椰月美智子のレビュー一覧

  • 緑のなかで

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    椰月美智子さんはやっぱり印象深い物語で心に引っ掛かる。児童文学作家だからなのか気持ちが真っ直ぐになってしまう、思春期の心のモヤモヤもしっかり掴んでいる。もちろん解決するのは自分しかいないけど、きっかけにヒントになります。4部が春夏秋冬と分かりやすくて、5部が卒業後なのかなあと思ったけど、高校だった。4人の友情に綾太に高校の体育祭を見る家族と原生林を見れた。寿はずーっと戦っていたんだなって、ギリギリの生活だったなって。大学3年って何故だろうと思ったけど、こっち側が勝手に決めただけで、ちゃんとした一年なんだ

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    2024年08月15日
  • 純喫茶パオーン

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    純喫茶いいね、もう舞台は整った、あとは読んで楽しむだけ しかしナポリタンを食べてミルクセーキを飲んで、食後にバナナって食べ過ぎだって事。それを見てイメージ出来る旨さがあるっちゃあるね。そして味を再現出来る孫っている事が大事ですから。手鏡が不思議の物語のキィになるかと思ったら、泡泡と日常の純喫茶が見れたよ、勢いあるおじいちゃんまでおばあちゃんも江戸っ子なのかという あー中学生の時に似たような小説書こうとした思い出した。とにかくハキハキポジティブな、たーだ途中で挫折してたのですね。

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    2024年08月15日
  • 純喫茶パオーン

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    続きが気になり読み進めることができました!
    子育て中でなかなか自分の時間を作ることが
    できていませんでしたが、3章に分かれているので、
    とても読みやすかったです♪
    ほっこりした気持ちになりたい時に良いですね♪
    自分も喫茶店で休憩しているような気分になれました!

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    2024年06月28日
  • 純喫茶パオーン

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    続きが気になって一気に読めた。ほっこりするお話だった。パオーンの2代目が来人のお父さんになり、来人と権守さんがデートしたあとのことも気になるので続編を出して欲しい。ミルクセーキが飲みたくなった。

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    2024年06月26日
  • しずかな日々

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    悲しいわけでもないのに、読んでいる途中何度か涙が出た。ただただ温かい気持ちになって、心の中にあったわだかまりが解けていくような感覚。
    私には経験のないことなのになぜか懐かしく、少し切なくなった。大人になった今だからこそじーんとくるんだろうな。

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    2024年06月16日
  • しずかな日々

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    主人公えだいちにとって小学5年の夏は宝物なんだろうなぁ。穏やかで、それでいてキラキラしている。好きな世界観でした。

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    2024年03月31日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    加藤さんの「青と赤の物語」と千早さんの「あかがね色の本」が好きでした。

    何度も出てくるテーマ、
    「物語がなくなったら?」。
    自然といつも以上に大事に読みましたとさ。笑

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    2024年03月06日
  • しずかな日々

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    ほんとうにだいすきな本。
    ぜんたいに淡いグリーンのような感覚。
    やわらかい。子が正しく大人にあいされる様子のようなものを感じる。子らの感覚もすごくすき。
    いつ読んでもすき。

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    2024年02月20日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    すごく私の好みに合っていたと思います。

    イメージコンサルタントという、その人にもっと(最も?)似合う服装髪型を提案するお仕事をテーマにした短編集。
    パーソナルカラーだ、骨格診断だ、というその人が似合う格好を選択することが良しとされて結構経ちますが。私自身個性的な格好も好きだし、色んな格好がしたいから特に気にしないようにしていました。

    格好なんてどうでもいいと言いながら、誰かからダサいと言われたら傷つくし、それが思春期真っ只中の我が子なら自分を否定してしまう。
    一話めの純代さんの主婦の物哀しさや、コンサルティングを受けて自分が周りが明るく変わっていく様子、嬉しいのに冷静に状況をを客観的に眺め

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    2024年01月11日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    王道の児童文学だが、アラサーが読んでもすごく面白い。特に拓人たちが初めて田中さん家に訪問した場面は、声に出して笑った。

    『思考停止』に陥る怖さ、これを少しでも子どもたちに伝えたい。自分で考えるきっかけになる一冊ではないかと思う。

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    2023年12月25日
  • 恋愛小説

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    まあまあ長い文章であり、かつ恋愛以外の要素がほとんどないし、大きな事件が起きるわけではないけど、ついつい読み進めてしまう面白さがあった、感情移入できる部分とできない部分が交互に出てきて、読むのにちょっと体力を使うくらい、のめり込んでた本、最後の解説まで含めてすごい読後感ある本だった、時代は今とはちょっと違うけど女の人ならみんなどこかしら共感できるんじゃないかと思う。

