言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで

1,320円 (税込)

6pt

気鋭の認知心理学者が膨大な実験を通して、発達期の子どもがさまざまな概念を言葉と結びつけ、脳内の地図に瞬時に書き込んでいく驚くべきメカニズムを徹底的に解明。その仕組みを応用し、母語を習得した後に外国語を学習する際の効果的な方法も提案する。

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言葉をおぼえるしくみ ――母語から外国語まで のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2023年09月13日

    実験の説明は文章で長々されても分かりにくいが、図があるので直感的に理解できた。幼児が母語を習得していく過程を様々な実験を通して明らかにしていっており、そういう方法でそういうことが分かるのか〜と感心しっぱなしであった。

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    Posted by ブクログ 2019年11月21日

    読み応えがありました。子供が言葉を覚えていく仕組みを研究する。2歳、3歳、5歳などの幼児を使っての実験で単語を切り取る方法、名詞、動詞、形容詞、助数詞などを覚える方法を調べる。言語による差異もあるので、日本語児、中国語児、英語児、韓国語児、等々での実験も行っている。基本文法を人間は生得的に持っている...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月16日

    現在私たちは当たり前のように言葉を使いコミュニケーションを取るが、もともと言葉についての知識があった訳ではなく1から覚えていく必要があった。
    単語と意味を結びつけながら言葉を知っていくようにも思えるが、一つ一つの物に言葉がついているという仕組みすら知らない状態である子供が何故言葉を使えるようになって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年02月23日

    言語 SF の匂いがそこはかとなくするけれど、立派な研究書。
    目から鱗の考察や、それを裏付ける実験結果満載です。
    新生児、乳幼児を対象にした実験なんかは、微妙にマッドサイエンティストの雰囲気で、ちょっと面白かったですね。

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    Posted by ブクログ 2019年12月14日

    娘が生まれたので、赤ちゃんはどのように言葉をおぼえていくのかな、というところが気になって手にとりました。

    具体的な実験方法からその考察まで書かれており、そういった意味では結構学術研究的な内容ですが、興味深い実験も多く、個人的には面白く読めました。

    名詞の基礎カテゴリーを即時マッピングしていくとい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年06月15日

    赤ちゃんが言葉を覚えるとき、効率よく学習するため、生まれ持ったバイアスを適用して、語が表すことの可能性を絞る。単語の種類によってかけるバイアスが異なる。

    名詞の場合、同じような形をしたものは同じ名前を汎用して適用する。
    しかしこれだと粘土などの物質名の学習が妨げられるので、柔らかそうなものには形バ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月31日

    なんだかちょっとまどろっこしいです。同じようなことが何度も書かれていて……。学術書といった感じです。子供の語彙についてどのような実験を行っているのかを知りたい方には良いかもしれません。

    子供がなにもない状態から言葉を学ぶとき、「形の似たものを同じ名前で呼ぶ」みたいなある種のバイアス(本書ではメタ知...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月24日

    【文章】
    すこし読みづらい
    【ハマり】
     ★★・・・
    【気付き】
     ★★★・・

    子供は大量のインプットからの帰納推論によって言語を習得していると考えられる。

    通常の英語学習のように、文法などの規則を覚えてから演繹的に習得するのは難しい。

    言語処理のハード(脳)、ソフト(アルゴリズム)、コンテン...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年11月08日

    難しかった〜〜。
    論文等、難しい文章を読み慣れているような方からしたら読みやすいのでしょうが、普段エンタメ小説ばかり読んでいる私には読むのが大変でした。
    しかししかし、内容はちゃんと理解できて、とても興味深かったです。
    普段当たり前に話している日本語ですが、たしかにこのクオリティで話せているのすごす...続きを読む

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2020年04月05日

    興味が湧いてチラチラ読んでいたけど途中で忙しくなったのと,この本が結論ファーストでなくて読みづらくて読み進まず,同じ著者の「ことばと思考」と内容に重複もあったので,途中で読む気が失せてしまった。。。

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