みかんファミリー

みかんファミリー

1,430円 (税込)

7pt

その生きにくさ、ひとりで抱えなくていいのかもしれません-ー。

2つの3人家族が始めた共同生活。でもあっちの家族にいたのは、となりのクラスの変わり者で…!?
野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞、小学館児童出版文化賞受賞の椰月美智子が贈る、人生の賛歌。さあ、“あたりまえ”の先へ!

●著者紹介
椰月美智子
1970年神奈川県生まれ。2002年『十二歳』(講談社)で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。07年『しずかな日々』(講談社)で野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞。17年『明日の食卓』(KADOKAWA)は神奈川本大賞を受賞し、映画化もされた。20年『昔はおれと同い年だった田中さんとの友情』(小峰書店)で小学館児童出版文化賞を受賞。その他の書籍に『十四歳の水平線』(双葉社、講談社青い鳥文庫)、『ともだち』(小学館)など多数。

●あらすじ
主人公・美琴は、シングルマザーのお母さんとおばあちゃんと暮らしている中学1年生。
ある夏、お母さんがかつて同級生だった朱美さんと再会し、古い家を買って一緒に住むという計画を突然発表します。
お母さんはこんな勝手な人ではなかったはずなのに……。
どんな人たちなかよく知らないまま、共同生活がスタートするのですが、紹介されたのは、すこし変わった人として名を馳せるとなりのクラスの子。
でも、6人で一緒に暮らす中、いろんな“あたりまえ”が色あざやかに変わっていくのです……。

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  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    8MB

閲覧環境

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みかんファミリー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    すこしふつうじゃない

    中学生の美琴とお母さんとおばあちゃん。お母さんの同級生の家族とリフォームした古民家に住むことになった。最初は戸惑い不安もあったが、徐々にその生活に慣れてゆくが・・・
    少し普通じゃないか、それもありかなあと思う。人の優しさ、思いやりが心に染沁みた。

    #癒やされる #エモい #憧れる

    0
    2025年10月24日

    Posted by ブクログ

    最初は母親の友達家族との同居生活に『??』な事が多かった。
    後に、その理由が分かり心が温かくなった。
    新しい家族、家庭の形であり、血の繋がりだけが全てではない事に気づかされた。
    古民家での6人での暮らし。
    少し憧れる部分も多い。

    人の温もりがある家族小説。
    未完成なファミリー「未完ファミリー」

    0
    2025年08月14日

    Posted by ブクログ

    ほっこりファミリーの話
    中学生の美琴と野々花がだんだんと姉妹みたいになっていくところとか
    全然合わなそうな家族が同じ家に住み、だんだんと家族になっていく感じ

    最後は大泣きしてしまった
    小さな幸せをこつこつ積み重ねていくと大きなしあわせだよなとしみじみした話でした

    小さな所の掃除とか
    人との挨拶と

    0
    2025年06月17日

    Posted by ブクログ

    突然母の友人家族と同居することになり、相手家族には学年の変わり者の女子もいた。同居は憂鬱で納得できないまま進んでいくが、だんだん打ち解けていく。

    後半に入り、同居した理由など展開がわかってしまったが予想外の展開に。
    タイトルの意味、母親の友人家族と同居することになった理由もすべてがとてもよかった。

    0
    2025年11月29日

    Posted by ブクログ

    百合です。続編が読みたすぎる、ティーン向けな感じなのでめちゃ面白いのにさっくり終わってしまって内容が少ない、寂しい

    0
    2025年02月09日

    Posted by ブクログ

    未完成な家族。なるほどなぁ。
    家族の形はそれぞれ、なんて今の時代よく言うけれど、それが自分ごとになったとき、美琴のように困惑したり反発したりするだろうなと思った。他人のことなら、いろんな形があるよね〜と理解してる風に眺められるけど、自分だとそうはいかない。それでもこのみかんファミリーは素敵だなと思っ

    0
    2025年11月01日

    Posted by ブクログ

    なんとなく、タイトルとあらすじに惹かれて、読み終えてから児童文学と知った。

    なんで他人家族と同居?と思ったけど、そういうことかと納得出来る理由が親にはあった…。
    変わり者の同級生と同居なんて最悪!
    と主人公は最初思うけど、この同級生の野々花ちゃんがとてもステキだった。
    変わってはいるかも知れないけ

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    児童文学作家さんの作品です。
    タイトルにひかれ手に取りました。
    2家族、3世代の6人が古民家で共同生活を始める話です。
    最初はうまくいかないこともあるけれど、最後はお互い助け合い絆を深めていきます。
    シングル世帯が増える昨今、地域の繋がりも少なくなり、助け合っていければいいですね。

    0
    2025年08月17日

    Posted by ブクログ

    小学校高学年から中学生向けの児童文学

    2組の3人家族が一軒家で一緒に暮らすことになる
    どちらも、おばあちゃんとお母さんと娘の女3世代

    中1の美琴と野々花、クラスは違えど同級生の2人
    タイプの違う2人が少しずつ距離を縮めて、姉妹のようになっていく姿は微笑ましい

    お互いの家族に足りないところを助け

    0
    2025年06月18日

    Posted by ブクログ

    素敵なお話!いろんな家族の形があっていい。人ってやっぱり繋がって生きていける。助け合いながら生きていけるのも素敵だし、同居生活が子供達への愛情や何かあった時の備えで始まったっていうきっかけももちろん素敵。

    0
    2025年06月04日

みかんファミリー の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    256ページ
  • 電子版発売日
    2024年08月07日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    8MB

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
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