高山真由美のレビュー一覧

  • 哀惜

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    最後まで一気読みしました。

    主人公のマシュー ヴェンをはじめ、同僚やマシューのパートナーなどのキャラクターご良い。

    一度読み始めたら、先が気になってやめられません。

    このシリーズ追いかけます。

    ただこの理由のわからない邦題は残念ですね。

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    2025年12月10日
  • 沈黙

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    ネタバレ

    前作同様、事件の舞台となった地域に根付く人々の生活や心情が丁寧に書き込まれ、濃密なコミュニュティ空間で起きた自殺や連続殺人について、地道に捜査していくスタンスは変わらない。前回は主役刑事とそのパートナーを中心に物語が進行したが、今回は、脇を固める刑事2名がそれぞれの家庭での葛藤も交え物語の中心となり進んでいく。ルーシーも健在。厚いけど手が止まらず一気に読んでいける面白さ。犯罪解明としての鮮やかさを問う小説でなくすっきり感は少ないものの、とても心に残る一冊。新刊が出る前に別シリーズに手を出す予定。

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    2025年10月15日
  • 成長を支援するということ――深いつながりを築き、「ありたい姿」から変化を生むコーチングの原則

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    従来の誘導型コーチングとは違う、思いやりのコーチング

    ちと日本語のネーミングいけてないと思うけど、内容は素晴らしい。

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    2025年09月23日
  • 沈黙

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    シリーズ2作目。最後の最後になるまで、登場人物と同じく五里霧中。
    主人公の後ろから、デヴォンシャーの地方を歩き回って雨に打たれているような気分。
    謎解きミステリというよりは、警察の丹念な捜査を一緒に見て、一歩一歩犯人に近づいていくような感覚。

    事件を追う刑事たちも、家族や同僚、めんどくさい上司との関係にモヤモヤしたりしながら何とかチームで仕事に当たっている様がリアル。
    色々な人物の視点でストーリーが進むので、お互いこういうところ評価してるんだ、とか実はこう思っている、というのが自然に語られていく。バージニア・ウルフの灯台形式というか、同じ国の人か…。
    当然捜査中の警察官にもプライヴェートがあ

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    2025年09月21日
  • 沈黙

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    TVドラマ化されている『ヴェラ警視』シリーズは荒涼たるイギリスの大地で、人々の愛憎が描かれた。皆が秘密を隠そうとするクローズドサークルを、やや強引なヴェラが乗り込んできて、収拾にあたる。さて、本編はそれよりは明るいイメージ、というか、そもそもセンターに立つ捜査者のイメージが真逆である。

     男性の恋人がいる、やり手のマシュー・ヴェン警部シリーズ第二弾。今度も彼の夫ジョナサンがかかわるコミュニティで事件が起こる。ジョナサンが複合施設を運営しており、様々な人が出入りする。こう言っては何だが、容疑者、被害者、そして事件の宝庫である。ジョナサンは当事者として関係者に関わり、マシューはあくまで捜査する者

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    2025年09月11日
  • 沈黙

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    マシュー・ヴェンシリーズ、第2弾。今回も良かった!とにかく彼女の小説はキャラクターにリアルが感じられて、味がある。主人公のマシューももちろんだけど、夫のジョナサン、部下のロスとジェン、それぞれのプライベートストーリーを挟みつつ事件を追う、警察小説の王道。一気に読めてしまった。今回は娘のガラス工房で、父親が色ガラスで殺されたところから事件が始まる。凄惨だけれど、どこかドラマチックな殺害現場。マシューはいつも通り粛々と捜査を始めるが・・・。という流れ。被害者、容疑者それぞれに、いろんな角度からスポットが当てられ、単純に良い人、悪い人じゃ片付けられない複雑な一面をのぞかせる。犯人は誰なんだろうと思い

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    2025年09月04日
  • 沈黙

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    ネタバレ

    イギリスの作家アン・クリーヴスのマシュー・ヴェンシリーズ第二弾。

    ヴェンの部下のジェンがパーティである男と出会う。どうやら刑事であるジェンに相談したいことがあった様だが、酔いもあり次の日に約束をしたところ、その男は死体となって発見される…

