椰月美智子のレビュー一覧

  • フリン

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    「婚外恋愛」をテーマにした短編集。
    各編の主人公は、とあるマンションの住人で、
    それぞれのストーリーが独自に進む中、
    最終章で「同じ時間」を共有するという構成。

    同じマンションに住んでいるというだけで、
    登場人物は年齢も性別もキャラもバラバラ。
    なので、それぞれの「婚外恋愛の事情」もバラバラ。

    うまくいくものもあれば、「はずれ」に終わるもの、
    もともとが「妄想」だったり...と、バラエティ豊か。
    その分、文体も「ストーリー内の時間の進み方」も
    まちまで、一粒で何度もおいしい感じ(^ ^

    それぞれのエピソードがあまりにバラバラで、
    一冊通しての感想を書くのが難しい(^ ^;
    が、「まとめ」

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    2015年05月15日
  • ラブソングに飽きたら

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    今旬な女性作家たちが競演したアンソロジー。加藤千恵、山内マリコ、青山七恵、吉川トリコなど大好きな作家さんがたっくさん。お気に入りは山内マリコ。この人の小説はしばらく読み続けていきたい。

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    2015年06月19日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    シングルマザーの物語。
    どちらかと言うと、日頃は手に取らない方のジャンルなのですが、出会えて良かったと思う一冊になりました。
    だけど感想は書けない。
    どんな本?と問われると、凄く難しい。
    始まりは、シングルマザー。
    そして、不妊、人口受精、ママ友のあれこれ…子どもを育てるという事、生きて行くこと…。
    この本は、時に辛く、時に勇気づけられ、時に反省し、時に涙する…。
    一人で生まれ一人で大きくなったかのように、自立し、大人へと成長してゆく我が子らの幼い頃に思いを馳せ、改めて、子どもを授かったこの奇跡に感謝し、お母さんを選んでくれてありがとうと伝えたい。
    その笑顔よ、いつまでもいつまでも…。

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    2015年03月24日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    思っていたより、母性あふれる話だった。想像では勝手に育自放棄かと…。
    仕事と子ども、不妊、離婚、ママ友、盛りだくさんの内容ながらあまり深刻でもなく、読みやすかった。
    五島のくだりはあっさりしすぎていたかなぁ。
    病気の子どもを看る感じは共感できた。

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    2015年01月17日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    思っいた中身といい意味で違って、ひきこまれて一気に読んだ。今度はゆっくり読み返そうと思う。

    とにかく今は、五島列島に行きたい!

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    2014年11月20日
  • 枝付き干し葡萄とワイングラス

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    日常の中にあるなぜか気になるもの、目が離せなくなるものへの注意というか興味と毎日の生活の時間が重なるリアリズムというかレイモンド・カーヴァーが好きだと言われていた椰月さんの視線はそこにあって短編ってこういうのがやっぱりいいなと思う。

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    2014年10月26日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    人の親となった者が感じる様々な、心の機微がとてもリアルで、共感しました。そして、親となった娘を未だ一人の大人と認められない母親への苛立ちも。

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    2014年10月15日
  • 恋愛小説

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    女性視点での恋愛小説。美緒って凄いなぁって正直思う。「好きになっちゃったんだからしょうがないじゃん」、「どっちかなんて選べない」、女性と男性の感じ方は違いがあるかもしれないけどこの言葉は分かるような気がする。自分で気持ちのコントロールが出来なくなるんだよね。それにしても健太郎と寄りを戻さなかったことは良かったかなぁ。結局、結婚したのは総務の人だったのだろうか…。 そういえば、気づいたか自分も足を4の字にして寝てた。

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    2014年10月08日
  • 十二歳

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    【本の内容】
    鈴木さえは小学6年生。

    ポートボールが大好きで友だちもいっぱいいる楽しい毎日だったはずなのに、突然何かがずれ始めた。

    頭と身体がちぐはぐで何だか自分が自分でないみたいな気がする。

    こんな私でも大人になったら、みんなが言うように「何かになれる」んだろうか?

    第42回講談社児童文学新人賞受賞作。

    [ 目次 ]


    [ POP ]
    大人でもなく、まるっきりの子どもでもない(と自分では思っている)12歳、小学校6年生の女の子が主人公。

    水泳もピアノも絵もポートボール(懐かしい!)も少しかじってある程度できるようになると興味を失ってやめてしまう、器用貧乏な私。

    「私もなにかに

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    2014年09月02日
  • ガミガミ女とスーダラ男

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    読んでるとクレヨンしんちゃんのみさえとひろしが浮かぶ。連載当時は典型的なサラリーマンだったのに二十数年経つと一軒家持ちで子供二人いて専業主婦の奥さん持ちの商社勤務って勝ち組になってるこの日本てと思ったのはまた別の話だが、「生きる」力が強そうな男と昔からずっと付き合っているガミガミ女さん、そうかそうなのか、「生きる」力か、僕にはそれあるのかな?

