高山真由美のレビュー一覧

  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    キャリアの両立のさせかたにとどまらず、人生自体について考え直すきっかけとなる本

    二人のキャリアを考えるときにどう分担するか、何を妥協するかというゼロサム的な思考になっていたことに気付かされた
    転換期のたびに読み返したい

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    2024年03月28日
  • 哀惜

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    シェトランドシリーズのアン・クリーヴスの新作。
    もしかして新シリーズになるのかな?
    (本国ではシリーズ3作が刊行されている様子)

    今回も主要な登場人物たちの心の声、ダダ漏れ。
    これによってその人となりが理解できるのがうれしい。
    主役の警部、マシュー・ヴェンは見た目冷静で、できる男な雰囲気なのだけど、内面はナイーブで繊細。
    家族関係に問題を抱えていて、
    同性婚をしているという設定も新鮮。

    今作は事件の真相自体にはさほど目新しさはないものの、描かれるキャラクターがとても魅力的。
    マシューとその部下たち、
    マシューとパートナーのジョナサンとの関係性など、
    まだまだこの先変化していきそうで楽しみ。

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    2024年02月16日
  • 子どもとの関係が変わる自分の親に読んでほしかった本

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    24.1
    孤独は子どもにとっては不快なものであり、喉の渇きや空腹と同じく満たされる必要がある

    子どもが言い表せない気持ちを、親が受け皿となって言葉にしてあげる

    「子供たち」ではなく、一人の「子ども」それぞれと関わる

    26.3
    再読。
    叱る時は冷静に、やさしく、断固とした口調で。
    “私”を主語にして境界線を引き、自分がどう感じているか伝える?
    〇私はもうこれ以上テレビがついてるのは疲れちゃうの。この番組が終わったら消すよ
    ×あなたはテレビの見過ぎよ。消しなさい。

    ミラーリング
    幼児は母親を通して自分自身を見る。
    母親の反応や表情から自己イメージを作る。

    行動の裏に隠されている感情を見つ

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    2026年03月19日
  • 終わらない週末

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    スッキリはしないけれど、現実的な恐怖が少しずつ重なって、下手なホラーより遥かに怖い話だった。昔住んでいたロングアイランドが舞台。後書きにあるようにそこに流れる差別感などがリアル。

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    2024年01月07日
  • 哀惜

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    ネタバレ

    殺人事件はすぐに起きるのだけど、少し前までホームレスだったアルコール依存症の男が、なぜ殺されなければならなかったのか、が全然わからない。
    そこがわからないので、もちろん容疑者なども全然絞れない。

    捜査責任者のマシューの生い立ちや、部下たちの生い立ちも交えて描かれるこの作品は、ともすればまだるっこしく感じられるかもしれない。
    しかし、親や夫の言葉や肉体への暴力にされされてきた捜査員たちは、被害者がボランティアとして働いていた複合施設で接していた、学習障害のある人々(社会的弱者)が被る偏見や、彼らの持つ優しさ・素直さなどから、徐々に事件の本質に迫っていく。

    そしてそれは殺人事件の解決だけではな

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    2024年01月03日
  • 哀惜

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    イギリス南西部の町ノース・デヴォンの海岸で死体が発見された。捜査を行うマシュー・ヴェンは、被害者は近頃町へやってきたサイモンというアルコール依存症の男で、マシューの夫が運営する複合施設でボランティアをしていたことを知る。交通事故により子供を死なせたことで心に病を抱えながらも、立ち直ろうとしていた彼を殺したのは何者なのか?

    新シリーズ開幕。ジミー・ペレス警部の連作は未読が多いまま、こちらを先に読む。めったにないことなのだが、マシュー・ヴェン警部のある人物への感情に同化していた。

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    2023年12月10日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    科学的根拠に基づき、どうやって夫婦のキャリアを続けながら様々な転換期に対応していくかを指南してくれる本です。筆者の経験などよくある不確定要素をつらつら書いているわけではなく、様々な論文を引用しているところに好感と説得力がありました。
    まさに目からウロコ!
    日本は遅れているのかと思っていましたが、世界でも同じような問題があることを知れました。
    キャリアとプライベートに悩んでいる方は必読の価値ありです。
    翻訳は読みにくいイメージがありましたが、この本は読みやすかったです。

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    2023年10月12日
  • 哀惜

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    こちらの作家さん初めて読みました。
    マシュー刑事が同性のパートナーの暮らしていて、男性であること、そ~いったアイデンティティの小説で読むのは初めてで、はじめ「エッ?」ってなった。
    でもとても魅力があって物語に、深く影響があることも、なる程!納得!
    宗教や、障害者、絡み合うストーリーが上手く成り立っていて凄い!今後の、マシューの活躍がまだまだ読みたいな!

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    2023年09月05日
  • 哀惜

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    登場人物が詳しく書かれていて読みやすかった。それは色んな人目線で話が進むので、心の声まで読めたからかなと思う。特にマシューはそうで、親しみが持てた。事件自体はやるべきことをひとつずつやったら正解にたどりついた感じ。
    あと、時代は現代なんだろうけど、クリスティーのような古い感じがした。英国ミステリーだからなのか、翻訳だからか、田舎が舞台だからかは分からないけど。

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    2023年08月04日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    結婚前、私は夫に「2人で1になるのではなく、1と1で2以上になりたい」と話しました。
    依存関係ではなく、個別化することがお互いそして二人の幸せに繋がると信じたからです。

    この本はそんな関係性を求める人にぜひ読んでほしい。
    関係性は結んで終わりではなく、育むことが大切。

    〜本文から引用〜
    「カップルの関係は、価値観・限界・不安を共有し、その共有を続けることがより良い人生につながると気づいたときに、本当に始まるのかもしれない。どんなカップルにとっても、対話をするのに一番いいタイミングはいまだ。早ければ早いほどいい」

