椰月美智子のレビュー一覧

  • 純喫茶パオーン

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    まず、ミルクセーキとナポリタン、サンドイッチが食べたくなる!
    おじいちゃんとおばあちゃんの掛け合いが好きでした

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    2024年09月19日
  • 明日の食卓

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    それぞれの家族に事件が起き始めるあたりから、一気に読んでしまった。


    "自分(母親)の思い通りにならないときにキレる"

    確かにその通り。どの母親も始めから悪魔なのではなく、体調や仕事のこと、親のこと、色んなことが重なって、さらに子どもが自分の意に反することをしたとき、キレる。悪魔が出てきてしまう。
    私だってそうだ。

    子どもは親の思う通りには育たない。それぞれの人格をもつ1人の人間だ。
    そんなこと頭では分かっていても、余裕がなくなる瞬間は結構ある。

    そこで大事になるのは夫。そして信頼できる友達や親、同僚。学校の先生。
    ちょっとした理解や思いやり、会話。

    色んな意味でヒヤヒヤしながら読んだ。
    どの家庭で起こってもおかしくないこと。じゃあどうすればこんな悲劇が起こらないのか、、、

    ほんの些細なことなのかもしれない。

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    2024年09月19日
  • 昔はおれと同い年だった田中さんとの友情

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    〈 拓人はスケボーするのが大好きな小学6年の男子。ところが、いつも遊んでいた公園がスケボー禁止に! あきらめきれない拓人は、スケボーができるとっておきの場所を見つけ、一人のおじいさんと出会うことに……。〉

    児童文学としてすごくいい作品だなあ

    現代の小学六年生の男の子の楽しさやしんどさが……
    そして85歳の田中さんとの出会い
    戦争ですべてを失った田中さん
    あまりにも孤独な人生
    そのとき拓人と同い年だった

    NHKでドラマ化されたんですね
    8月31日再放送があるとか
    見てみようかな

    ≪ あのときは こどもだったよ 青い空 ≫

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    2024年08月26日
  • しずかな日々

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    小学校5年生のえだいちがおじいちゃんと過ごす夏休みを描く。縁側、麦茶、スイカ、梅干しのおにぎり、漬物、プール、友達とのお泊まり。こっそり工場に忍び込んだり…。子どものときすごした「夏休み」の情景が浮かび上がってくる、ノスタルジックな物語である。特段、大きな事件が起こるわけではないのだが、タイトル通りの日常が心地よい。押野がいい奴すぎて最後まで何かあるのではと疑ってしまう。なぜあんなにも女性を嫌がる設定にしたのだろう。

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    2024年07月20日
  • 純喫茶パオーン

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    タイトルのインパクトに引き込まれて購入…ぴえん超えてぱおん?←違う。
    ⁡
    ここ本当に行ってみたいわ、絶対常連になる!
    登場人物達のやりとりがほっこりしてて癒された。会話のテンポが絶妙ww
    各話で主人公が小→中→大学生に成長するので、人間関係が少しずつ広がってくのがリアル。
    圭一郎はちょっと好きになれなかった。
    ⁡
    おじいちゃんが手を震わせて足を引きずりながら、でも絶対にこぼさずにミルクセーキを運ぶ姿見てみたい!

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    2024年07月05日
  • さしすせその女たち

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    主人公は多香実
    5歳の杏莉、4歳の颯太と夫の秀介と4人暮し
    毎日、仕事、育児、家事におわれている
    秀介はほぼ育児と家事は妻まかせ
    熱性けいれんをおこした颯太
    その時に口にした秀介の言葉に多香実は

    様々な妻達の夫にかけたい「さしすせそ」
    男女や夫婦のあり方、考え方の違いを感じた
    何が正解かわからない

    夫が考えているより妻は複雑で深刻
    外で働く夫も、もちろん大変
    妻も妻で色々大変なんだぞと言いたくなる1冊

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    2024年06月24日
  • こんぱるいろ、彼方

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    主人公の母親と子供たちはとにかく「ふつう」で、子育てに悩んだり、友人と楽しく過ごしたり、受験勉強が嫌だと文句を言ってみたりする。
    筆者はあえて、主人公たちをすごくありふれた人物にすることで、戦争に巻き込まれて命からがら逃げてきた人たちが、連綿と命を紡ぎ、その子や孫たちが「ふつう」に暮らせている、という人間の強さを描きたかったんじゃないか。

