高山真由美のレビュー一覧

  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    日本初お披露目ロバート・ロプレスティ。本作は翻訳高山真由美さんの持ち込み企画。主人公は50代ミステリー作家奥さんもロマンス小説作家。主人公がなんやこんなんで殺人事件、日常のミステリーに巻き込まれ解決する14の短編。軽く楽しく読めました。続編よろしくです。

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    2019年10月10日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    面白かったなあ。
    読み終わりたくなかった。
    思わずニヤリとしてしまう短編集。
    黒後家蜘蛛の会を彷彿とさせる雰囲気。

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    2021年03月27日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    この不穏な終わり方、次回作があるとしたら、ドキドキ。英米ミステリの主人公って音楽好きが多いな。リーバスのロック、ボッシュのジャズ、モースのオペラ。ジェニーヴァの言葉を借りれば「失われた愛」の物語。

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    2019年07月22日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    ネタバレ

    主人公が黒人(カラード)のテキサスレンジャーというだけで既に異色では?
    南部の田舎町で起きた連続の殺人事件に巻き込まれる、事件の謎を丹念に捜査していく。
    話しが全体的に地味だけど、比喩や暗喩に富んだ文章が抜群に上手いうえに、キャラの設定も見事。

    そのせいか、さほどのストーリーでもないのにラストまで楽しめだ。

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    2019年05月22日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    ネタバレ

    面白かった。が、まだ尚進行している人種偏見への認識を共有していないので感じ方はどうなのか疑問だが。
    文中の彼らは大きな家族。黒人を憎んでいることが強迫観念となり逆に縛られている様子は印象に残る。
    海外のミステリーが好きなせいもあるが、最近読んだ本も映画も人種間、男女の偏見、差別が基になる話ばっかりやなー。

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    2019年04月19日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    ネタバレ

    勉強、スポーツ…どんな分野でも、成功は、家庭環境、経済力、学校や先生との相性、いろいろなことが複雑に絡んでいて、一概にどうすれば成功するとは言えないという、当たり前といえば当たり前のことを再認識した。
    経済力がある子がいろいろな理由で成功する確率が高いという身もふたもない結果が出たりする一方、もちろんその環境に甘えて余計にダメになる子もいるわけで、結局、一番の要は個人の気質であり、人間形成期のその子の心を取り巻く環境なのかなと思った。

    認知スキルが大切なのはもちろんだけれども、それを底上げし、発展させるのには非認知スキルが不可欠。
    それは、子どもが大好きだけれども、到底うまくリードできている

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    2019年03月29日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    テキサス州のハイウェイ沿いの田舎町で、ふたつの死体があいついで発見された。都会から訪れていた黒人男性弁護士と、地元の白人女性の遺体だ。停職処分中の黒人テキサス・レンジャー、ダレンは、FBIに所属する友人から、事件の周辺を探ってほしいと頼まれて現地に赴くが―。愛と憎悪、正義の在り方を卓越した力量で描き切り、現代アメリカの暗部をえぐる傑作ミステリ。アメリカ探偵作家クラブ賞最優秀長篇賞、英国推理作家協会賞スティール・ダガー賞、アンソニー賞最優秀長篇賞の三冠受賞作!

    静かな筆致だが、物語の力強さを感じさせる。収穫でした。

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    2019年03月03日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    主人公の黒人レンジャーを揶揄するように「夜の大走査線(In the heat of the night)」の名が本文中に使われる。同作が映画化されてから半世紀以上経つとゆうのに人種間の分断は相変らず社会に暗い影を落としている。なぜ同じ悲劇が繰り返されるのか、本作はアメリカの病巣を描く凡百のノンフィクションより強くその問題の深さを訴える。

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    2019年03月02日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    「ジョーがまずギターを取り出した。沢山の人々の--ジョーの、次いでマイケルの、そして今やランディとダレンの--運命を変えたギブソン・レスポール」

     伝説のギターマン、ジョー・スウィート。彼のギターをシカゴから追いけかけてきたマイケル・ライトの遺体がバイユーで発見された。ついで白人女性の死体が同じバイユーの少し下流で。

     東テキサス、シェルビー郡。人口178人の小さな田舎町。法律家になる道を妻や叔父に強く促されながらも、テキサス・レンジャーとして生きているダレン・マシューズを主人公に、人種間偏見と暴力が容認されるアメリカ南部の田舎町に起こる葛藤をいくつも重ねたように描いて、世の複雑さと人間と

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    2019年02月28日
  • サイレント・スクリーム

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    ネタバレ

    ミステリーだが、犯人捜し謎解きというよりは、女警部主人公のタフネスっぷりを存分に楽しむ小説。

    かつて存在した児童保護施設に勤務していた元職員が殺害された、とほぼ同時期に火災で空き地となったその施設跡の地面から白骨死体が発見される。過去の殺人事件と現在の殺人事件の両方を並行して追う主人公キムたちウェストミッドランズ警察の面々…。

    ってのが、大まかな筋。この事件に関連する人物たちのイヤらしいこと暗いこと。エエもんも出てくるのだけど8割くらいの関連人物がどこか食えない。そんな連中に対して主人公キムは、直球にケンカ上等で突きかかっていく。それは彼女自身が抱えるくらい過去があるからなんだけど、それを

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    2019年02月20日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    シカゴから来た男が運んできたのは、ギブソンのレスポールだった。

