椰月美智子のレビュー一覧

  • さしすせその女たち

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    仕事と家事・育児の両立…もうこれ女性の永遠の課題な気がする。
    結局根本的に世の中の認識が…社会制度が…人の心の中の在りようが…全て変わらないと解決しないよなぁ〜

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    2024年10月23日
  • つながりの蔵

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    個人的な話を書きます。

    私は今日、誕生日です。25を過ぎてからは歳をとることが嬉しくないし、特にここ数日間で仕事や恋愛で良くないことが重なり、自分は大した存在でないなあと落ち込んでいたのもあって、私は自分が生まれた日を素直に祝福できませんでした。

    私のように、誕生日に憂鬱な気分になる人はよくいるそうで、バースデーブルーと言うそうです。私も今年はバースデーブルーだったので、もうケーキも食べず何もせず、今日は好きな本を読む日にしようと思いました。

    積読の中から選んだのが、つながりの蔵でした。椰月美智子さんの本は何冊か読んだことがあって、いつも読み終わると優しい気持ち、心が温まったような気持ちになれるので、今日の日にぴったりだと思い、あっという間に読みました。

    本の中で、5歳で天国に行ってしまった莉央斗くんが、僕は長くは生きられないとわかっていても、みんなに会うために生まれてきたんだよ。と言う場面が一番印象に残りました。

    みんなに会うために生まれてきたんだよ。この言葉は、自分が生まれた日を喜べない私の心に響きました。私は、大人になった自分を大した存在でないと言って、生まれてきて良かったんだろうかと誕生日を喜べないでいたけれど、周りを見渡せば、沢山の愛情をかけて育ててくれた両親や、祖父母、兄弟、楽しい友人、恋人、沢山の人に囲まれているんだな。25年前の今日に生まれていなければ、私の大好きな人たちにも、出会うことはできなかったんだな。わたし、生まれてきて良かったのかも。そう思えました。

    この本を読んでもっと他に受け取るべき教訓はありますが、今日の私はこの言葉に出会えたことが一番嬉しかったです。椰月美智子さんから、自分の生まれた日を祝福していいんだよ。という言葉のプレゼント貰った気がしました。

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    2024年09月28日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    一人の老人 も70余年も遡ると思春期の少年になる、当たり前の事なのに改めて確認してしまった。
    内容は想像通りの少年と老人の心の交流、そして戦争のはなしをして…という流れ。予想通りだったにも関わらず、なぜどうしてこんなにも涙が出るのかと言う程泣けてしまった。

    小学生に戦争の話をそこまで〜とも思うけれど、侮るなかれ、小学生は大人が思うほど物知らずではなく、考え無しでもない。
    子どもが自分で考え事をなしまとめ上げる、素晴らしい講演会を聴かせていただきました。ありがとう。
    テレビドラマになったと読後、知った。
    是非見てみたかった。

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    2024年09月04日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    すごく良い話だった。

    11歳の"おれ"こと拓人と、友だちの忍、宇太佳の3人はスケボーが大好き。ある日神社の前でスケボーの練習をしていると、管理人さんである田中さんに出会う。スケボーをやってみて怪我をした田中さんの為にお手伝いをしに行くこととなる拓人たち。そんななか、田中さんが11歳のときに戦災で家族も家も失ったことを知る。

    すごく優しい田中さんと11歳の男の子3人との友情。田中さんのことを慕い、他のみんなにも田中さんの人生を知ってもらいたいと思う拓人たち3人の一生懸命さがとても素敵だと感じた。
    自分たちの街に爆弾が落とされたこと、その犠牲者が24人だったと初めて知ったときに拓人たち3人が咄嗟に「意外と少ないな」と感じてしまったこと、その後犠牲者のなかに田中さんの母と妹が含まれていたことを知り、被害を身近に感じるシーンが胸に迫る。

    …二十三人という人数が、妙にリアルに迫ってくる。二組のクラスは二十四人だ。たった一人を残して、みんな死んでしまったということだ。
    「そのとき、わたしは十一歳だった」
    おれたちは、また三人で顔を見合わせた。自分たちと同じ年だ。心臓がどくどくと音を立てる。
    (p.73)

    田中さんの話をみんなに知ってもらいたいと動く拓人たち3人の姿も良いが、六年二組の他のクラスメイトたちも田中さんに取材したり、戦争について調べたりと一生懸命になるところが良いなと思った。最初の話し合いで、「人がたくさん死んだ戦争の話なんて聞きたくない。そんな怖い話をわざわざ聞きたくない。悲しい気分になるし」「戦争は昔のことで、今のわたしたちとは関係ない」と言いはる女児の存在も戦争に関して人々がもっているひとつの考え方としてリアルだなと感じた。
    田中さんと拓人たちの絆にグッとくる小説だった。


