椰月美智子のレビュー一覧

  • さしすせその女たち

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     フィクションなのでやや誇張している部分はあるにしても、決してこういう類の男性が少数派ではないだろうことにも戦慄を覚える。夫の秀介にムカついてイライラして、一気に読み切ってしまった。日頃から家事・育児を協力し合ってこそサプライズが活きてくるのに、このままでは絶対に喜んでもらえない。
     女性はマルチタスクを強いられ過ぎていると思う。もちろん男性側も大変な部分はあるだろうが、仕事も育児も全力でやりたいのにどちらかを諦めざるを得ない社会の仕組みは何だかなぁ。我が家は協力的だが、子どもの熱で仕事を休むのは100%私だし。好きでやる分にはいいが、女性が我慢して夫におもねるのは違う。

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    2022年10月07日
  • きときと夫婦旅

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    あー、富山いいなあーまた行きたい。黒部ルートに。富山の風景、電車旅、富山料理、一緒に富山旅行をした気分になれる。家出した息子を追いかけるのは倦怠期の夫婦旅。旅に出て夫婦で過ごす時間を持ち、夫婦の仲が変わる…わけはなかった!!そんなにすんなり問題は解決しない。夫婦それぞれの本音が炸裂するこの旅は仲が戻るのか離婚一直線か。ハラハラしながら読みました。

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    2022年09月24日
  • さしすせその女たち

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    共働きで2人の子どもを育てている多香美。夫の秀介は子育てにも家事にも積極的ではない。
    忙しく働き、家事をし子育てもしている中で、多香美はどんどんストレスを募らせていく。
    やがてオッへの思いも変化して離婚も考え始め…。
    女性が輝く社会をと言われて久しいが、輝くためにはその倍以上に苦労をしなければならない。そんな現実を女性目線で描いている。読んでいる方も追い詰められるような感覚になる。
    最後に夫目線の章もあって、なかなか皮肉だなと思わせる。問題提起のある作品。

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    2022年09月21日
  • きときと夫婦旅

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    この作品読んで椰月美智子さんのエッセイ「ガミガミ女とスーダラ男」を思い出したんだけどまだ一緒にいんのかな、スーダラ男とは。
    夫婦って家族って、って思うけど、ずっと仲良しでいたいなぁ…(結婚3年目)

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    2022年08月31日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    また読み返したくなるか、というとそうではないけれど、たのしく読めた。
    繭子先生のパーソナルカラー診断はもう断然受けたくなる!
    外からの評価も力になるけれど、みんな自分に自信を持ちたいんだよな。

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    2022年08月29日
  • 明日の食卓

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    3人の母はみな、それは自分だったかもしれないと考えるが、自分でなかった理由があったのかもしれない。
    翻って、読んでいるこの自分は、この本に出てくる男たちになるかもしれないし、なっていない理由があるかもしれない。

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    2022年08月12日
  • 恋愛小説

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    傑作「るり姉」の作者による長編エロ小説。「恋愛小説」よりも「モンスター」のタイトルの方が合っているのでは?男を翻弄する主人公の行動は驚愕的、作者の妄想が暴走している。

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    2022年06月05日
  • 伶也と

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    バンドマンに恋をする。
    よくありそうな話かと思ったら、その熱量が尋常じゃない。
    私もバンドとかミュージシャンが大好きで、たくさん応援していた時期がありましたが、ここまで入れ込んだことはなかったなと。
    本気で恋をするとかじゃなくて、本気で応援するスタンスがもはや異常。
    恋愛関係になりたいと願う方が、まだ共感できる。

    どうしてここまで彼女はすべてをかけられるんだろう。
    ファンとして応援すること。
    簡単なようで関係じゃない。
    ずっと一人だけを応援するって、意外と難しい。
    ここまで一途に、一心不乱にいられるって、羨ましいような怖いような。

    冒頭で結末がわかってからのストーリーなので、ぞくっとしなが

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    2022年05月20日
  • 消えてなくなっても

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    ネタバレ

    椰月美智子さんこんなのも書ける。
    あれ、じゃぁあの二人の掛け合いは幽霊同士でやってたってこと。誰にも見られないところでも。
    んーまあでも人が見てないところで何があっても不思議じゃないか?そうか?
    節子どんおばさんだろう。少しふくよかな感じ?それとも痩せた感じか?跡継ぎいないのさびしいね

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    2022年05月19日
  • 十二歳

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    読んでいる途中は少し肌に合っていない、なんだかしっくりこないイメージがしていました。ですが、今思えばそれも12歳という不安定な時期の描写の一つでは無いかと、自分自身で納得しています。

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    2022年05月10日
  • さしすせその女たち

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    子育てしながら共働きをしている妻。
    夫の協力を望んでいるが、なかなか思うような協力は得られない。
    仕事で疲れているのはお互い様なのだけれど、夫の意識は低い。
    子育て・家事についての責任感が、女性と比べるととても低いのだ。
    自分がしなければ妻がやってくれると思うのだろう。

