堂場瞬一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
警視庁失踪課・高城賢吾シリーズのラストに向けて、酒浸りで底まで沈んでしまった高城賢吾が、遂に浮上する事となるシリーズでもキーとなる本作。
しかし小説とは言え、少女誘拐事件は胸糞が悪くなる。
やはり辛いけれども現実に向き合い、そして立ち向かわなければ、本当の意味で乗り越えることはできない。
そのための過程として、被害者家族が憎しみを向けるためにも、その矛先となる犯人を一刻も早く捕まえなければならない。
そしてクリスチャンであったとしても、犯人を殺してやりたいと思う事は必要なんだと。
悲しみの次に憎しみの時を迎え、そしてようやく大切な家族を失った現実を受け止めるフェーズに辿り着く。
果たして自分の