椰月美智子のレビュー一覧
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ネタバレ中学1年生の美琴は、シングルマザーの母・響子と80歳の祖母・節子と暮らしている。ある夏、母がかつての同級生・朱美さんと再会し、彼女の娘・優菜、孫・野々花と共同生活を始めることになる。
世代の異なる女6人の共同生活は、意外とスムーズに回っていく。なにより美琴を含め6人が他人を尊重する気持ちをもっているのがいい。自分の感情はともかくとして、それで八つ当たりしたりしないのは大事なことだ。その点で子どもである美琴と野々花がしっかりしているところがこの物語の読み心地をよいものにしている。
そして80歳の節子さんの柔軟さもいい。こういう風に年を重ねられたらと思わせてくれる。 -
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穏やかに過ぎてゆく夏休みの日々がとてもうつくしくて、眩しくて、愛しくて、だというのに少し切ないと感じた自分に、もう子どもじゃなくなったんだなあと思った。変化や成長がさみしいなんて、贅沢だよね。おとなになっても空き地で草野球をして、誰かの家でお泊りをして、手持ち花火でばか騒ぎして…なんて出来っこないのに、どうしてかそのことが無性に悲しくなった。でもそれはきっと、そのときにしかできなかったことだから、こんなふうに尊く感じるんだろうな。この本を読んでいると、子どものころの記憶がすごくリアルに蘇って、あのころは楽しかったなあって思いながら、自分がおとなになっちゃったことのさみしさも感じる。小学生のころ
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小学校5年で運動も勉強もダメな枝田光輝。引っ込み思案も手伝って友達もいなかったのだが、後ろの席になった押野がちょっかいを出してきたところから野球友達ができ始めた。夏休み直前、母親の転職に伴い引っ越しの危機に。しかし、小学校で初めてできた友達を失いたくなかった光輝は、母と離れて母方のおじいさんの家に住むことになった。
小学校5年の夏休みを中心に、おじいさんと2人で過ごすスローライフと友達との交流を描いたゆったりした日常系の作品。
一冊前の瀬尾まいこもだが、丁寧だが一文一文がみじかめのわかりやすい文章で児童文学の印象。「〇〇した」「〇〇した」と細かく同じ語尾で続くので、ちょっとくどいと思う人も