椰月美智子のレビュー一覧
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コップのフチ子さんの表紙に惹かれて手に取った。
子供二人、共働き夫婦それぞれの視点がかかれた二つのストーリー。しっかりした奥さんと外では優秀だけど家では当事者意識の薄い旦那さん。
それぞれの女性たちのさしすせそがそれぞれの性格を表しているようで面白かった。やっぱり妻の方に感情移入してしまうな…子育てしながら仕事をするってのが今どきの女性に求められることだろうけど、現実的にはうまく回らないよなーってのを感じさせられた。多香美が何となく自分に似ているような気がしたけれどここまで私はしっかりしてないかなー笑 千恵のような人に憧れちゃう。
夫の方も傍若無人だけど、妻が気づいてないいいところもあるのがまたリアル。同級生の男子たちは幼く見えるけど、きっと大人になってもこういう感じなんだろうなーと何となく思った笑 -
Posted by ブクログ
小学6年生の拓人たち3人と神社の管理人をしている85歳 田中さんとの友情、子どもの成長を描いた作品。
ひょんなことから田中さんと関わることになった子どもたち。いままで意識したことのない神社のこと、田中さんのことを知っていく。
管理人としてひっそりと暮らす田中さんにもたらされた子どもたちとの賑やかで和やかな交流。
優しくニコニコ子どもの話に耳を傾ける田中さんと、その日あったことを田中さんに話して聞かせる子どもたち。その光景がとても微笑ましくて優しいほんわかした気持ちになります。
それにしても子どもってすごい勢いで成長していくなぁ。やっぱり経験て大事。
我が子の成長を感じて母親がニマニマする気持ちがわかる。
田中さんが好きな食べ物について話すシーンでは私まで胸がいっぱいになりました。
椰月さんの作品は鋭い切り口のものもあれば、本作のようにじわりと沁みるものもあり幅広くておもしろい。
気になる作家さんの一人です。 -
購入済み
いつでも戻れる
ページを繰る毎に逝った日々!あ~そうだった!に包まれる。台所の木製の長椅子に寝転び 蝉の鳴き声を聞きながら
読み 最後の一行で泪が流れた
(人生は劇的ではない 僕はこれからも生きていく)
劇的だった人生をずった生きてきた もう終わる
いつでもあの頃に戻れる -
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イメージコンサルを受けて人生がちょっと変化する人たちと、コンサルタントの4つのお話。
人は見た目じゃない、中身だといいつつも、私たちは見た目の印象で自分なりのレッテルを貼り他者を分類する。
その他者からの微妙な反応の変化で私たちの意識が変わる。
見た目を変えることは他者から受ける反応を変えることだしそれによって自分の中身を変えること。
とてもポジティブな気持ちにさせられる本でした!
だけど物語のひとつひとつに出てくる女の心情は学生時代のような、大人になりきれてない幼稚な思考回路だったり行動だったりして、そこのコントラストがなんだか笑えてほっこりした笑
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Posted by ブクログ
非常にリアルな子あり共働き夫婦の話。
主人公の多香美は部下もいる正社員で保育園児2人子育て中の女性。
仕事もデキル女性なので、しっかり者で、日々の些細なモヤモヤ感情などに囚われすぎないように努力している姿が印象的だった。
内心はもちろんイライラモヤモヤしてるんだけど感情に走らず、頭が良く理性的に行動する。
作中に出てくる他の女性たちも、夫の部下くるみ以外は主人公に似た、しっかりした女性が多い。
主人公の夫は良くも悪くも余り深く考えない、人当たりも良く明るいけど細かいところまで気遣いする事はできない人。多香美のバックに入っている本のタイトルなんて考え及びもしないんだろうなぁ。
私自身は、主人公より夫(自分の感情の方が優先)やくるみに似た所(空気読めない)があるので、主人公を尊敬しつつもくるみの話ももっと読みたかった!
ただでさえ父親の方が子育てや家事の必要性を自覚
しないことが多いのに、母親がここまでしっかりしちゃってると女性の負担がハンパないな…
夫の事を「大きい長男」と例える人が一定数いるけどこんな感じのもう少しだらしない感じかなと。
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購入済み
少年時代
井上陽水の少年時代の歌を思い出した。
小学5年生の夏休みを中心とした日々を淡々としたし確かな筆致で描き出している。日常生活の出来事 身近な周辺の人たち 祖父 母 友人たち そうだったよな と自分自身の小学5年生の頃を思い浮かべてしまった。このような日常の出来事のみで物語を作り上げた作者の力量に敬服した。
敢えて難を言うと、題名と、最終章が少し書きすぎの感があるとことぐらいか。