高山真由美のレビュー一覧
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はじめの方形容する文がおおくて読むのに時間がかかるな〜と思ったが、場面を思い浮かべやすくてたのしかった。アメリカの人が原文読んだらするする入ってくるんだろうなと思った。
登場人物の自尊心?のようなものが強いことを示す文みたいなのがそれぞれいくつかあって、この家族たちがとくべつそういう性格なのか、それとも国柄的なスタンダードなのかどっちなんだろうと思っていたけど、性格とかそういうものはたぶんこの話の展開上まったく影響しなかっただろうなと読後に思った。主人公がいて話が展開していくというよりは淡々と撮った密着ホームビデオを見せられている感覚がした。
最終的になにを読ましたかったんだ?とは思った。非常事態で自分中心になりそうなところ、他人がいた場合どれだけ自我を保てるか?とか災害にそなえて扉の開閉の自由でない乗り物に乗るべきではないとか?それとも状況に適応して生き残れるのはやっぱり子ども とか? あとがきで結末や種明かしがないから自由に読める!とか書いてあったがそういうことなのか?なにもかも腐っていくことしか想像できないけれどな… -
Posted by ブクログ
イギリスの作家アンジェラ・マーソンズの長篇ミステリ作品『サイレント・スクリーム(原題:Silent Scream)』を読みました。
ここのところイギリスの作家の作品が続いています。
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英国で90万部突破、シリーズ累計250万部超のベストセラー警察小説がついに日本上陸。
私立校の校長が何者かに殺害される事件が発生。
現場の近辺には犯人によるものと思われる不可解な放火が。
女性警部キム・ストーンは、被害者がある荒れ地の発掘調査に関心を示していたことを突き止める。
その土地の一画には被害者がかつて勤めていた児童養護施設が残されていた。
十年前に火災で閉鎖された施設の実態を追うキム。
そこに第二、第三の事件が
現代英国ミステリ界最注目の警察
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2015年(平成27年)に発表された警察小説… キム・ストーン警部シリーズの第1作にあたる作品です。
私立校の校長テレサ・ワイアットが寂れた郊外の自宅風呂場で何者かに溺死させられる事件が発生… 現場の傍の木々には犯人によるものと思われる不可解な放火が、、、
被害者の生活はほぼ職場と自宅の往復で、とりたてて敵もいそうにないこの人物がなぜ殺されたのかは当初はなかなかわからなかった… 女性警部キム・ストーンは、捜査を進めるうちに被害者が地元の遺跡発掘調査に関心を示していたことを突き止める。
その土地の一画には被害者がかつて勤めていた児童養護施設が残されていた… 10年前に火災で閉鎖された施設の実態を追うキム、、、
そこに第二、第三の事件が―― 型破りな女性警部キム・ストーンが挑む、イギリスのベストセラー警察小説シリーズ第1弾!
読みやすかったし、サイコパスの真犯人との対決により事件は解決したと思わせた後、さらにもうひと捻りある結末が用意されていて面白かったー 34歳、独身、社交性がなく自分のペースで仕事を進め、趣味はバイクで1400ccのカワサキ・ニンジャを乗りこなし、自宅ではトライアンフのクラシックモデルをレストア中という主人公のキム・ストーン警部と、彼女を支える部下のブライアント部長警部のコンビが軽口をたたきながら捜査を進める展開も良いですね… シリアスな事件、過去の暗い事件をソフトに包んでくれる印象でした、、、
イギリス本国ではシリーズ化して続篇が刊行されているようですね… 翻訳されたら読みたいな。 -
Posted by ブクログ
前作『日曜の午後はミステリ作家とお茶を』は、ミステリ作家・シャンクスを主人公にした連作ミステリでしたが、本書はシャンクスものの続きではなく、独立した短編集でバラエティーに富んだ内容の九話が収録されています。
どの話もシニカルで一捻りある展開が楽しめるのですが、捻りすぎて訳わからなくなっている「宇宙の中心(センター・オブ・ザ・ユニバース)」のような話も見受けられます(まぁ、この話が読みづらいのは“そういう設定”だからではあるのですが・・)。
加えて孤児列車や人種差別、兵役拒否者などアメリカならではの社会問題も各話随所に散りばめられていて、その辺りも興味深かったです。
