読めました。

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    2021年03月22日
  • ことばと思考

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    他言語に習熟しようと数ヶ月続けている英会話に、やや停滞期を感じる原因を探っていたとき、この本に出会う。
    「言語を学ぶことの大半は、その言語の話者グループの考え方とか文化を学ぶこと」と考えていて、まさにそれが難しい日々が続いていたが、まさにそんな考え方を述べた本だった。

    私が期待していたのはどちらかというと社会・文化的要素と言語のつながりだったが、「心理・認知」という視点から言葉を分解するもので、当初の期待を超えて、とても面白かった。
    実験の内容の説明もわかりやすくかった。

    言語による世界の切り分け方は非常に多用で、魅力的だと思った。また、多様性の中にも、何らかの秩序とか、ヒトが母語に染まる

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    2021年01月10日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    ことばの発達について学習を進めると、
    岡本夏木と今井むつみの両名の著書に、
    必ずたどり着く。

    イラストもたくさん使われ、
    考える力とことばの力の関係、
    算数の文章題を理解できない子どもが出るのはなぜなのか、
    今井さんの著書の中で、最もわかりやすく説明されている。
    家庭の保護者向けに書かれていることが、大きな理由である。

    ことば力を育てる7つの方法を実践するだけでも、子どもの学力はかなり伸びる。

    長期休みで、じっくりと腰を据えて読みたい本の一つである。

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    2021年01月01日
  • ことばと思考

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    言語はどのように思考に寄与するのか、「言語が異なれば、認識する世界は異なる」とするウォーフ仮説に対して、現代の知識を用いて再検証と疑問提起を行った本。
    為末大のTwitterで紹介されていて手に取ったが、これまたいい本だった。

    言語による世界の切り分け方、認識の違い、言語間を超えた普遍性、それらを踏まえた上でヒトは言語を介してどのように発達するかを書いていくのだけど、一連を通して言語がヒトの認識にもたらすものを示唆する内容になっている。

    ヒトが生物の中で支配者になりえたのは、言語による記録を開発することで一世代間での擬似的な進化を獲得したことによるという認識は持っていたけども、この本を読ん

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    2020年11月21日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    とても読みやすくて分かりやすかったです。

    英語力の前に必要な「ことば力」のつけ方と「思考力」の養い方が分かります。

    子供に英語力をつけたいと思っている親にも参考になる1冊だと思います!

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    2020年06月29日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    ことば力と思考力を育てるためにはどうしたらよいのかということに興味を持ちながら読んだ。結論としては、特別なことをするのではなく、日常のささやかなことを丁寧に積み重ねていくことが大切なのだと再認識した。

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    2020年06月25日
  • 科学が教える、子育て成功への道

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    子育てをするようになり、何が子どもにとって好いことで何が悪影響を与えるのかというのも気になるようになったが、自分の幼少時代とは全く異なるこの先の世界において、この子が迷ったり辛い思いをしたりすることが少しでも無くなるようにするには、どのように子供と向き合っていけばいいのだろうか、と考えるようになった。

    そんな中で出会った本書。著者は「深く考え、自ら創造し、行動する人になるために必要なスキル」として、Content(読み書き計算)、Collaboration(仲間とアイデアを出し合う)、Communication(発見をまとめる)、Critical Thinking(冷静な見極め)、Creat

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    2020年04月01日
  • 言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

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    読み応えがありました。子供が言葉を覚えていく仕組みを研究する。2歳、3歳、5歳などの幼児を使っての実験で単語を切り取る方法、名詞、動詞、形容詞、助数詞などを覚える方法を調べる。言語による差異もあるので、日本語児、中国語児、英語児、韓国語児、等々での実験も行っている。基本文法を人間は生得的に持っているという学説もあるが、この研究で分かるのは、人間は、発話された言葉の切れ目を把握して単語を切り出し、まずは名詞と想定して知っているカテゴリーに当てはめ、使っていく内に修正して、語と語の関係や上位のカテゴリーや下位のカテゴリーなどを埋めていき、大きな語彙のネットワークを作っていくようだ。名詞と違って動作

