今井むつみのレビュー一覧

  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    私の勘違いでヒトとAIの違いや、記号接地問題に深く切り込んでいく話かと思いこんでいたがそうではなかった。
    アブダクション推論の能力が言語習得につながっているという考えは興味深かった。ヒトのみが対称性推論を行う動物(厳密には例外がいる)という研究も面白い切り口だった。

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    2025年12月19日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    【星:3.5】
    認知心理学とはどのような学問なのかを説明した本なのだと思う。

    認知心理学とは大体こんなものなのだろう、ということはなんとなくわかったが、全体的に内容が頭に残らない感じである(「記号接地」というワードぐらいしか頭に残らなかった)。

    私の読解力不足もあるのだろうが、読むに従って、なんか認知心理学と話題が逸れていっている気がする。

    タイトルの「人生の大問題と正しく向き合うための」という部分についてはほぼ感じなかった。

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    2025年12月18日
  • 言語の力 「思考・価値観・感情」なぜ新しい言語を持つと世界が変わるのか?

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    言語と思考を切り離すことは難しく、母語では語彙が豊富であるが故に感情的になることも。外国語ならば自分の枠から離れた視点を持ち合理的な判断ができる可能性もある。AIが発達しても学習は続けるべきだなと改めて。
    詩の翻訳の難しさの解説が素敵でした。

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    2025年12月13日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    AIについてかと思って手に取ったので、主に言葉と思考力の関係の話でした。内容は子供向けに書かれているので読みやすくてとても良かったです。小学生でも十分読める内容でした。

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    2025年12月13日
  • 人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学

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    認知心理学という聞き慣れない分野だが、内容は自分の思考ルーティンとシンクロしやすく、興味深い。思考バイアスやスキーマ(経験を自分で一般化・抽象化してつくった暗黙の知識)があるからこそ様々な判断を繰り返しながら生きていけることを理解した。

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    2025年12月11日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    ネタバレ

    なんというか、いろいろとショックでした。

    先ずもって、『話せばわかる』は幻想、と、私の思い込みを一刀両断(泣)。

    氏によると、(完全なる不可知論とまではいいませんが)人間は違った「スキーマ」(思考システムのようなもの)を持っており、そもそもが話をしても伝わっているのかどうは分からない、と。違う色メガネをそれぞれかけて同じものについて語るようなイメージでしょうか。

    例えば、外国語というのはまさに全く異なったスキーマであり、当然日本人は外国人と素では会話はできない。あるいは世代間ギャップなんて言いますが、同じ日本人でも話がかみ合わない。あるいは男子と女子でも話がかみ合わないことがある。これら

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    2025年12月08日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    同じ著者の他の本の内容と被る部分もあるが、平易でわかりやすく読みやすい本だった。
    個人的に、今の大人は思考力や使う分野に関する知識や知見がある上でAIを使うから問題はなくとも、子どもが教育の過程でAIを多用しすぎることで思考力などが育たないままになってしまったらどうするんだろうと疑問と不安を感じていたが、書かれている内容はすごく共感する部分が多いものだった。
    子育てをする親の世代にも読んでほしい、中高生などにも読んでほしい内容だと思った。

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    2025年12月05日
  • 「何回説明しても伝わらない」はなぜ起こるのか? 認知科学が教えるコミュニケーションの本質と解決策

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    ネタバレ

    とても学ぶことも多かった
    そうしているつもりがなくてもなってしまっていることがあるんだろうなあって反省することもあったり…
    ただ、色々得るものはあったし実践できることもあったのだけど、結局こう、気がついた側だけが改善の余地があって、問題となっている人も自分を変えないと成り立たないこともあるのでは?と思ってしまった
    双方か相手の立場に立てないと進まないこともあるのかなあ、と。
    現に職場ではこちらが譲歩したらしただけ相手は我儘になってる…
    相手の成長とか、気遣いとか、一方的じゃとうしようもないこともあるんよなあってただ思う。

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    2025年12月03日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    言葉を覚えたばかりの子供の言い間違いの実例と、それを言語学的に解説している。
    何より子供らの悪意ない言葉に癒される。いつから人をおとしめる言葉を使う様になったのかと、哀しくなるほどだ。私は「ブドウ買いに行ってくる」が好き。なるほど舞踏会にはドレスで行かなくちゃ、Tシャツでは行けませんね。

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    2025年11月14日
  • 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか

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    読書メーター登録800冊目。しばらつ積ん読状態だったが,学力崩壊からの流れで読む。記号接地問題,ブートストラッピング・サイクル,アブダクション推論,オノマトペ,などがキーワード。言語獲得における認知的制約やルールの過適用などは初めて知ったときは嬉しく感じたものだ。誰かに得意気に話したい気持ちだった気がする。誤った推論とその結果に基づく学習により知識体系を洗練化する。人間はとかく誤った推論をしている。大学生に8割以上の出席が単位取得の必要条件と伝えると,8割以上の出席で単位取得と考える例はあるあるの事例。

