Aremaさんのレビュー一覧

後期高齢者！目が覚める

何十年前の中学の先生の (ユダヤは酷いな 住んでいた人に出ていけ！自分達の国にするって！怒るだろうな当たり前に)
そんなセリフを上書きする情報もなく 活字を信じ マスコミに疑問を持ちながらジャーナリストの矜持を信じてきた
一連の飯山博士の情報で バカのまま彼岸への旅立ちは避けられそー
各々の真実の危うさと 確固とした事実の強さ をしみじみ
全方位で見ることを教えられた本

いつでも戻れる

ページを繰る毎に逝った日々！あ～そうだった！に包まれる。台所の木製の長椅子に寝転び　蝉の鳴き声を聞きながら
読み　最後の一行で泪が流れた
(人生は劇的ではない　僕はこれからも生きていく)
劇的だった人生をずった生きてきた　もう終わる　
いつでもあの頃に戻れる

問題山積

孫達を思うと　弁護士　御子柴　礼司は
今後何をどうしようと　救われようの無い　ロクデナシだと
贖罪の奏鳴曲　追憶の夜想曲　恩讐の鎮魂曲　と読み続け
それでも　何処かで　5歳の女の子が殺されねばならなかった理由の　欠片でもと　心待ちしながら　最後の一行　迄。
(やがて文字がぼんやり滲んできた)

女の子　その母　を思えばこう書くことも胸苦しいが
はまり込んで読んでいたのを　あっ読み物！と抜け出せれた時　　その一行で　憎みきれないろくでなし　といえる

優しい！

大きいのを編みたかったら糸を太くして同じ目数で！の一文で
ゲージ等　拘っている間に意欲がそがれてしまう事から救われた。
チャートがあるので　途中で止めても　どの段階か分かりやすい。
年をとっているのでそれなりに本も持っているが
これは　楽しく見ながら出来ました