あらすじ
「全員皆殺しっ」。物騒な言葉を吐きながら毎朝起床する前田早智子は48歳。中高生3児を抱え、日々の家事に追われる毎日だ。ある日、見かねた姉から三嶋大社へ行こうと誘われる。信仰心を持たない早智子も、日々の愚痴を神様に盛大に打ち明けてすっきり。その後に食べたうなぎのおいしいことといったら。反抗期の子ども達、夫の浮気、親の介護問題……休まらないアラフィフの日常を生き抜くコツ、ここに詰まってます。
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Posted by ブクログ
寺社仏閣の情報がたくさん。実際に椰月先生は訪れてこの本を書いたのだろうか…。一番行きたくなったのは、愛知県の豊川稲荷でした。4000円の祈祷料で点心をいただけることに惹かれ…(食い意地!)
本を読んでいきたい旅行先ができる、これぞ読書の良さだなあ。
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良かった〜!
神社仏閣いいね
全然興味なかったんだけど行ってみたいって思っちゃった
家族のお話の悩みが全部自分に当てはまるというか、どっちかというと子供側で自分のお母さんがこう思ってるんではないかと心配になってしまった。
反省です。もう少し自分のことは自分で、家のこともやりますと読みながら苦しくなりました…笑
Posted by ブクログ
50前後の姉妹が、仲良くご利益のあるお寺や神社に出かけるお話。そこで美味しいものに出会う。
出かけるきっかけは、日常にあることばかりで、イラッとしたりうわーっとしたりしたけど、そのあとお姉ちゃんに導かれて色々なことに出会っていくことが、すてきだな、と思う本でした(^^)
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読後感は悪くない。
アラフィフの日常が、うんうん。。。と思いながら読み進める。
比較的オープンな性格の主人公は職場にいそうな感じ。
わたしはお姉さんに肩入れるすなぁ。と思いながら読む
Posted by ブクログ
神社仏閣、好きな人多いですね。
私は特に…だったけど、もういい歳なので、そろそろ目覚めても良いかな。
そして、いい気を浴びに、少し遠出をして、美味しいものをいただくっていうのも、これからの幸せかな、と、思わせていただきました。
なんで生意気な双子、なんてひどいお母様って、思ったけど、
終わりよければ…って感じかな。
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アラフィフ姉妹が神社仏閣を巡る旅をしながら、日々のイライラと向き合おうとする物語。ご祈祷と精進料理のお膳がセットになっている豊川稲荷が魅力的。お参りの後に食べる物がどれも美味しそうで、旅情を掻き立てられる。
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日々の生活のイライラや細々とした問題、
いったん落ち着いて客観的に見たりすると
すごくいい風に考えられたり思えたりする。
そのきっかけが神社仏閣巡りだったり
仏閣巡りに行った際に食べる食べ物だったりと
とても共感できるお話でした。
全体を通してどんな人やシチュエーションでも
対応の仕方ってすごく大事だなってわかる
話だったし、そのきっかけとして
神社仏閣を巡り心を穏やかにし、その後
美味しいものを食べ英気を養い
新たな物事に立ち向かう、単純な事だけど
すごく大事な事なんだなと改めて思いました。
私も日々のあれこれをクリアにすべく
機会があればどこか行ってみようかな・・・
しかしまぁ家族と言えど意外と
知らないというか話してもいないことも多く
母親が嫌みったらしく描かれた理由にびっくり
そりゃそうなるわ・・・
なんかほんとに・・・男ってやつは・・・
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神社で働く早智子は、日々家事に追われながら家族の問題に振り回される。
そんな中、姉に誘われて神社を巡り神様に愚痴をこぼしてみたり願をかけてみたりする。
帰りには美味しいものをいっぱい食べて、ちょっとスッキリ。
何気ない日常にも抜け道は大切よね。
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「全員皆殺しっ」を吐きながら毎朝起きる主婦・・・
毎日の家事に追われ中高生3児を抱えながら日々乗り切るが・・・
母親の気持ちに寄り添える小説です。
親ってこんなに大変なんだなってしみじみ感じました。
そして、今の主婦を応援したくなる気持ちになります。
また、この小説にいいのはご飯より神社や寺などのご利益の話が主な感じがしました。もちろんご飯も美味しそうなのは間違いありません。
主婦には共感できる部分が多い小説なのかなって思いました。
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書道の腕を買われ神社で御朱印を書くパートで働いている早智子は姉と近場の神社仏閣にお参りに行くのを楽しみにしている。根拠などないけどなんとなく良い方に導いてくれるのではと願い手を合わす。世の中が平和でありますように。
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中年の姉妹が神社仏閣詣をして癒される話。
神社とその界隈でいただくご飯の紹介とそれぞれの家庭の事情の話がなかなかうまくまとまっている。
三嶋大社、寒川神社、伊勢神宮、北野天満宮、豊川稲荷。
Posted by ブクログ
日常のストレスや溜まった鬱憤を寺社仏閣を参拝しつつ美味しい物を食べる事で発散するお話でしたね
ネガティブな事を発散する話でも有るので話の前半では割とモヤります。
ちなみにグルメはその寺社仏閣と直接関わりが無いものも出てきますがどれも美味しそうですね!
Posted by ブクログ
神社仏閣 ×グルメと、テーマ的には面白いんだけど…全員皆殺しっ!って寝起きに叫ぶ人いるか?と冷めた目でずっと読んでしまったのであまり面白くなかった…
Posted by ブクログ
「三嶋大社とうなぎ」
「寒川神社とお抹茶」
「伊勢神宮と伊勢うどん」
「北野天満宮と京漬物」
「豊川稲荷とおいなりさん」
5話収録の連作短編集。
主人公は、反抗期真っ只の三人の子供たちの世話と家事に追われる日々を送る48歳の前田早智子。
多忙な上に更年期も重なりイライラが止まらない主人公に同情しつつも、口の悪さと舌打ちの多さに辟易した。
ご利益を求め姉と一緒に神社仏閣参りを始めた早智子。
お参り&美味しいご飯でリフレッシュする時間を持てた事にホッとする。
毒が散りばめられていたが終わり良ければ全て良し。
私も豊川稲荷へ行こう♪
Posted by ブクログ
アラフィフ姉妹の2人旅は良かったけど…
その周りの物語がなんとも言えず。文句や嫌味ばかりの母親も、言葉づかいの悪い息子も、思いやりのない言葉が多く散らばっていて、なんだかなと思う。