    「王さんの話を聞きながら、奈月はひそかにはっとしていた。バスのなかが歓声に包まれた、と聞いたときに、ようやく彼らを身近に感じることができたからだった。(中略)こうして人は、自分と他人を区別していき、大事なものをなくしていくのかもしれない。自分の目に映らないものは関係ない。自分のあずかり知らぬところで人が死のうが関係ない。そうやって、殺す側と殺される側に分かれてく。そうやって戦争がはじまっていく。いつ立場が逆になるかもしれないのに、そこに自分は含まれない。」

    いま朝ドラの「虎に翼」で、主人公の寅子が戦争孤児の支援に奔走している。
    娘が生まれた立場で見ていて、この戦争孤児たちはわたしの娘かもしれないんだ、とちょうど今朝心にグサっと来たのだった。
    もし戦争がまた起きて、わたしと夫と、その親類もみんな死んでしまったら、娘はどうするんだろう。どうやって生きてくんだろう。娘が悪い人に騙されそうになっても、死んでしまったら、わたしは娘を守ってあげられないんだ。この戦争孤児の親たちは、どんなに無念だっただろう。
    ちょうどそんなふうに思って、本当にありきたりだけど、戦争は二度と起こしてはいけない、と改めて痛感したばかり。
    奈月のこの心情はすごーく共感できた。わたしも今朝、全く同じ気持ちになったところ。
    そしてもう少し考えてみれば、世界ではまだ戦争が続く地域がある。話す言葉が違ったり、テレビやニュースで見聞きするだけでは、なんとなく遠い出来事に感じでしまうけれど、まさにいまのわたしが、そして夫と娘が、その戦火にいる可能性だってあるのだ。

    戦争に巻き込まれてしまうのは「ふつう」の人だし、それを乗り越えていかないといけないのも「ふつう」の人。その過程で亡くなるのも「ふつう」の人。そして連綿と命を紡いでいくのも「ふつう」の人なのだ。

    中国が支援する北ベトナムとの戦争で、敗戦を経験した南ベトナム側の華僑であったり、唯一地上戦が行われた沖縄の人たちのベトナム戦争に対する思い、ベトナムでなお見え隠れする戦争の残り香など、さまざまな切り口でベトナム戦争の姿が浮き彫りにされていた。

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    2024年06月20日
  • さしすせその女たち

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    働きながら、家事もして育児もして…日常を積み重ねるのって本当に過酷な長距離走だ!!!
    多香実の夫に対する怒りや育児の大変さ、仕事との両立を悩むところに思わずわかる!分かるよ〜!!と強めに相槌をうってしまいました
    多香実の怒りが俊介にまっったく伝わってなさそうなのもリアルだった!!
    俊介は絶対なんか妻の機嫌悪いな〜くらいにしか思ってなさそう…
    後半に俊介目線の短編も入ってるんだけど、男女の目線の違いがありありと描かれています…!
    なるほど、こりゃ〜、一生すれ違いだわ!
    決して悪い人ではないけど、俊介は人を慮るというのが出来てなさすぎる気がする…!営業なのに!
    いろいろズバッと解決するような展開ではないけど、面白くてするする読めます

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    2024年06月15日
  • こんぱるいろ、彼方

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    ベトナム戦争に負け、共産主義に弾圧され日本へ逃れた3世代親子の物語。戦争の影響が分かりやすく描かれている。

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    2024年06月06日
  • 未来の手紙

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    小中学生が主人公の短編集、親指大の息子が未来からやって来る話は不安定な思春期を送る自分をキャップに見られるというのが面白い。

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    2024年05月15日
  • 明日の食卓

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    3人の母親の何気ない日常が順番に綴られている冒頭。中盤からそれぞれに事件が起こりそこからは一気読みでした。
    巻末の解説にすごくすごく納得。

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    2024年04月17日
  • ともだち

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    ネタバレ

    ※盛大なネタバレあり









    久しぶりの椰月美智子さん。そして子ども向けの本で楽しみにしていたけど最後本当にびっくりしてしまったのと自分の想像力のなさ、出てくる子がみんな当たり前に日本人だと思ってしまう感じにショックを覚えた。(ネパール人のハーフの子だけは文中でさすがにわかったけど)
    いつか息子に読ませたい

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    2024年04月14日
  • 明日の食卓

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    心が重くなる内容でした
    子供を愛しているにもかかわらず、殺してしまったお母さん
    亡くなったイシバシユウくんと同じ名前、同じ歳の3家族の物語が並行して進んでいきます

