高山真由美のレビュー一覧

  • 11日間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    もし911がなかったら、ジェイソンが軍に入ることはなかったのだろうか。アメリカ人は単に好戦的なのではない、戦う意味も時代によって変わっていることがよく示されていた。軍務経験がない女性による訓練の描写、見事な取材力だ。果たして日本政府はジェイソンほどの哲学を以って、国民を戦場に送る覚悟があるのだろうか。兵士の仕事を認めることと、兵士を英雄視することは月だと思った。

    0
    2015年06月03日
  • 11日間

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    帯の評価に釣られて購入。

    任務中に行方不明になった息子を回顧する母の視点で話は進みます。
    血湧き肉踊る戦闘シーンは無いので、ミリタリー系の方は読んでも不完全燃焼感が高まるだけかと思います。

    文章全体としては読みやすく、色々な伏線が設定されていたりするので、個人的にはこの作家さん好きです。

    読み終わった後に、息子の可能性・親子愛など色々考えさせられました。

    0
    2014年10月09日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

    Posted by ブクログ

    オランダのジャーナリストによる中東に関する報道論。
    大手新聞社の敏腕記者といえばすごいエリートかと思えば、最初はごく普通の、右も左もわからない兄ちゃんだったんだなあ。考えてみれば当たり前なのだけど。
    「独裁体制・政治とは何か」に対して、民主主義のこちら側で普通に考えてたってわからないんだ、と明瞭に述べていることに感銘を受けた。
    イスラエルとパレスチナの問題ではとくに。
    ジャーナリストだってわからない、そのことがストンと理解できる本。

    0
    2013年02月16日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

    Posted by ブクログ

    作者が体験を通して感じた報道が持つ危うさや矛盾。
    熱量を含んだ文章の中に誠実さがかいま見えていい本だと思う。

    0
    2012年08月23日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

    Posted by ブクログ

    -大学生のハゼムと雑談している時-
    「信じられませんよね?私たちの政府はどれほど警戒していなければならないか。これであなたもわかったでしょう?エジプトにはどれだけ大勢の敵がいるか。そんなこと知りたくもないですよ。最近聞いた話だと、イスラエルの若い女たちがシナイ半島の砂漠でエイズを広めてまわってるそうです」
    私はハゼムを見て思った。“私はエジプトで実際に起こっていることだけを書くべきだろうか、それとも、ここの人々が実際に起こっていると思っていることも書くべきなのだろうか?”。
    しかし、ここで振出しに戻る。信頼できる世論調査の結果を入手できなくて、どうしたら平均的なエジプト人の考えなどわかる?

    0
    2012年05月12日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

    Posted by ブクログ

    著者はオランダにある新聞社のアラブ諸国特派員。アラブというとどっかの国旗を燃やして強気を誇る市民戦士やアラブの春などが印象的であるが、それは極端な一面。実際の庶民の生活は独裁者にしいたげられ、極度の貧困と監視される世界に生きている。
    著者はテレビというメディアは、作り上げられた世界であり、真実の世界は何も伝えられていないことを訴える。

    もし自分が北朝鮮やシリアのような独裁政権下に生まれていたらと思うと、日本にいて何かあったときに警察などの頼れる存在があるだけで、どんなに幸せなことかと痛感するのである。(独裁政権では警察も国家の一部であり、国家に不利益な場合は助けるどころか監獄送りになる。)

    0
    2012年03月18日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

    Posted by ブクログ

    混沌とした何が事実で正しいのかも分からない中東情勢について語った貴重な本。日本人でこれを書ける人はなかなかいない気がする。独裁制の恐ろしさを読み如何に日本が超平和か改めて感じ入る。でも平和は皆望んでいること。利権やお金が如何に人や国家を腐敗させるか。アメリカのダークサイドな真実も知りたいと思う。

