今井むつみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「たつじんテスト」とっても面白かった
言葉をしっかりと理解していないと
算数の問題が解けないって思ってたけど
やっぱりそうだよねって感じた
子どもが自分で抽象化することの大切さを感じた
以下本文抜粋
様々な分野でブーストラッピングのサイクルを繰り返し異なる分野の知識が関連付けられていく。それによって大きな知識の体系ができる。それが必要な時にすぐに使うことができる「生きた知識」を生む。「生きた知識」が新しい知識を生み、広くて深い知識の体系を作っていくのである。同時に学び手は学び方を学んでいき、精度の高いアブダクションができるようになる。言い換えれば、将来自走できる学び手に成長していく。このスパイラルを作れるように、子供を支援し、足場かけをしてあげること。それが教師の役割であり、親のあるいはすべての大人の役割なのである。 -
Posted by ブクログ
『言語が違えば、世界も違って見えるわけ 』(ハヤカワ文庫)、『赤ちゃんは世界をどう学んでいくのか ヒトに備わる驚くべき能力 (光文社新書)』、『言語はこうして生まれる: 「即興する脳」とジェスチャーゲーム』、『
言語の本質-ことばはどう生まれ、進化したか (中公新書)』などを読んだ後だったので、たいへんわかりやすかった。苦労して読んだ甲斐があった。できれば、この評価を読まれた方には、それぞれ手に取っていただきたい。
言語によって思考が作られるということ。言語とはどう生まれるのか、思考とは何なのか。他の言語話者とはわかりあえるのか。永遠の命題に入り込んでいく、哲学的とも言える問いだ。たしかに言語学は半分が哲学なのであろう。 -
Posted by ブクログ
今井先生は著名な認知心理学の大家。でも著書は初めて。全部しっかり読んだと言えるかは自信が無いが、学習障害について講演をするのに参考図書として。
感想としては、タイトルが間違っていないかということ。本書でわかるのは、小学校低学年のときには、特に算数を解くのに必要な論理が多くの子どもに身についていないという事実があり、著者たちの教え方が効率的に身につけることを可能にしているということ。学力喪失というと、あたかも今の生徒たちが昔の生徒たちに比べて、学力を著しく低下させているようなナラティブを含意しているように感じられるが、特にそんな記述は無かった気がする。また、学習障害に対する言及は少ないのは私にとってはやや残念ではあった。まあ成長とともに、著者が懸念する論理のなさも多くの子どもは身につけていくわけで。出版社が扇情的なタイトルにしてないかと思ったりする。