椰月美智子のレビュー一覧

  • 9月1日の朝へ

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    生きるって、存外難しい。だからこそ、楽しいし、苦しい。今やれることを精一杯やって。それでも時間が余ったら、少し反省会をしよう。そんな気持ちになる物語。

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    2025年12月09日
  • 9月1日の朝へ

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    読み終わって2週間ほど経って、詳しい記憶は曖昧になってしまいましたが、中・高生が読むにはいいんじゃないかと思います。

    私も中学生や高校生の頃はいろいろ人間関係で、疲れました。

    でも、社会にでたら、何てちっぽけな世界だったんだろうと思います。
    自分で命を絶ってしまう子どもは、本当に絶望しているんだと思うから、軽々しく、「生きてればいいかとあるよ」とは言えない。
    でも、もし学校のことで死ぬほど悩んでいるのなら、学校なんて小さな世界だよと教えてあげたいです。

    我が子が楽しく学校に行ってくれるのが一番ですが、もし学校に疲れたら、学校休んで家でのんびりしていいよと言ってあげられる親でいたいです。

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    2025年12月06日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    人は見た目。否定したい気持ちもどこかにあるけれど、やっぱ感じ良さそうな店員さんに声をかけようと思うし。

    登場人物は面倒なお客さんが多いけど、実際もそうかもしれない。けど一様にどこか「変わりたい」という気持ちがあるからこそイメージコンサルティングを受けるのだだろう。
    自分の好きと似合うは違うけれど、どちらに重きを置くかは自分次第。
    真っ黒の服が好きな長身女性の話は、失恋もあってもとの自分の「好き」に戻ったけれどそれもありだと思う。変えてみて、やっぱり自分の好きを再認識して優先する。
    骨格診断やPCカラー診断私も受けてみたい。きっとこれだというのはあるけれど。

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    2025年12月05日
  • 9月1日の朝へ

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    4人の兄妹と周りの大人、友達。

    自分は自分、自分を大切に今を楽しむ。
    たのしまなきゃ損だ、おもしろがらなきゃ損だ、ワクワクしなきゃ損だ

    毎日、小さな事や大きな事、色々な事を積み重ねて、また明日を迎えて歳を重ねていこうと思った一冊。

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    2025年12月05日
  • 9月1日の朝へ

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    ネタバレ

    小説推理で一章を読んで気になっていて、
    本になったら読もうと決めていました。

    だから本になったので読みました!!

    家族や友達に恵まれてない学生には反感をかってしまいそうな本でした。
    周りに恵まれてて悩んでいる子におすすめできる本。
    自分が学生のときに読んだら恵まれてる登場人物を妬んで星1や2とかにしてしまっていたかもしれませんので。

    民ちゃん、バスケ部の練習そんな気分で休んだりしてたら、いじめられるし、ハブられるよ、、焦
    って思ってたら、やはりそうなってしまった!
    にしてもバスケ部一年生は引くくらいむちゃくちゃ強すぎて、怖かった!!笑
    民ちゃんも辛かっただろうけど、自分と向き合って、成長

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    2025年12月04日
  • 9月1日の朝へ

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    9月1日という日にちにそんな意味があったなんて、驚いた私にはそんな経験がなかったのか‥学生時代を思い出して、SNSのある時代の学生時代の恐ろしさを感じ。悩んでいる中学生がいたらかけてあげたい言葉があった。

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    2025年11月27日
  • しずかな日々

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    ほんのひと時でも、心を落ちつけてすこやかに過ごせた日々があるならば、その先でどんなことがあっても受け入れながら生きていけるんだろう。
    主人公がおじいさんと暮らして成長していく夏の日々を、時に自分の子供時代を重ねながら読む時間はとても愛おしく、豊かなものだった。

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    2025年11月22日
  • 9月1日の朝へ

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    9月1日は18歳以下の自殺者が一番多い日らしい。
    これは2学期が始まる頃にはよく話題になる。長期の休みの間に色々あるのだろう。そして学校へ行けなくなったりもする。
    善羽、智親、武蔵、民の兄弟の家庭はちょっと複雑、おばあちゃん、本当の母親、お父さんの再婚相手と母親が3人いる。
    特に父親の再婚相手の玲子ちゃんの存在が兄弟を支えている。
    一番上の善羽は中学校教師、こちらはどちらかと言うと世間の常識そのものの生き方、3番目の武蔵の生き方にどうしても理解できない。
    2番目の智親はお肌のトラブルでお悩み中。
    3番目の武蔵は心と身体が一致しない。
    一番下の民は夏休み中に部活の仲間とトラブったことから相当追い

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    2025年11月22日
  • 9月1日の朝へ

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    ネタバレ

    9月1日に自殺者が多い、に絡め高永一家の4人兄妹の視点から一章ずつ成り立っている小説。
    次男智親くんは美容男子。彼の仲良しな女友達はリスカしてて…
    長女民ちゃんは上手くいってると思ってた。しかしバスケ部の外しにはじまりどんどん手のひらが返されたようにいじめられ…
    長男は学校の先生。同じ部活の生徒のお姉ちゃんが夏休み中に自殺して…
    三男武蔵は偏差値の高い高校生。だけどスカートを履いて登校するようになって…
    といろいろある兄弟。
    一章の智親くんの話は苦なく読めたけど、民ちゃんにおこったできごとはとても悲しくてイライラした。それからの善羽兄ちゃんの学校の自殺。重苦しいのが続いて、4章の武蔵には理解者

