【感想・ネタバレ】しずかな日々のレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2024年03月31日

主人公えだいちにとって小学5年の夏は宝物なんだろうなぁ。穏やかで、それでいてキラキラしている。好きな世界観でした。

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Posted by ブクログ 2024年02月20日

ほんとうにだいすきな本。
ぜんたいに淡いグリーンのような感覚。
やわらかい。子が正しく大人にあいされる様子のようなものを感じる。子らの感覚もすごくすき。
いつ読んでもすき。

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Posted by ブクログ 2023年01月16日

少年時代のお話はたくさんあるけどこれはこれで素晴らしい。
孤独と、愛情と、友情、少年らしさが詰まったお話です。
5年生の簡単な日常だけど、そのときにしか味わえない確かな日常のお話で素敵でした。

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Posted by ブクログ 2023年01月12日

夏になったらもう一回読み直したい!

土のにおいとか、お爺さん家とか、友達との初めてのお泊まりとか、妙に懐かしい気持ちになるし、羨ましいって思う。

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Posted by ブクログ 2023年01月01日

とても良かった。

タイトル通り、しずかな日々の暮らしを切り取って淡々と綴られる物語なのですが、少年が祖父と暮らしながら成長する姿がしみじみ伝わる良い作品です。

オススメ!

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Posted by ブクログ 2022年12月13日

おじいさん、、めちゃくちゃいい。感動。たまに読み返したくなる。なんか懐かしく感じるこういう優しいお話好き。

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購入済み

いつでも戻れる

2022年08月06日

ページを繰る毎に逝った日々!あ~そうだった!に包まれる。台所の木製の長椅子に寝転び 蝉の鳴き声を聞きながら
読み 最後の一行で泪が流れた
(人生は劇的ではない 僕はこれからも生きていく)
劇的だった人生をずった生きてきた もう終わる 
いつでもあの頃に戻れる

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Posted by ブクログ 2022年07月26日

男の子が一生懸命がんばっているだけで泣けた。悪いことが起こらないか心配でハラハラしながら読んだ。素敵な話だった。こういうのが好き。

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Posted by ブクログ 2022年07月24日

最初なんだか不穏な始まりで、この内気な主人公に不幸な出来事が起きませんように…とドキドキ(´Д` )

イヤ〜良い話だった!
小学五年生のお爺さんの家での日々。
それまでの世界がひっくり返る程の輝く毎日。

主人公が可愛いの!
なぜ母親と暮らせなくなったかはホント切ないけど…

ラストまでずっと素敵...続きを読むな話だった(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)


なんか最近たまたまだけど…
お爺さんと孫の話ばかり読んでるわ(°_°)

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Posted by ブクログ 2022年06月23日

小さい頃の思い出をひとつひとつ拾い集めながら、自分にも同じような思い出があるのはとても幸せなことなんだ、と感じた。自分の娘にも、大人になった時に思い返せる大事な大事な宝物のような思い出ができるといいな。

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Posted by ブクログ 2022年02月15日

小学校5年生の夏休み。人生の中で日々が楽しくて輝く瞬間がある。それはその時に気づけたり気づけなかったりする。何気ない中にある大切に思える時間。時間は不可逆、故に何気なく過ごす日々、毎日大切にしようとか立派なことは言わなくても、後から振り返ってよかったと思える過ごし方をしたい。
子供たちにもそう過ごし...続きを読むて欲しい。宝物のような子供時代を過ごして欲しい。

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Posted by ブクログ 2022年01月20日

今まで読んだ椰月さんの鋭い切り口の作品とは違った印象。優しく穏やかな時間の流れを感じる作品でした。
読んでいてすごく心地よかった。
一つ一つのシーン、言葉が響いてきました。

おじいさんと二人で暮らす小学五年生のぼく。
大きな事件は起きないけれど、何気ない日常の一場面や感情の描写が秀逸!
いろんな初...続きを読むめてや戸惑いがたくさん。小学生の頃って、こんな風だったなぁって懐かしくなった。
なんか、全然何でもないことがすごく愛しく感じたし、キラキラした時間に思えました。

椰月さんの文章がじんわり、じんわり響いてくる。
表題と装丁の雰囲気も作品に合ってる。
感想を伝えるのが難しいけど、また何年後かに読み返したいと思える素敵な作品でした♪

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Posted by ブクログ 2021年10月07日

私もおじいさんと一緒に暮らしたい。
押野と一緒に遊びたい。
みんなで草野球したい…
枝田くん、押野と出会えて本当に良かったね。

じんわりと…
まだこの温かい気持ちに浸っていたい。
そんな素敵なお話でした。

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購入済み

少年時代

2020年09月07日

井上陽水の少年時代の歌を思い出した。
小学5年生の夏休みを中心とした日々を淡々としたし確かな筆致で描き出している。日常生活の出来事 身近な周辺の人たち 祖父 母 友人たち そうだったよな と自分自身の小学5年生の頃を思い浮かべてしまった。このような日常の出来事のみで物語を作り上げた作者の力量に敬服...続きを読むした。
敢えて難を言うと、題名と、最終章が少し書きすぎの感があるとことぐらいか。

