椰月美智子のレビュー一覧

  • 緑のなかで

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    淡い青春群像かと思ったら、そうではなかった。
    若い危うさが弾けながら、事実が重くのしかかってくる。
    順番が高校生活が後になっていることで、時間の儚さがより鮮明になる感覚がある。

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    2023年10月20日
  • 明日の食卓

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    ただ普通に家族みんなでしあわせに生きていきたいだけなのに‥なんでこうなってしまうのだろう、なにか問題が起こって崩れていったとき、どうすることがいちばんいい解決につながるのか考えさせられた

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    2023年10月08日
  • 明日の食卓

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    トルストイ『アンナ・カレーニナ』の冒頭「幸福な家庭はすべて互いに似通っているが、不幸な家庭はそれぞれその不幸のおもむきが、異なっているもの」は印象深い。

    その「不幸な家庭」も互いに似通っているのが、この小説での3家庭だった。わたしはその3家庭を追って描写される場面を、ほんとにドキドキしながら「あるかもしれない?いや、ある」と読んだ。

    子供の虐待死事件のニュース報道が頻繁。家庭での虐待が疑われる現場が多くなったように思われる昨今。これは現代病なのか、昔からこうなのか。

    この小説から読み取るものはさまざま。たくさんの課題が重なっている現代社会生に生きていくのは、なまなかな覚悟ではいけない。

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    2023年09月20日
  • しずかな日々

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    夏の間に読みたかった本。
    近くの本屋さん数件を巡るも置いておらず、「また来年の夏かなぁ」と思っていた所、旅先の本屋さんで発見。嬉しい。


    大人しくていつもひとりぼっちだった少年「えだいち」が、お祖父さんの家で居候をはじめた夏の日々のお話。

    こういうの大好きだ!


    庭の水撒きできらきら光る草花、お祖父さんの握るでっかいおにぎり。
    はじめて出来た親友との夏休み。
    ラジオ体操、プール、花火、スイカの種飛ばし、お風呂ではしゃぎ回ったお泊まりの日。
    なんでもない夏の日々がなんとも眩しい。


    えだいちが暮らしの中で抱くモヤモヤした気持ちや、逆に浮き立つような喜びから、小学4年生らしい純粋さを感じて

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    2023年08月31日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    本好きにはたまらない、本好きのための本!

    本の中で本を読んでる人たちの話。

    最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、
    いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ!

    昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!!
    なんか、悔しくて涙がでそうでした、、、、

    ホント、、、、

    わたしはこれだけ本が好きなんだから、もっともっともっと応援していかなくちゃならないよな!!!!と、思った。。。

    さすがに月30冊は買えないので、せめて数冊でも新刊買ってく!!!!!!!!!!

    全力で本屋さん支えて行きたい。。そんなふうに思う一冊でした。

    千早茜さんの

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    2023年08月23日
  • 体育座りで、空を見上げて

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    あぁ、わかり過ぎる。
    わかり過ぎてしんどいくらいの中学時代。
    毎日死にたいと交換日記に書いていた友だち、嫌な先生、誰かれかまわずくそだのムカツクだののたまっていた自分、穴があったら入りたい。
    なのに楽しかった思い出も沢山あるのが不思議だ。
    音楽も、あの頃聴いた曲はしっかり心に残っている。中学生の感受性でしか聴けない
    尾崎や浜省やチェッカーズ、ビートルズが。
    勉強以外の何にでも興味があったし、仲間以外は皆敵のような気がしたし、たくさんの消したい場面やごめんなさいが浮かぶ。
    今の自分はどうかと問えば、やっぱりあの頃をベースに変わってない気がして、もっと大人な大人になるはずだったのに…と思いつつ本を

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    2023年08月10日
  • 純喫茶パオーン

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    表紙の字体といい読み始めから舞台の純喫茶に入って眺めているような気分で読めました。

    食べ物の描写に触発されて思わずミルクセーキを作ってしまい飲みながら飲むのはまた最高でした笑

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    2023年07月31日
  • 14歳の水平線

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    天才、椰月美智子さん。
    よく少年の話し書けるなぁと思ってたら、お子さん男の子のようで、納得。
    まあ、男の子は馬鹿で可愛い。
    14歳の話ってどうだろうと思って読み始めたが、最後まで一気に読んだ。
    良かったです。

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    2023年07月23日
  • しずかな日々

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    昔観た映画「アメリカングラフィティ」を思い起こさせる。もう少し幼く淡いけれど、人生の転換点となった出会いから自立への決して静かではない「しずかな日々」。
    やや理想郷的にやさしい集団、隠されていた母の仕事などミステリー要素の設定の甘さがあるけれど、暖かな視点で振り返っている作品で自分も若い頃を思い起こさせてくれた。

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    2023年07月15日
  • 14歳の水平線

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    椰月美智子さん著書、るり姉に続き2作目
    椰月さんの本は登場人物の描写が細かい
    特に話しには直接触れられていないような周りの風景や人物背景が分かるように描写されている

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    2023年06月14日
  • さしすせその女たち

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    子持ちの主婦はみんな80%当てはまるんじゃないか。と思う。

    世間で言うイクメンってのがどんなにすごいかわからんけど、働く主婦の凄さをわかってる旦那はいるのか?