    主人公はすごいわがままで何言ってんだこいつみたいなことばっか主張する女だけど、本当は私もこういうふうにできたらいいのにってどこかで嫉妬してるからそう思うのかもとも思った(もちろん理性や倫理に欠ける行動は違うけど)、冷静になれる恋

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    2023年11月23日
  • 純喫茶パオーン

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    正直イメージ通りの純喫茶すぎて、滅茶苦茶満足!!
    どことなく懐かしい気持ちにさせてくれるので幸せな時間でした‥

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    2023年11月06日
  • さしすせその女たち

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    コップのフチ子さんの表紙に惹かれて手に取った。
    子供二人、共働き夫婦それぞれの視点がかかれた二つのストーリー。しっかりした奥さんと外では優秀だけど家では当事者意識の薄い旦那さん。

    それぞれの女性たちのさしすせそがそれぞれの性格を表しているようで面白かった。やっぱり妻の方に感情移入してしまうな…子育てしながら仕事をするってのが今どきの女性に求められることだろうけど、現実的にはうまく回らないよなーってのを感じさせられた。多香美が何となく自分に似ているような気がしたけれどここまで私はしっかりしてないかなー笑 千恵のような人に憧れちゃう。
    夫の方も傍若無人だけど、妻が気づいてないいいところもあるのが

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    2023年08月19日
  • 純喫茶パオーン

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    こういうのほほんとする本に癒される^^登場人物はみんな優しく穏やかで、でてくる食べ物もほんとに美味しそうでほっこりした

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    2023年07月21日
  • こんぱるいろ、彼方

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    大好きな作家のひとり、このお話しもハズレなし。
    ベトナム戦争、私が小学校を卒業する頃までやっていたということ、プラトゥーンやディアハンターなどたくさんの映画で描かれているように、ベトナムにとってもアメリカにとっても悲惨な歴史である事は何となくわかっていたが、実は何にも知らないということがわかった。
    登場人物ひとりひとりの言葉がとても重い。

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    2023年06月10日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    小学6年生の拓人たち3人と神社の管理人をしている85歳 田中さんとの友情、子どもの成長を描いた作品。

    ひょんなことから田中さんと関わることになった子どもたち。いままで意識したことのない神社のこと、田中さんのことを知っていく。
    管理人としてひっそりと暮らす田中さんにもたらされた子どもたちとの賑やかで和やかな交流。
    優しくニコニコ子どもの話に耳を傾ける田中さんと、その日あったことを田中さんに話して聞かせる子どもたち。その光景がとても微笑ましくて優しいほんわかした気持ちになります。

    それにしても子どもってすごい勢いで成長していくなぁ。やっぱり経験て大事。
    我が子の成長を感じて母親がニマニマする気

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    2023年05月08日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    本屋さんで一目惚れして購入。大正解。
    田中さんが三人組のためにおやつを買うとき、
    お祭りの中イスに座り、時を待っているとき、
    はじめてチョコバナナをもらって食べたとき、
    情景や田中さんの気持ちを想像して
    ひとつひとつに胸がきゅうっとなった。

    お兄さんの「田中さんは期待してしまうことが怖いのかもしれない」が切ない。
    ただきっと田中さんは今までもこれからも、ずっと子供たちの成長と幸せを願ってるんだろうな。

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    2023年05月07日
  • 14歳の水平線

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    中学受験でもよく扱われる椰月美智子さんの作品は初めて読みました。
    個人的にはとっても好きなストーリーでした。爽やかな読後感で、子どもにも読ませたい。
    中学生特有の葛藤とか訳の分からないようなイライラを抱える主人公だけど、その不器用さも含めて応援したくなるような・・。出てくるキャラクターが皆どこか憎めなくて素敵。そんな小説でした。

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    2023年04月19日
  • 純喫茶パオーン

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    ネーミングセンス抜群のタイトルが面白くて読み始めた。
    ほのぼのとした日常がほのぼのと書かれてある。
    嫌なことや悲しいこともあるけど、幸せな毎日ってこんな感じだなぁと思う。
    喫茶店のメニューがどれも美味しそうで食べてみたい。

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    2023年03月15日
  • その青の、その先の、

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    ネタバレ

    これは泣く。

    前半はまさに青春で、彼氏の学校の文化祭に行ったり友達のライブ見に行ったり、たこパしたりと自分の学生時代を見てるようで、懐かしみながらも後半の何かの伏線じゃなかったらいいなーなんて思って読んでた。

    亮司が事故にあってからのお話は急展開で衝撃的で、まひるちゃんに感情移入しすぎてたから、すごく苦しかった。
    けど、ラストは希望が持てる終わり方で良かった。

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    2023年01月21日