    非常に染み渡る作品。警察の地道な捜査、関係者が直面する問題、主役たちのプライベートなど、複数からの視点で丁寧にこつこつと描かれる。この辺りはクリーヴスの得意とするところ(というか他の形式を見たことがない)。
    ただこれが好き嫌いが分かれるポイントなのかなぁと。中弛みに感じる人もいると思う。
    今作に限っては、実は過去一いいタイミングで転換点があった気がする。

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    2025年08月19日
  • 沈黙

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    心が折れてしまったから…

    どのような大木も折れて倒れるときはあるだろう

    それは耐えられないほどの暴風が吹き荒れたからかもしれない

    あるいはしっかりして見えたのは外見だけであり、中身は腐り空洞だらけだっのかもしれない

    そしてもし、それが森の中にある木だったとしたら、倒れるときには周りの木々を巻き込みながら倒れるのも、必然なのかもしれない

    だが、それは巻き添えをくった木々たちに納得できる理由となるのだろうか
    すべての罪を許される免罪符となるのだろうか

    一方で、刑事マシュー・ヴェンは静かに立ち続けている
    「罪悪感」という名の暴風雨の中で

    自分がもっと優秀な刑事であったなら
    すべてのこと

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    2025年07月06日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

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    英訳した文章で少しわかりづらいと感じる文章もありますが、心に留め置いときたい言葉がたくさんありました。

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    2025年06月24日
  • 哀惜

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    ネタバレ

    初めての作者。創元のシリーズは全く知らなかったけど、手を出したくなると思うくらい良かった。真摯でまともなミステリというか、事件があって、捜査で関係者から話を聞いて、犯人を見つけていくというシンプルなストーリーを物理的な厚さに乗せる形で、内容の厚みと充実さを感じさせていくのは大変な力量で、主人公の生い立ちや同姓パートナー、との心情のきめ細やかな描きぶりや、重要な役割を担うダウン症のルーシーの雄弁な描き方などの深堀りなど、物語としての強さを感じた。文庫本もほんとに高くなったけど、しっかり読んでいきたい。

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    2025年06月24日
  • 沈黙

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    『哀惜』を23年に読んで以来、本作の刊行をずっと待ち望んでいた。そして、本作はそんな期待を裏切ることなく応えてくれた。ほんとうに、いい。

    視点となる登場人物が章ごとに変わる。捜査担当者の3人の中でもマシューとジェンはお互いに評価していて、ロス・メイだけ未熟で不出来で保守的という位置付けかと思いきや、マシューとジェンも互いに相手を批判的な見方で見ている記載がある。そういう公正で客観的に思われる描き方によって、それぞれのキャラクターが鮮やかに生きる。
    ミステリーの筋立てはしっかりなされながら、登場人物の心の機微が描かれている。そのほとんどが悩みとなる内容なので、それぞれの展開にも謎解き同様に関心

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    2025年06月21日
  • 沈黙

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    ラストの取り調べシーンの説明口調が気にはなったものの、やはりこの作品の語り口と、マシューの人柄が共感できてとても好き。登場人物一人一人を丁寧に描写するあたり、日本の作品ににていて引き込まれます。事件が起きてから1週間とは思えない濃密さに取り憑かれ、一気読み。深い満足感に包まれています。前作に登場のルーシーが逞しくなっていて嬉しさひとしお。確執のあったマシューのお母さんとの関係に変化があったこともラストでわかり、温かな気持ちに包まれます。サイコパスか、と思えるような犯人にひんやりした気分になりつつ、こうした場面があることもこの作品の魅力かと。狭い地域でこんなことが、と思わされますが、真面目に懸命

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    2025年06月16日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

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    幼少期の環境がいかに大切かで、そして影響力があること。それは、自分が影響を与えていることと、自分の今の考え方や慣習も影響を受けていることと同義であると思います。
    過去のしがらみから離れて幸せについて考え、今何を感じているのかを大事にいきたいなと思います。
    また、自分には共感力が足りないとさらに実感したので"変わりたい"そう思えた本でした。