    イクメンイクメンって家事やら育児やらを手伝う自称イクメンで、子どもの身長、体重、平熱、予防接種の有無、種類、靴や服のサイズ、好きな遊び、友達の名前、答えられるイクメンってどのくらいいるんだろう。

    とか。
    ホントにな。っていう。
    多分、日本中で一人か二人じゃなかろうか。

    まいど椰月美智子さんの本は、まさにわたしたちの現状を詳らかに世に示してくれてるような小説で、一緒に頑張る主婦の応援歌にもなります。ホント。

    逆の旦那サイドのスト

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    2023年06月05日
  • 明日の食卓

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    震える、、、、
    子どもを持つお母さんたちの心の闇が忠実に描かれる。
    しかも。おそらく普通のお母さんたち。
    でも、ニュースになるような事件に発展するのは、もしかしたら、こんな普通のお母さんたちなのかもしれない、、、、
    と、思わされる一冊。
    わたし、、、こんな息子二人だったら、、、もしかしたら、事件に発展してたかも、、、
    と、思えるような息子二人育てるお母さん。

    ホント!これな!

    って思うくらい、なんの役にもたたない旦那軍。

    これ!これがあるから怒り倍増すんだよな。って人の旦那の話読みながらめっちゃムカついた。
    でも、わかるのよ。
    多かれ少なかれ、あるのよ、絶対、どこの家の旦那とっても絶対あ

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    2023年05月20日
  • 純喫茶パオーン

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    平和でレトロでクスッと笑えるストーリー( ¨̮ )❁⃘*.゚

    1日でサクッと読めてしまうくらいの軽い文体で、
    登場人物も少ないので読みやすい。

    コージーミステリーやレトロ喫茶が好きな人にオススメの1冊です!

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    2023年04月30日
  • 純喫茶パオーン

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    ゾウ好きなので読んでみた。
    どこにもゾウはでてこないが、魅力的な人たちがたくさん出てくる。
    ミルクセーキって飲んだことないなぁ。
    見かけたら頼んでみよう。
    ほっこり良い時間だった。

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    2023年04月14日
  • さしすせその女たち

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    「さしすせその女たち」「あいうえおかの夫」の2篇収録

    仕事と子育ての両立に悩みながらも毎日を懸命に生きる女性の話と言うのは既に出尽くしている感がありますが、家事に育児に慌ただしく動く妻の日常生活がとてもリアルに描かれています。

    今は亡き私の父は仕事も子育ても家事も「分担」と言う意識がなく、手が空いている方がやれば良いと言った自然体な人で、しょうがなくと言うよりは、家族の為に無償の愛で進んでそれらをしてくれていた記憶しかない。

    なので仕事が忙しいを理由に何もしない主人公の多香実の夫、秀介には自分のツレアイを見ているようで 終始イライラさせられた。

    作中に登場するポジティブなさしすせそに対

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    2023年02月12日
  • 明日の食卓

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    子供がいない自分でも胸が締め付けられる様な、何とも言えない思いが残った。

    夫への苛立ちや子供が親に持つ嫌悪感なんかがすごくリアルだった。

    逆に子供が居ないからこそ、自分が起こしてしまう事件なのかもっていう怖さが増してるのかも知れない。

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    2023年01月31日
  • 明日の食卓

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    もしあの兄弟のような子たちと一緒に生活をしていたら、我が子であっても我慢できるだろうか。今までいい子だと思ってた子が、暴言を吐きいい子を演じていたと言いだしたら、もう可愛いとは思えなくなりそう。子育てをしたら自分にも起こり得そうな出来事だと思った。そうはなりたくないけどなりそうで怖い。

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    2022年11月17日
  • 明日の食卓

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    終始、苦しかった。それぞれの母親におきる出来事や境遇が、怖さ、怒り、悲しみなどの色んな感情が、読んでいる間ずっとあった。
    苦しくなりながらも、どうなっていくのかが気になり最後まで一気に読めた。自分も子どもがいて子育て真っ最中なので、共感する部分もあった。子供を育てるって怖いって思ってしまった。

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    2022年10月02日
  • どんまいっ!

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    サクサク読めた。
    安定の椰月美智子さん。
    表紙のイラスト自体は悪くないと思うけど、本と合っていないのでは。

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    2022年10月01日
  • 明日の食卓

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    心が苦しくなる描写がたくさんあったけれど、一気に読んでしまいました。

    小学三年生で同姓同名のイシバシユウ君がいる家族の物語。それぞれの家庭によって経済状況や家庭環境はバラバラで、でもみんなどこにでもいそうな普通の家族。
    みんなが子供の事を大切に思っているけれど、どの家庭でも事情はあって、どの家庭で虐待があってもおかしくない。それくらい子育ては大変だと思った。

    加奈さんみたいに、虐待のニュースがあった時に、酷すぎるって親を責めるだけは誰でも出来るけれど、その背景や家庭環境も考えていかないといけないと感じた。本当にまさか自分はって思っててもどこでも起こりうることなんだって思った。だって本で読ん

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    2022年09月30日