あらすじ
家族思いなエイダンは実は連続殺人犯で、次の獲物、レイチェルを監禁している。彼女はエイダンの娘に近づき、逃亡の機会を探るが。
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Posted by ブクログ
この本に出会えた奇跡に感謝を。
これまで僕が読んだ中で、最もゲスな男が出てきました。サイコサスペンスファンでも、特に女性が読む際は慎重に。
結末は多く語られていないけれど、それで良いと思う。"レイチェル"もエミリーもセシリアも、明日を求めて自分の意思で進まなければならないから。
Posted by ブクログ
蝶のいた庭と比較すると、犯人がめちゃくちゃムカつくのがこちらで、犯人がめちゃくちゃキショいのが蝶のいた庭 と、同じ監禁もので比較して読むと良いかもしれない。女性が読んだ時にやるせなさ、無力さを感じてテンションが下がる点は変わらないが…。複数の視点が混じった構成のおかげでだらだらせずに読めた。
Posted by ブクログ
登場人物の紹介はなく、あなた、彼、私、と主語が代名詞のが続く。突然エイダンと名前が表れ主人公の1人だとわかる。あなたと呼称されてるのは軟禁された被害者。この2人がメインで取囲む周りの人達の生活が詳しく描かれる。
心理的な場面が多いので好き嫌いが別れると思うが名前さえ取られた怖さがひしひしと感じられた。