椰月美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
学生向けと侮るなかれ、
女性三世代を元気づけてくれる物語。
中学生の娘とその母、おばあちゃんの3人が
母の同級生(女性)の家族と
古民家で暮らす事になります。
登場人物は全員女性。
歳を重ねると
傷ついたり、失望したりする出来事の積み重ねばかり。
あくまでも主人公は中学生の女子です。
一方でその母親の方に年齢の近い読者の私は、
母親の方に共感しました。
小説のシーンは家族、家が舞台になっていることが多く、ほんわかした印象が強く残りました。
ただし、リアルの生活は、
トラブルもあれば、うまくいかない事も山ほど。
そんな中で生き抜くために選んだ暮らしのかたち。
そんな時に思い出したい温かい家 -
Posted by ブクログ
出てくる人たちのやり取りや起こる出来事もどこか昭和を感じるレトロな感じ。
LGBTや早期退職は新しめだけど、鏡とかのっぺらぼうとか他にもいろいろ。
ただ、装丁の雰囲気も含めて全部がどこかぼわっと輪郭が淡くなった雰囲気が読みやすさももたらしてる感じはした。
ド直球ストライクではないけどこれはこれで好きな感じ。
ナポリタン美味しそうで食べたくなった。
最近個人的にナポリタンハマってるからタイムリー。
序盤でミルクセーキに生卵入れるの無理ーと女子高生が腐すシーンあったけど、ミルクセーキって焼く前の粉なしホットケーキミックスまたはカスタード(むしろこっち?)じゃん、と不思議な感じ。
私も飲んだこ -
Posted by ブクログ
みかんと、みかん色の装丁が目を引く。
紙の本の良さは、こうした装丁や装画にもある。
中学1年生の美琴は、祖母、母の3人暮らし。
美琴の両親は離婚している。
父親の話はそれだけ。
ある日、母が重大な話を持ってきた。
古民家に引っ越すのは良いとしても同級生(クラスは違うから正確な言い方ではない)の野々花家族と住むことになった野田。
世の中にはいろいろな家族があって、いろいろな親がいて。
楽しいことはそれぞれで、でも悲しいことは大体同じ。
生老病死は人生で必ず出会うもの。
老いることはゆっくりだけれど、生きることは早くって、病と死は急にやってくる。
人生に辛いことはつきもの、でも決してそれだけじ