    私は日本の働きながら、家事をして子育てするお母さんたちを尊敬します
    だからこそ、お母さんたちが癒される時間や居場所を作りたいと思います

    この本に出てくる男の人、クズばっかり
    協力しない、自己中で甘ったれの人はいない方がいいです。マイナスにしかならない
    親になっても他の人のために動けない人は考え方を変えてほしい
    本当に読んでいて腹が立ちました

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    2024年03月21日
  • るり姉  <新装版>

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    とっても読みやすかった。
    児童書的な読みやすさや、思春期を思い出すようなリズムや語彙の文章だと感じた。
    一冊通して温かい気持ちで読める。

    "るり子はまったく自由だ。うらやましくなる反面、気の毒にも思う。自由なるり子は、いつだって窮屈そうだから。"
    と姉に言われるようなるり子。
    繊細な感性で幼心も残っており、惜しみなく姪っ子に愛情を注ぎ、誰からも好感を持たれそうだなと思う。
    ただそういう人って割と考えすぎちゃってて表に出さない葛藤が割と多いイメージ…

    "曇りのほうが、気張らなくて済むからいいじゃん。ぴーかんだと、あれもこれもって欲張っちゃうでしょ。"
    本編の流れと大きく関わらないけど、この考え方は素敵だなと思った。
    確かにこんなふうにいつも考えるなら、どんな天気の日でも楽しめそう。

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    2024年02月12日
  • さしすせその女たち

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    マーケティング会社で働く多香実は、ふたりの子どもを持つお母さん。仕事と子育ての両立に悩みながらも毎日を懸命に生きていた。しかしある出来事をきっかけに、多香実のなかに思わぬ感情が生じていき……。(あらすじより)

    ふたりの子を持つワーママとしてあらすじを見て気になって読んでみた。
    働く母の気持ちが痛いほどわかる1冊。
    子どもが体調不良になったときに、子どもに危険性がなければ、まず仕事の心配をしてしまう、そんな自分に自己嫌悪する気持ち…。そしてなんで私だけこんな思いをしてるんだろうと、さらに夫を恨めしく思う気持ちがわかりすぎる。

    物語として、すっきりした落としどころを期待していたけど、
    結局夫と妻は考える視点がすれ違ったまま…という結末。
    妻は離婚を選択肢の持ったまま日々を過ごしていくし
    夫は1回のプレゼントですべてがうまくいくと思っている。
    結局、覚悟した女性が強い、ということがよくわかる1冊。

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    2024年02月10日
  • 市立第二中学校2年C組 10月19日月曜日

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    多感な中学2年生の学校教室の1日をクラス全員の目線で描いた作品、忘れていた不満と不安の思春期の想いがリアルに伝わって来る。

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    2024年02月09日
  • ダリアの笑顔

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    4人家族のそれぞれを主人公にした4つの連作短編集。作者に一番近い母親編が一番踏み込んだ内容で読み応えがあった。

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    2024年01月28日
  • さしすせその女たち

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    一気読み!
    昔の自分を思い出して読み始める…思い出したくない…と思いながら読み進め共感!
    そう私も昔ずっと同じこと思ってた!

    子育て夫婦の物語どうかこの物語が次世代では『そんなことある?』って話になってますように

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    2023年12月21日
  • 純喫茶パオーン

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    懐かしさを感じるお話でした。
    まずはカバーがとても可愛らしくて、絵から昭和を感じます。
    喫茶店をしている祖父母の孫が主人公のお話です。
    読んでいてふと懐かしさを感じました。
    その懐かしさは小学生の時に読んだ小学生の男の子達が主人公となっているシリーズもののお話を思い出しました。
    絵本ではないですが、懐かしさを感じる中身になっています。
    実際のモデルとなっている喫茶店も紹介されていて行ってみたくなります。
    続編があるならば次回は喫茶店の店主、おじいちゃんとおばあちゃんが主役のお話を読んでみたいです。

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    2023年12月12日
  • 純喫茶パオーン

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    ★3.5
    純喫茶パオーンを営む老夫婦と孫がメインのお話
    孫の成長と共にストーリーが3部で書かれています

    友情も恋も、少し不思議なミステリー要素もあり、引き込まれてあっという間に読み終わってしまいました

    途中で出てくるミルクセーキやナポリタン!!是非実際に食べてみたい!!


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    2023年11月09日