椰月美智子のレビュー一覧

  • 14歳の水平線

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    2024.06.15〜06.18

    中2病なんて言葉がなかった時代の私。
    14歳の征人と14歳の加奈太。2人の感覚、「おやじ」の言い方、素敵だ。
    最後までに見つけたもの、それは想像したものと同じだった。(多分、多くの読者も想像できたんだろうけど)光圀の優しさ、大切にして欲しいな。
    タカさんの一途な思い、すごいよ。

    双葉文庫40周年限定カバーに惹かれて購入した本、私にはアタリでした。

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    2024年06月22日
  • 明日の食卓

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    ネタバレ

    読んでいてすごくつらくなった…特に、2人の子どもを育てる留美子の話。だって今、(一人だけど)息子を育てているから!ワンオペで!
    あすみ・留美子・耀子、この3人の気持ちや黒い感情を、私もいつか抱いてしまうのではないかと怖くなった(私のパートナーはこの本に出てくるクソ男たちとは全く違うけど)。救いは、加奈が救われたことくらいだった。
    最後の解説を読んで、さらに「この話は、実はすごく現実味を帯びているもので、日本の子育ての在り方や課題を表現していたんだ」と飲み込めた。
    この本は再読できないな…

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    2024年06月12日
  • しずかな日々

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    夏の空、庭の緑、縁側、自転車、スイカ。
    それぞれのシーンが目の前に浮かんできて、匂いや味まで感じさせてくれたように思えた。押野やおじいさんとのやり取りも好きだけど、細かい情景描写に共感できるところが多かった。

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    2024年06月03日
  • さしすせその女たち

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     男の人と女の人はこんなにも違うのかとびっくりするとともにゾッとした。
     こんなにがんばっているのに、全くわかっていなくて、というかそれにこれっぽっちも疑問に思わず当然と思っているなんて、許せない〜という気持ちでいっぱいになりました。さしすせそなんてとてもできないというのに100パーセント同感です。

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    2024年06月02日
  • 純喫茶パオーン

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     ぼくとおじいちゃん夫婦が経営する喫茶店のお話。3章から成り、それぞれ小学時代、中学時代、大学時代のぼくが見られる。

     優しく温かな空気感のあるお話で、癒されました。作中に出てくるナポリタンは読んでいると食べたくなります。

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    2024年05月31日
  • しずかな日々

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    小学校5年で運動も勉強もダメな枝田光輝。引っ込み思案も手伝って友達もいなかったのだが、後ろの席になった押野がちょっかいを出してきたところから野球友達ができ始めた。夏休み直前、母親の転職に伴い引っ越しの危機に。しかし、小学校で初めてできた友達を失いたくなかった光輝は、母と離れて母方のおじいさんの家に住むことになった。

    小学校5年の夏休みを中心に、おじいさんと2人で過ごすスローライフと友達との交流を描いたゆったりした日常系の作品。

    一冊前の瀬尾まいこもだが、丁寧だが一文一文がみじかめのわかりやすい文章で児童文学の印象。「〇〇した」「〇〇した」と細かく同じ語尾で続くので、ちょっとくどいと思う人も

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    2024年05月24日
  • しずかな日々

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    小5の少年の夏休みの日々。おとなしい少年が、母親と離れて祖父と暮らし、友だちができて成長する姿がしみじみと。良かった。

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    2024年04月09日
  • 純喫茶パオーン

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    オムライス、ナポリタン食べたい。おじいちゃん、おばあちゃんも面白い。いつまでも元気でいてね。
    二代目パパの、マスターになるかも?も楽しみ。

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    2024年04月01日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    昔は俺と同い年だった田中さんとの友情

    小学六年生と85歳のおじいさんとの交流の中で
    少しずつ変わっていく少年たちの気持ちや考え方。

    少年と田中さんとのやりとりにほっこりしたり
    戦争の話に深く考えさせられたり。

    戦争について語り続けることの大切さも感じさせてくれた一冊。

    夫のお母さんのオススメで読んだのがきっかけ。
    読み終わってから、これが児童文学だと知った。
    確かにサクサクと読めた。

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    2024年02月16日
  • 明日の食卓

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    凄惨な子供への虐待シーンから始まる物語に、
    お腹の底がひんやり冷たくなりました···

    登場するのは男のコを持つ母親たち。
    同じく息子を持つ私は、私が彼女たちの立場だったらどうするのか···と考えながら読みました。

    お腹のなかで十月十日、我が子を育んで、
    命懸けで出産を果たし、
    愛しくてたまらない存在なのに。

    憎悪の対象となるのは、なぜ。

    母親からしたら、
    子供は自分の一部または分身だと思いやすいのかな。
    だって、私のお腹から生まれてきたんだもの。

    私の思うように育ってくれるよねー♪
    ···と思ったら
    全っっっ然、思い通りにならないんですけどー?!
    というのが実際のところ。

    身体は親

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    2023年12月30日
  • 純喫茶パオーン

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    こんなお店が身近にあったら幸せだなぁと思いました。読みながら、家族に会いたくなるそんなほっこりした物語でした。

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    2023年12月26日
  • 純喫茶パオーン

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    絵本みたいなお話でした
    すごく優しくて、ふんわりしてて、
    なにも考えずに読めて、するする入ってくる感じ

    おじいちゃんとおばあちゃんの雰囲気が良くて
    喫茶店に行きたくなる

    ミルクセーキが飲んでみたい
    ナポリタンが食べたい!

