椰月美智子のレビュー一覧
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出てくる人たちのやり取りや起こる出来事もどこか昭和を感じるレトロな感じ。
LGBTや早期退職は新しめだけど、鏡とかのっぺらぼうとか他にもいろいろ。
ただ、装丁の雰囲気も含めて全部がどこかぼわっと輪郭が淡くなった雰囲気が読みやすさももたらしてる感じはした。
ド直球ストライクではないけどこれはこれで好きな感じ。
ナポリタン美味しそうで食べたくなった。
最近個人的にナポリタンハマってるからタイムリー。
序盤でミルクセーキに生卵入れるの無理ーと女子高生が腐すシーンあったけど、ミルクセーキって焼く前の粉なしホットケーキミックスまたはカスタード(むしろこっち?)じゃん、と不思議な感じ。
私も飲んだことはないけど。
あの女子高生絶対料理しないじゃん特にホットケーキ笑ってちょっとおかしかった(おかしいのはお前だという意見は受け付けてません笑)。
飲んだことなくてもホットケーキ作る時焼く前に美味しそうな匂い!このまま食べたいってなるの私だけじゃないはず。 -
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みかんと、みかん色の装丁が目を引く。
紙の本の良さは、こうした装丁や装画にもある。
中学1年生の美琴は、祖母、母の3人暮らし。
美琴の両親は離婚している。
父親の話はそれだけ。
ある日、母が重大な話を持ってきた。
古民家に引っ越すのは良いとしても同級生(クラスは違うから正確な言い方ではない)の野々花家族と住むことになった野田。
世の中にはいろいろな家族があって、いろいろな親がいて。
楽しいことはそれぞれで、でも悲しいことは大体同じ。
生老病死は人生で必ず出会うもの。
老いることはゆっくりだけれど、生きることは早くって、病と死は急にやってくる。
人生に辛いことはつきもの、でも決してそれだけじゃないはずだ。
どんな自分も自分で、明日は今日とは違っていて。
「普通」とは違う不思議な家族の形だとしても、みんなが支え合っているのなら、それは幸せの形に違いない。 -
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ネタバレ創業おおよそ五十年の純喫茶パオーン。
その店主夫妻の孫である「ぼく」がパオーンで出会う人との交流やお客さんの様子を描いた物語。
この話の語り手である「ぼく」。語り手が小学生というのが私にとっては珍しく、新鮮でした。
(ライヤーミラー…小学五年)
「ぼく(来人)」と友人、琉生·圭一郎とのサンタ談義、ご近所さんのゆりちゃんの失恋、詐欺男と不思議なミラーの話。
オムライス、ナポリタン、ミルクセーキ、カフェオレ、ホットケーキ
(あまのじゃくだな、のっぺらぼう…中学一年)
来人と圭一郎のニキビ談義、琉生との疎遠、ゆりちゃんの新しい恋、来人の片想い相手権守(ごんのかみ)さん、ニキビ顔の牛込(うしごめ)先輩、パオーンと怪奇現象、のっぺらぼうの正体とあまのじゃくな琉生の話。
クリームソーダ、バナナジュース、ミックスサンド、レモンスカッシュ
(パオーンは永遠に…大学一年)
大学生になった三人、圭一郎のイメチェンと圭一郎の彼女、来人への脅迫状、来人の失恋と権守さんの彼氏、パオーン強盗事件、脅迫状の真相、来人と権守さんの距離が少し縮まった話。
ビーフカレー、コーヒー
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それぞれの家族に事件が起き始めるあたりから、一気に読んでしまった。
"自分(母親)の思い通りにならないときにキレる"
確かにその通り。どの母親も始めから悪魔なのではなく、体調や仕事のこと、親のこと、色んなことが重なって、さらに子どもが自分の意に反することをしたとき、キレる。悪魔が出てきてしまう。
私だってそうだ。
子どもは親の思う通りには育たない。それぞれの人格をもつ1人の人間だ。
そんなこと頭では分かっていても、余裕がなくなる瞬間は結構ある。
そこで大事になるのは夫。そして信頼できる友達や親、同僚。学校の先生。
ちょっとした理解や思いやり、会話。
色んな意味でヒヤヒヤしながら読んだ。
どの家庭で起こってもおかしくないこと。じゃあどうすればこんな悲劇が起こらないのか、、、
ほんの些細なことなのかもしれない。