椰月美智子のレビュー一覧
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『みきわめ検定』と同時刊行。
こちらは結婚後の夫や妻が主人公となった短編集。
唐突に離婚を告げられた女が姪っ子を連れて寂れた遊園地に行く『城址公園にて』、横暴な夫と家庭内別居状態になった『甘えび』がストーリー性がありよかった。
風邪を引いた妻をひたすら描く『風邪』、第二子を妊娠して産婦人科へ訪れた女が待合室で遭遇した人々について書かれた『たんぽぽ産科婦人科クリニック』など、物語としてはなんてことはないけど丁寧に綴られた話は、たまにはこういう系統も悪くないなと思わせられる。
やっぱりちょっと読者に解釈を委ねすぎだなあと思う節はあったものの、全体としてはよかった。
『みきわめ検定 -
Posted by ブクログ
「9月1日は子どもが最も多く命を絶ってしまう日」
その事を踏まえての、敢えてのタイトル
長男・善羽 中学教師
次男・智親 高3の美容男子
三男・武蔵 高1 自分の性に揺らいでいる
末娘・民 中2 バスケ部所属
4兄妹に、父、継母、祖母で暮らしている
実の母ともたまに会う関係
4人それぞれが過ごした一学期から夏休みにかけて、そして9月1日を迎えるまで
今どきのSNSトラブルや、多様性の話、母親との関係
少しずつ悩みは抱えつつも、彼らは兄弟がいるから救われているなと感じた
そして、自己肯定感が高めだなと
椰月さんの作品は、父親の影が薄いとご本人も話しているが、今回はさりげなく理解のある父 -
Posted by ブクログ
ネタバレ専業主婦のあすみ、フリーライターの留美子、
シングルマザーの加奈。
小学3年生の「石橋ユウ」を育てる
それぞれの母親たち。
あすみは専業主婦で、太一、義母と暮らす。
優はいい子を演じていたが、クラスメートをいじめたり、
父親を侮蔑し、認知症になった祖母を足蹴りする。
留美子は、フリーライターで豊と2人の息子と暮らす。
悠は言うことを聞かず。
夫は収入が減り、代わりに留美子が収入を上回り、
夫は自己中になり、暴力を振るうように。
シングルマザーの加奈は、勇と暮らす。
弟が金の無心に来たり、勇はいい子だか貧困家庭で過ごす。
そんなある日、「イシバシユウ」虐待死がニュースとなる。
それぞれの