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    2023年12月26日
  • 純喫茶パオーン

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    おじいちゃんとおばあちゃんが二人で切り盛りしている「純喫茶パオーン」は、昔懐かしい看板メニューのあるレトロな喫茶店。
    孫の来人の親友たちが訪ねてくるの憩いの場所。

    小学5年、中学1年、大学1年になったそれぞれの来人が登場する連作短編で、来人とその幼なじみたちや、常連客が集う「パオーン」は、まるで心のオアシスのよう。

    お店で起こる不思議な事件も、思い起こせばきっと懐かしい笑い話になるはず。
    気取らない感じの来人の家族にクスッと笑えて、読む人に安らぎを与えてくれます。

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    2023年11月26日
  • しずかな日々

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    ネタバレ

    ただのしずかな日々ではない感じがずうっとうっすらある。
    おとなしい小学生が祖父の家で暮らすことになり友達ができて楽しい夏休みがすごせた話、ではあるんだけど母親の様子がずうっと気になる。
    表面上はしずかな日々だけど、ずっと必死で穏やかでしずかにあろうと自分の気持ちに予防線を張って生きている感じがあり、小学生のうちから親に気を遣っているのが痛々しい。
    最後あっという間に大人になってから語られる母との関係がやっぱりそうだったのかと思わされる。しずかではいられなかった中で、祖父と過ごせたことでえだいちは彼の境遇の中では最大限のしずかな生活ができていたんだな。祖父がかっこよすぎるな。

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    2023年11月23日
  • 緑のなかで

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    淡い青春群像かと思ったら、そうではなかった。
    若い危うさが弾けながら、事実が重くのしかかってくる。
    順番が高校生活が後になっていることで、時間の儚さがより鮮明になる感覚がある。

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    2023年10月20日
  • 明日の食卓

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    ただ普通に家族みんなでしあわせに生きていきたいだけなのに‥なんでこうなってしまうのだろう、なにか問題が起こって崩れていったとき、どうすることがいちばんいい解決につながるのか考えさせられた

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    2023年10月08日
  • 明日の食卓

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    トルストイ『アンナ・カレーニナ』の冒頭「幸福な家庭はすべて互いに似通っているが、不幸な家庭はそれぞれその不幸のおもむきが、異なっているもの」は印象深い。

    その「不幸な家庭」も互いに似通っているのが、この小説での3家庭だった。わたしはその3家庭を追って描写される場面を、ほんとにドキドキしながら「あるかもしれない?いや、ある」と読んだ。

    子供の虐待死事件のニュース報道が頻繁。家庭での虐待が疑われる現場が多くなったように思われる昨今。これは現代病なのか、昔からこうなのか。

    この小説から読み取るものはさまざま。たくさんの課題が重なっている現代社会生に生きていくのは、なまなかな覚悟ではいけない。

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    2023年09月20日
  • 本をめぐる物語 小説よ、永遠に

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    本好きにはたまらない、本好きのための本!

    本の中で本を読んでる人たちの話。

    最後の新刊小説が撲滅されるやつとか、、、読んでて、
    いやだ!いやだ!いやだ!そんなのは嫌だ!

    昔の小説も全て読破したいと、野望があるけど、それでも、、、新刊小説が出ないなんて!!!!
    なんか、悔しくて涙がでそうでした、、、、

    ホント、、、、

    わたしはこれだけ本が好きなんだから、もっともっともっと応援していかなくちゃならないよな!!!!と、思った。。。

    さすがに月30冊は買えないので、せめて数冊でも新刊買ってく!!!!!!!!!!

    全力で本屋さん支えて行きたい。。そんなふうに思う一冊でした。

    千早茜さんの

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    2023年08月23日
  • 体育座りで、空を見上げて

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    あぁ、わかり過ぎる。
    わかり過ぎてしんどいくらいの中学時代。
    毎日死にたいと交換日記に書いていた友だち、嫌な先生、誰かれかまわずくそだのムカツクだののたまっていた自分、穴があったら入りたい。
    なのに楽しかった思い出も沢山あるのが不思議だ。
    音楽も、あの頃聴いた曲はしっかり心に残っている。中学生の感受性でしか聴けない
    尾崎や浜省やチェッカーズ、ビートルズが。
    勉強以外の何にでも興味があったし、仲間以外は皆敵のような気がしたし、たくさんの消したい場面やごめんなさいが浮かぶ。
    今の自分はどうかと問えば、やっぱりあの頃をベースに変わってない気がして、もっと大人な大人になるはずだったのに…と思いつつ本を

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    2023年08月10日
  • 純喫茶パオーン

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    表紙の字体といい読み始めから舞台の純喫茶に入って眺めているような気分で読めました。

    食べ物の描写に触発されて思わずミルクセーキを作ってしまい飲みながら飲むのはまた最高でした笑

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    2023年07月31日