    最後の森絵都さんの解説のなかの一節も考えさせられた。

    …過酷な人生を生きてきながらも、毎日にこにこと笑顔をたやさない田中さん。チョコバナナ一つにも輝くそのみずみずしい好奇心や、今ある世界を尊ぶ菩薩ぶりは、私たちにとても大事なことを教えてくれる。過去に悲しいことがあったからといって、今も悲しく生きる必要はないと。 (p.193)

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    2024年08月30日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    コンパル色から直ぐに田中さんを手に取れて非常に幸運な、というか購入済でしたが。また違った感性の3人が過ごす大切な小6のでした。普段行く事ない神社とか桜が咲く事も知らない位だったので、戦争体験したのが3人と同じ歳だった事と不思議な縁です。仏様と例えていましたが本当にいい人だったのだろう、3人が小学校生徒たちに田中さんを会わせたいの願い本音だけだったので。学ぶ事多かっただろう、こちらが思っても現代では難しいから、この難しいも意味がわからないけど。田中さんは怖かったと思うよと兄の言葉になるほどと思います。

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    2024年08月15日
  • つながりの蔵

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    こんな素敵な物語を大きな大人になっても読めるのが倖せだよ。出だしも終わり方も凄く良いから、入って来るから、不思議な四葉ちゃんは不思議なオーラだけで実際には常識ある人間味ある痛みの解る女の子、3人の友情に小学5年生に、とても大切な時間だと思う。美音が実はずーっと心に悩みを抱えていて、思わぬ形で解決できる。蔵の出来事は不思議だけど、信じたいし、正しい事を言っているし、気持ちのいい場所に居ると言えた弟は幸せで美音も救われた。四葉の家をキチンと描く、役目を終えた蔵、5年3組の同窓会が出来る絆が非常に羨ましい

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    2024年08月15日
  • 美人のつくり方

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    あかねがエグかった。見た目も生き方も万人受けするし、人柄もいいけど、正月に子供と旦那がいる旅館で愛人にLINEするって、憤慨だよ。ホテルで救急車呼ばずに愛人見捨てて、家に帰って怖くなり震えて、でも無事が確認されて安堵して自分を律するとか、人間舐めんな、だよ。と言いながら世の中には大量に同じ人間いるんだろうなと諦観します。同窓会で一瞬にして相手を見定めるとか、電車の中でオヤジを分析して新しいワードが生まれる瞬間ってこんななんだとか、自分の知らない事あるんだね。繭子さんの出会いを大切にする行き方良かった

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    2024年08月15日
  • しずかな日々

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    まただけど直ぐにやづきさん読みたいと手に取る もう相当な数だけどタイトル読んで内容が出てこないのが悲しすぎて、まあ昔からなんだが、それを思うと新刊を買う必要があるのかと自分に問うのです。小5の夏休みの、これほどワクワクするのないね、ゲームはやらないが僕の夏休みを文章化した感じ 最後のお泊まり会なんか一生の思い出になるってこと お爺さんも粋だね。85で老人ホームに自ら入るのは頂けないよう。

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    2024年08月15日
  • 緑のなかで

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    椰月美智子さんはやっぱり印象深い物語で心に引っ掛かる。児童文学作家だからなのか気持ちが真っ直ぐになってしまう、思春期の心のモヤモヤもしっかり掴んでいる。もちろん解決するのは自分しかいないけど、きっかけにヒントになります。4部が春夏秋冬と分かりやすくて、5部が卒業後なのかなあと思ったけど、高校だった。4人の友情に綾太に高校の体育祭を見る家族と原生林を見れた。寿はずーっと戦っていたんだなって、ギリギリの生活だったなって。大学3年って何故だろうと思ったけど、こっち側が勝手に決めただけで、ちゃんとした一年なんだ

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    2024年08月15日
  • 純喫茶パオーン

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    純喫茶いいね、もう舞台は整った、あとは読んで楽しむだけ しかしナポリタンを食べてミルクセーキを飲んで、食後にバナナって食べ過ぎだって事。それを見てイメージ出来る旨さがあるっちゃあるね。そして味を再現出来る孫っている事が大事ですから。手鏡が不思議の物語のキィになるかと思ったら、泡泡と日常の純喫茶が見れたよ、勢いあるおじいちゃんまでおばあちゃんも江戸っ子なのかという あー中学生の時に似たような小説書こうとした思い出した。とにかくハキハキポジティブな、たーだ途中で挫折してたのですね。

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    2024年08月15日
  • 純喫茶パオーン

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    続きが気になり読み進めることができました!
    子育て中でなかなか自分の時間を作ることが
    できていませんでしたが、3章に分かれているので、
    とても読みやすかったです♪
    ほっこりした気持ちになりたい時に良いですね♪
    自分も喫茶店で休憩しているような気分になれました!