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    2025年11月21日
  • 9月1日の朝へ

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    人はいつでも変われる
    人生は、今この瞬間の連続(過去や未来ではなく)

    色々あるけれど、今日も頑張って生きていこう

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    2025年11月21日
  • 9月1日の朝へ

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    問題提起の表題だった。誰も恐れる9月1日の件をこうして晒して下さる事に感謝。全て全て頭を下げたい位に感動した。こうした家族は理想なんだろうな。頑張れ4兄妹。

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    2025年11月02日
  • みかんファミリー

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    未完成な家族。なるほどなぁ。
    家族の形はそれぞれ、なんて今の時代よく言うけれど、それが自分ごとになったとき、美琴のように困惑したり反発したりするだろうなと思った。他人のことなら、いろんな形があるよね〜と理解してる風に眺められるけど、自分だとそうはいかない。それでもこのみかんファミリーは素敵だなと思った。

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    2025年11月01日
  • 9月1日の朝へ

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    9月1日は、子どもたちの自殺が一番多い日なのだそうな。
    そのことに対して、著者の祈りを込めたかのような一冊。
    どうか生きてほしい、そんな願いが満ち満ちていた。

    高永家は、新米中学校教員の長男、美容男子の高3次男、スカート姿で進学校へ通う高1三男、しっかり者の聡明な中2長女の四兄妹。
    他におかーさんこと長く世話をしてくれた祖母、父、礼子ちゃんこと継母つまりは父の再婚相手。おかーさんと礼子ちゃんと実母「ママ」はママ友。
    ママ友とは、子どもの幸せを一番に考える人たちなのだそう。

    この子たちが、それぞれに九月一日を前にして、いろいろ悩み、乗り越えていく。
    印象的だった言葉をいくつか。

    「自殺した

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    2025年11月01日
  • 9月1日の朝へ

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    全ての人に読んで欲しい
    何かを感じるのは生きてるから
    今から星空を見上げたくなる
    答えは出さなくてもいいと思えた

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    2025年10月30日
  • 9月1日の朝へ

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    兄弟妹4人それぞれが語り手となって話が進んでいく。
    2番目の兄に感情移入してしまった。
    読む人によって誰に感情移入するかかわるんだろうな。
    同じ事柄でも人によって見え方がかわるし、勘違いしてる部分もあったりして、いろんな見方をするって生きていくうえで大事だよなぁと思った。

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    2025年10月25日
  • 9月1日の朝へ

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    9月1日は、日本で子供が一番多く命を絶ってしまう日…。だって!知らなかったな。夏休み明けでいろいろと心身に不調が出てくる日かも。学校に行きたくないから、学校なんて無くなれ、そしてそんな自分に嫌気がさすのか…。四人兄弟妹のそれぞれが9月1日を迎えるまでを綴る。自分の子供時代を思い起こしてしまったな。

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    2025年10月24日
  • 9月1日の朝へ

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    4人兄弟の物語。実母は家を出ているが、年3回くらい家を見にくる。おばあちゃんが同居していて、父の新しい妻玲子さんがお家にいる。おばあちゃんと玲子さんと実母は仲が良い。そんな家族の4人兄弟。
    生きていくのが難しくて、でも応援団がついている。そんな子供たちのお話。

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    2025年10月22日
  • 9月1日の朝へ

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    個性的な4兄弟。それぞれへの愛が半端なく、母や義母と祖母達の関わりも暖かい家庭の姿に引き込まれました。
    放任のようでもどこかで誰かが見守っている。それが伝わることも大切なのだと実感しました。

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    2025年10月14日
  • 9月1日の朝へ

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    「今この瞬間」の連続を、ずっと生きていたい。
    人はいつでも変われる。
     
     ぐいぐい惹きつけられて、またもや夜更かししてしまった。
     物語の設定がとてもいい。それぞれの個性の4人きょうだいと3人のおかあさん。
     家から出かけ、学校や社会と関わり、家に帰る。
     幼虫が蛹になる。そして生きてゆく。
     
     生きていれば、理不尽なことに遭い、何もかも放り出して、全て終わらせてしまいたくなる時はある。
     でも、急がなくてもいいじゃないか。
     自分は変われるし、他人も変わる。
     1対100 と感じても、100にとって1は取るに足らないものなのだし。

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    2025年10月10日
  • 9月1日の朝へ

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    9月1日、長い休み明けで、若者たちの多くがかけがえのない命を自ら亡くす日。
    今はもう少し早く夏休みが終わるけど、夏休み明けって、思い詰めることがあって、悩みは人それぞれなのだろう。
    この本は4兄妹の4つの物語。
    それぞれ個性的で、自分の人生を満足できているように見えても、心の中はわからない。
    まず自分を大切にしたい。
    大切な人に感謝をしたい。
    無理に人と付き合わない。
    色々考えさせられました。

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    2025年10月05日