    0
    2012年01月09日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

    Posted by ブクログ

    他人を変えることはできないが、自分自身をコントロールすることはできる。人とのつながりを育むには、自分が心を開き、弱さをさらけ出し、相手を受け止める勇気が必要。意見は謙虚に、ファクトゲームに勝とうとしない。原則としては正しいが、「じゃあ具体的にどうするか」の実装レベルがもう一段欲しかった。

    0
    2026年06月07日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

    Posted by ブクログ

    収録された2編は既に映画化されており、表題作「チャック…」は26年5月に公開された。
    先行を切った「ハリガンさん…」はNetflixで配信済み。
    ハリガンさんを原作で読み感心したのは、忠実に再現された“映画”であったこと。物語は9歳の少年が財界から引退した大富豪ハリガン氏によって、読み聞かせのアルバイトに採用されたことに端を発する。少年は氏に求められる仕事をこなしつつ、将来を見据えた見識を身につけていく。
    ここまではハートウォーミングな流れなのだが、少年的恐怖を加味するのがキング流。罪悪の隠し味は未だ健在だ。

    0
    2026年05月28日
  • 成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

    Posted by ブクログ

    コーチングの理論と実践について書いてある。

    ・コーチングも1on1も、ただの手段である。
    ・マネジメントスキルだけではチームは機能しない。相手を思うこと、理解することから始まる
    ・メンバー「理想の自分」と「現状の自分」を整理、認識できる機会が必要であること。それは企業や組織が精度的に設計・運用するべきであること。
    が趣旨。

    お互いのビジョンを共有してもらえる・できる信頼関係を構築してもらえるか。コーチングに適した瞬間に反応できるかなど、前提論も豊富。
    エンゲージメントなど意味はなく、個人の成長に向き合い、関心を持ち、深く耳を傾け、支援するということが大切。

    従来の誘導型コーチングとは違う

    0
    2026年05月27日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

    Posted by ブクログ

    子育てに関わらず良好な人間関係において重要なこと(既知の内容もそこそこ)がかなり網羅的に書かれています。
    出産予定もない自分にとって、6章の具体的なケースに対する行動提案はまだ想像つかないから飛ばし読みしましたが、親子関係-夫婦関係-きょうだい関係と子育てを取り巻くすべての関係に触れていることには納得感がありました◎
    妊娠の準備期間についての記述もあって、自分が妊娠を考える時期だったらすごく現実的で即時に得られるものが多い本になったかも!

    ただ、毒親に育てられた人は毒親になりがちという説はやはり間違っていない、とも受け取れる内容で、親との関係や思い出が良いものでない人にとってはなかなかしんど

    0
    2026年05月19日
  • 死の10パーセント フレドリック・ブラウン短編傑作選

    Posted by ブクログ

    いろんなタイプの作品が凝縮されている短編集でした。初見の作家さんだったけれどなかなか良かった。探偵シリーズみたいな2作品と表題作が結構好み。

    0
    2026年05月13日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

    Posted by ブクログ

    非認知能力の大切さとそれを奪うもの
    近年教育分野では非認知能力の育成に高い関心が集まっている。子供がより良い人生を歩む上でこれまで重視されてきたIQや学力よりも影響が大きいことが明らかになりつつあるから。
    非認知能力とは、一つのことに粘り強く取り組む力、内発的に物事に取り組もうとする意欲好奇心、自制心、楽観的なものの見方、誠実さなどを指す。

    性格の強み、ソフトスキル、非認知スキル
    粘り強さ、誠実さ、自制心、楽観主義
    困難を乗り越え成功するために必要な力
    エビデンスとして、過酷な不安定な環境が成長過程にある乳幼児の脳や体に思考や感情を制御する能力の発達を損なうという生物学的な変化をもたらす。こ