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Posted by ブクログ 2024年04月09日

小5の少年の夏休みの日々。おとなしい少年が、母親と離れて祖父と暮らし、友だちができて成長する姿がしみじみと。良かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年11月23日

ただのしずかな日々ではない感じがずうっとうっすらある。
おとなしい小学生が祖父の家で暮らすことになり友達ができて楽しい夏休みがすごせた話、ではあるんだけど母親の様子がずうっと気になる。
表面上はしずかな日々だけど、ずっと必死で穏やかでしずかにあろうと自分の気持ちに予防線を張って生きている感じがあり、...続きを読む小学生のうちから親に気を遣っているのが痛々しい。
最後あっという間に大人になってから語られる母との関係がやっぱりそうだったのかと思わされる。しずかではいられなかった中で、祖父と過ごせたことでえだいちは彼の境遇の中では最大限のしずかな生活ができていたんだな。祖父がかっこよすぎるな。

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Posted by ブクログ 2023年08月31日

夏の間に読みたかった本。
近くの本屋さん数件を巡るも置いておらず、「また来年の夏かなぁ」と思っていた所、旅先の本屋さんで発見。嬉しい。


大人しくていつもひとりぼっちだった少年「えだいち」が、お祖父さんの家で居候をはじめた夏の日々のお話。

こういうの大好きだ!


庭の水撒きできらきら光る草花、...続きを読むお祖父さんの握るでっかいおにぎり。
はじめて出来た親友との夏休み。
ラジオ体操、プール、花火、スイカの種飛ばし、お風呂ではしゃぎ回ったお泊まりの日。
なんでもない夏の日々がなんとも眩しい。


えだいちが暮らしの中で抱くモヤモヤした気持ちや、逆に浮き立つような喜びから、小学4年生らしい純粋さを感じてそれも眩しい。

はじめてできた友達との日々を心から楽しむえだいちがとても可愛らしくて、自分の子供の頃の夏を思い出したり。読んでいてとても楽しかった。
じゃらしをからかう押野の「トウヒニシゲキ!」は笑ってしまった。




穏やかなお話だけど、突然仕事を辞めて占いにのめり込むお母さんの様子など不穏な雰囲気が全体的にずっと漂っている。

えだいちの、変わっていく母親を受け入れられない気持ちや、それでも母親を恋しく思う気持ちとの向き合い方が子供らしくて、そっと背中を撫でたくなる。


お母さんにはモヤモヤしたけど、
押野、じゃらし、ヤマ、押野のお姉さん、学校の先生と、素敵な人たちばかりのお話。
中でも漬物と熱いお茶をおやつに出す「シブい」お祖父さんがとっても好きだった。


夏が終わる前に読めて良かった!
また夏が来たら読み返したい。

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Posted by ブクログ 2023年07月15日

昔観た映画「アメリカングラフィティ」を思い起こさせる。もう少し幼く淡いけれど、人生の転換点となった出会いから自立への決して静かではない「しずかな日々」。
やや理想郷的にやさしい集団、隠されていた母の仕事などミステリー要素の設定の甘さがあるけれど、暖かな視点で振り返っている作品で自分も若い頃を思い起こ...続きを読むさせてくれた。

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Posted by ブクログ 2023年05月31日

母子家庭のクラスメイトの二人が最高の夏休みを過ごす。祖父との関係も深まっていく。児童書のようだったけど大人が読んでも自分の小学生時代を懐かしくアホな男子を思い出した。

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Posted by ブクログ 2022年09月04日

母と2人暮らしの小学生の男の子、えだいち。ひとりぼっあのさえないえだいちが、押野という友達を得て、居場所を見つけ、たくましく生きる力を身につけていく物語。押野と祖父と過ごした夏休みの日々によって、えだいちは一生いきていけるんだろうなあ。

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Posted by ブクログ 2022年07月03日

明日の食卓と同じ作者なんですね。知らなかった。母子家庭で存在感のなかった小学校5年のえだいちを取り巻く はじめての友だちの押野、三丁目公園に集まる他校の「頭皮が気になる」じゃらし、水泳が得意で、モテそうなヤマとの1年間を描いている。
転職する母について、転校しなくてはいけなくなったが、そのとき、はじ...続きを読むめて「転校したくない」と自分の気持ちが言えたこと、担任の先生がわかってくれたこと、おじいさんの家で暮らすことになったこと、えだっちが、少しずつ自分を出していく過程が なんだか切なくて、こんな気持ち,子供の頃に、私も感じたことがあるなとしみじみ。紫の作務衣を着た、お母さんの職業が、占い師なのか宗教なのか。気になるところです

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Posted by ブクログ 2022年02月12日

とてもよかった!

