堂場瞬一のレビュー一覧
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ネタバレo女史オススメ本。なかなかに面白かったけど、善悪的にはどちらが善で悪か明確なのに、どちらも好きになれなくて困った。
製薬会社が過去にも現在でも隠蔽工作を行うというショッキングな話だけど、
そもそも私も昭和な親に育てられたせいか、会社を大事にする気持ちも理解できる気がしたり。
けど、やはり、やり方が悪すぎる。
で、何故か眞島医師とか髙藤たちのほうにも思い入れできなかったのは、最初から攻撃的だったからかな?
いわゆる原告団からすれば憎き相手なのだろうけど、ちょっとなあと引っかかるところを感じてしまった。
おかげで、槙田がようやくなすべきことがわかったときにも、すぐには納得できず。ちょっと大丈夫?な -
Posted by ブクログ
定年まであと10年の刑事岩倉剛が主人公で、事件そのものより所轄の刑事たちや岩倉のファミリーが気になる、ラストライン第3弾。
リアリティーを強調するためか、このシリーズ特に所轄の地域の描写が詳細。今回相棒を組むのが大食漢の田澤なので、飲食の場面もやたら多い。
彼らが食事するのが実在の店なら、地元のファンにはどこの店なのか見当がつくのでは(ナポリタン食べてみたい笑)。
また、今回は、娘とのLINEを使ったやり取りがしばしば登場。事件の本筋には関係ないだろうと思っていたら、これが、岩倉の危機で重要な役割を果たすとは。
事件の黒幕は逃げ遂せ、題名通り「迷路の始まり」で、次の巻へ続くようだ。 -
Posted by ブクログ
スーツとかデニム、バッグなどなど主におしゃれなモノへのこだわりを語るエッセイ。先日読んだ同じ著者の『弾丸メシ』もそうだけど一人称が「俺」のエッセイってわりと珍しい。そこからへんで男らしさをアピールしているんじゃないかと思うけど滑稽。
ここで語られているこだわりや主義、蘊蓄もそうだけど、まあ他人にとってはどうでもいいことを一人よがっている感じ。そのこだわりが大人の男の本流なのだという感じのことをいっておきながら、一方でそのこだわりに水を差されると「男っていうのは単純な生きものなんだ」的な逃げを打つのも男の常套手段だよね。
こういう滑稽さをわざとあぶり出すためにこんな筆致なのかもしれないけど。自分 -
Posted by ブクログ
ネタバレこのシリーズ…てっきり前作の「刑事の絆」で終わったのかと思っていたら、気づくとその後数冊出ていて驚いた(苦笑)。
さて本編……なんだか前半は冗長でなかなか物語にノリ切れなかった。
(ちょっと前まであんなに大好きだった堂場さんの文体…地の文=周囲の描写やちょっとした仕草の描写…が、何故だか最近ちょっぴり鼻につくようになってきていることも関係するかも。)
しかし、三浦美知の存在がクローズアップされ始めたあたりから、一気にグイッっと引き込まれた。やっぱりさすが、堂場さん♪トータルすればかなり面白く読み終えられて、安堵。
恐るべし魔性の女に、主人公二人ですら消耗し打ちひがしれていく様に、自分も