    0
    2026年05月17日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

    Posted by ブクログ

    デュアルキャリアであるカップルに焦点をおき、世間がイメージする家族サイクルと実態の違いを行動科学的に分析して、その上で共に歩み続ける方向性を提示した本と読んだ。
    やはり、本書でも触れられていたが、「上層」に位置づく人々がサンプリングされている点は気になる。
    それ自体は問題ないのだが、いわば中範囲の理論のはずなのに、一般理論かのように知見を提示しているように読めてしまった。

    0
    2026年05月03日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

    Posted by ブクログ

    普通に面白かったけど、帯にある"感動系キング"という文句には賛同しかねる。
    ホラー要素がほとんどない=感動ではないと思う。
    ちょっと奇妙なサスペンスドラマという感じかな?
    1話目は誰が読んでも分かりやすいキング初心者向け。
    2話目はちょっととっつきにくい奇をてらった構成で、読み進める内に味が出てくるような内容だった。かなり短い内容でちょっと物足りなさも残る。映画が公開されると聞いて先に読んだが、これをどうやって映画としてまとめているのか気になるので是非観に行きたい。

    0
    2026年04月30日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

    Posted by ブクログ

    生まれた家庭環境などに左右されない個人としての強みは性格であると学ぶことができた。楽観性、やり抜く力、誠実さ、レジリエンス、これらを子ども達に伝えられるような、そして自分が1番体現するような教育者になりたい。

    0
    2026年04月23日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

    Posted by ブクログ

    子供に対する接し方として、実践してみたいと思える内容が紹介されている。
    大切なのは、
    共感・受容と言語化、決めつけないこと、親自身の感情をきちんと伝えること、子供の成長にあわせた正しい境界線を引くことなど。
    また、ひとりの人として子供側の気持ちや意見を聞く、サポートするといった姿勢は以前に読んだ本に書いてあったオランダ式の教育に通ずるところがあると感じた。

    色々な気づきがあったので、満足する内容だった。

    評価が低い理由は個人的な好み。
    おそらく原典もそうなのではないかと思うが、
    まわりくどさ、重複を感じる表現、日本語としては直訳したような文章による読みにくさがあった。

    0
    2026年04月19日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

    Posted by ブクログ

    全体としてのメッセージは、子どもを一人の人間として信頼し、オープンで誠実でありましょう、ということ。
    それを難しくするのが、親自身の感情であり、子育てをする中で生じる強いネガティブな感情は、子供のせいで生じているのではなく、自分の子供時代の親子関係の引っ掛かりが悪さをしているらしい。
    子育てが始まると思うと、親となる自分がちゃんとしなきゃ、自分がコントロールしなきゃと力が入りがちだけど、良い人間関係を築いていこうというモチベーションで良いのかも。

    0
    2026年04月12日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

    Posted by ブクログ

    お互いを尊重すること、"自分"ではなく私たちがどうありたいかを考えること、しっかりと向き合って話し合うこと…。どれも当たり前だけど当たり前に出来ていないことで、はっと気付かされました。道を歩いているとみんな順調で、私はそうでもないように思えるけれど、みんな悩んで、苦しんで、走り抜いているのだと少しほっと安心しました。

    0
    2026年04月08日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

    Posted by ブクログ

    妊娠8ヶ月の今、自分が子供のだった頃を思い出しながら読んだ。
    子供の頃、母は尊敬する一番の人物だった。
    しかし、中1で両親が離婚することになり、家庭内の喧嘩、父から母への暴力、両親から聞かされる相手への悪口。
    私たち子供に対しての愛情も、だんだん懐疑的になっていた。
    離婚する時も、その後、2度再婚する時も私たちには何の説明もなかった。子供であっても、説明が欲しかった。
    ただ、これからどちらと一緒の住むか考えなさいだとか、再婚相手の期限を損ねるなだとか、共感という文字からは程遠い思春期だったと思う。
    姉妹の関係もフェアではなかった。
    門限が私は大変厳しかったのが、私の時に大丈夫だったからと妹には

    0
    2026年04月05日