個人的には、緊張と緩和のバランスが絶妙な展開の「ローズヴィルのピザショップ」と、とある女性と刑事の会話から浮かび上がってくる真相とラストの余韻が秀逸な「共犯」が好みでした。
あと、本書の中で唯一ミステリらしいミステリだった「赤い封筒」も面白かったのですが、探偵役の詩人・デルガルドの人を食った態度がトゥーマッチだったのが少々うんざりだったかな~と。
特に謎解き場面で、自作(?)の詩をボンゴの演奏付きで逐一挟んでくるのが“もう、ええって!”という感じで、彼にイラついていたガンダースン警部補にそこは同意した次第ですww。 -
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“小粋でしゃれた味わいのミステリ”(by解説者)、連作短編14話が収録されています。
ミステリ作家のシャンクスが、遭遇する様々な謎を解決していく話で、事件性があるものというより(無くは無いですが)、基本的には“日常系”の謎解きがほとんどです。
シニカルで始終ぼやいているシャンクスですが、妻のコーラに頭が上がらなかったり、クセのある作家仲間たちやエージェント、面倒な一般人に“やれやれ”と憂鬱になりつつも、何だかんだで“謎を解く羽目”になった際は、鋭い視点を発揮してくれます。
個人的には、シャンクスVS詐欺電話の「シャンクスは電話を切らない」が、めっちゃ短い話でしたが小気味よくて好きでした。
あと、「シャンクス、タクシーに乗る」も、結果“ええ話”になっているのと、オチも効いていて良かったです。
各話に「著者よりひとこと」という独り言のようなコメントがついているのも面白いですね。
タイトル通り、ティー・ブレイク(お茶だけに)に読むのにぴったりな一冊かと思います。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ『塩の湿地に消えゆく前に』と同質の背景で紡がれる物語。
あちらが東海岸なら、こちらは西海岸ロサンゼルス。
15年前に横行した、セックスワーカー達を犠牲者とした連続殺人事件で繋がれた6人の女性達の群像劇。
被害者の母、新たな被害者、刑事、新たな被害者の隣人、その母、15年前の事件の唯一の生存者の視点で構成する、世界の救われない側面をこれでもかと描くサスペンス。
犯人は明かされる。
が、やはりそこに主眼はなく、ことごとく素通りされていく。
群像劇故の回収され切れないエピソード含め、各人の痛みを触媒に”世界は暴力に満ちている”というメッセージをガツンと投げかけてくる。
結末がある分こちらの方が映像映えする気はするけど、『塩の湿地に・・・』の方がテーマ性を強く感じた故の☆3つ。 -
Posted by ブクログ
タイトルから、ゆったりした安楽椅子探偵ものを推測していたが、探偵ものは最後の「赤い封筒」のみで、しかも、その探偵のスタイルが私には合わず、馴染めなかったのは残念。
しかし、他の短篇それぞれのストーリーは面白く、かつ、孤児列車や人種差別など考えさせられる内容もあり、バラエティに富んでました。
また、ストーリーに映像が浮かんでくるような臨場感や躍動感を感じたのは、おそらく著者がこういうものを書こうという、明確なヴィジョンが頭の中にあるのではないかと思っていたら、それぞれの作品の終わりにある、「著者よりひとこと」で、なるほどと納得し、これはこれで楽しい読書となりました。
先に出た、シャンクスの短篇集も読んでみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ子育てするにあたって、どんなことを心に留めておくべきか学びたいと思って手に取った。
非認知能力がその後の教育や人生に重要な影響をもっており、非認知能力は子どもを取り巻く環境によって育まれるものである。子どもの働きかけに対して親や周りの人がどのように反応するか、子どもに関心を寄せ積極的に関わろうとするか、といったことが非認知能力の形成に影響を与える。特に幼児期(3歳まで)を大人との温かいやりとりが成立する環境で過ごすことが大きな意味をもつ。
帰属意識をもてる環境で、自立性、有能感、関係性を経験できることが、よい学習習慣を身につけるために必要。
本書では、低所得層の子どもたちの教育を成功させるために必要な政策等の取り組みについて議論されているが、低所得層の子どもの教育に限らず、幼少期の子どもと接するにあたって、(当たり前のことではあるが)心に留めておくべきことについて記載されている。