    妻の視点から書かれた物語の後、夫の視点から書かれた章があって、夫婦の考え方の差が興味深かった。

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    2022年04月15日
  • 美人のつくり方

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    4話完結。
    一人称視点はその都度変わり、
    主人公たちはイメージコンサルタントの御手洗繭子によって、変貌を遂げていく。

    人間は中身とは言うけれど、
    第一印象で左右されることは多々ある。
    一度出来てしまった印象やイメージを覆すのは意外と難しい。
    自分に似合う色や髪型などを知り、自分に自信が持てると印象はがらりと変わる。
    小説では、全てうまくいくような話だけではなく、
    酸いも甘いも一様に描かれている。

    でも、それでもやはり自分に似合う色は知ってても良いかなとは思うけれど、
    どういう風に生きていきたいか、最終的には何事もコレに尽きるのかな。

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    2022年04月08日
  • さしすせその女たち

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    ワーキングマザーの悲喜こもごもを描いたお話。子どもの体調が悪くなると、仕事の段取りをまず考えてしまって自己嫌悪。わかる!!子どもが心配じゃない訳ではないんだよ。でも現実、どうやってこの先の予定をやりくりしようか、考えてしまうんだよ。
    夫の無関心さや口の悪さにはイライラしました。
    夫目線の話もあったけど、やっぱり能天気で、共感はできなかったな。

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    2022年03月15日
  • さしすせその女たち

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    え!これで終わりなの!?とびっくり。
    結局夫婦ってわかりあえないのか。という現実を見せられた感じ。救いなし。ワーママはよんだらあかん。

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    2022年03月10日
  • さしすせその女たち

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    同じワーママということで、感情移入して読んでしまった。
    まず夫がありえない。家事はしない、育児も大してしないくせに自分がすべきことには文句ばかり。
    読んでるだけでだいぶストレスが溜まった。笑
    さしすせそ…さすが、知らなかった、すごい、センスいい、そうなんだ。ずいぶん前にモテるワードとして世の中に出た気がするけど、夫婦間でも有効な使い方をしたら良い関係が築けるのかも。でもそれを容易く使えないのが夫婦というものでもある。
    ちっちゃいことでイライラするし不満も溜まるし、持ち上げてばっかいられないよねー。

    夫側の話も読んで、男の人というのは本当に何も考えてないんだなーと実感。
    妻側が色々溜め込んでも

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    2022年01月23日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    ネタバレ

    五島列島に行くまでは面白かったです。教会に行ってミサを見た辺りから宗教っぽい雰囲気になっちゃって、その後もソウルメイトだとか前世療法だとか出て来たのに冷めてしまいました。
    トモや自分の母親とのことにもっと統子の気持ちを向けて欲しかった。恒太くんのことはともかく、ゆあんちゃんと大輝くんのことは要らなかったと思います。
    エピソードがたくさんあり過ぎてAIDのこととか埋もれてしまった気がします。

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    2022年01月23日
  • 見た目レシピいかがですか?

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    椰月美智子の作品はたぶん初読。登場人物が良い。ストーリーがテンポよく、楽しく読み続けていたが、最終話の最後の最後で繭子の現状が語られるところで、今までとは違う感情で読んだ。最後まで楽しい話で終わってくれてもよかったのでは?希望を持ちつつも、最後に読者に重暗い気持ちを持たせたのはなぜ?そこが作者が一番言いたかったことなのか?

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    2022年01月20日
  • かっこうの親 もずの子ども

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    統子の子どもへの深い愛情があふれていました。可愛くて可愛くてたまらない気持ちがすごく伝わってきた。
    だけど、非配偶者間人工受精(AID)で子どもを授かった自分の選択、シングルマザーでの子育てへの不安や苦しみもあって…。
    仕事や保育園でのトラブル、体調不良で子どもにキツく当たったり、理想と現実の間で苦しくて気持ちの整理がつかなくてグチャグチャになるのが痛い程わかって辛かった。
    色々ありすぎて感情が追いつかない。読んでいて切なくなりました。

    子どもを授かって、今元気でいてくれることは本当に奇跡♪
    感情をグラッグラに揺さぶられました。
    降りかかる困難の最中にあっても、支えてくれる人の存在や、出会い

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    2021年12月28日
  • さしすせその女たち

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    特別似ているわけではないのに、この旦那が嫌悪感の塊でしょうがなかった。根幹が似ているんだと思う。でもたぶん蓋開けてみれば相手の考えてることなんてこんなもんなんだろうな、深く考えるだけ無駄だなって参考にはなった。

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    2021年12月27日
  • みきわめ検定

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    ふとした瞬間に訪れるこちら側とあちら側...。様々な日常を切り取った素敵な作品集でした。標題作ほか“と、言った”、“西瓜”が好みでした。
    何気ない発言や行動が招くその先を体験し、自身のあるあるを振り返りながらニヤッとしたい方にオススメの一冊です。

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    2021年11月13日