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    2019年11月21日
  • ことばの発達の謎を解く

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    最近、連続5つ星が続いているが、この本も本当に面白い。

    子どもがどのように「ことば」を覚えていくのか、論理的・科学的に説明されていた。
    生まれたばかりの赤ちゃんはまず名詞から覚える。
    名刺と言ってもコップや机などの形のあるものが一番覚えやすいそうだ。
    水や空気などの不可算名詞や目に見えないもの、固有名詞などはその後になる。
    そして、ある程度名詞を覚えだすと、動詞や形容詞に進んでいく。

    このように簡単に言うけれど、一つ一つのことばを覚えるのはめちゃくちゃ難しい。
    例えば「赤」といっても、薄いピンクよりの赤〜濃い茶色よりの赤まで様々でグラデーションんがあるし、「コップ」といってもガラス製や陶器

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    2021年10月02日
  • 学力喪失 認知科学による回復への道筋

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    主に小学校低学年で陥る学習の壁をもとに、子どもがどのように理解出来ずにいるのか、苦しんでいるのかを、認知科学者目線で紐解いた1冊。
    国語の読解や算数の計算が出来ないのは、そもそも正しく日本語を理解出来ていない可能性があるのにも関わらず、親や教師目線では「分かっている」と思い込みがちなため、どこに苦しんでいるのか分かっていない。まさにその通り!

    就学前〜小学3年生の子がいる親にオススメ。

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    2026年09月16日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    子どもの言い間違いって、ただ可愛いだけじゃなくてこんなに言語学的示唆に富んだものだったんだ。
    どうしてそういう言い間違いをしたのか。そこには、その子なりのロジックがちゃんとあって、「こういう場合はきっとこう言うのだろう」という推測(言語学用語では『アブダクション』と言うらしい)に基づいて発話されてるんだ。その仕組みが分かると、言い間違いの解像度が上がる。つまり面白さの質が上がる、それも格段に。
    確かにその理屈は正しい、むしろ日本語がそうあるべきじゃん!と思わされる「言い間違い」もチラホラ。
    言葉って本当に奥が深いな。そして子どもって本当に賢いな。

    4歳の娘は最近、うちわで扇ぐことを「よそぐ」

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    2026年09月05日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    【伝わらないのは当たり前】
    そもそも人間は、他人の話をちゃんと理解できる生き物じゃない、というところの理解から始まっている。他人の頭の中を想像して、相手レベルの具体と抽象を行き来しながら話をリアルタイムで変化させていくという、高度なコミュニケーションスキルを説明している。理解の齟齬が起きるときって、抽象だけとか具体だけとか、たいてい言葉が不足していたときだもんね。「それは言わなくても伝わっていると思っていた…」ってやつ。本書も具体例を多用し読みやすい。

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    2026年09月05日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    想像していたよりも読みやすかった。高校生でも読めるんじゃないか。
    オノマトペの特徴といわゆる普通の言葉との違いから入って、そもそも言語とはなんだろうかについて考察を与えてくれる。記号接地問題は、今まで考えたこと良い角度で面白かった。人間がここまで言語を発達させられたのはアブダクション推論ができたから。確かに今自分が使う言葉全てが体験したもの、ことではないけれど連想ゲーム的に辿ればどこかでは接地している。それができるからメモリ不足にならないというのは面白かった。
    チンパンジーの実験では、言語からものへの認証は作れても、多くの個体は逆向きは認識できない、ただし一部ではできる、というのは言語を作って

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    2026年09月02日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    時々言った言わないで揉めることがある。結局思考バイアスなど多くのバイアスで違う意見は受け入れられないのだということがわかったのは良かった。
    得手に帆を揚げよう
    認知心理学、生まれ変わったら難しそうだけど学んでみたい。

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    2026年09月02日