お母さんにまつわる緊迫感とか、最後のその後みたいのはなくてもいい気がしたけど、、

日本家屋で暮らす静かな日々の描写はすごく落ち着いていて、しずかに染みてきた。
こんなゆったりと充実した、しずかな暮らしをしたい。

奇をてらうことなく、こんなにも魅力的な少年心を描けるなんて、椰月...続きを読む美智子さんすごい。

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Posted by ブクログ 2021年12月24日

緩やかに流れるある年の夏休みを描いた作品。
確かにこんな時あったなぁと思い出しながら読んだ。「ある夏のできごと」は読んでいてホントに良いなぁと心に染みた。あと、後半に「えっ?」とちょっぴり驚いた。総じて読み返すに値する良い本でした。

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Posted by ブクログ 2021年08月18日

ちょっとだけ気になることはありつつも、日常生活が過ぎる何も起きないような展開に、もしかして、苦手なタイプのほかも…なんて思いつつ、挫折せずに読み進めて良かった。

子ども時代の気持ちを思い出しながら、相手を好きだと思えることや、ゲラゲラ笑い合えること、大人になって失ったり得たりしていくことなんかが頭...続きを読むに浮かんで、涙が流れました。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月28日

母さんと2人きりのしずかな生活は、物理的な静かさと心細さををかんじた。水槽の中で飼われている金魚のようなかんじ。

おじいさんと友達のいる賑やかな中にあるしずかな時間は、言葉をかわさなくても何となく分かり合える空気感に安心している様子。
穏やかな海の水面に浮かんでリラックスしているような感覚。

...続きを読むさんとのしずかな生活を経験しているからこそ、おじいさんと友達とのしずかな時間を大切に思えるんだろうな。
過去があるから今がある。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月03日

小5の夏、少年が母親との二人暮らしから脱して、おじいちゃんの家での新たな生活をいきいきと過ごす様子が描かれています。おじいちゃんや友達と関わり合い、自然を堪能し、その生活の素晴らしさをかみしめながら過ごす様子が描写され、全体的にとても爽やかです。

ただ全体の爽やかさに対して、母親が異質で、その違和...続きを読む感もあいまってひきこまれた部分もありました。何か変わったバランスの小説でした。

読んだ後、じわじわと、母親をどういう存在として描いたのかが気になりました。単に、おじいちゃんや友達との心身ともに健康的な生活との対比で登場させたのか、辛さを抱えた存在としてなのか、自分なりに生きる道を探して乗り越えた存在としてなのか。。主人公の男の子は意志の力で、母のことを乗り越え、その客観的でしずかなとらえかたは素晴らしいなと思いますが、母親の辛さや内面も気になってしまいました。

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Posted by ブクログ 2021年05月23日

小学校5年生の一夏の思い出と言ってしまえばそれまでだが、それまで母子家庭で友達の一人もいなかった主人公におじいさんができ友達ができていく様子が、生き生きと語られる。心理描写の巧みさ、何でもない日常のほとばしるような生命力を得て羽ばたくような世界に心揺さぶられた。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月18日

何もかもが憂鬱で毎日こたつで一時間半しか眠れない日々に救いを求めて、一晩で読んだ。

静かに暮らすことがどれだけ難しい事か知りすぎてしまった大人である僕は、最後の一行まで「どうかこの子に不幸なことが何も起きませんように」と思いながら。

どうかおじいさんが死にませんように。

押野と喧嘩したり、押野...続きを読むが急に転校したりしませんように、と。

子供らしい瑞々しさを含んでいて、ちょっと眩しい物語だった。

おじいさんがいたら「そんな難しく考えんでも自然にしてたらいい」って言ってくれるんだろうな。

そしたら僕はきっと泣いてしまう。

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Posted by ブクログ 2023年09月24日

自分の5年生の頃を思い出す。子供なのだけれどもういっぱしの大人の気持ち。心の目覚めがよくとらえられている。14~15歳もターニングポイントだけれど、その時ほど生々しくないのが、懐かしい。

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Posted by ブクログ 2022年06月20日

小学5年生の夏休みの物語。おじいさんが住む古民家に身を寄せる少年の日々を夏の陽射しと夏草の香りと共に描く。ちょっと単調。

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Posted by ブクログ 2022年04月15日

ほんとうにしずかな日々。
小学校5年生の男の子の夏休みの出来事でもない他愛無い日々。
よく男の子の日常なんか書けたなと思う。
何でもないことなのにスラスラ読める。面白いってわけじゃないけどどんどん読み進める。
印象は良い。

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Posted by ブクログ 2022年03月18日

祖父と暮らすことになった小学5年生の主人公の、夏休みの様子が穏やかに描かれています。丁寧に描かれる日々から、登場人物たちの優しさが伝わってきて、読んでいてあたたかい気持ちになりました。大人から子供まで年齢を問わずおすすめの一冊です。

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