高山真由美のレビュー一覧

  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    夫の本棚からのセレクト。偶に当たりがある(笑)中盤までアマリ入り込めなかったがタイトルの示す文言に辿り着きたくて読み切った。269-270頁は全ての親に読んでもらいたい。当然の事だが忘れがちな事を再認識させてもらった。

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    2022年01月21日
  • 休日はコーヒーショップで謎解きを

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    タイトルから、ゆったりした安楽椅子探偵ものを推測していたが、探偵ものは最後の「赤い封筒」のみで、しかも、その探偵のスタイルが私には合わず、馴染めなかったのは残念。

    しかし、他の短篇それぞれのストーリーは面白く、かつ、孤児列車や人種差別など考えさせられる内容もあり、バラエティに富んでました。

    また、ストーリーに映像が浮かんでくるような臨場感や躍動感を感じたのは、おそらく著者がこういうものを書こうという、明確なヴィジョンが頭の中にあるのではないかと思っていたら、それぞれの作品の終わりにある、「著者よりひとこと」で、なるほどと納得し、これはこれで楽しい読書となりました。

    先に出た、シャンクスの

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    2022年01月01日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    ネタバレ

    非認知能力を育てるには子供に能力を与えるのではなく、環境をつくってあげるという視点に立って考えられること、学びは子供たちで学び合わせることの重要性などを学んだ。

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    2021年12月14日
  • 女たちが死んだ街で

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    SL 2021.12.5-2021.12.8

    6人の女性たちの語りで進む。
    それぞれが生きにくさを抱えていて、読むのがしんどくなる。
    世の中から理不尽に排除される女性たちを描いて、ラストはミステリとして解決するんだけど、なかなかに辛い物語だった。

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    2021年12月08日
  • 女たちが死んだ街で

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    各章ごとに街の女性たちが語る形で進んでいく。15年前の娼婦連続殺人事件の生き残り、娘を殺された母親。そして現在に再び起こる連続殺人を追う女性刑事。それぞれの視点で生きづらい世界を描くが、サスペンスともミステリとも違う作品だった。

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    2021年11月16日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    ネタバレ

    子育てするにあたって、どんなことを心に留めておくべきか学びたいと思って手に取った。

    非認知能力がその後の教育や人生に重要な影響をもっており、非認知能力は子どもを取り巻く環境によって育まれるものである。子どもの働きかけに対して親や周りの人がどのように反応するか、子どもに関心を寄せ積極的に関わろうとするか、といったことが非認知能力の形成に影響を与える。特に幼児期(3歳まで)を大人との温かいやりとりが成立する環境で過ごすことが大きな意味をもつ。
    帰属意識をもてる環境で、自立性、有能感、関係性を経験できることが、よい学習習慣を身につけるために必要。

    本書では、低所得層の子どもたちの教育を成功させる

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    2021年10月21日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    自分の子どもの非認知能力を伸ばすヒントになるかな、と思ったが、どちらかというと低所得層、ネグレクトなど幼少期に大きなストレスにあったこどもを、平均レベルまであげるにはどうしたらよいか?が、書かれた本であった。

    とはいえ、いくつかヒントは見つかったので、それを自分の子育てにもいかしていきたいと思う。

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    2021年10月15日
  • 怪奇日和

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    ネタバレ

    アメリカの社会問題や差別問題を取り入れつつ、いろんな登場人物たちが収束していく様とハラハラ感、オチのムナクソ悪さが最高だった『こめられた銃弾』が一番好きかな。
    『棘の雨』がそのつぎに好き。

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    2021年08月03日
  • 休日はコーヒーショップで謎解きを

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    本作も前作同様コージーミステリー短編集かな、と思って読んだら大間違い。
    どう考えても寛ぎながら読める短編集ではなかった。
    ミステリーというよりはサスペンス色が強く、さくさく読めるけど常に不穏な感じが付きまとう。
    だけど面白い。
    ローズヴィルのピザショップと残酷が特に。

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    2021年08月01日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    まさにコージーミステリーど真ん中と言いたくなるようなお話が詰め込まれた短編集。
    各話のページ数が少ないうえに重々しい事件も起きないので、コーヒーを片手に寛ぎながら読むのにピッタリだなと。
    何だかんだで謎を解いてしまうシャンクスと妻コーラのやりとりも非常に微笑ましい。

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    2021年07月09日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    メンタリスト DaiGoさんの動画で育児に関してオススメの本として『私たちは子どもに何ができるのか』と一緒に紹介されていたので、早速購入してみたものの・・・
    実例ばかりで何が言いたいのか分からす、回りくどい印象。読み始めは。
    よって早々に売ってしまう決断をしたのだが、読み進むうちに「ハッ」とするポイントなどもあり、なかなか興味深かった。
    詳細はメモとともに後述するが、所感として以下にまとめる。

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    【所感】
    自己啓発本が大人気だ。
    不安は多くの人が持っている。
    行動しなければいけないと思っている。
    だが実際には行動できない人がほとんどだ。
    そして自

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    2021年06月29日
  • ブルーバード、ブルーバード

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     2018年エドガー賞最優秀長編賞受賞作です。
    日本人の環境では分からないが、肌の色で社会が別れているのはこの現代でも変わってないのでしょうか。

