堂場瞬一のレビュー一覧
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新聞社の支局長として20年ぶりに地元に戻ってきた記者の福良孝嗣は、着任早々、殺人事件を取材することになる。被害者は前市長の息子・野本で後頭部を2発、銃で撃たれるという残酷な手口で殺されていた。一方、高校の陸上部で福良とリレーのメンバーを組んでいた県警捜査一課の芹沢拓も同じ事件を追っていた。捜査が難航するなか、今度は市職員OBの諸岡が同じ手口で殺される。やがて福良と芹沢の同級生だった小関早紀の父親が、20年前に市長の特命で地元大学の移転引き止め役を務め、その後自殺していたことがわかる。早紀は地元を逃げるように去り、行方不明になっていた……。
長浦県(架空)を舞台にした作品は、澤村刑事ものが前 -
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「検証捜査」から続くシリーズ。
多分、この「凍結捜査」で「検証捜査」のメンバー全員が主役となったので、これで完結するはず。
今作の主役は唯一の女性だった凛。札幌の本部から函館中央署に異動になり、その冬、大沼公園で後頭部を2発、拳銃で撃たれた遺体が見つかる。その被害者が札幌時代に凛が手掛けた暴行事件の加害者であったことから、凛は捜査本部とは別に捜査にのめり込んでいく。
思うように、捜査が進まないまま、約半年後。今度は神谷のいる都内で同じような射殺体が見つかる。
この被害者こそが、暴行事件の被害者であり、函館の事件後、行方不明になっていた女性であることから、事件が複雑に絡み合っていく。
北海道が舞 -
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日本開催のラグビーワールドカップがかなり盛り上がりを見せ、巷では「にわかファン」なんて言葉も流行り、
とにかく注目されたラグビー。
私もその「にわかファン」の1人です。
作者のスポーツ小説は何冊か読んだ事あり。
大学ラグビーを舞台にした話なのだが、OBやら伝統やら
やたらとしがらみが多くて面倒そう。
紳士のスポーツ、男性らしい情熱的なスポーツと言われているけれど、それ故に粘着質な部分が見えてしまうと
そのギャップに少しげんなりとしてしまう。
しかし新監督である七瀬が最後まで貫き通した
「試合は選手のもの」という言葉の本当の意味が、ラストの試合で実現し、思わず胸が熱くなった。 -
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日本人で初めてオリンピックに出場したうちのひとりであり、3度のオリンピックに出場し、箱根駅伝の創始者でもある金栗四三(かなくりしそう)の走る姿だけを抽出して綴られた物語。
2019年の大河ドラマ「いだてん」第一部の主人公であったので、ドラマを思い出しながら読んだ。
マラソンは孤独だ。しかも毎回変わるコースは市街地が多いためスポーツに適しているとは限らない。何よりも暑さと湿度が大敵なのだと分かる。
2020年の東京オリンピックも決定した際、湿度の高い東京の夏でやることを懸念されてきた。そして開催1年を切った段階でマラソンと競歩は札幌での開催に変更となった。
正直オリンピックの最後を飾る花形競