椰月美智子のレビュー一覧
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この本を読みながら16くらいの時のまっすぐ過ぎた恋を思い出した。相手のことが好きすぎて、私はいつも不安だったし、いつも勘ぐって、試して、不安定だった。結果「お前の気持ちが重すぎる」と言ってフラれたわけなんだけど。
それでもそんな、なりふり構わずすべてをしゃぶりつくすような恋愛は、もはや昨日はじめて買った老眼鏡をかけながらパソコンに向かうような年齢になってもなお、甘く、苦い思い出で、もうあんな恋は一生しない。でもそんな恋を経験できたわたしはちょっといいと思う。
歳をとっておばあちゃんになって、日の当たる縁側でお茶を飲みながら「恋なんて狂気の沙汰だからね…」とか言ってニヤッとするみたいな小説。 -
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ネタバレまゆかがくれた本
小学5年生の主人公の夏休みを回想するのが本編
いやー、いいすね
て感じでした
上京した自分の心のどこかにずっと地元への郷愁があって、ノスタルジーを感じているというか
就活が始まったので将来子供が出来た時にどんな環境でどの様に育てたらいいのか、そこまで考えてとても頭を悩ませている
正直全くこの小説と同じような環境で育てたいなと思っていたので、「コレコレコレ!」と思いながら読み進めた
自分の理想と重なる部分があって良かったのもあるけど、単純に小説として主人公(小学5年生子ども)の心理描写の解像度が高すぎてとても良かった。
子供の頃に読んだらあんまり刺さらなかったと思う。い -
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友人の昨年のマイベストの一冊。ミステリーやエッセイ推しの友人がこんな優しい本を選書してくるとは。
小学校5年生の時のことを大人になった僕が回想する。彼にとって5年生は確かに忘れられない1年だ。私が彼でもそうだと思う。縮こまった心と体を解放し、大切な友人と出会い、おじいちゃんのでっかい愛に包まれて。そして、お母さんとの距離感にとまどったりね。
登場人物目線で読むと色々と切なくなる本だな。親目線で読むと子育てってほんと難しいし。子供目線で読むと自立して生きるまでの間に保護してくれる大人がいなくなってしまう事がどんなに大変なことかって。学校の先生目線なら、、おじいちゃん目線なら、、、
誰しも自 -
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奈月は友人たちとベトナム旅行へ行くことになった。
旅行の行き先を母に話すと、母から自分はボートピープルのベトナム人であること、奈月はベトナム人と日本人のハーフであることを告げられる。
そのことを知った奈月はベトナム旅行で、母の故郷のニャチャンに行くことを決意する。
奈月は旅行を通して、自分のルーツを辿っていく。
店頭で偶然見かけ、タイトルの“こんぱるいろ”に惹かれて手に取った本でした。
旅行記かな?と思って読み始めたら、ベトナム戦争とボートピープルという深い話で驚きました。
戦争の悲惨さや厳しさも出てきますが、ストーリー自体は重苦しくなく、タイトルにあるように“こんぱるいろ”の気分で読 -
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自分に似合うって思える服やメイクって、他人からこれって言われてもなんかしっくりこない。それはたぶん他人が見る自分と、自分が思う自分が一致していないからなのかなぁと思う。
自分を知るためのカウンセリングを受けながらコーディネートしてもらう作業って人生変えちゃうほどのことなんだな、と。
この本はそうやって人生を変えていく人たちの短編集で、タイトルにある「美人」についてもいろんなとらえ方があるんだなぁと考えさせられた。美人ってたぶん表情だったり佇まいだったりを指すもので品格がある人のことを指すのかなとも。
見た目に気を遣うことって、相手にどう思われたいかっていうのももちろんあるんだけど、どうい