高山真由美のレビュー一覧

  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    ''チャック''よりも「ハリガンさんの電話」の方にミステリアスな好印象が残った。
    そもそも映画未視聴で前知識無しに、映画の評判に釣られて読み始めたので、巷間言われる素晴らしいダンスシーンも文字ではあまり感じられなかった。
    それでも「利休にたずねよ」のような現在から過去に遡る小説は好みではある。
    今まで翻訳本に拒否感があったのだが、本作の読みやすさに考えを改める事が出来た。

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    2026年06月07日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    ネタバレ

    子供の寝かしつけ
    睡眠トレーニングも重要であるが、親を必要とする気持ちは消えない
    子供にとって重要なスキル
    ・ストレス耐性
    ・柔軟力
    ・問題解決能力
    ・相手の視点で物事を捉える能力
    ご褒美は例外
    子供に意見を押し付けるのではなく、一緒に考える
    子供が困った時に感情を受け止める手伝いならできる
    子供は嘘をつくもの、大袈裟に反応しない
    子供は自分の鏡

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    2026年06月05日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    映画『サンキュー、チャック』がとても良かったので、原作も。
    ずーっと読んでみたいと思っていたのですが、何から手をつけていいか分からず、初のスティーブン・キングです。

    『サンキュー、チャック』の原作「チャックの数奇な人生」とは別に「イフ・イット・ブリーズ」という短編の2篇から書籍化されていて、物語としてはイフ〜の方が引き込まれました。

    これもNetflixで映画化されてるようなので観なければ。

    チャック〜の方は映画がかなり小説を補完していて、どちらかというと映画の方が見応えがあったと思いました。

    小説をほぼそのまま映画化されていたのですが、地球が破滅していく様子や、ダンスシーンなど、映像

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    2026年06月05日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    長編のキングも良いけれど、中篇でもこの読み応え、さすがです。
    表題作のチャック、不思議な世界観。
    ハリガンさんの電話の方がどちらかといえば好み。

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    2026年05月23日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    ネタバレ

    自分の子ども時代の経験が、いまの子育てにネガティブな影響を与えてしまっている部分もあると感じていたこともあり、タイトルから気になって手に取った一冊。
    いろいろな立場の人に配慮して書かれた、安心して読めるあたたかい本だと感じた。手元において定期的に読み返したい。

    以下が特に印象に残った点であり、心に留めておきたい。
    子どもに共感し、子どもの立場にたって、適度な距離を保ちつつ、必要なサポートのできる親でありたいと思った。何かをやめて欲しい時などに自分を主語にして気持ちを伝えるというのはできていなかったと感じ、取り入れていきたい。

    ・子どもは自分がされたことをする
    ・子どもの振る舞いに、自分の行

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    2026年05月22日
  • チャックの数奇な人生 イフ・イット・ブリーズ

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    久しぶりに読んだキング作品だったが、やはり面白かった。特に『ハリガンさんの電話』が印象的。少年と老人の温かな交流から、じわじわと不穏な空気に変わっていく展開が見事。「イフ・イット・ブリーズ」は、 “If it breathes” だと思っていたが、実際は “bleeds” 。編集部覚書によると「流血沙汰になれば、トップニュースになる」という、アメリカのメディア界で使われる言葉らしい。次巻に収録される“If it breathes” のホラー感に期待。

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    2026年05月20日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    自分が親になって子育てについて学びたいと思い手に取った本。
    目的通り子供と接することによって自分の嫌な部分について悩んでいたがその解決の糸口を示唆してくれた内容だった。
    一点、物言いがあるとすれば本書に出てくる事例が海外のものでいまいちピンとこない部分が多かった。

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    2026年05月12日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    子供に話す時は「あなた」ではなく「自分」を主語にして話す。
    嘘はよくない。省略による嘘も。子供は空気を読む力があり、想像以上に悪いことを想像する。
    子供が真似をするのは言われたことではなく、親の姿や態度。

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    2026年05月03日
  • 哀惜

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    とても上手く出来た作品だった。テレビドラマでシェトランドとかヴェラとか全部見て良いな〜と思っていた。でも時々暗くやるせないと思う事もあった。それで、
    シェトランドの1巻と2巻を読んで後全部読んでなかったのを後悔した。その2巻を読んでから大分年月が過ぎて、長く生きると物語を深く感じる様になるのがわかった。

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    2026年04月10日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

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    前作である『子どもとの関係が変わる 自分の親に読んでほしかった本』に引き続き、こちらも素晴らしかった。
    フィリッパ・ペリーの温かくも、厳しい、そして厳しくも思いやりのある文体が素敵だ。

    本書はかなり自分の振舞い、思考を反省する点が多かった。
    「あなたは○○だ」「あるいはあなたが○○してくれない」。こうした言い方は主語が他者になっている。
    これに対し、自分がコントロール出来るのは自分だけという観点から、言いたいことは自分を主語にした”I Statement”にするべきだと示している。
    「私は○○だと思う」という意見であれば、相手を非難したり、相手に強制しようとしたりということがなくなって、やり

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    2026年04月06日
  • 沈黙

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    マシュー・ベン警部シリーズ二作目。パーティーの翌朝、ガラス職人のイヴが父親の死体を見つけることから始まる。個性的な刑事たちがプライベートな問題も抱えながら犯人を追求していく。今回も、複雑な人間関係が絡み合った濃厚なドラマだ。マシューの慎重で実直な仕事ぶりを時間をかけて読み進めたい。

