高山真由美のレビュー一覧

  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    オランダのジャーナリストによる中東に関する報道論。
    大手新聞社の敏腕記者といえばすごいエリートかと思えば、最初はごく普通の、右も左もわからない兄ちゃんだったんだなあ。考えてみれば当たり前なのだけど。
    「独裁体制・政治とは何か」に対して、民主主義のこちら側で普通に考えてたってわからないんだ、と明瞭に述べていることに感銘を受けた。
    イスラエルとパレスチナの問題ではとくに。
    ジャーナリストだってわからない、そのことがストンと理解できる本。

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    2013年02月16日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    作者が体験を通して感じた報道が持つ危うさや矛盾。
    熱量を含んだ文章の中に誠実さがかいま見えていい本だと思う。

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    2012年08月23日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    -大学生のハゼムと雑談している時-
    「信じられませんよね?私たちの政府はどれほど警戒していなければならないか。これであなたもわかったでしょう?エジプトにはどれだけ大勢の敵がいるか。そんなこと知りたくもないですよ。最近聞いた話だと、イスラエルの若い女たちがシナイ半島の砂漠でエイズを広めてまわってるそうです」
    私はハゼムを見て思った。“私はエジプトで実際に起こっていることだけを書くべきだろうか、それとも、ここの人々が実際に起こっていると思っていることも書くべきなのだろうか?”。
    しかし、ここで振出しに戻る。信頼できる世論調査の結果を入手できなくて、どうしたら平均的なエジプト人の考えなどわかる?

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    2012年05月12日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    著者はオランダにある新聞社のアラブ諸国特派員。アラブというとどっかの国旗を燃やして強気を誇る市民戦士やアラブの春などが印象的であるが、それは極端な一面。実際の庶民の生活は独裁者にしいたげられ、極度の貧困と監視される世界に生きている。
    著者はテレビというメディアは、作り上げられた世界であり、真実の世界は何も伝えられていないことを訴える。

    もし自分が北朝鮮やシリアのような独裁政権下に生まれていたらと思うと、日本にいて何かあったときに警察などの頼れる存在があるだけで、どんなに幸せなことかと痛感するのである。(独裁政権では警察も国家の一部であり、国家に不利益な場合は助けるどころか監獄送りになる。)

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    2012年03月18日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    混沌とした何が事実で正しいのかも分からない中東情勢について語った貴重な本。日本人でこれを書ける人はなかなかいない気がする。独裁制の恐ろしさを読み如何に日本が超平和か改めて感じ入る。でも平和は皆望んでいること。利権やお金が如何に人や国家を腐敗させるか。アメリカのダークサイドな真実も知りたいと思う。

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    2012年01月09日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    育児や妊娠に正解不正解があったとしても、みんながみんなその通りにならない。

    ただ、なにかに行き詰まった時にこの本の知識が役に立つことは間違い無いと思う。

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    2026年06月23日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    「ハリガンさんの電話」と、
    「チャックの数奇な人生」収録。
    「サンキュー、チャック」という映画が評判いいらしく、
    原作を手に取ったが、
    特別な感動を感じたわけではないが、
    キング作品は今なお進化し続けているなと感じた。

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    2026年06月18日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    親は子供の感情の受け皿になるべき、言いたいことはわかるんだけど、実践してたら自分で気づかないうちに溜まってたストレスでいきなりブチギレてしまったので、やめます笑

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    2026年06月16日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    金持ちの隣人ハリガンさんから
    本を読むバイトを頼まれた少年は
    週に何回か出入りすることになる
    毎週送ってくる宝くじ付きカードが
    1000ドルになり
    お礼に彼はハリガンさんにiphoneを
    プレゼントする
    最初は抵抗を示したが情報収集の
    便利さに夢中になり少年に教わり
    仕事(株)をする
    やがてハリガンさんは亡くなり
    少年に大学進学の遺産を残してくれる
    葬儀の日少年は柩にハリガンさんの
    iphoneを密かに入れる
    そして時々彼に電話する

    とても読みやすくて二人の交流が
    微笑ましい
    他の短編は繋がっている様ないない様な 私には分かりにくかった

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    2026年06月16日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ネタバレ

    スティーヴン・キング を 初めて読んだ。「ハリガンさんの電話」のほうが 読みやすくて 好きかも。ハリガンさん 嫌いじゃない。たぶん ネタバレしちゃうけど 死者に スマホを持たせるも 有りじゃない?
    過去と今が行き来する「チャックの数奇な人生」は、映画を観てから 読めばよかったかな〜。文字が踊るダンスのページはさすがだなと、生意気ですが。
    スティーヴン・キング 悪くない!かも。

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    2026年06月14日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

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    他人を変えることはできないが、自分自身をコントロールすることはできる。人とのつながりを育むには、自分が心を開き、弱さをさらけ出し、相手を受け止める勇気が必要。意見は謙虚に、ファクトゲームに勝とうとしない。原則としては正しいが、「じゃあ具体的にどうするか」の実装レベルがもう一段欲しかった。