    輸入盤で手に入れたミシシッピ・ジョン・ハートのレコードを擦り切れるまで聴いてフィンガー・ピッキングをコピーしていた頃を思い出した。『ブルーバード、ブルーバード』というタイトルは、ブルースの名曲から採られている。事実、文中にはライトニン・ホプキンスやジョン・リー・フッカーの名前がたびたび出てくるし、主要な舞台となる、ラークというテキサスの田舎町にある掘っ立て小屋みたいなカフェ<ジェニーヴァ・スイーツ・スイーツ>では、いつもブルースがかかっている。

    面白いのは、ハイウェイ五九号線を挟んだ向かいには、プア・ホワイトが集まってくる<ジ

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    2019年01月30日
  • こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと

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    なかなか文庫にならないのでハードカバーで購入。

    真実の報道などというものが、テレビや新聞の紙面に存在するというナイーヴな考えを持つ人は(2010年代も終盤の今となっては)かなり少ないと思うのだが、自分はそれでもかなり「信頼」はしているような気がする。

    本書を読み通すと、その考えが甘いことに気がつかされる。報道とは「現実をそのまま描写したもの」ではないし、仮にそのように表現できたとしても、あくまで取材者の主観や知識、先入観、宗教観、世界観などなど、その他諸々に支配された「現実」を描写しているものにどれだけ現実を伝える力があるのか、疑問しかない。

    メディア経由の現実とは、外国語のようにも感じ

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    2019年01月15日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    ネタバレ

    アメリカ南部が舞台で、根深い黒人差別問題が全面に押し出しされるという、題材としては個人的にとても苦手な分野なのですが、三冠受賞作品なので読まないという選択肢はない。
    結果、読んでよかった。正義とは?と考えさせられる作品が最近は多い気がするが、捻りが効いてなかなかなもの。
    しかし、南部は濃い!

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    2018年12月29日
  • 紳士と猟犬

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    舞台は1800年代のインド。さっぱり知識がありません。
    東インド会社 アヘン戦争 インドからアヘンを輸出
    当時のアヘンは違法薬物ではなく高級嗜好品の位置づけだった。
    くらいをざっと予習して読み始めました。

    主人公はなにも知らされず、状況がよくわからないまま混沌のインドをさまようことになります。
    相棒のはずのブレイクは状況を主人公に語らないし、現在どのような状況なのか、道中がどうなっていくのかさっぱりわからない描写になっています。
    一人称視点なので読者はその混沌を主人公と共有しながらなんとか物語についていくことになります。

    やがて真相が明らかになる終盤はベージを繰る手がとまらず一気読みします

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    2018年11月20日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    最初の1-2篇を読むと意外性が足りない気がするが、読み進むにつれ、控えめなユーモアとそこはかとない品のよさを感じるようになる。

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    2018年10月31日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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     ミステリ作家が事件に出会ったらというシチュエーションでの短編集。
     シャンクスが偏屈で頭が良くて皮肉屋で楽しい。
     そしてミステリ要素満載で、短編なのに気を抜いて読むと伏線がわからなくなるほどである。短いのに濃密だ。

     解説で「黒後家蜘蛛の会が好きなら」というくだりがあり笑った。ああ、好きだよ。

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    2018年08月05日
  • 日曜の午後はミステリ作家とお茶を

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    作家が探偵になる(わたしは探偵ではないといいながら)日常の謎系の連作短編集。ユーモアたっぷりでほのぼのしてて、でも作品によっては殺人もあったりして、ミステリらしさもたっぷり。とても読みごごちがよかった。

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    2018年07月30日
  • その罪のゆくえ

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    なんとこれがデビュー作だそうな…! 非常に重厚な…物語でしたねぇ、読みごたえがありました!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    ハヤカワミステリ…つまりはミステリ作品なんでしょうけれども、実際にあった事件とかも参考にしている? と解説には書かれてありましたが…その影響か知りませんけれども、単なる謎解きミステリとは違った重厚さがありましたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、11歳の少年のキャラクターがひと際目立ったのでありました…。けれども、実際にこういう少年って居そうですけれどもねぇ…やたら弁の立つっていうか…大人顔負けの態度からして近くにもし居たら…嫌ですねぇ…。

    さよう

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    2018年07月17日
  • サイレント・スクリーム

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    私立校の校長が何者かに溺死させられる事件が発生。現場の傍の木々には犯人によるものと思われる不可解な放火が。型破りな女性警部キム・ストーンは、被害者がある荒れ地の発掘調査に関心を示していたことを突き止める。その土地の一画には被害者がかつて勤めていた児童養護施設が残されていた。十年前に火災で閉鎖された施設の実態を追うキム。そこに第二、第三の事件が―!現代英国ミステリ界最注目の警察小説。

    スウェーデン作品から離れてみたけれど、イギリスでも福祉現場の悲劇は、当然のようにあるのであった。我が道をひたすら進む主人公に一票。

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    2018年04月23日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    以前読んだ「全員経営」の中で経営メソッドの流れで紹介されていた。
    タイトルだけ読むと「子育て」というイメージを持ってしまうが、「子育て」と「部下教育」には共通点があるということを改めて実感。ちょうど新卒も配属されたりと読むにはちょうど良いタイミングだった気がする。

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    2018年04月04日