椰月美智子のレビュー一覧

  • ご利益ごはん

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    神社で働く早智子は、日々家事に追われながら家族の問題に振り回される。
    そんな中、姉に誘われて神社を巡り神様に愚痴をこぼしてみたり願をかけてみたりする。
    帰りには美味しいものをいっぱい食べて、ちょっとスッキリ。
    何気ない日常にも抜け道は大切よね。

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    2025年08月10日
  • ご利益ごはん

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    「全員皆殺しっ」を吐きながら毎朝起きる主婦・・・
    毎日の家事に追われ中高生3児を抱えながら日々乗り切るが・・・

    母親の気持ちに寄り添える小説です。
    親ってこんなに大変なんだなってしみじみ感じました。
    そして、今の主婦を応援したくなる気持ちになります。

    また、この小説にいいのはご飯より神社や寺などのご利益の話が主な感じがしました。もちろんご飯も美味しそうなのは間違いありません。

    主婦には共感できる部分が多い小説なのかなって思いました。

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    2025年07月19日
  • ミラーワールド

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    男女反転世界。
    それでも見えてくる問題は同じ。

    途中で挿入される
    A君のくだりはよく分からなかった。

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    2025年06月29日
  • みかんファミリー

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    シングルマザーの母・響子が突然
    友人でやはりシングルマザー・朱美の家族と
    一緒に住むことにしたと美琴に告げた。
    どちらも女ばかり三世代のシェアハウス。
    ただ、祖母と娘のいる響子と違って
    朱美には娘と孫がいて、その孫はなんと
    同じ中学校に通う変わり者の野々花だった。

    美琴と野々花の部屋が和室の隣部屋で
    それが嫌な美琴がふすまの前に家具を置いて
    出入りできなくしたりして
    最初はちょっと険悪な雰囲気。
    ぎくしゃくしているのは二人だけで
    おばあちゃんも意外と馴染んじゃってるし。

    でも、同居を始めた本当の理由は別にあって
    読んでいるとちょっとわかってくるから
    どういう結末になるかと思ったけれど
    ふん

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    2025年06月22日
  • ご利益ごはん

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    書道の腕を買われ神社で御朱印を書くパートで働いている早智子は姉と近場の神社仏閣にお参りに行くのを楽しみにしている。根拠などないけどなんとなく良い方に導いてくれるのではと願い手を合わす。世の中が平和でありますように。

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    2025年06月21日
  • 明日の食卓

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    母親は忙しい
    一息つく間もなく家事の重積、ストレスも重積
    だからといって殺人はよくないが
    夫がもう少し協力していたら母親もここまで追い詰められてはいなかったかもしれない
    自らのエゴ、所有欲、子と自分とのボーダーラインが曖昧で、その場の感情で行動して未来を失ってしまう
    日常のこわさを感じます

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    2025年06月18日
  • きときと夫婦旅

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    たわいのない旅行小説。
    中学3年生の子供が家出?家出先に迎えに行くまでの夫婦間の新しい気づき。
    富山県の風景を織り込んだ旅行小説となっている。旅行のお供として最適か?

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    2025年06月07日
  • ご利益ごはん

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    中年の姉妹が神社仏閣詣をして癒される話。
    神社とその界隈でいただくご飯の紹介とそれぞれの家庭の事情の話がなかなかうまくまとまっている。
    三嶋大社、寒川神社、伊勢神宮、北野天満宮、豊川稲荷。

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    2025年06月01日
  • みかんファミリー

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    学生向けと侮るなかれ、
    女性三世代を元気づけてくれる物語。

    中学生の娘とその母、おばあちゃんの3人が
    母の同級生(女性)の家族と
    古民家で暮らす事になります。
    登場人物は全員女性。

    歳を重ねると
    傷ついたり、失望したりする出来事の積み重ねばかり。
    あくまでも主人公は中学生の女子です。
    一方でその母親の方に年齢の近い読者の私は、
    母親の方に共感しました。

    小説のシーンは家族、家が舞台になっていることが多く、ほんわかした印象が強く残りました。
    ただし、リアルの生活は、
    トラブルもあれば、うまくいかない事も山ほど。
    そんな中で生き抜くために選んだ暮らしのかたち。
    そんな時に思い出したい温かい家

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    2025年05月17日
  • みかんファミリー

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    ネタバレ

    あったかいお話だった。悲しい展開を予想しつつ読んでたら,そっちが亡くなっちゃうの,というのにショックだったけど。
    ティーンだったらどう受け止めたかな。そんなうまいくいく訳ないやろとか思ってしまいそうな気もするけど,それは年をとっているから思うことだと思いたい。

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    2025年05月14日
  • ご利益ごはん

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    日常のストレスや溜まった鬱憤を寺社仏閣を参拝しつつ美味しい物を食べる事で発散するお話でしたね

    ネガティブな事を発散する話でも有るので話の前半では割とモヤります。
    ちなみにグルメはその寺社仏閣と直接関わりが無いものも出てきますがどれも美味しそうですね!