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    2025年11月12日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    子供のいい間違えと言語学のはなし。

    人間は生まれたときから文法の力がある、その環境の言語に合った力のみが残る、と大学の言語学で知った。
    いい間違えを分析すると確かにその跡が見てとれる。
    ただ、あまりにも言語学の説明にあうような言い間違えがとりあげられてて、本当のエピソードなのかな?!と素直に受け取れなかった。

    そしてやっぱり日本語って言語として難しいんだなあと感じた。

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    2025年11月08日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    こどものかわいい言い間違えを分析した本。
    もっといい間違の元ネタをさくさく読みたかったけど、分析するとなんでこういう間違いをしてるのかと言語学から解析できるのか〜と感心した。

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    2025年11月06日
  • ことば、身体、学び 「できるようになる」とはどういうことか

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    言葉が世界を作るのか?世界が言葉を作るのか?の問いからスタート。要は言葉があるから物事を認識できるのか、その逆なのか的な。例えば色の識別は言葉によって出来るので言語による分類なんだろうな。蛾とかも名前を付ければ別の種と認識されるわけで。
    体の動きをうまく言語化するとかの他にも学習に絡む内容とか、普段は考えないような考察が多数。

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    2025年10月30日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    やだ、これ可愛い本です
    思わずほっこりして笑顔になる言い間違い集

    自分もこんなだったんだろうなぁ
    なんて思いながら読みました

    あるあるが詰まってる、なんだか心があったかくなる本です

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    2025年10月20日
  • AIにはない「思考力」の身につけ方 ――ことばの学びはなぜ大切なのか?

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    中高生に向けて書かれた本 「母語でも第二言語でも思考できない子どもの増加」が気になった 「抽象的な言葉」を「生きた知識」にすること 勉強になった

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    2025年10月19日
  • ことばの発達の謎を解く

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    「ちいさい言語学者の冒険」の後で読んだので、
    内容が重なっている部分もあるが、「ことばの発達の謎を解く」の方が学術的な内容であり少し難しい。再読しようと思う。

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    2025年10月12日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    タイトルと表紙のイラストが面白くて読みました。

    クスッと笑える子どもの間違いが沢山書かれていてほっこりする本でした。

    ゴリラを植えたの間違いは、どういう意図だったのかを推理するとさらに楽しむことができます。

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    2025年09月21日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    乳幼児期の子供の言い間違いをイラストと共に解説している。
    期待していたより解説の量が少なく、あくまで言い間違いの事例集であることに留意したい。
    しかし、人間がどう言語を習得していくのか、その過程が垣間見ることができた。
    特にあとがきで触れられている「言語の経済性」についてはなるほどと思わずにはいられなかった。
    なぜ同じ言葉に複数の意味があるのか。それぞれの事象を表すのに新しい単語を作っていては単語を覚える量が無限に増えてしまう。そこで多義語にすることで脳への負担を減らし、経済性を高めているのである。
    子供の言い間違いは時に大人の発想を超えるものがある。言い間違いを正すのではなく、ときに子供の柔

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    2025年09月18日
  • きょう、ゴリラをうえたよ 愉快で深いこどものいいまちがい集

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    帯に「爆笑のかんちがいに、
    ことばの本質が詰まっている!」
    とあるように「ことばの本」でもあり
    子どもの発想のユニークさを知る
    幼児教育資料の一面もあり。
    なんて難しいこと抜きにしても
    単純にかわいくっておもしろいわ!

    「5年生だったら小5ぜんそくなのかな」
    「コンビいきたい」みたいなのは
    耳から入った音を字に変換するときに
    違う言葉になったり助詞を勘違いしたり
    言語学っぽいな。

    私がびっくりして気に入ったのは
    「どうぶつは生まれるけど、
    しょくぶつは生える!」という発言。
    すごすぎるヽ(´▽`)/

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    2025年09月17日
  • 親子で育てる ことば力と思考力

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    本著は言葉を多く知り、空間から体験から抽象的で感覚的な想像力と創造力を養う力を養うことの重要性を主張する良書である。
    私たちが子どもの時にそうであったように、「読み聞かせ」を体験・経験してきた。それは本著では有効であるとし、幼児期において多くの読み聞かせが重要であるだろう。そこがスタートであり、多くの事を幼児期から成人するまで私たちは言葉と想像力を養うだろう。
    だが、本著でも指摘しているが、言葉は言葉だけを覚えるだけでは足りないと問う。その意味を知り、文脈を知り、自分視点の活動や生活の場で活かされたときに始めてその意味を理解し、世界を見る視点が明確となる。そして、同時に、自分で考え抜く、決断す

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    2025年08月12日