椰月美智子のレビュー一覧
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〇葵さんの初恋
同じマンションに住む2個上のお姉さん、葵さんが自分の継父とラブホにいるのを見てしまう。
高校生の主人公が淡白というかあっけらかんと状況を認識してる感じが面白かった
〇シニガミ
リアルにありそうな展開、結末だった。
葵さんの初恋の主人公もそうだったけど、この主人公も不倫を淡々としている感じがリアルだな、と思った。
〇最後の恋
これはあまりしっくりこない結末だった。
成人した息子も娘もいるどこにでもいそうな父親で課長の主人公が20代のつかめない性格の女に恋をする話。
不倫をした人は幸せになってはならない、という思い込みが誰しもあるからこの結末にもやっとしたものを抱いてしまうのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ第二弾はとばして。どれも面白かったが、やはり最後の藤谷治さんの『新刊小説の滅亡』。本に関わる全ての人の背筋を正すような問いかけ。もともこもないが結局本を読む人は新刊がなくても読むし、読まない人は最初から読まない。想像・創造の場が失われたわけでもない。原作なしオリジナル面白ドラマが増えるのも個人的には良い。確かに積ん読は増えてる。再読で事足りるかもしれない。「青」と「赤」のように埋もれていた既刊小説に救われる人もいる。
けど、「それでも……!」(by バナージ・リンクス『機動戦士ガンダムUC』)と言いたい。答えになってないが(笑)、う~ん、悩む。考えさせられる -
Posted by ブクログ
アラフォー夫婦の生活と、心のすれ違いを描く。妻の視点で描く表題作と、夫の視点で描くスピンオフ「あいうえおかの夫」の2編からなる。
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39歳の多香実には、夫と2人の子どもがいる。夫婦ともにフルタイムの仕事を持っているが、育児は多香実1人でこなしている。それどころか分担するはずの家事も夫はサボりがちだ。
今日は土曜日だが、夫は出勤すると言って出かけていき、多香実は朝から子供の世話と家事に追われている。おまけにシングルのママ友が急な仕事が入ったからと言って2人の子どもを預けにきた。昼食を食べさせおやつも用意してやる。まさに戦争のような忙しさである。
そうこうするう