    「価値観は道の方向を決め、限界は道の太さを決め、 不安は両脇に崖があるかもし

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    2023年07月05日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    ネタバレ

    「カップルとしての」キャリアへの向き合い方、という視点はこれまでになく興味深かった。

    結論としてはシンプルで、オープンに2人で根気よく妥協せずに話し合いをすること、仕事も愛もどちらも大切にする努力を惜しまないこと、ということになるかと思う。当たり前のことといえば当たり前だが、実践するのは難しく、ケーススタディとして複数のデュアルカップルの軌跡を知ることができるのは有用だと思う。
    また、扱っている期間が幅広く、人生の後期に起こるであろう転換期について、先人の事例から学ぶことができるのはありがたかった。

    初めは子育てしながらのキャリア形成のついて学びを得たいという観点で手に取った一冊だったが、

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    2023年06月30日
  • 哀惜

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    当たり前の話しなんですが、物語が持つ雰囲気みたいなんて、主人公の持つ特性に依存しますよね
    当たり前ですが

    本作の主人公マシューは礼儀正しく落ち着いていて、公平で清々しく凛としている
    そしてまさしく物語はそのように進む

    とてもとても落ち着いてゆったりと進む
    だけどダラダラしてるわけじゃなくてページはすいすい進む
    なんか変な感じ
    ゆっくりだけど澱みがないんよね

    そしてマシューにはジョナサンという彼とは正反対の夫がいるんだけど、彼がいることでさらにマシューの人となりが際立つんだよね
    そう、そしてこれめちゃくちゃさらっと書かれてるんだよね
    最初なんのひっかかりもなくさらっと進行しちゃうの、マシュ

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    2023年06月20日
  • 終わらない週末

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    長い短編、という紹介を見かけたが、まさにその通り。
    はっきりとは書かれない事態、ひょっとして、もしかしてと不安になりながら読み進め、ぷつんと来る結末(というか作品の終わり)。
    本を閉じた後も頭に残り、つい登場した家族たちと世界の事を考えてしまう。とても不思議な作品でした。
    余談ですが…自宅上空が飛行ルートなので、通過音がするとドキリとします。じわじわと日々に侵食する物語。

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    2023年06月19日
  • 哀惜

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    殺された人間がどのような人物だったのかが徐々に明かされながらも、そこから更に謎が深まったり、新たな事件が起きたり、人物像が皆くるくると変わる様などは大変独特だと思いました。

    後半の弱者が虐げられながらも人知れず団結して抗うあたりが読んでいて胸が熱くなりました。
    また犯人の身勝手さや、考えが至らず結局は犯罪の隠蔽に手助けしていたりと、人の善性と悪性が緩やかに対比されていたのも面白かったです。

    あと主人公マシューとジョナサンの関係と、それを受け入れているイギリス社会が興味深かったです。日本だと物語の軸に据えられがちなのに、「そういうものだ」という価値観で話が進んでいくのは最初面喰らいました。

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    2023年06月18日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    カップルでのキャリアの作り方に踏み込んだ1冊

    個人個人のキャリアの重要性について問う本は多いが
    パートナー同士で理解し合い助け合うための考え方を教えてくれる本は少ない

    結婚する前、子供ができる前に読んで
    家族で考える機会を作ってほしい

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    2023年05月27日
  • ブルーバード、ブルーバード

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    想像以上に読みやすく面白かった
    人種問題を絡めながらもそれ以前の人間関係の問題、そして全てが綺麗に解決する訳ではない展開なのが良かった。主人公は決してスーパーマンじゃない。読みやすかった

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    2023年05月08日
  • デュアルキャリア・カップル――仕事と人生の3つの転換期を対話で乗り越える

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    人生に訪れる3つの転換期。
    本書では結婚や転職など記載があるが、そこに捉われずそれぞれのパートナーシップにおいて「今がどんなフェーズなのか?」を認知して、そこに合わせた転換期を応用できるといいと思った。
    話し合いは大事だけど、それ以上に大事なのは”そのとき“適切な問いとお互いの人生に向き合う姿勢。
    一度の結論で終わるのではなく、それぞれの人生のフェーズに合わせて、1年ごとにじぶんたちが今どこにいるのか?話せるとよさそう。

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    2023年05月06日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    出典明示度高い本。よく聞くGRIDやレジリエンスなどの非認知能力について、成長過程での影響が纏っていて勉強になった。やれることは環境を整えてあげること。

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    2023年05月01日
  • ボンベイのシャーロック

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    はじめは、それほど面白さも巧妙さも感じなかったけど、途中から止まらなくなった。
    あーそれはあれからくるのかー、とか。
    処女作なのかな?今後に期待。
    1点、タイトルの和訳は原題に寄せて欲しかった。作者だって意図があれば原題に使っていただろうところを使っていないのだから。

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    2023年03月07日
  • 私たちは子どもに何ができるのか ― 非認知能力を育み、格差に挑む

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    ネタバレ

    親として子供とどう関わるかの道筋を示してくれる良書。
    最後の方は市民として国の在り方も変ってくると訴えており教育参考書感覚で購入した自分にとっては求める内容ではなかったため★4つとした。
    しかし、序盤の子供と関わる親の対応や、行動に求められる正解を実例(研究結果)を元に語ってくれているため参考になった。
    実践として、毎日、夫婦お互いが子供と接する中で良かった行動・言動を客観的に評価し褒め合う習慣を作ることにした。
    どうしても、お互いに反面教師の部分「ああなっちゃダメよ」と子供に教えてしまいそうになるが、そういった親の行動は百害あって一利なしだと読んでいて学ぶことができた。

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    2023年03月06日