あらすじ
NY近郊の別荘を借りて休暇を過ごす4人家族。休みを楽しんでいたのに、別荘の持ち主という夫婦が現れ、中に入れて欲しいと懇願される。やがて起こる奇妙な現象の数々。世界では、何かが起こっている――? 外界と遮断された6人が、生き残るすべを探し始める。
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Posted by ブクログ
netflixで映画で見た というか原作小説だったんだ
歯が抜けるシーン怖くて好き
MrRobotもそうだけど監督の映像がとにかくきれいなので結局最後まで見れちゃうな
Posted by ブクログ
名作感は無かったですが、長いのにずっと楽しめました。
結局何がどうなったのかよく分かりませんでしたが、ヤバい事が起こっていることは理解できたので問題ないかと思います。
もっと見ていたかったです。
Posted by ブクログ
スッキリはしないけれど、現実的な恐怖が少しずつ重なって、下手なホラーより遥かに怖い話だった。昔住んでいたロングアイランドが舞台。後書きにあるようにそこに流れる差別感などがリアル。
Posted by ブクログ
長い短編、という紹介を見かけたが、まさにその通り。
はっきりとは書かれない事態、ひょっとして、もしかしてと不安になりながら読み進め、ぷつんと来る結末(というか作品の終わり)。
本を閉じた後も頭に残り、つい登場した家族たちと世界の事を考えてしまう。とても不思議な作品でした。
余談ですが…自宅上空が飛行ルートなので、通過音がするとドキリとします。じわじわと日々に侵食する物語。
Posted by ブクログ
物語の展開とページ数を交互に気にしながら、『もしかしてこの手の話はこんな感じで終わる?』と思っていた予想が見事的中。だから、結末に不満はなかった。登場人物それぞれの思考が実際そうであるように時には秩序だって、また時には無秩序に展開される描写にリアリティを感じたし、その思考の中に透けて見えるエゴや選民意識(あとがきにもあった)、はたまた自分をどこか客観視して諦めているところは、恥ずかしながら共感できる部分も多かった。
登場人物の置かれた状況で見えるものしか見せてもらえない、そんなもどかしさを想像力で補いながら、場の臨場感を楽しむ、という読み方でいいのかも、と思う。
Posted by ブクログ
一気読みだった。
終始漂う不穏な空気。
白黒はっきりしない終わり方に、
評価が分かれるのもわかる気がする。
オバマ推薦図書ということで手に取ったけど、
地味に本人が出てるのに笑った。
あの登場の仕方だけど、気にせず選書リストに入れるところはさすがにシャレが効いてるな。
Posted by ブクログ
表紙に惹かれて読み始めましたが、最後まで何がおきたのかはっきり分からない、不気味な雰囲気のまま終わり。
こういう長編は苦手なのですが、都会人の人種意識が描かれていたり、一人の視点ではなく登場人物其々の視点が代わる代わる描かれているので、飽きずに読めた気がします。
いつこのような状況になってもおかしくないと思うと…
Posted by ブクログ
これは、究極の人間シミュレーション。
「何故そうなるか」は語られず、「その時どうするか」をわざと極所的に、それがそもそもの目的であるかのように描写され続ける。
読者はいつものミステリーのように、俯瞰して理解できると思っていると、次第に苛立ち、遂には投げ捨ててしまうかもしれない。
でも、現実的に人は物事を俯瞰して見ることはできない(全てを知っているかに誤解するのは、与えられる情報が万能であると信じ込んでいるから)。
ドラマであれば、これは「プロローグ」であり、この後ローズ?の冒険物語が繰り広げられるかもしれない……。
でも、これで完結するのも、また面白い。
Posted by ブクログ
Netflix観て、⭐︎2→3へ
本だと抽象的で、
日本語訳もなんかしっくりこなくて…
私には想像がつかなかったから、
Netflixを観たら案外面白かった
Posted by ブクログ
はじめの方形容する文がおおくて読むのに時間がかかるな〜と思ったが、場面を思い浮かべやすくてたのしかった。アメリカの人が原文読んだらするする入ってくるんだろうなと思った。
登場人物の自尊心?のようなものが強いことを示す文みたいなのがそれぞれいくつかあって、この家族たちがとくべつそういう性格なのか、それとも国柄的なスタンダードなのかどっちなんだろうと思っていたけど、性格とかそういうものはたぶんこの話の展開上まったく影響しなかっただろうなと読後に思った。主人公がいて話が展開していくというよりは淡々と撮った密着ホームビデオを見せられている感覚がした。
最終的になにを読ましたかったんだ?とは思った。非常事態で自分中心になりそうなところ、他人がいた場合どれだけ自我を保てるか?とか災害にそなえて扉の開閉の自由でない乗り物に乗るべきではないとか?それとも状況に適応して生き残れるのはやっぱり子ども とか? あとがきで結末や種明かしがないから自由に読める!とか書いてあったがそういうことなのか?なにもかも腐っていくことしか想像できないけれどな…