今井むつみのレビュー一覧
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赤ちゃんが言葉を覚えるとき、効率よく学習するため、生まれ持ったバイアスを適用して、語が表すことの可能性を絞る。単語の種類によってかけるバイアスが異なる。
名詞の場合、同じような形をしたものは同じ名前を汎用して適用する。
しかしこれだと粘土などの物質名の学習が妨げられるので、柔らかそうなものには形バイアスは使わないなど、うまく適用している。
初めてあれはコップだと聞いた時に、コップのことなのか、ガラス製のもののことなのか、そのものの固有名詞なのかは区別できないが、うまくバイアスを使って驚くほど正確に一度で覚えられる。
動詞の場合、AがBを持つ等、関係する後の数が多いので安易には汎用せず、多く -
Posted by ブクログ
普段小説やエッセイを読んでいると、オノマトペってどこか感覚的で、文章の上手い人が情景をサッと立ち上げるための「味付け」くらいに思っていたけど、いやいや、それどころか人間が言葉を獲得するための土台そのものだったとのこと。
犬を見て「わんわん」と言っていた子どもが、どうやって身体の感覚を切り離して「いぬ」という抽象的な記号へジャンプするのか。その橋渡しをしているのがオノマトペだという説明は快感。赤ん坊の喃語と大人の論理的な言葉のあいだにある、途方もないクレバスを飛び越えるための踏切板が、まさかあのユーモラスな擬音たちだったとは。
言語学の専門知識がなくても、普段から文章や言葉に触れるのが好きな人な -
Posted by ブクログ
ネタバレ色の部分を重点的に読んだ
言語により色のカテゴライズに差分がある
赤青黄などの言葉に対する実際の色の範囲が異なる
人間は色を見た時にその色のカテゴライズが思い浮かぶ
赤色を見ると、赤色という言語が出てくる
見たものを言語として理解する
つまり、思考にはことばが必要と理解している
そして、発することば次第で人の思考を左右することができる
例えば、A の方法を選んでも B の方法を選んでも、救える人の数は同じだとしても、A や B の方法の説明の仕方次第で A を選びやすくさせることができる
マーケティングはこれを利用しているんだなと思った
売るための言葉、選ばせようとする言葉
自分にとっ