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    2025年05月07日
  • ご利益ごはん

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    神社仏閣 ×グルメと、テーマ的には面白いんだけど…全員皆殺しっ!って寝起きに叫ぶ人いるか?と冷めた目でずっと読んでしまったのであまり面白くなかった…

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    2025年05月02日
  • ご利益ごはん

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    「三嶋大社とうなぎ」
    「寒川神社とお抹茶」
    「伊勢神宮と伊勢うどん」
    「北野天満宮と京漬物」
    「豊川稲荷とおいなりさん」
    5話収録の連作短編集。

    主人公は、反抗期真っ只の三人の子供たちの世話と家事に追われる日々を送る48歳の前田早智子。

    多忙な上に更年期も重なりイライラが止まらない主人公に同情しつつも、口の悪さと舌打ちの多さに辟易した。

    ご利益を求め姉と一緒に神社仏閣参りを始めた早智子。
    お参り&美味しいご飯でリフレッシュする時間を持てた事にホッとする。

    毒が散りばめられていたが終わり良ければ全て良し。

    私も豊川稲荷へ行こう♪

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    2025年04月19日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    私もカラー診断してもらったことあるのでなんとなく分かるけど、こういうのはメイクとかと一緒で胡散臭いとかそんなもんじゃ劇的には変わらないと思う人もいるので好き嫌い分かれるかと。(女性は好きかも)春なので新しい事したいイメチェンしたいという意味ではとてもオススメです。

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    2025年04月06日
  • 純喫茶パオーン

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    出てくる人たちのやり取りや起こる出来事もどこか昭和を感じるレトロな感じ。
    LGBTや早期退職は新しめだけど、鏡とかのっぺらぼうとか他にもいろいろ。

    ただ、装丁の雰囲気も含めて全部がどこかぼわっと輪郭が淡くなった雰囲気が読みやすさももたらしてる感じはした。
    ド直球ストライクではないけどこれはこれで好きな感じ。

    ナポリタン美味しそうで食べたくなった。
    最近個人的にナポリタンハマってるからタイムリー。

    序盤でミルクセーキに生卵入れるの無理ーと女子高生が腐すシーンあったけど、ミルクセーキって焼く前の粉なしホットケーキミックスまたはカスタード(むしろこっち?)じゃん、と不思議な感じ。
    私も飲んだこ

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    2025年03月15日
  • みかんファミリー

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    ふたつの家族が古民家で一緒に暮らすことになる。
    ふたつの家族にはどちらにも中学1年生の美琴と野々花がいる。ふたりはどちらもひとりっ子、最初はギクシャクしていたが、お互いの家族と接していく中で姉妹のように仲良くなっていく。
    ふたつの家族が共同生活をする本当の理由は子ども達には説明されていなかった。
    それぞれ色々抱えている大人達を見ながら成長していくだろうふたり。
    これからの家族の一つの形かもしれない。
    「みかんファミリー」の意味、なるほど、だ。

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    2025年03月14日
  • ご利益ごはん

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    アラフィフ姉妹の2人旅は良かったけど…

    その周りの物語がなんとも言えず。文句や嫌味ばかりの母親も、言葉づかいの悪い息子も、思いやりのない言葉が多く散らばっていて、なんだかなと思う。

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    2025年03月08日
  • ご利益ごはん

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    反抗期の3人の子ども達、親の介護、夫の浮気…。
    48歳の早智子は日々の家事に追われる毎日。
    ある日、見かねた姉から三嶋大社へ誘われ、日々の
    愚痴を神様に盛大に打ち明け、美味しいものを食べて…。

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    2025年07月25日
  • みかんファミリー

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    児童書とは知らなかった。2つの家族が一緒に暮らすうちに、皆が心地よさを感じ心を通わせていく物語。血縁はなくても立派な家族。子供が読んだら、「いろいろな家族の形があっていいんだな」と、価値観やものの見方を広げられるだろうと思った。

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    2025年02月27日
  • みかんファミリー

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    女3人家族×2がひとつ屋根の下で暮らすことに。しかも、学校の変わり者の同級生と家族に。タイトルのみかんは未完の意。

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    2025年02月26日