未来の手紙

未来の手紙

605円 (税込)

3pt

3.7

いじめを受ける5年生のぼくは、未来のぼくへ手紙を出す。中学1年から32歳まで20年間分。1年ごとの明るい目標を書いた手紙は、毎年ぼくの元へ届けられた。そして33歳になったある日、来るはずのない「未来の手紙」が届く。それは、悪夢の手紙だった……。(表題作) 確実に何かが変わってしまう10代前半の少年少女。その不安と期待を等身大で描く珠玉の短編集。

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未来の手紙 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年01月15日

    しいちゃん
    -こういう力の抜けた大人の存在が子どもには必要なんだと思う。親は大抵責任感からそうはなれないことが多い。
    悪口の伝染より、笑いや大好きの伝染の方が何倍も素晴らしい。そして、マイナスの伝染を別の方法で発散して止めるって立派な偉業だと思う。
    私もそれをできてる自信を持とう。

    忘れない夏
    -...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月22日

    小学生〜高校生くらいの「子ども」が主人公の短編集。
    子ども目線で語られる子どもの世界が舞台だが、
    決して児童文学ではない。

    一つ一つの作品は独立している。
    登場人物も舞台も様々である。
    テーマも、ちょっとしたミステリもあり、
    ファンタジーもあり、バラエティに富んでいる。

    共通しているのは、主人公...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月17日

    表題作を含む6編。どの作品も味わい深い。

    ちっさいおっさんってなんでやねん!とツッコみたくなるけど、「未来の息子」がよかったなw

    「月島さんちのフミちゃん」もよい。
    私もカンちゃんや瑛子ちゃんみたいな、イケてる兄姉が欲しかったなぁ!ww

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    Posted by ブクログ 2016年12月31日

    表題作を含む6編。どの作品もハズレなし、とても面白かった。特に「しいちゃん」が好き。
    あらすじ(背表紙より)
    いじめを受ける五年生のぼくは、未来のぼくへ手紙を出す。中学一年から三十二歳まで二十年間分。一年ごとの明るい目標を書いた手紙は、毎年ぼくの元へ届けられた。そして三十三歳になったある日、来るはず...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月26日

    子どもの感性と大人の常識の間に挟まれ、日々確実に変化する十代前半の少年少女。その不安と期待を等身大で描く6作品の短編集。
    大人になんかなりたくなかったあの頃。でもいつの間にか、理屈で理論武装して一人前のことを抜かすようになってしまうのがこの年齢。椰月さんは何故こんなにも、彼彼女たちの繊細な心を知り尽...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月21日

    十代前半の少年少女が主人公の短編集。
    コックリさんをしていて現れた小さなおじさんは、未来の息子を名乗る。そんなおじさんと過ごす数日。ベタだけど、この「未来の息子」、意外に泣ける。

    0

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