椰月美智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
なんとなく、タイトルとあらすじに惹かれて、読み終えてから児童文学と知った。
なんで他人家族と同居?と思ったけど、そういうことかと納得出来る理由が親にはあった…。
変わり者の同級生と同居なんて最悪!
と主人公は最初思うけど、この同級生の野々花ちゃんがとてもステキだった。
変わってはいるかも知れないけど、頭が良くて気が利いて、優しい子。
段々打ち解けて姉妹のような絆になって行くところが児童文学らしいけど、とても良いと思う。
終盤にかけては号泣。
自分はもう大人なので、主人公目線より親目線になってしまい、我が子を残して逝くことにならないよう、体調には気をつけなければ。と思ってしまった。
ラストがちょっと呆気なかったかな。とは思うけど、良い作品だった。
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Posted by ブクログ
この本を読みながら16くらいの時のまっすぐ過ぎた恋を思い出した。相手のことが好きすぎて、私はいつも不安だったし、いつも勘ぐって、試して、不安定だった。結果「お前の気持ちが重すぎる」と言ってフラれたわけなんだけど。
それでもそんな、なりふり構わずすべてをしゃぶりつくすような恋愛は、もはや昨日はじめて買った老眼鏡をかけながらパソコンに向かうような年齢になってもなお、甘く、苦い思い出で、もうあんな恋は一生しない。でもそんな恋を経験できたわたしはちょっといいと思う。
歳をとっておばあちゃんになって、日の当たる縁側でお茶を飲みながら「恋なんて狂気の沙汰だからね…」とか言ってニヤッとするみたいな小説。
そういうのがいいと思える人が読むとたのしい小説。 -
Posted by ブクログ
ネタバレまゆかがくれた本
小学5年生の主人公の夏休みを回想するのが本編
いやー、いいすね
て感じでした
上京した自分の心のどこかにずっと地元への郷愁があって、ノスタルジーを感じているというか
就活が始まったので将来子供が出来た時にどんな環境でどの様に育てたらいいのか、そこまで考えてとても頭を悩ませている
正直全くこの小説と同じような環境で育てたいなと思っていたので、「コレコレコレ!」と思いながら読み進めた
自分の理想と重なる部分があって良かったのもあるけど、単純に小説として主人公(小学5年生子ども)の心理描写の解像度が高すぎてとても良かった。
子供の頃に読んだらあんまり刺さらなかったと思う。いま大人になってから読めて良かった。 -
Posted by ブクログ
友人の昨年のマイベストの一冊。ミステリーやエッセイ推しの友人がこんな優しい本を選書してくるとは。
小学校5年生の時のことを大人になった僕が回想する。彼にとって5年生は確かに忘れられない1年だ。私が彼でもそうだと思う。縮こまった心と体を解放し、大切な友人と出会い、おじいちゃんのでっかい愛に包まれて。そして、お母さんとの距離感にとまどったりね。
登場人物目線で読むと色々と切なくなる本だな。親目線で読むと子育てってほんと難しいし。子供目線で読むと自立して生きるまでの間に保護してくれる大人がいなくなってしまう事がどんなに大変なことかって。学校の先生目線なら、、おじいちゃん目線なら、、、
誰しも自分以外の誰かを気遣い、手を差しのべてあげる世界になったらなと思う。回りの人との関係を大切にしたいよね。