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    2026年06月07日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    収録された2編は既に映画化されており、表題作「チャック…」は26年5月に公開された。
    先行を切った「ハリガンさん…」はNetflixで配信済み。
    ハリガンさんを原作で読み感心したのは、忠実に再現された“映画”であったこと。物語は9歳の少年が財界から引退した大富豪ハリガン氏によって、読み聞かせのアルバイトに採用されたことに端を発する。少年は氏に求められる仕事をこなしつつ、将来を見据えた見識を身につけていく。
    ここまではハートウォーミングな流れなのだが、少年的恐怖を加味するのがキング流。罪悪の隠し味は未だ健在だ。

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    2026年05月28日
  • 成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

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    コーチングの理論と実践について書いてある。

    ・コーチングも1on1も、ただの手段である。
    ・マネジメントスキルだけではチームは機能しない。相手を思うこと、理解することから始まる
    ・メンバー「理想の自分」と「現状の自分」を整理、認識できる機会が必要であること。それは企業や組織が精度的に設計・運用するべきであること。
    が趣旨。

    お互いのビジョンを共有してもらえる・できる信頼関係を構築してもらえるか。コーチングに適した瞬間に反応できるかなど、前提論も豊富。
    エンゲージメントなど意味はなく、個人の成長に向き合い、関心を持ち、深く耳を傾け、支援するということが大切。

    従来の誘導型コーチングとは違う

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    2026年05月27日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    子育てに関わらず良好な人間関係において重要なこと(既知の内容もそこそこ)がかなり網羅的に書かれています。
    出産予定もない自分にとって、6章の具体的なケースに対する行動提案はまだ想像つかないから飛ばし読みしましたが、親子関係-夫婦関係-きょうだい関係と子育てを取り巻くすべての関係に触れていることには納得感がありました◎
    妊娠の準備期間についての記述もあって、自分が妊娠を考える時期だったらすごく現実的で即時に得られるものが多い本になったかも!

    ただ、毒親に育てられた人は毒親になりがちという説はやはり間違っていない、とも受け取れる内容で、親との関係や思い出が良いものでない人にとってはなかなかしんど

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    2026年05月19日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

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    いろんなタイプの作品が凝縮されている短編集でした。初見の作家さんだったけれどなかなか良かった。探偵シリーズみたいな2作品と表題作が結構好み。

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    2026年05月13日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    非認知能力の大切さとそれを奪うもの
    近年教育分野では非認知能力の育成に高い関心が集まっている。子供がより良い人生を歩む上でこれまで重視されてきたIQや学力よりも影響が大きいことが明らかになりつつあるから。
    非認知能力とは、一つのことに粘り強く取り組む力、内発的に物事に取り組もうとする意欲好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さなどを指す。

    性格の強み、ソフトスキル、非認知スキル
    粘り強さ、誠実さ、自制心、楽観主義
    困難を乗り越え成功するために必要な力
    エビデンスとして、過酷な不安定な環境が成長過程にある乳幼児の脳や体に思考や感情を制御する能力の発達を損なうという生物学的な変化をもたらす。こ

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    2026年05月17日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    デュアルキャリアであるカップルに焦点をおき、世間がイメージする家族サイクルと実態の違いを行動科学的に分析して、その上で共に歩み続ける方向性を提示した本と読んだ。
    やはり、本書でも触れられていたが、「上層」に位置づく人々がサンプリングされている点は気になる。
    それ自体は問題ないのだが、いわば中範囲の理論のはずなのに、一般理論かのように知見を提示しているように読めてしまった。

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    2026年05月03日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    普通に面白かったけど、帯にある"感動系キング"という文句には賛同しかねる。
    ホラー要素がほとんどない=感動ではないと思う。
    ちょっと奇妙なサスペンスドラマという感じかな?
    1話目は誰が読んでも分かりやすいキング初心者向け。
    2話目はちょっととっつきにくい奇をてらった構成で、読み進める内に味が出てくるような内容だった。かなり短い内容でちょっと物足りなさも残る。映画が公開されると聞いて先に読んだが、これをどうやって映画としてまとめているのか気になるので是非観に行きたい。

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    2026年04月30日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    生まれた家庭環境などに左右されない個人としての強みは性格であると学ぶことができた。楽観性、やり抜く力、誠実さ、レジリエンス、これらを子ども達に伝えられるような、そして自分が1番体現するような教育者になりたい。

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    2026年04月23日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    子供に対する接し方として、実践してみたいと思える内容が紹介されている。
    大切なのは、
    共感・受容と言語化、決めつけないこと、親自身の感情をきちんと伝えること、子供の成長にあわせた正しい境界線を引くことなど。
    また、ひとりの人として子供側の気持ちや意見を聞く、サポートするといった姿勢は以前に読んだ本に書いてあったオランダ式の教育に通ずるところがあると感じた。

    色々な気づきがあったので、満足する内容だった。

    評価が低い理由は個人的な好み。
    おそらく原典もそうなのではないかと思うが、
    まわりくどさ、重複を感じる表現、日本語としては直訳したような文章による読みにくさがあった。

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    2026年04月19日