    僕も陽気に下ネタ歌いながら、いやでも殴られたくないしなあ、でも短気なもの同士のけっこう痛そうだぞみたいな日常とお子さんの子育て風景ってやっぱり素敵だ。ご本人からするとそんなたいしたもんじゃねえしみたいな気持ちでスーダラ男への不満爆発で書かれたにせよ、な

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    2014年05月08日
  • 市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日

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    2年C組のとある月曜日の一日を、クラスメイトの視点から追っていく連作短編集。どんどん視点が変わっていくので、読んでいて面白かった。女の子同士の駆け引きのようなものだったり、一人ぼっちにならないように計画的に動いてる様子だったり、読んでいてなるほどと思ってしまいました。子供のころに読んでいたら、もうちょっと上手く回避することができたかも。大人の立場でも勉強になりました。

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    2014年04月24日
  • 十二歳

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    ネタバレ

    ざっくりと、わたしはこのように感じました。

    今を精いっぱい生きるのが大事というはなし。

    どんなにつらく、もどかしい人生だとしても、
    どんなにややこしく、厳しい世の中だとしても、
    どんなに昔が良くても、
    過去が過去であると実感しうる限りは、
    地に足をつけて、今を受け止め、前を向こうというはなし。

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    2014年04月07日
  • みきわめ検定

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    ネタバレ

    わけわからない今の気持ちを文にすると、

    少なからず共感したり、心をそそられたり、
    思わず反発したくなったりする自分に、
    自尊心とも、羞恥心とも、
    罪悪感とも、なんとも言えない
    何かしらのもやもやをかんじる。
    でも、一瞬あとには消えている。
    そんなもんなのかもしれないとか、そういうことってあるものだとか、
    なんだか感情が麻痺したみたいだ。

    なんだかこのことは、周りには秘密にしていたい。

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    2014年04月06日
  • フリン

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    カタカナで「フリン」と書いちゃってるくらいな、婚外恋愛を重たすぎず、人生を形づくるひとつの出来事として描いた短編集。

    倫ではないけれど、そこに感情があるからどうしようもないのが恋愛。

    構成がお上手でした。

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    2014年02月03日
  • 市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日

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    とある中学校の、
    とあるクラスの生徒たち一人ひとりの、
    とある一日のとある時間を切り取った短編連作。

    一人ひとりに背景があり、生活があり、想いがあり、
    一人ひとりが他人と影響を及ぼし合いながら、
    一人ひとりが「自分の人生」を歩んでいる。

    ほんのわずかな「一日の断片」なのに、
    世間的にはまだ子供という感じの年代なのに、
    何かものすごいことが起こるわけではないのに、
    「人」一人ひとりの「生活」の濃密さをすごく感じる作品でした。

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    2014年01月02日
  • 市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日

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    中学生のふつ~の一日。
    特にすごい事件は起こらないのに、読ませます。
    自分が中学生だった頃を思い出したり、
    前の道を歩く中学生を見て、あの子もこの本の中の一人なのかな?
    なんて思ったり。

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    2013年12月20日
  • どんまいっ!

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    ゲイリー、キャメル、マッハの男三人。青春物語。下ネタ多し(笑)。高校生から46歳になるまでの人生模様がおもしろい。男の友情って、イイナ!と思える一冊です。

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    2013年11月06日
  • 坂道の向こう

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    とても心にじんわりとくる作品だった。設定のわりにビックリするくらいドロドロしていないのが印象的。それぞれの心情を丁寧に描いていて良かった。個人的には卓也が良かったかな

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    2013年08月17日
  • 枝付き干し葡萄とワイングラス

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    ネタバレ

    味わいのある短編集。
    何とも言えない心のひだをうまく描いてある。
    人からすると、大したことじゃないのかもしれないけど、
    なんとも微妙に心をくすぐるような、そんな感じ。

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    2013年04月25日
  • 体育座りで、空を見上げて

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    中学生活の3年間が一人の女の子の視線で描かれている。
    すごく多感で、自意識が強くて、自立心やいろんな面で心が形を変えていくこの大切な時間。
    どれだけの人と関わるかで(物理的に関わらなくても、ある人が同じクラスにいるというだけで、深い変化をもたらされることもある)いろんな深みがもたらされる時期。
    このヒリヒリとした時間を通り過ぎて、もうこの場所にいなくて済むというのは私にとってとても幸いなことだなーと思ってしまった。
    でも、あの時間も、かけがえのない宝物だった。

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    2013年04月09日