     テキサス州警察のレンジャー・ダレンは友人のマックが殺人事件の容疑者となりダレンも巻き込まれて停職中の所に、FBIの友人グレッグから小さなハイウェイ沿いの街で起きた連続殺人事件の調査を依頼される。

     1人目の被害者は、弁護士のマイケル・ライト。年齢が近く、同じ大学の法学部で同じ肌の色をした黒人という事にダレンは被害者に親近感を感じた。

     2人目は、白人ウェイトレスのミシー。

     マイケルは、ハイウェイ沿いの黒人が屯するジェニーバのカフェとミシ

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    2021年05月16日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    そんなふうに生きるのは伯父たちの世代が最後だ、変化はホワイトハウスから浸透してくるはずだ……実際には反対のことが現実になった、オバマ後のアメリカを見れば自明だった。

    テキサスの都会で成功した家系に属する黒人の警官が田舎町で直面する今も昔も変わらないヘイトクライムの有り様。そして自身も絡みとられている家族のしがらみ。

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    2021年07月01日
  • ローンガール・ハードボイルド

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    CL 2021.4.10-2021.4.19
    勇敢なセイディ。でも過酷すぎる道のり。
    なんか胸が詰まる。

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    2021年04月20日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    1)
    非認知能力の別名称である「気質」の測定では5つの指標が設けられる。
    1,協調性
    2,外交性
    3,情緒不安定性
    4,未知のものごとに対する解放性
    5,勤勉性
    これをビッグファイブと呼びます。

    2)
    パーソナリティ心理学者ロバーツによると、ビッグファイブの中で将来的な成功を最も左右するのは勤勉性
    ・高校や大学の成績
    ・犯罪率
    ・結婚生活の継続率
    ・長寿率
    ・病気にかかる率
    仕事だけではなくこの辺りにも正の影響を与えるそう。

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    2021年03月21日
  • ローンガール・ハードボイルド

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    読んでいて、胸が詰まってくる。
    なによりも愛している妹を殺した母の元恋人に、自らの手で裁きを与えるためのセイディの追跡行。行方知れずとなった彼女を探すラジオDJの制作したドキュメンタリー番組が交互に挟まれ、事件の背景が徐々に明らかになっていく。弱いものが守られることのない場所。弱いものの口が塞がれる場所。そこで、塞ごうとする手を押しのけようとする物語だ。訳者あとがきにもあったけれど、こういう物語が増えていると思う。立ち上がり方はいろいろな形があるんだな。

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    2021年03月08日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    そこそこ名の売れた?推理小説家、レオポルド・ロングシャンクス。
    妻のインタビューに付き添った喫茶店の窓から、とある立食パーティーの会話から、タクシー運転手の相談で、シャンクスは謎や事件に巻き込まれて、解決してゆく。14話が詰まった短編集。
    殺人事件、ポニー誘拐、特殊詐欺、強盗、それぞれがコンパクトに語られて、最後にニヤリとして終わる。
    「事件を解決するのは警察だ。ぼくは話をつくるだけ」なんて言いつつ、警察に助言したり。
    50代の余裕を見せつつ、作家仲間へは皮肉な視線をむけて、妻の顔色を伺うシャンクスがリアルで、アメリカの作家の私生活が垣間見えるのも面白かった。
    一話一話の最後にある作者のあとが

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    2021年02月20日
  • 怪奇日和

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    ネタバレ

    邦訳タイトルは「怪奇日和」だが、収録4作品はどれもホラーと呼ぶ類のものではなく、ファンタジー、サスペンス、SFにミステリーといった趣き。
    「こめられた銃弾」はアメリカならではの銃問題が題材とされており、映像作品を観ているような気分で読み進めることができるが、あまりにも胸糞悪い結末になかなかの衝撃を受けた。
    不思議な雲を舞台に、1人の青年が来し方を振り返って見つめ直し、呪縛から卒業して再生を遂げていく物語である「雲島」は、爽やかな成長譚として気持ちの良い読後感を得ることができた。

    収録順(特に頭に持ってくる作品)については、これで良かったのかどうか、ちょっと微妙な気がしないでもない…。

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    2021年01月17日
  • ハーレム・チルドレンズ・ゾーンの挑戦――貧乏人は教育で抜け出せるのか?

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    本人が書いたものではなく、著述家の聞き書きである。訳者の説明がないのも珍しい。大体の試みはわかる。話として読むにはいいが、卒論では参考文献にはならず、この本で言及していた人の論文を見るしかない。教育実践を著述家がわかりやすく本にまとめたもの、と考える方がいい。ヘッドスタート計画で実施したセサミストリートのようなデータは全く使っていないので、話だけである。

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    2020年11月04日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    ミステリー作家が主人公のミステリー小説短編集。

    一つ一つの物語が短いので、読みやすいです。また、主人公が「俺が俺が」と言うタイプではなく『ミステリー作家は文章を書くのが仕事で、事件を解決するのは仕事ではない』と言うタイプであるところも、面白いところです。それでも、なんだかんだ言って、事件解決に関係してしまうんですけどね。

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    2020年09月28日