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    2026年04月05日
  • 哀惜

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    始めから最後まで、暗いイメージで物語が淡々と進んでいく
    前半は特に何が起きているのかもハッキリせずに進んで、後半一気に物語が展開して行く
    最後はなるほどそう言う事かと納得している

    現実に起きている事件と思える真実味があって、ある意味怖い

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    2026年02月28日
  • 沈黙

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    ネタバレ

    原題『Heron's Cry』がわからなかった。
    Heronて何だ?そんな登場人物もいないが。。

    アオサギのことらしい。
    なるほどー、そういうことね。
    物語のそこここでアオサギの描写があった。
    それは主人公マシューを暗喩するかのような凛としたしなやかな佇まいの描写だった。

    善良に穏やかに根気強く。
    福音派の厳しい教義の中で育ってきたマシューは自身の生き方を受け入れながらも、ときに他人との対比の中で生真面目な面白味のなさを感じずにはいられない。
    それでも貫くそのスタイル。
    もちろんブレそうになるときもある。
    内面では惑いながら、後悔を覚えながらも外には見せない境界際の心の強さに魅力

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    2026年02月22日
  • 沈黙

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    曇天の湖沼や陽光煌めく英国庭園、陰鬱な街並み、、ノース・デヴォンの様々な風景が脳内に再生される。事件解決でスッキリ爽快感があるわけではないけれど、個性豊かな刑事たちが地道に一つ一つの糸を手繰りって事件を解決していく展開にハマった。穏やかで忍耐強くて実直で、、日本人ウケするキャラだなあと思ってニマニマしながら、すっかりマシュー贔屓になった。

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    2026年02月16日
  • 哀惜

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    ネタバレ

    死人に口無し。

    死んだ人間を語るのは、いつだって生きている者たちだ。

    ある海岸で殺された一人の男は、別の町から流れ着き、その土地に住み着いていた。
酒に溺れ、身を持ち崩し、誰かの助けがなければ生きていけそうにない男だった。
    舞台はイギリスの片田舎。
伝統的な宗教観が色濃く残るその街で、人々は彼に救いの手を差し伸べる。
    
――その男が、殺された。

    小さな村の閉じた人間関係の中で、それぞれの思惑が交錯し、人々は口々に男を語る。

    そうして断片的な言葉が積み重なり、一人の人間の輪郭が、少しずつ形作られていく。

    真実を静かに、粘り強く追う刑事マシューがいい。

    寡黙で仕事ができ、職人のような刑

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    2026年02月09日
  • 沈黙

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    展開がスローでなかなか進まないんだけど、マシューの実直さがそこに現れてるようで、この作品にはあってる。
    ジェンには厄介な友達がいるなあと、ラストもサイコパス味があって懐かしい気持ちに(笑)
    個人的にはあまり好きじゃない展開ではあったけど、マシューの生真面目さが救い。刺激は無いけど地道。

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    2025年12月16日
  • 終わらない週末

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    名作感は無かったですが、長いのにずっと楽しめました。
    結局何がどうなったのかよく分かりませんでしたが、ヤバい事が起こっていることは理解できたので問題ないかと思います。

    もっと見ていたかったです。

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    2025年11月24日
  • 成功する子 失敗する子 ― 何が「その後の人生」を決めるのか

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    本書から得られた学びは、子どもの成功を考える上で、従来の知性や学力に偏重した見方を大きく転換させる重要性を示唆しています。

    成功を支える非認知能力と環境の力
    まず、ストレスに満ちた環境が子どもの中核的な能力の発達を阻害するという指摘は、家庭環境や初期のケアがいかに重要かを痛感させます。集中力、自制心、立ち直る力といった、学力の土台となる非認知能力は、安全で応答的な環境(幼児期の感情面での要求に対する対応)の中で育まれます。
    特に、「幼児の発する信号に注意深く、温かく、落ち着いて反応すること」が、ストレスを緩和し、良好なアタッチメントを築くという学びは、親や養育者の役割が、単なる世話を超えた、

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    2025年11月08日
  • 沈黙

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    ネタバレ

    2025年の32冊目は、アン・クリーヴスの「沈黙」です。「哀惜」に続くマシュー・ヴェン警部シリーズの2作目となります。読書の舞台は、ウェスト・ドーセットからノース・デヴォンに移りました。
    作者アン・クリーヴスの円熟した作品を堪能出来ます。
    派手なアクションシーン等は有りません。派手な作品が好きな人には物足りないかもしれませんが、マシュー、ジェン、ロスのチームが、関係者から丹念に聞き取りを重ねて事件の犯人とその真相に一歩一歩辿り着いて行きます。最後は、一気読みでした。以外な人物が犯人です。
    マシューとジョナサン、ロスとメラニーの2組の夫婦関係やジェンと子供達との関係等、捜査陣の私生活の描写が、良

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    2025年09月07日
  • 沈黙

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    シリーズ第2作。
    やっぱり好きな主人公マシュー警部。罪悪感を抱えて堅苦しく生きている彼だけど、どんな相手の話でもよく聞いて理解しようとする姿が美しい。周囲の人達にも彼の良さが少しずつ浸透していく感じも良い。起きる事件は悲しいですが、夫ジョナサンをはじめ、明るいキャラクター達に救われます。次回作も楽しみ!

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    2025年08月14日