椰月美智子のレビュー一覧
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ネタバレまだまだ小さいと思っていた、わたしの娘。
12歳がだんだん迫ってきて、ときに難しくなってきた。
はて、12歳とはどんなことを考えていたっけ? と思い手に取った本作。
実際には娘も読めるように青い鳥文庫版を手に取りました。
椰月美智子さんは初めて。
本作はデビュー作にあたるようで、確かにところどころかなり荒いが別の話も読んでみたいなあと思わせる筆力を感じた。
けれどやはり気になるところはいつまでも気になってしまい、特に途中から作者が前面に出てきて「さえ」を使って昔語りを始めてしまうような近さがこの本の根幹が語られていく場面で出てくるので、残念ながら大事なところで集中力が切れてしまった。
それ -
Posted by ブクログ
〇葵さんの初恋
同じマンションに住む2個上のお姉さん、葵さんが自分の継父とラブホにいるのを見てしまう。
高校生の主人公が淡白というかあっけらかんと状況を認識してる感じが面白かった
〇シニガミ
リアルにありそうな展開、結末だった。
葵さんの初恋の主人公もそうだったけど、この主人公も不倫を淡々としている感じがリアルだな、と思った。
〇最後の恋
これはあまりしっくりこない結末だった。
成人した息子も娘もいるどこにでもいそうな父親で課長の主人公が20代のつかめない性格の女に恋をする話。
不倫をした人は幸せになってはならない、という思い込みが誰しもあるからこの結末にもやっとしたものを抱いてしまうのか -
Posted by ブクログ
ネタバレ第二弾はとばして。どれも面白かったが、やはり最後の藤谷治さんの『新刊小説の滅亡』。本に関わる全ての人の背筋を正すような問いかけ。もともこもないが結局本を読む人は新刊がなくても読むし、読まない人は最初から読まない。想像・創造の場が失われたわけでもない。原作なしオリジナル面白ドラマが増えるのも個人的には良い。確かに積ん読は増えてる。再読で事足りるかもしれない。「青」と「赤」のように埋もれていた既刊小説に救われる人もいる。
けど、「それでも……!」(by バナージ・リンクス『機動戦士ガンダムUC』)と言いたい。答えになってないが(笑)、う~ん、悩む。考えさせられる