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    2024年06月28日
  • 純喫茶パオーン

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    続きが気になって一気に読めた。ほっこりするお話だった。パオーンの2代目が来人のお父さんになり、来人と権守さんがデートしたあとのことも気になるので続編を出して欲しい。ミルクセーキが飲みたくなった。

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    2024年06月26日
  • しずかな日々

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    悲しいわけでもないのに、読んでいる途中何度か涙が出た。ただただ温かい気持ちになって、心の中にあったわだかまりが解けていくような感覚。
    私には経験のないことなのになぜか懐かしく、少し切なくなった。大人になった今だからこそじーんとくるんだろうな。

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    2024年06月16日
  • しずかな日々

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    主人公えだいちにとって小学5年の夏は宝物なんだろうなぁ。穏やかで、それでいてキラキラしている。好きな世界観でした。

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    2024年03月31日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    加藤さんの「青と赤の物語」と千早さんの「あかがね色の本」が好きでした。

    何度も出てくるテーマ、
    「物語がなくなったら?」。
    自然といつも以上に大事に読みましたとさ。笑

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    2024年03月06日
  • しずかな日々

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    ほんとうにだいすきな本。
    ぜんたいに淡いグリーンのような感覚。
    やわらかい。子が正しく大人にあいされる様子のようなものを感じる。子らの感覚もすごくすき。
    いつ読んでもすき。

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    2024年02月20日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    すごく私の好みに合っていたと思います。

    イメージコンサルタントという、その人にもっと(最も?)似合う服装髪型を提案するお仕事をテーマにした短編集。
    パーソナルカラーだ、骨格診断だ、というその人が似合う格好を選択することが良しとされて結構経ちますが。私自身個性的な格好も好きだし、色んな格好がしたいから特に気にしないようにしていました。

    格好なんてどうでもいいと言いながら、誰かからダサいと言われたら傷つくし、それが思春期真っ只中の我が子なら自分を否定してしまう。
    一話めの純代さんの主婦の物哀しさや、コンサルティングを受けて自分が周りが明るく変わっていく様子、嬉しいのに冷静に状況をを客観的に眺める文章が興味深かったです。
    華やかなメンバーと仲良くなって、楽しんでいるのに、もともと苦手だった“きらきらな人”にわだかまりを捨てられないのがリアル。


    すべてのお話が見た目を変えてオールハッピーになるんじゃなくて、一波乱あって、それでも人生を続けていくんだっていう清々しさを感じる読み口で、初読みの作者さんでしたが、他の作品も読んでみたくなりました。続編あるのかな。

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    2024年01月11日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    王道の児童文学だが、アラサーが読んでもすごく面白い。特に拓人たちが初めて田中さん家に訪問した場面は、声に出して笑った。

    『思考停止』に陥る怖さ、これを少しでも子どもたちに伝えたい。自分で考えるきっかけになる一冊ではないかと思う。

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    2023年12月25日
  • 恋愛小説

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    まあまあ長い文章であり、かつ恋愛以外の要素がほとんどないし、大きな事件が起きるわけではないけど、ついつい読み進めてしまう面白さがあった、感情移入できる部分とできない部分が交互に出てきて、読むのにちょっと体力を使うくらい、のめり込んでた本、最後の解説まで含めてすごい読後感ある本だった、時代は今とはちょっと違うけど女の人ならみんなどこかしら共感できるんじゃないかと思う。

    主人公はすごいわがままで何言ってんだこいつみたいなことばっか主張する女だけど、本当は私もこういうふうにできたらいいのにってどこかで嫉妬してるからそう思うのかもとも思った(もちろん理性や倫理に欠ける行動は違うけど)、冷静になれる恋愛と狂おしいほどに苦しくなる恋愛は両立できないし、どっちかの恋愛をしているときにはそうじゃないほうの恋愛につい憧れてしまったりするけど、結局恋愛に正解はないんだなと思う、ただ好きな人とずっと一緒にいられたらいいのに

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    2023年11月23日
  • 純喫茶パオーン

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    正直イメージ通りの純喫茶すぎて、滅茶苦茶満足!!
    どことなく懐かしい気持ちにさせてくれるので幸せな時間でした‥

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    2023年11月06日