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    2025年05月28日
  • 哀惜

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    まさに現代のミステリー。
    アガサ・クリスティやドイルなど、古き良き時代のミステリに比べ、現代のどこかの郊外の町で起こりそうな事件と犯人に迫るアプローチが現代的。
    探偵が得意げに推理をするのではなく、自分の適性や能力に疑問を抱きながら、自分の問題と向き合いながら、チームで少しずつ正解を手繰り寄せる。
    無能な部下にイラついたり、家庭との両立に罪悪感を感じたり、親との関係に悩んだり、みんな悩みながら仕事をしている様に、親近感を感じない人はいないんじゃないかと思う。
    緻密で複雑な構成、スキがなくじわじわと犯人を追い詰めていく描写が圧倒的。

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    2025年05月27日
  • 沈黙

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    ネタバレ

    マシュー警部シリーズ2作目。

    「地味だが滋味がある」と解説にあったが、その通り。
    殺人事件そのものよりも、マシュー警部補と夫ジョナサンをはじめ、
    刑事たちや被害者周辺の家庭の人間関係が主題なところは、
    前作と同じ。

    マシューは疎遠にしていた母親を家に招き誕生日を祝い、
    ジョナサンとはお互いの価値観を気遣う。
    部長刑事のジェンは、捜査で子供たちの世話ができないことを気に病むが、
    娘も息子も成長しているのを感じる。
    ロス刑事は料理が上手で世話をしてくれる妻の態度の変化に、
    妻との関係、そして自分を見つめなおす。

    事件の方はと言えば、ジェンがパーティーで会った男性が殺された。
    ジェンに相談した

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    2025年05月24日
  • 身近な人間関係が変わる 大切な人に読んでほしい本

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    自分にとって1番身近な自分自身との関わり方を変えることが大事だと感じた。ハーバード大学の心理学講義と繋がる部分があって面白かった

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    2025年03月16日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

    購入済み

    何度も読み返すべき作品

    現在2歳0歳子育て中だが、
    妊娠中の人にも子供が小学生になった人でも読んでほしい。
    子どものステージが上がるたびに読み返して心に刻みたいエピソードがたくさん。
    私の親は毒親ではないが、私が子供に対して過剰に反応してしまうケースがどこなのか、それはなぜなのか、自分の幼少期を何度も思い返しながら読んだ。

    文量も多く、自分と置き換えながら考えながら読むので非常にボリューミーで体力がいる作品だったが、その分自分のものになったと信じたい。
    しおりつけすぎて上限超えた。

    #タメになる #深い

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    2025年02月08日
  • 寡黙な同居人

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    ネタバレ

    この本に出会えた奇跡に感謝を。
    これまで僕が読んだ中で、最もゲスな男が出てきました。サイコサスペンスファンでも、特に女性が読む際は慎重に。
    結末は多く語られていないけれど、それで良いと思う。"レイチェル"もエミリーもセシリアも、明日を求めて自分の意思で進まなければならないから。

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    2024年12月27日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    最近よく言われてる、子供の環境、関わる大人の話だけど根拠がはっきりしていて、だから必要というのに説得力があった。
    翻訳だけどスラスラ読める。

    多くの人に読んでもらって、幸せな子どもが増えてほしいと思ったし、社会がもっと教育に対していい意味で関心をもってほしいと思った。
    昨今の教育現場批判だけではなく、社会政策としてもっと注目してもらいたい話。(だけど教育にお金、人をかけられない日本では夢のような話なのかな…)

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    2024年09月15日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    子育てに当たり気に留めて置きたいことメモっとこう
    ・子供にとって読み書きや計算練習よりも、親や周囲の人とのコミュニケーションが知能や将来の幸福度、年収に影響する。
    ・親が冷たいと問題行動が増える。
    ・親へのカウンセリングを行い、子供との関係について気を楽にさせると、親子関係が良好になる。
    (親が既に行なっている良い行動に目を向けるだけで改善する。)
    ・発達の流れを考慮すると、学習面の遅れはストレス管理等の心のケアから改善すると最良。
    ・好きなことに対して報酬を与えない。創造力と好奇心を大切にする。
    ・学校、グループなどへの帰属意識を持たせることが大事。参加型の教育。
    ・フィードバック時に少しの

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    2024年09月06日