椰月美智子のレビュー一覧
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ネタバレ最初の物語に出てきた高校生達が、物語ごとに、それぞれが主役となり、物語への出方を変え、そして、みるみるうちに年を重ね、最後は、そのうちのふたりの子供が主役の物語になってしまうという構成。
感想を一言いうと、人間っておもしろいなーってことです。
いろんな人が、いろんなこと考えて、日々生活しているんだな、と。
同じ日常を過ごしていても、いま隣にいてるあいつは、あいつの世界があって、あいつなりの考えがある。
そんな当たり前のことを物語として描写して楽しませてくれた。
この本に出てきた何人もの主人公たちは、それぞれがそれぞれを好きだと思ってたり、バカだと思ってたり、年月が経っても忘れられなかっ -
Posted by ブクログ
こうして奇妙な三人の暮らしがはじまりましたとさ
平井つきのは朗読するような口調で宣う
とてもイラッとする
あおの、つきのともにカルピスが苦手
あんなに美味しいのになぁ
人生半分、損してると思った
辻村孝美は狐に包まれた(あったかいよー)ような顔をしつつ、つままれたような仕草だ
孝美は、はぁとため息のような返事をする
きょっきょっきょー
不気味な笑い声とともに河童はあおのに詰め寄る
会社の夏休みの期間だけです 一週間ほどお世話になります
孝美の挨拶と、その衝撃的な展開にあおのの顔面はにわかに赤みを帯びていくっ!
「ゆでだこ!」と揶揄するつきのの言葉にこの上ない賛辞を送りたい
小学生以下 -
Posted by ブクログ
小学校5年生の枝田光輝の夏休みを描いた作品。
人見知りだった光輝は、母親の転勤について行かず、おじいちゃんの家で暮らしている。
友人の押野、ヤマ、じゃらしと汗だくの日々を過ごしていく中でたくましく成長していく。
ものすごく劇的な展開がある訳ではないが、おじいちゃんの少し無愛想で頑固な温かさ、押野の分け隔てない友情に心がほっこりした。
ツクツクボウシの「おーしんつくつく、おーしんつくつく、もういいよ〜、もういいよ〜」は、私も子どものころから全く同じように聴こえていたので笑ってしまった。
母親の心情にやや不満は残るが、大人になった光輝が、おじいちゃんの家を引き継ぎ、大切に日々を重ねてい -
Posted by ブクログ
とあることがきっかけで友達とも言える関係になった小学生とおじいさんの話。
主人公は小学六年生のスケボーが大好きな男の子。けれど、公園も道路もスケボーで遊ぶことは禁止されてしまい、遊べる場所を探し求めてとある神社の前の道路はどうかと思いつく。穴場を見つけた、と喜んで同じクラスの友達と三人でスケボーをしていたところに現れたのは、神社の管理人をしているおじいさん。怒られると思った三人だったけれど、そのおじいさんはスケボーに興味津々で――。
小学生の男の子の目線から見た、言葉にしきれないもやもやや葛藤、悩みや決意、誰かを大切にしたいと思う気持ちがいっぱい詰まった良作でした。
きっかけはスケ